わけあって、新海監督の作品をすべて見ました。
長編アニメーション処女作の本作は、「太陽系の端」と「地球」という果てしない距離に苦しんで、そして思い焦がれる2人の男女の物語です。メール1本届くのに8年>>続きを読む
高畑充希が『Take Me Out to the Ball Game』を歌った時、全身の毛がぶわあああと逆立つのを体感しました。彼女の歌声ももちろん素晴らしいんですけど、悲痛な心の内を曝け出す演技させ>>続きを読む
ロバートデニーロが、インターン前夜に身支度をしている場面が印象的。クラシックスタイルだけどシワひとつないシャツやスーツを、大事そうにベッドサイドにたたむデニーロ。彼のこれまでのキャリアや仕事に対する姿>>続きを読む
「口を開かにゃ、べっぴんさん。開いちまったら、がっかりさん。でも、あけすけな物言いは魅力的で “首ったけ”」な、キャメロンディアスの魅惑ぷんぷんでした。
こういう一癖ありなんな役がハマりますよ。好き>>続きを読む
目の前の悪い状況から逃れたいがために、もっと悪い状況をつくっちゃうこと。「あぁ、わかる。わかるぞ〜」と思いながら鑑賞していました。
「木は森に隠せ。失敗は大失敗に隠すんだ」と、ある小説で、男は開き直>>続きを読む
「不快なんだけど爽快」が、僕なりの、タランティーノのバイオレンス描き方だと思ってましたが、これは「不快なんだけど爽快、なんだけど"不快"」ってな感じでグレードアップしとりました。
上映後にタランティ>>続きを読む
この映画は、しとやかで、エロティックで直感的。そしてとても情熱的な映画。
観賞後も飲んでもない酒が廻ったように、顔が火照って、何も映らないスクリーンを見つめたまま、僕はしばらく席を立てませんでした。>>続きを読む
リーマンショックがなぜ起こったのか、そして世界が絶望するその瞬間を予測した4人(と、その仲間たち)の、それぞれの一世一代の賭けがトップエンジンで展開されて、興奮しっぱなし。
経済に疎く、出てくる専門>>続きを読む
作品たちを一括りにするのはたいそうおこがましいのだけれど、僕は"奴隷"を扱う映画が好きじゃありません。
かといって嫌いでもないのです。ただ「無」です。
学生時代に比較文化や、あるいはフランス、イギ>>続きを読む
ああ〜狂気狂気。あまりにも当たり前に、悪がそこにあります。
冒頭の盗みをやるシーンからエンディングまで、主人公の彼は一度も反省や後悔を見せていないのが、これまた不快で痛快。
またそんな彼の生い立ち>>続きを読む
観てきましたMX4Dで。
この映画は3Dでもいいかな、ロケットが打ち上がるシーンで座席が天井にでも向いたら面白かったんだけれど。スクリーン見れなくなりますね。
絶望的状況にも関わらず、ポジティブに>>続きを読む
いやーーーー爽快、爽快!
悪いことしてたり考えていたりするとき、引かれる後ろ髪が心地いいんですよね……。こんなハッキング技術も、そんな度胸もないですが、、、
だからアノニマスとか、実在するハッカー>>続きを読む
クールに人が死んでゆく… 受け付けない人は受け付けないのかな。
作中JBを「ほら撃ち殺せ」と命令されるシーンがあるけれど、あれってどういう意味でしたのでっか。だって自分のパートナーとして育てられたん>>続きを読む
まーーーーたく期待していなかったけど、寝れない日の夜更かしのお供には十分すぎたドミノ倒し系ドタバタコメディ。
嘘をつくことって楽しいですよね。僕もどうってことない、意味のない嘘をよくつきますが、わり>>続きを読む
魅力ある悪役っていますよね。レクター、ジョーカー、フリーザ様……
彼らの悪は、表裏一体の「正義」が感じられるところに、私たち惹かれてると思うんです。
でもジョニー・デップ演じるバルジャーには悪の魅>>続きを読む
これは高所恐怖症および先端恐怖症は見てはいけない。。
迫力がすごい。「ああ、ビル風を感じるくらいダイナミックな映像だわあ!」と思っていたら自分の興奮した鼻息でした。高いところは得意だけど、ラストの怒>>続きを読む
じっとりと暗い…
整えられた芝生に森、穏やかな川は流れて、自然の音しか聴こえない。そんな美しい〜景色のはずなのに、くすんだ灰色がかった映像は、気分を鬱屈とさせました。。嫌いじゃないよ。
これまた>>続きを読む
アテナ役のラフィー・キャシディちゃんがただただ可愛い…
クローゼットの奥が夢のような国に繋がってる、とか、壁にできた穴を伝っていくとウサギが話しかけてくるとか、そういう話は小さい頃とても好きだったの>>続きを読む
松山ケンイチ演じるニセモノの革命家に、しがない編集者の妻夫木くんがどんどん引き込まれていくんですね〜
妻夫木も、彼がニセモノなことくらいわかってたと思うんです。でも"なにものにも成れない"妻夫木くん>>続きを読む
こんな世の中「諦めるな。立ち上がれ」なんて、ストレートに誰が言ってくれるだろうか!
『ロッキー』、ネタバレを見なくても内容は想像がつく。
でもなんでこんなに面白いんだろう
僕らみたいな若造は、>>続きを読む
東西冷戦下で起こった、アメリカ・ソ連間の諜報活動の応戦をスピルバーグは決して撮影技法的にドラマチックに描かなかった。
そして140分の映画で、やや冗長だ。まして『キングスマン』『007』のような近代>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
スターウォーズに言えること。30年前に生まれていなくてよかったということ……
ハマっちゃってさ、きっと今頃、ライトセーバーをぶんぶん振り回してるおっさんになっていたはずだから……
興奮で涙流せる>>続きを読む
不安や恐怖を和らげるためには、それ自体を解決するか、それ以上に前向きな何かをみつけるかしかないよね。
愛と死を語る末期ガン患者のふたりは、おたがい強く後者を望んでいました。
「生」にすがりつくも、>>続きを読む
ラストシーンのキーラの選択は予想外だったけど、夜の街を自転車で走る彼女は瑞々しい、とてもいい顔をしていたね。
【まとめ】〜駆け足スターウォーズ鑑賞週間〜
シリーズを一貫してみたことがなかったのですが、改めてスターウォーズ全編を観て、世界が熱中する(した)理由がわかった気がしました。
スターウォーズに育て>>続きを読む
〜駆け足スターウォーズ鑑賞週間〜
ナタリーとキーラ、世間様はどっちがお好きでしょう。僕はキーラです。
愛は執着心を生み、暗黒面に引っ張られるからジェダイは愛しちゃダメ。。と、言いますが、フォース>>続きを読む
〜駆け足スターウォーズ鑑賞週間〜
オープニングの巨大戦艦登場のシーンで急に度肝を抜かれた!
ep.6からのCG進化がわかりやすいなあ、って前作から16年後に制作された映画だったんだね。
ポッド>>続きを読む
〜駆け足スターウォーズ鑑賞週間〜
スターウォーズってやっぱり喜劇だよなあ!
平面的なカメラ移動が特徴的だけれど、島々の風景はどこまでも続くような奥行きを感じられて、そのアンビバレントな感じが、なぜか愛くるしさを生んでいます。。
『グランド・ブダペスト・ホテル』もそうだったね>>続きを読む
とてもハートフルな映画だ!
墓標の前のシーン、思わぬどんでん返しに「大事なシーンでいつの間にか寝ちゃってた!?」と焦るも、どうやらはじめからミスリードを誘う演出だったらしい。要るのかな、、、
銃社>>続きを読む
渋谷にあるバー「八月の鯨」に先月行きまして、その流れで。。
この前に見た、『8月の家族たち』は明らかにこの映画の影響を受けていますね。季節やタイトルもそうですけど、老いた女性の、卑屈でいて、女である>>続きを読む
よくもまあこんなにポンポンと憎まれ口が出てくるもんだぁ!
ときに愉快で、でも大半は引いちゃうくらいの切れ味ある言葉をメリルストリープは子どもたちやその家族に浴びせ続けます。
遺伝子学的に、人間の性>>続きを読む
出演者全員の小並感。。老いぼれ感が出てて、好きですけど
当たり前の中にバイオレンスを描いたり、そのまた逆だったり、バイオレンスの印象が強い北野映画には、そういったものを求めていたことに気づきました。>>続きを読む
レアセドゥ! レアセドゥ!
シリーズのファンではないものだから前情報なしで観に行ったけれど、出ていたんだレアセドゥ… フランス女優の中で群を抜いて美しい方です
アクション映画は、ドンパチとドンパチ>>続きを読む
この映画をサスペンスとみるか、ラブストーリーとみるか。。ご意見分かれそうですが。。
「ナイト・アンド・デイ」で彼女を待ち続ける姿が、救われなさすぎて、さみしい冬の夜長にゃ見てられない。。。
男がこ>>続きを読む
コンテスト決勝の、ここぞ!のシーン、五月雨のごとくタイプする指が、少しだけスローモーションになる瞬間がありますが、
「ああこの子は、一瞬一瞬をしっかり生きているんだな」と感じさせられました。
不満>>続きを読む