Sachiさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

Sachi

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思い出のマーニー(2014年製作の映画)

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自分が、自分だけが不幸な人間だ。
他人と比べて自分を相対評価してしまう。
そんな無いものねだりな主人公の目を覚まさせる映画。

自分のことで精一杯だと周りが見えなくなる気持ちはわかる。
今あるものが見
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ターミネーター ニュー・フェイト(2019年製作の映画)

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なぜスペインが舞台なのか?
なぜスペイン人が主人公なのか?

ターミネーター2の名言「アイルビーバック」。
それに比肩する名言「アスタラビスタ、ベイビー(地獄で会おうぜ、ベイビー)」はスペイン語。
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ミナリ(2020年製作の映画)

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夫婦なら、お互いのことを理解しようと努めて欲しい。歩み寄って欲しい。

どちらも家族のことを考えているようで、そうでない。

お互いの不満を心が爆発するまで溜めてはいけない。

口に出して話し合って、
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TENET テネット(2020年製作の映画)

3.8

映画はこうでなくっちゃ。

上映中、トイレに行っていい映画と、そうでない映画がある。

テネットは間違いなく後者。

途中で離席しなかったとて、分からないことだらけ。

主人公の名前すら…。

ノクターナル・アニマルズ(2016年製作の映画)

3.7

血に抗おうとするスーザン。
母親のように物質主義者にはなるまいと。

しかし元夫にも、今の夫にも、「愛してる」という言葉が出てこない。

スーザンも母親そっくりの救いがたい物質主義者。

猿の惑星(1968年製作の映画)

3.7

昔の映画は、なぜこんなに不協和音で心を掻き乱してくるのだろうか。

現代の映画でこの雰囲気は、なかなか出せない気がする。

レインメーカー(1997年製作の映画)

3.8

お金のためというより、守りたい正義のために戦う純粋さは、新米だったからこそのもの。

最後の弁護士を皮肉ったセリフが印象的。

よどんだ水で泳ぐ貪欲なサメになっちゃいけない。

マンマ・ミーア! ヒア・ウィー・ゴー(2018年製作の映画)

3.0

なぜ邦題で「again」を取ってしまったのか、気になる。

原題はABBAの曲「Mamma Mia」の歌詞に合わせて、「Mamma Mia! Here we go again」にしているのに。

そし
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マンマ・ミーア!(2008年製作の映画)

3.7

メリル・ストリープのエネルギッシュな歌声が聴けるだけで、この映画を観る価値がある。

もちろん映画のストーリーよりも前にABBAの曲ができてるけど、この映画のために作られた曲なんかじゃないかと思うほど
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グレタ GRETA(2018年製作の映画)

3.5

前に財布を拾って、親切心で家に届けてあげようと思っけど、思い留まって中身も確認せずに警察に届けた。

この映画を観て、自分の選択は正しかったと思った。

親切心で他人の家まで届けちゃいけない。

絶対
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グレイテスト・ショーマン(2017年製作の映画)

3.4

Humanity of celebration
「人類の祝祭」

自分のコンプレックスを認めて、堂々としている人を見ると、勇気をもらえる。

(1963年製作の映画)

3.5

奇妙。

実に奇妙。

ラストのメラニーの笑みが不気味に思えてしまった。

パニックを利用してミッチの母親に好かれることに成功した風に見えた。

シェイプ・オブ・ウォーター(2017年製作の映画)

3.4

観終わってすぐ、夫の放った言葉。

「これ、フランス映画だっけ?」

確かに色使いやアングル、小道具、衣装など、フランス映画っぽいアート性の高い作品だった。

雰囲気がアメリっぽいなと思ったら、アメリ
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チャイルド・プレイ(2019年製作の映画)

3.0

思いの外、スプラッター映画。

チャッキーのビジュアルは昔のほうが可愛いが、アンディー好きのメンヘラと思えば可愛く思えてくる。

現代ならではの設定を盛り込んでて、そこそこ楽しめた。

レディ・バード(2017年製作の映画)

3.8

ないものねだり。

イケてる彼氏。
イケてる友だち。
イケてる家。
イケてる都会。

ないと思っているものは、意外とすぐ近くにあるもの。

大切なものは、すぐ側にあるのに、あまりに近すぎて気づかない。
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デストラップ・死の罠(1982年製作の映画)

3.7

この頃のマイケル・ケインを初めて観た。

この映画から40年経つ今でも映画の第一線で活躍してる名俳優。

映画を一言で言うと、漁夫の利。

最後の舞台劇に切り変わるところが巧いと思った。

Girl/ガール(2018年製作の映画)

3.7

「大丈夫か?」と聞かれて、「大丈夫じゃない」と正直に答えられたら、どんなに楽なんだろうか。

周りに迷惑をかけないように、ツラくても笑顔で振る舞うララを抱きしめてあげたくなる。

マイノリティの人たち
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奇蹟の輝き(1998年製作の映画)

3.6

涙が止まらなくなった。

自殺しちゃったけど、どうかロビン・ウィリアムズが映画のような天国にいますように。

バットマン(1989年製作の映画)

3.6

刺さったセリフ from Joker


you ever danced with the devil by the pale moonlight?

月夜に悪魔と踊ったことあるか?

I'm onl
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女王陛下のお気に入り(2018年製作の映画)

3.6

事実は映画よりも奇なり。

ググったらWikipedia の内容が映画通りだったから、驚く。

オリビア・コールマンを観て、「モンスター」のシャリーズ・セロンを思い出した。

万引き家族(2018年製作の映画)

4.0

映画より、とある家族の日常を切り取ったドキュメンタリー映像だった。

それくらい、カメラもセリフも演技もなかったんじゃないかと思うくらい自然。

「子どもを産んだから、母親になれるわけじゃない」

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シャザム!(2019年製作の映画)

4.0

他のヒーローとはひと味違った。

シャザムの登場シーン、ビジュアルが変わり過ぎて出オチでした。

コメディ寄りだけど、デッドプールほど激しくないから、子どもや友達と気まずくならずに観れる。

子どもな
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アリー/ スター誕生(2018年製作の映画)

3.7

コンプレックスが、チャームポイントに変わる瞬間。

好きな人に認められて、初めてコンプレックス含めて自分のことが好きになる。
共感できる。

ジャックの前で無邪気に鼻をはなぞる仕草が美しい。

アイ・フィール・プリティ! 人生最高のハプニング(2018年製作の映画)

4.5

自分に自信のない私はこの映画で、すごく救われた。

自信と度胸と自己愛を与えてくれる。

これだから映画はやめられない。

大好き。

アンドリューNDR114(1999年製作の映画)

4.3

ロビン・ウィリアムズ好きなら絶対観てほしい1本。

未来がアンドリューのようなアンドロイドで溢れていますように。

最後の終わり方が好き。

シンプル・フェイバー(2018年製作の映画)

3.3

抜群の配役。

カリスマ性があって男も女もメロメロにしてしまう魔性の女、ブレイク・ライヴリー。

いつも周りに振り回されるてる庶民派イメージのアナ・ケンドリック。

2人の個性が活かされてる作品だった
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パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

4.3

「昨日の大雨のおかげね」

何気なく悪気なく放たれたセリフが、ズシンと重く突き刺さった。

レザボア・ドッグス(1992年製作の映画)

4.0

チップを払う、払わないのどうでもいい話で、ここまで面白いシーンにできるのは、タランティーノくらい。

音楽のセンスも最高。

ホテル・エルロワイヤル(2018年製作の映画)

4.4

不穏な雰囲気と先の読めない展開。

のめり込んでしまった。

音楽と効果音と、シーンが見事にマッチ。

ダーリンの歌声を聴くと、どんな人でもどんな状況でも、我を忘れてしまうほど圧倒されてしまうところが
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ジャッキー・ブラウン(1997年製作の映画)

4.5

どうしてタランティーノ作品は、長いから観るまで躊躇するけど、いざ覚悟を決めて、見始めたらあっという間なんだろう。

今回も、続きが観たくなるような終わり方。

テーマである「老い」と「恋愛」を、さりげ
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アナと雪の女王2(2019年製作の映画)

3.6

クリストフの歌シーン、完全に子どもを置き去りにしてる。


エレキギターから始まり、80年代のMVのような映像。
ほんとにディズニー映画?!と疑う。
80年代の洋楽好きな人しか、元ネタ分かんないよ。
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カメラを止めるな!(2017年製作の映画)

3.7

前半で声だけ聞こえてた護身術の「ポン!」のシーンを、映画見終わってから巻き戻して見直し。

妻の怪演が光ってて、このシーンは個人的にすごく好き。

実際にやってみたけど、本当に後ろから抱きつかれても抜
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ヘレディタリー/継承(2018年製作の映画)

3.2

本当に怖いところは、映画が終わってからだった。

全部フィクションだと思った。

悪魔パイモンをググったら、映画に出てきたシンボルマークや本の挿し絵が出てきて、怖くなった。

映画の呪文も本物らしい。
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