人は選ぶと思う。長めに尺を保ちながらもさすがにちょっと投げやりな結末でカタルシスを感じられない結末。エミリーブラウニングのなめらかな曲線や美術は一見の価値ある
完成度は高い。安藤サクラの天才的な腕っぷしが光る、彼女はいつも女を魅力的に演じきる。すごい。谷村美月もよかった。良質な時代性のなさ
映画そのものはかなり過剰な設定だし、どこかほのぼのとさえしていてファンタジー映画にすら思えたけど、実際こんな事態になったらもっとむごたらしい絵面やシチュエーションになるのは容易に想像できるので、そのぶ>>続きを読む
帰りのフライトで。良いなあ、どのシーンも印象的で忘れられない。なかでも朱肉と河原、また観よう。
このレビューはネタバレを含みます
ドラマの配信をずっと待っていたものの結局出し惜しみされているアナザヘヴン、映画はこの頃の柏原崇の桃花眼がアンニュイですばらしい、加えておズボンの丈がダサダサで気になる。あらすじ自体は全然驚かないです。
結末で一気に安っぽさが増してしまったので残念、複雑な経緯は丁寧に捕捉されているので恐らく原作で読むよりずっと分かり易い。(原作読んだことないけど…)
みんなどうしようもなくナイーヴなんだけど、裏を返せば全員優しくて不器用なところしか共通点がなかったところがよかったなぁ 子役の心許ない表情の数々がすばらしい。これからも演技を続けて欲しい。
上手いミスリード、余白を残した小気味よい回収でなかなか唸る。カンフーヨガの後に観たからか余計に優等生な映画に思えてしまうぞ。
あの経験は一度きりだろうから、もう二度と見ることはないだろうけど凄まじい映画だった。殴られた。
原作面白いのと、あらすじも撮れないものではないので映画は残念、これ一本じゃ置いてけぼりだと思うので、気をつけて。
個人的にどハマりするタイプではないが教科書みたいな程良い距離感で輝く名作、だからそれくらいの距離感で、T2も見届けたい。
終盤の尻すぼみ感が否めず残念だったけれどこの手の実写化は俳優の技量が凄く関わってくるからこそ健闘したのでは。深津絵里、染谷将太、ピエール瀧は力演。
エスター、間違いなく狂った女だがここまでに至ったバックボーンでまた1、2本撮れそう。もちろん実現するにはイザベル・ファーマンばりに聡明でパワーのある子を見つけないと難しいだろう。