echoさんの映画レビュー・感想・評価

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退屈な日々にさようならを(2016年製作の映画)

3.6

ところどころは面白い片鱗があるのにいまいち没入できないのは、なんだろうか?
自殺前の映像はいる???とか
男の全ての後片付けを女の善意に押し付けてめでたし風にするのはあまり好みではなかった。

デューン 砂の惑星PART2(2024年製作の映画)

4.2

part1を見直して満を持しての鑑賞。
砂砂砂のベージュの世界が美しい。
ポールがフレメンネームもらったり、砂虫乗りをしたり徐々にみんなの中心になっていく過程も楽しめた。
最後の政略結婚宣言には結局全
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プリシラ(2023年製作の映画)

3.0

この感じ、何も心打たれなくなってしまったな。プリシラは黒髪前の方が可愛いし、エルビスと全く気が合わないよ。

悪は存在しない(2023年製作の映画)

4.4

人って善と悪が混在して、全ての人がその間を浮遊しながら、生きているんだなって思い出させてくれる作品。色んな角度の人を平等に描いていて、人に愛を感じる。いつもながらエリックロメールの読後感に似てて、そこ>>続きを読む

市子(2023年製作の映画)

3.8

市子と関わった人の話を聞きながら市子という人の形を少しずつあらわにしていく。静けさと激しさ、ピュアさと残酷さの同居する市子を杉咲花が演じてるんだけど、これが市子そのものって感じですごくよかった。

オッペンハイマー(2023年製作の映画)

-

日本人が観るにはちょっとバイアスがかかりすぎてオッペンハイマーを悩める科学者として描かれても頭にハテナマークが。。。
クリストファー・ノーランてコンセプトが売りで人間味とかで魅せるタイプではないんだよ
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女王陛下のお気に入り(2018年製作の映画)

4.2

ゴシックとヨルゴスの相性がとても良いんだよね。エマ・ストーンも。3人の女の人間模様をエグく綺麗事ではなく人間らしく描いている。この監督、女性目線の方が合ってるのでは?と思うくらいこれまでの作品で少し腑>>続きを読む

夜明けのすべて(2024年製作の映画)

4.1

髪を切るシーンて名シーンが多いけど、これもそのひとつ。あの時、山添君が笑い転げた時が友情の始まりって感じで最高。
お互いを労りあって、静かで小さな幸せを大切にする世界で自分も生きていきたいなと切に思う
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ボーはおそれている(2023年製作の映画)

3.9

北斗の拳的な荒廃した街で怯えながら暮らすボーからペンキがぶ飲み娘まではめちゃくちゃ面白かったけどその後が意外と盛り上がりにかけた印象。あ、3人息子?ストーリーも面白かったなwなんだかちょっと惜しなー感>>続きを読む

落下の解剖学(2023年製作の映画)

3.8

犯人は誰だ的な気持ちでみると拍子抜けしそうだけど、人間ドラマとしては色々な余韻を感じることのできる映画。
なんといってもこの映画の肝はザンドラ・ヒュラー。初めて見たけどすごい存在感の俳優さん。含みを持
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哀れなるものたち(2023年製作の映画)

4.6

どっぷりと違う世界に連れて行ってくれる映画、気持ちよかった。

大人の体に産まれたての脳を入れた人間という難役にエマストーンが体当たりの演技で挑んでいてあっぱれ。ベラの周囲を圧倒する無垢さを魅力的に演
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レザボア・ドッグス デジタルリマスター版(1992年製作の映画)

4.3

99分間無駄な時間が1秒もないエンタメ。コンプラ的にはアウトなことばかりだけど。当時から音楽・映像・展開全てが新しかったし、今観てもカッコいいと思ってしまうのはタランティーノ世代の呪縛。レザボアが普通>>続きを読む

SHE SAID/シー・セッド その名を暴け(2022年製作の映画)

4.0

松本人志のことが頭の中によぎり続ける2時間。被害者が訴えられない理由は色々あって、リスクしかないのに言えないよね。勇気をもって訴え出た全ての人を讃える映画。

ウォンカとチョコレート工場のはじまり(2023年製作の映画)

4.0

ただただ幸せな気分になるハッピームービー。あっという間の2時間で年末の映画館で観るのにぴったりの雰囲気。

WEEKEND ウィークエンド(2011年製作の映画)

4.1

何から何まで違うように思える2人なのに話すとなんか気が合って、お互いの違いを笑えたり、時には平行線のままぶつかり合ったり。ゲイの2人が知り合ってから別れるまでの二日間。
お互いの気持ちが少しずつ変化す
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私がやりました(2023年製作の映画)

3.9

見終わった直後の感想は、映画映えする良き時代の可愛らしいコメディ。良作。って感じだったが、家人に映画の内容を説明していたらなんかすごくよくできた脚本だなぁとしみじみ。小難しいことはなしの気持ちのいい映>>続きを読む

インターステラー(2014年製作の映画)

3.8

飛行機の中で見ていたら自分も宇宙へ飛ばされてるような感覚になって面白かった。

(2023年製作の映画)

3.1

語り尽くされた感しかない戦国時代、真新しいものは何もなく。。。予告編で十分なやつ。現代風の言葉だけは見やすかったかな。

サスペリア(1977年製作の映画)

3.9

実は初めてみた。めちゃくちゃいい映画でびっくり。こんなおしゃれ映画だって知らなかったよ。
寝落ちしたルカのサスペリアも見なくては。

グランド・ブダペスト・ホテル(2014年製作の映画)

4.5

ウェスアンダーソン×ホテルは最高すぎる。ホテルってイケイケの時もさびれた時もどちらも良さがあるよね。ウェスアンダーソン作品の中でも1番好みかも!お話がシンプルな分、完璧な世界観にどっぷり浸れたのが贅沢>>続きを読む

ウーマン・トーキング 私たちの選択(2022年製作の映画)

4.0

時代も場所もわからないまま、村に事件が起こり、ウーマントーキングがはじまる。そして途中で突如流れる"Daydream Believer”で衝撃。
そして年齢も思想も違う女性たちがぶつかってもがき苦しみ
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メタモルフォーゼの縁側(2022年製作の映画)

3.9

歳をとってから推しができた自分としてはめちゃくちゃ雪さんに共感できた。好きなものがあって応援できる喜び。そしてそれで誰かと繋がることができるうれしみ。尊い。。。そんな小さな幸せを丁寧に描いた映画。

アステロイド・シティ(2023年製作の映画)

3.9

スカヨハへの愛を感じる美しいシーンが盛りだくさん。この人にしか作り出せない絵があるって素晴らしいこと。宇宙人可愛い。

イノセンツ(2021年製作の映画)

3.7

北欧独特のおどろおどろしさが全開。子どもには子どもの世界があってだな。

エドワード・ヤンの恋愛時代 4K レストア版(1994年製作の映画)

4.2

当時の台北の活気ある空気感がぎゅんぎゅん伝わってくる。会話で綴る人間模様はコミカルなんだけど、突如差し込まれる絵力が脳に刺さる。プールサイドと朝のオフィスのチチ&モーリーは最高すぎ。
そしてラストシー
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バービー(2023年製作の映画)

3.8

マーゴット・ロビーのバービー感がとにかくすごい。苦手なライアン・ゴズリングもはじめて見やすくてハマり役だった。
ユーモアたっぷりで飽きないけどちょっと駆け足な感じも否めず。
最後のバービーの創始者とバ
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ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE(2023年製作の映画)

3.3

ミッションも何も全く頭に入ってこないストーリーだが電車の一車両ずつ落ちてくシーンはよかった。

不安は魂を食いつくす/不安と魂(1974年製作の映画)

4.1

バーに入るオープニングから、キメッキメの構図スタートで胸が高鳴ります。
掃除婦の未亡人エミと移民の労働者のアリの結婚は自分たちでは想像できない程の波紋を広げる。お互いを必要としているとてもシンプルな関
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飛行士の妻(1980年製作の映画)

4.0

2人の女に振り回されて、翻弄されて。でも何かうれしそうでもあり、哀しげであり。
部屋で2人が話す全く結論に辿りつかない会話がリアルでいい。
なんでこんな日に誘いを断らなかったんだろう。みたいなくだりに
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aftersun/アフターサン(2022年製作の映画)

4.1

若いお父さんと娘、という設定が新しく感じた。
はじめから終わりまで包み込むセンチメンタルジャーニーな雰囲気がクセになる。

31歳の悩み多き人間と父親の役割をふわふわと行き来する様子が危うくうつるが、
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