「ドイツ人が消える…」
どこからともなく飛んでくる銃弾。
戦地の状況はあまりにも悲惨で言葉で言い表すのも難しいほど酷い。
この映画を観た直後の感想としては「人間は本当に過去の過ちから学んでいるのか?」>>続きを読む
ドルビーシネマでの鑑賞はまさにアバターの世界の擬似体験。ここまでの映像美を魅せられると唸らざるを得ない。
異なる種族の対立、支配、それらを家族で一体となり乗り越える。正直192分は長いが後半の怒涛のア>>続きを読む
なんなんだあれは。消化不良すぎる。
気持ち的にはもう今年ワースト。
エモい部分も多かったけど、その気持ちをかき消す内容で残念という言葉しか浮かばない。要は何も解決してない、万事よかった風に終わらせるあ>>続きを読む
「筋は通さないとな」
ゆるくて笑える映画と思いきや、滅茶苦茶ハードボイルドな展開で結末を迎えるマーティン・マクドナー監督の傑作クライムドラマ。
レイフ・ファインズの悪役っぷりとコリン・ファレルを信じ抜>>続きを読む
アントワン・フークア×ウィル・スミスで途轍もない熱量の映画が作られた。
実在した黒人奴隷を主人公に、自由への渇望と不屈の精神を見せつける。暴力を振るう側はしっぺ返しを食う覚悟が必要だ。
愛する家族との>>続きを読む
ニューヨークの東8番街、再開発の波により立ち退きを余儀なくされた住人たち。そこに住む老夫婦。ちょっぴり切ない事情も混じりながら、彼らのもとに不思議な客人がやってくる。
いんやぁ心温まる邦題の通り奇跡の>>続きを読む
めちゃくちゃ良かった…!
“何者か”になれなかった人たちに向けての鎮魂歌。どうしようもなくぬるま湯に浸かったまま朽ち果てていく、そんな鬱憤を晴らすかのようなラストは食い入るように観た。不完全だけど、そ>>続きを読む
観た直後に出た感想は「で?」…。アメリカから両親故郷の台湾に渡り、文化的な違いに打ちのめされる主人公。うん、つらいね、大変だね。境遇を嘆く手法としての映画だろうけど、観る側がどう受け取ればいいか釈然と>>続きを読む
クリスマスシーズンに持ってこいな幸せ満点エピソード。
大切な人を失い、クリスマスの楽しみさえも奪われたピーターに最高の贈り物を。
ドラッグスとマンティスのコンビも板についてきた。にしてもあの人の登場は>>続きを読む
若くして結婚した女性アンナの許されざる恋愛。キーラ・ナイトレイの美しさはさることながら、アリシア・ヴィキャンデルが可愛すぎてたまらない。
個人的にはキティとコンスタンティンの恋愛模様の方が好きだったな>>続きを読む
「やっぱりトロールはいるんだ!」
異常者を一つの褒め言葉として異端をあるべきものとして描くアプローチに好感。
排除しようとするのは人間のエゴでしかないのだ。
日本がゴジラを追求するようにノルウェーには>>続きを読む
こんなにも終始目が潤むとは思わなんだ。
フルCGがかなりの躍動感で、まるで本物のバスケの試合を観ているかのような感覚を味わえる。
まさに劇場スクリーンで体験すべきスラムダンク世代に届ける井上雄彦からの>>続きを読む
“相棒というのは死ぬから困る”
リー&カーターのタッグ再び!やはりこの2人の掛け合いは最高に面白い。
香港マフィアとの乱闘やアメリカシークレットサービスの裏切り、裏をかく展開は狙いとしては面白いが見え>>続きを読む
妻娘と温かな家庭を築く男は幸せから失意のどん底へ。
「あなたは生まれ変われたらどう生きますか?」
そう問われている気がした。
説明過多なセリフはあれど、物語の文学的な多層構造はとても魅力的。
柴咲コウ>>続きを読む
エンタメに富んだ筋肉ヒーロー映画爆誕!どんなヒーローコスチュームに身を包んでもそれはロック様。個性爆発しすぎな破壊神が無敵の限りを尽くす。
彼と対抗する各々のキャラは個性的だけど古くさい“テス”アダム>>続きを読む
「何かがおかしい…?」
常に違和感が付き纏いながら進行するストーリー。まさに視点のマジック。エンジンがかかるまで少しばかり時間が必要ながら、クライマックスのブースト具合はたまらない。
理路整然と並ぶ街>>続きを読む
スティーヴン・キング原作のリメイク。元々B級の権化みたいな作品で、傑作と語り継がれるわけでもなく、まぁこんなもんだろうって感じ。
ただリベンジものに舵を切ったならばもっと破壊の限りを尽くしてほしかった>>続きを読む
疎遠だった両親の死をきっかけに見知らぬ弟を預かることになった姉。人生は自分のもの。
その選択の過程、大事なことをすっ飛ばして用意された結末に怒りすら湧く。感動?大人なら責任を果たせ。身勝手すぎる。ただ>>続きを読む
僕らは昨日食べたメニューも、丁寧に説明してもらった高級店のメニューもすぐに忘れてしまう。そのくせ評論家ぶり知ったかぶるアホどもを揶揄する、そんな映画だ。
俺はチーズバーガーで十分だ。謎の講釈を垂れる意>>続きを読む
原因不明のゾンビウィルスに元国連職員のブラピが挑む超大作!
冒頭のフィラデルフィアでのゾンビパンデミック開始シーンがピークではあるが、感染症とその脅威と戦う市民たちの物語としての骨子は見応えあり。個人>>続きを読む
“母性とは何か”を問う湊かなえ原作の実写化。母に愛情を注がれて育ち母を想うからこそ、自分の娘に対する愛情のかけ方に混迷する母。
この映画には複数の“母と娘”が登場する。何通りもの愛の注ぎ方があり否定も>>続きを読む
あと30分短くまとめてくれてたら大傑作のディザスタームービー。4Kで観たので映像美はハンパない!地球滅亡の危機にすら、恍惚とした感覚を覚える。
ジョン・キューザックのカーティス家とキウェテル・イジョフ>>続きを読む
人は何度も過ちを繰り返す。
相手の気持ちは全ては分かり得ない。
人間の依存性だけでなく、多面性を巧く表出させる。求め合うからこそ一緒にいたい、でも1人でいたい。
人間とは何と分かり難く我儘だろうか。長>>続きを読む
最高すぎる…!
総合格闘技の大会“スパルタ”で多額の賞金を目指し戦う2人のファイター。
獰猛な獣のように瞬殺するトミーと関節技で隙をつき勝利するブレンダン、対照的な格闘スタイルと壮絶なファイトシーンに>>続きを読む
壮絶…ここまで痛みを伴うとは。
妊娠後の中絶が違法だった1960年代フランス。
本来めでたいはずの妊娠も、この映画ではあまりにもつらく苦しいものに映る。
本作を観た人は避妊具をつけない気軽な性行為を控>>続きを読む
第四の壁を突き破ってくる“ホームズの妹がいた”シリーズ第二弾!ちょっぴり大人になったエノーラが探偵となって初めての依頼に挑む。テンポの良さ、アクションの鮮やかさ、ホームズお馴染みのあの人の登場など盛り>>続きを読む
あらゆる準備が功を奏す、積み上げた伏線回収が気持ちいい!ブラムハウス発の70年代事件をモチーフにした子ども誘拐事件のサイコスリラー。鳴らないはずの黒電話、予知夢を見る妹、彼は誘拐犯から逃げられるのか。>>続きを読む
クリスマスイブ…亡霊が降りて来る!?ウィル・フェレル&ライアン・レイノルズ共演!闇堕ちした魂を選び改心させる精霊たちのプログラム。チャールズ・ディケンズ“クリスマスキャロル”が幽霊視点で語られる楽しい>>続きを読む
インターネットきっかけでメル友になった2人の男女の恋愛模様を描いた90年代を代表するラブコメの一つ!トム・ハンクスとメグ・ライアンが犬猿の仲という状況から真実に辿り着くまでのモヤモヤを楽しむ。
同じタ>>続きを読む
毒をもたらす拳法ではなく、サソリ、ムカデ、ヤモリ、ガマ、ヘビの動きを模した危険な拳法。個性豊かで怪しすぎる動きで相手を翻弄するアクションが実に見応えあり。とはいえ組織の内部抗争を描いており物語は結構ま>>続きを読む
思い違い、言い間違い、勘違い、全ては自分の理想や経験則を押し付けているのではないか。
親子、夫婦、兄弟、他人である以上血縁があれどわかるわけないのだ。真実を追求したい…それでも事実はそこにある。ただ緻>>続きを読む
日本版と中国版どちらから先に観たかで感想が変わりそう。そんか岩井俊二監督の『ラストレター』中国版。
ストーリーは日本版とほぼ同じ。
そりゃあ監督・脚本も同じ岩井俊二なんだからそうか、と。
とりあえず>>続きを読む
女子高生とイス(⁉︎)の壮大な日本横断型ラブストーリー。愛は地球を救う。
誰にも止める手立てのない自然災害にどう向き合うか。境遇は人それぞれだろう。ただ前を向いて「生きよう」「生きたい」と思うこと、未>>続きを読む
主役不在…あまりにも大きな存在。誰も彼の代わりはいない。気高き国王、国王を失った国、家族を失った妹。
乗り越えろとは酷すぎる。ただ新たな一歩を踏み出すための準備が功を奏す。前作同様カーアクションが超絶>>続きを読む
ヒュー・グラント×サンドラ・ブロックのオフィスラブコメ!
正義感強い弁護士の女性と優柔不断な大手不動産会社CEOの凸凹コンビもの。
水と油のような2人の関係はゆくゆく切っても切れない関係になっていく。>>続きを読む
トラウマとPTSD。帰還兵の彼女は再び軍に戻ろうとする。
そこで出会う自動車整備士の男性。信頼感を構築する2人の関係が実に良い。朝にはコーヒー、夜には一服、そんな友人がいるだけで人生は明るい。
い>>続きを読む