EDDIEさんの映画レビュー・感想・評価 - 63ページ目

コンカッション(2015年製作の映画)

4.3

人気スポーツの真実を追求
実在の医師ベネット・オマルを演じたのはウィル・スミス。最近演技にも知性と円熟味が増してきました。変死解剖の折に元NFL選手の脳の異常を発見。アメフトと脳の病気の関連性を論文で
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10 クローバーフィールド・レーン(2016年製作の映画)

4.2

グッドマンの演技が脅威的かつ驚異的
まずこの映画賛否両論かなり分かれる映画だと思います。サスペンス好きの自分としてはかなり満足のいく内容でしたが、SFもののパニックムービー(前作クローバーフィールドH
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ヒメアノ〜ル(2016年製作の映画)

4.6

純真ラブコメから狂気の殺人劇へ変貌するある意味二本立て映画のよう
とんでもない傑作映画に出合った。
最初は好きな俳優の濱田岳が出てるのとそれなりにあらすじ見て自分好みな内容っぽかったから鑑賞してみたの
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ディストラクション・ベイビーズ(2016年製作の映画)

4.0

圧倒的な演技力柳楽優弥&菅田将暉
柳楽優弥の演じる主人公は、とにかく喧嘩に明け暮れる青年。途中までセリフもほとんどなく、何の目的でこんなに喧嘩ばっかしてんだ?と理解に苦しむが、とにかく引き込まれる演技
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64 ロクヨン 前編(2016年製作の映画)

4.0

実際にこの映画を評するには後編まですべて観てからだと思う。
マラソンはまだ走り出したばかりというところか。

前編では、64という事件の全貌と警察組織、特に警務部広報室の解説といった感じ。解説といって
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ノーカントリー(2007年製作の映画)

3.9

バルデムだけでも見る価値あり
狂気の殺人犯を演じるハビエル・バルデム。
初登場でいきなり保安官の首絞めから始まり、それ以降も容赦なく人を殺していく。
髪型といい、表情といい、冷酷な暗殺者として不気味さ
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ミスト(2007年製作の映画)

3.5

確かに後味悪さでは映画史上最上級
他のみなさんもレビューに書いていますが、ラストの衝撃と後味の悪さハンパないです。
霧の中に潜むクリーチャーたちはB級感満載ですが、それよりも作中の霧の中に閉じ込められ
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バンテージ・ポイント(2008年製作の映画)

3.3

あらゆる視点から描く手法はGOOD
大統領暗殺の悲劇をあらゆる登場人物の視点から描くクライムアクション。

デニス・クエイドのターミネーター染みた追跡には狂気すら感じたが、途中でマシュー・フォックスは
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アイヒマン・ショー/歴史を写した男たち(2015年製作の映画)

4.1

感情移入しすぎる人にはオススメしない
個人的には好きな部類の映画だったが、よかったとか面白かったとかひと言では済ませられない。

ナチスドイツの大量虐殺の首謀者であるアイヒマンの裁判をテレビ映像化する
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クローバーフィールド/HAKAISHA(2008年製作の映画)

3.7

臨場感たっぷり
さすがJJエイブラムス。
謎を謎のまま終わらせる。果たしてあの怪物が何だったのか、最後の最後まで解明できず。

ただし、ハンディカムを軸に映像を撮り続ける手法は臨場感たっぷりで、かなり
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レヴェナント:蘇えりし者(2015年製作の映画)

4.8

壮大なスケール、そして最高傑作
約2時間半という長さを誇りながら飽きのこない素晴らしいスケール感と間の作り方でした。
壮大なアメリカの土地をあれだけ壮絶かつ美しく見せられるものか、と。

そして、ディ
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アイアムアヒーロー(2015年製作の映画)

4.4

グロすぎるが、大泉洋のコミカルな演技がいい緩衝材に
期待以上でした。
日本のパニックアクション、パニックサスペンスは肩透かしを食らわされることが多いですが、本作は最後まで飽きることなく満足できました。
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砂上の法廷(2015年製作の映画)

4.4

法律の不完全さを見た
感想から述べると、いい映画。良作でした。
いい意味で裏切られた映画です。最後の最後まで騙されました。いや、正確には最後の最後に気づきました。
映画のキャッチ「94分あなたは騙され
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ヘイトフル・エイト(2015年製作の映画)

3.4

上映時間は長いが見所は後半
上映時間約3時間と長めです。
感想としては面白かったのだけど、前半は割と退屈だったかな。第1章〜最終章までで、コーヒーのシーンぐらいからグッと惹きつけられました。
タランテ
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ブラック・スキャンダル(2015年製作の映画)

3.0

史実はあくまで史実
史上最悪級の犯罪王ジミー・バルジャーをジョニー・デップが好演。
とはいえデップの演技の幅広さに脱帽するだけで、映画自体は割と退屈です。これが実話を基にしているのかと思うとそれはそれ
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ザ・ウォーク(2015年製作の映画)

4.5

3Dの迫力に満足
主人公のフィリップは綱渡りに至高の喜びを覚え、世界一のビル・ワールドトレードセンターで命綱も着けない命懸けの綱渡りを決行。

自分の目標・夢を達成するために多数の「共犯者」を仲間に。
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ウルフ・オブ・ウォールストリート(2013年製作の映画)

3.8

実話を再現した壮絶ストーリー
中流階級に育ったジョーダンは自らの力で成り上がり、自らの会社を立ち上げ、常人の価値観を覆すような大金をどんどん稼いでいく。

実話を元にし、映画自体も約3時間と長丁場。個
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Re:LIFE リライフ(2014年製作の映画)

4.0

ヒュー・グラント主演のヒューマンコメディ。
元一流脚本家が大学の客員講師としてre:LIFEを目指す内容ですが、笑いあり、感動ありで楽しめました。

学生役の人たちもそれぞれキャラが立ってて、それでい
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劇場版 MOZU(2015年製作の映画)

1.5

はっきり言って展開についていけない。
一応ドラマ版も観てはいるが、無理矢理2時間の映画にまとめ込んだという印象。

さっきまであーだったのに、なんで突然こんな展開に!?の連続で正直ついていけなかった。
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ミッション:インポッシブル ローグ・ネイション(2015年製作の映画)

4.5

サイモン・ペッグがいい
MIシリーズは全部観ていますが、今回も迫力満点で素晴らしい作品に仕上がっていました。

トム・クルーズは50を過ぎてもなおこんなアクションシーンをノースタントでやり切るのかと感
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天空の蜂(2015年製作の映画)

3.7

迫力満点、俳優陣が好演
本木雅弘と綾野剛この2人の演技に尽きる。
江口洋介は安定感抜群といった感じだけど、特筆するところはあまりない。

もっくんは今回の事件の首謀者なんだが、本当に悪いのは一体何なの
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ジョン・ウィック(2014年製作の映画)

3.4

アクションシーンは爽快
キアヌ・リーブス得意の派手なアクションシーンはかなりいいです。殺し屋ならではの頭を確実に撃ちぬき殺す残虐性の演出は見事。

ただし、ストーリー的には復讐心から悪の組織を潰す単純
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キングスマン(2015年製作の映画)

4.5

最高に面白かった
派手なアクションシーンとコミカルタッチに描かれた内容には満足です。

笑える場面が多々ありながら、残虐な殺害シーンもあるなど、メリハリがかなりきいた映画でした。

少しコミカルに描き
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カリフォルニア・ダウン(2015年製作の映画)

3.8

史上最大規模の大地震は、迫力満点!
映画館で観てこその映画です。

こんな大災害が起きれば自分さえ助かればいいという気持ちになるのか、主人公の妻の新恋人役が地震発生時に自分だけ助かるようその場を逃げる
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ナイトクローラー(2014年製作の映画)

4.3

クレイジー
主人公を演じるジェイク・ギレンホール。今作品ではかなりのハマリ役だと言っていいでしょう。役になりきるために断食をして頬をこけさせたというエピソードも凄い。

ダークヒーローってなんだかんだ
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マイ・インターン(2015年製作の映画)

4.7

ロバートデニーロの紳士的なかっこよさとアンハサウェイの女性経営者としての苦悩と可愛さ、それらが見事にマッチ。

デニーロの演技は観客の笑いを誘うし、ハサウェイはいちいち可愛い。
うまくかみ合わない2人
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グラスホッパー(2015年製作の映画)

3.9

原作をうまくまとめていると思う
伊坂作品の映画ものでは、個人的にゴールデンスランバーに次ぐ満足度。
アヒルと鴨、重力ピエロももちろん好きなんだけど。
なぜに伊坂作品映画版はこれほどキャスト揃えが的確な
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ミケランジェロ・プロジェクト(2013年製作の映画)

3.2

良作だが、好き好きは分かれるかも
史実に基づいた作品。
戦争という重いテーマを扱いながらも、ときにコミカルに鑑賞者たちを笑いに誘ってくれる。

ドイツが美術品をどこに隠しているのか、そしてそれをいか
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青天の霹靂(2013年製作の映画)

4.0

笑いと感動を同時に味わえる
序盤は晴夫(大泉洋)と正太郎(劇団ひとり)の掛け合い、漫才にたくさん笑わせてもらいました。
そしてクライマックス前の晴夫と悦子(柴咲コウ)の病室でのシーンは涙なしでは見られ
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光をくれた人(2016年製作の映画)

3.5

「赦す」ことがテーマの本作。きっと素晴らしい作品だし、多くの人を感動させたことだと思います。ですが、個人的には重すぎて133分が長く感じました。

ただレイチェル・ワイズが演じたハナがとにかく尊く、美
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パルプ・フィクション(1994年製作の映画)

4.6

映画史に残る傑作!時系列をバラバラにしながらも最後に映画としての繋がりを魅せるタランティーノマジックはもはや快感です。

冒頭のダイナーでカップルが食事をするシーンから始まりますが、彼らの会話で「何が
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アリータ:バトル・エンジェル(2018年製作の映画)

4.4

新しいアクションヒロインここに誕生!究極の映像美と限界を超えたCGの可能性をIMAXで堪能あれ。

ジェームズ・キャメロンが20年以上前から構想してきた脚本。それを「シン・シティ」のロバート・ロドリゲ
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ビール・ストリートの恋人たち(2018年製作の映画)

4.3

このレビューはネタバレを含みます

愛し合う2人と家族の強固な絆を描いた色彩豊かなストーリー。やはりこの監督の描く「人」が僕は好きです。

アカデミー賞作品賞を受賞した「ムーンライト」のバリー・ジェンキンス監督。「ムーンライト」は青い光
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ナポリの隣人(2017年製作の映画)

2.8

孤独な独居老人。それもすべて自分の蒔いた種。自業自得でしかなく、あまり感情移入できない。
クライマックスについては、完全に大人で親であるから見捨てなかった娘の寛大さに救われただけ、という感想です。
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THE GUILTY/ギルティ(2018年製作の映画)

4.0

出演=主人公、観客。場面が緊急通報司令室に限られ、観客は主人公を「観る」しかない一方で、「聴く」ことで想像力を最大限に掻き立てられる作品。大きなアクションはないものの、映画に入り込んだような緊張感が常>>続きを読む

翔んで埼玉(2018年製作の映画)

4.0

日本だからこそ発信できる忖度なしの爆笑エンターテイメント!
やりすぎな演出も全ては埼玉愛あってのこと。

現代において埼玉県は、“ださいたま”と呼ばれるなど、東京や神奈川に引けを取る土地。
ブラザート
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