ediさんの映画レビュー・感想・評価

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WE GO ON 死霊の証明(2016年製作の映画)

3.3

真夜中に一人で墓場や廃墟に行くのは、幽霊を信じていなくとも、とても怖いだろう。

もし幽霊を見てしまったら、と思うとぞっとする。

しかし、よく考えると、幽霊に会い、霊魂の存在をを確認できたならば、そ
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フェーズ6(2009年製作の映画)

2.7

とんでもない感染症が蔓延して、人類が滅びかけていて、政府もない状態なのだから、法なんて守る必要はないし、なんなら襲ってくる輩なんぞはぶち殺しても構わんと思うが、それでも、やっぱり、やっちゃいけない事も>>続きを読む

ガンズ・アキンボ(2019年製作の映画)

3.5


ある日、いきなり両手に拳銃をボルトで固定されて、デスゲームに無理やり参加させられる男の話。

対戦相手はジョンウィックばりの無双野郎。いや、ヤロウではなくて無双娘。

これがメチャクチャ強い。

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マン・フロム・トロント(2022年製作の映画)

3.8

凄腕の拷問のプロと間違えられた男の話。

間違いだと分かれば命はない、さあ、どーする。

始めから終わりまで、いつ殺されても不思議じゃないのに、このヘタレ男がなんとかうまく乗り切っていくのが面白い。
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人数の町(2020年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

社会に居場所がなくなった人がこの「町」に行けば、衣食住は確保され、快適に暮らすことができる。

だが、名前や戸籍は消滅し、どこの誰でもなくなる。

選挙やイベントなど、人数が必要な動員には必ず行かなけ
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屋根裏の巳已己(2020年製作の映画)

2.3

「巳已己」は「みいこ」と読むらしい。

不思議な、ちょっと怪奇な雰囲気で悪くはないが、如何せん長すぎる。

30分でよかったのでは?

グレイマン(2022年製作の映画)

3.5

面白かったという印象だけで何も残らない作品だった。

爽やかな香りを残してすうーっとのどに消えていき、後に何も残らない、いい酒を呑んだ時のような感じ。

アクションも凄いし、飛行機や手錠のシーンなど、
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タッカーとデイル 史上最悪にツイてないヤツら(2010年製作の映画)

4.0

タッカーとデイルは仲良しのおじさん二人組だ。

念願の別荘(とは名ばかりの掘っ立て小屋)を手に入れ、ごきげんだ。

いたって人畜無害の二人なのだが、キャンプに来たパリピどもには、この二人が森の中に棲む
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ファンタジー・アイランド(2020年製作の映画)

3.0

その島に行けば、夢をかなえてくれるというお話。

5人の招待客が島に上陸するのだが、ルールは、夢は1人につき1つだけで、その結末がどのようなものであっても最後まで見届けるというもの。それを聞いただけで
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モンスターハンター(2019年製作の映画)

2.9

ゲームはやったことないので、ほんとにこんな世界観なのかどうかわからない。

CGも凄いし、迫力ももちろんあるのだが、なんかスッカスカに感じた。

劇場で観ればよかったのだろうか。

モンスターの怖さプ
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地獄の門(1980年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

いやあ、この時代のホラーはやっぱりすげえや。

ルチオ・フルチがすごいんだな。

もう、見たことないようなものばかり(昔観てるが忘れてるのだ)

ミンチの中でうじゃうじゃ蠢くミミズだかヒルだかわからん
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カーター(2022年製作の映画)

3.0

ジェットコースタームービーっていうのは、息もつかせぬ目まぐるしい展開の映画のことと思うが、これはそれどころじゃない。

ほんとに目が回りそうだ。

三半規管の弱い人は気分が悪くなるかもしれない。
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パーフェクト・トラップ(2012年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

え、これ続編なの?って、そんなの関係ねぇ。

そんなたいした筋でもないでしょ。

このコレクターのパワーが凄くて手を叩きたくなる。

冒頭のクラブのシーンがとってもいい。

うじゃうじゃと芋煮状態にな
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ファイナル・レベル エスケイプ・フロム・ランカラ(2019年製作の映画)

2.0

ほぼ ジュマンジ/ネクスト・レベルの安価版

おもいっくそ、つまらん!

暇つぶしにどうぞ。

異端の鳥(2019年製作の映画)

4.0

しまった、疲れてる時に観るんじゃなかった。

もう疲れも回復しそうにないではないか。


少年が一人で流浪の旅をする。

行く先々でいろんな人と出会うのだが、次はいい人に出会ってくれよと祈りながら観て
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シャッター(2008年製作の映画)

2.9

新婚旅行を兼ねて日本に来たカメラマンの夫婦が、訳の分からない怨霊に取り付かれる話。


こういう一昔前のホラーって、なんか落ち着いて観れてとてもいい。
ホラーなんだから落ち着いちゃいけないのかもしれな
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パーム・スプリングス(2020年製作の映画)

4.0

タイムループ物。

するっと観れて楽しかった。

おおまかには「恋はデジャ・ブ」のような感じ。

ちょっと「ジュマンジ」っぽいところもある。

同じ日を繰り返すというのは苦痛だろうが、主人公はその一日
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シン・ウルトラマン(2022年製作の映画)

3.8

私はウルトラシリーズを「ウルトラQ」から見ている世代なので、ウルトラマンを劇場の大画面で観れるというだけで嬉しくてたまらない。

タイトルも当時の雰囲気を再現してくれてて、それを見ただけでテンションが
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メランコリック(2018年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

主人公は高学歴なのだが、社会に馴染めず、ずっと実家でニート状態だ。

両親は仲がよく、子供に理解があって、まさに理想的な親だと思うのだが、息子が自立できないでいるのはこの両親の厳しさが足りなかったのか
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下女(1960年製作の映画)

4.0

Filmarksの住民の方々は、テレビなぞという低俗なものはご覧になっていない方が多いのではないかと思われるが、私はテレビ大好き人間である。

朝起きると一番にレコーダーの番組欄をチェックして、面白そ
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悪魔のいけにえ レザーフェイス・リターンズ(2022年製作の映画)

3.1

少年時代、映画が好きだった私は、そのとき「明日に向って撃て!」が評判だったので早速映画館に行くことにした。

当時は映画は2本立てで、映画を観に行ったら、もう一本もついでに観たものだった。

中には、
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ヒルコ 妖怪ハンター(1991年製作の映画)

3.0

古墳を発掘中に蘇った妖怪と戦う話。

その妖怪とは、古事記にも出てくるというヒルコという怪物だというのだが、Wikiによると、ヒルコはイザナキとイザナミとの間に生まれた最初の神ということだ。
ただ、子
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ドント・ルック・アップ(2021年製作の映画)

4.0

半年後に地球に衝突する彗星を発見した学生と博士が、その危険を知らせようとするが、なかなか信じてもらえず、ハチャメチャになるコメディ。

権威のない学者の言うことは誰も聞かないというところは、「星の王子
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ゾンビ津波(2019年製作の映画)

2.3

ゾンビが津波のように押し寄せるという比喩ではなく、文字通り津波と共にとんでもない数のゾンビが海から押し寄せてくるのだあった。

さぞかし悪評ばかりなのかと思い、この題名でみんな何を期待してるの。と言お
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カン・フューリー(2015年製作の映画)

4.3

ねこ無双さんのレビューを見て、すぐに鑑賞。
もの凄い映画を観てしまった。
古い作品らしいが、こんなに面白いのに何で知らなかったのだろう、と思ったら、2015年の自主制作作品だった。

わずか30分に面
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曲がれ!スプーン(2009年製作の映画)

3.0

ヨーロッパ企画の舞台「冬のユリゲラー」を基にした作品。

「サマータイムマシン・ブルース」に続くSFコメディ。

ロケ地も同じ香川県善通寺市。
なので、馴染みのある風景がそこかしこに出てきて「サマータ
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ゆれる人魚(2015年製作の映画)

2.8

妖しくも美しい人魚の姉妹の話。

人魚姫の話をベースに現代のストリップ劇場を舞台にしたミュージカル。

ただ、ミュージカルにしては中途半端だし、グロいとおっしゃる方が多いのだが、それも物足りなかった。
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音楽(2019年製作の映画)

3.3

人が音楽をやってみようと思うのは、どんなときだろうか。
レコードやCDを聴いたとき、あるいはコンサートのステージを見たときかもしれない。

だが、強く音楽への衝動を掻き立てられるのは、目の前で生の演奏
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友達の家(2013年製作の映画)

3.0

たった5分なのに、しっかりホラー。

とてもよく出来てると思った。

よく、あんな家で、あの家族は楽しく、のほほんと暮らしてるなぁと思ったが、おまじないって大事なんだねぇ。


さて、子供の頃に友達の
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A GHOST STORY ア・ゴースト・ストーリー(2017年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

幽霊の話。

妻と暮らしていた男が突然死んで、残留思念が家に残り、いわゆる地縛霊になってしまう。

自分が何者か、どうしてここにいるのか、わからないまま、そこにずっと居る。
人格もなくなっているので、
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サイレント・ウォーター(2020年製作の映画)

3.3

海底で岩に挟まれて動けなくなった妹を助けようと奮闘する姉を描いた作品。

妹は岩に挟まれながらも冷静に、落ち着いて、とか、こうして、ああしてと指示を出しているのだが、姉の方はパニックを起こして必死にな
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ベケット(2021年製作の映画)

3.0

異国を旅行中に事故に逢い、そのうえ、いきなり襲われて、訳も分からず追われる羽目に。

誰も頼りにならず、言葉も通じず、追われる訳もわからないまま、とにかく逃げ続けないといけない。

訳わからんまま逃げ
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ブラックフット クマ地獄(2014年製作の映画)

2.8

このレビューはネタバレを含みます

イキって彼女にいいとこ見せようとして、誰も行かないような森の中に連れて行き、エラいことになる話。

森は俺様の庭とでも言いたいのか、森林公園の案内所のおじさんに地図を勧められても、いらないよ、ここには
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フェリーニのアマルコルド(1974年製作の映画)

2.9

この映画を劇場で観たときは、子供だったし、予備知識もなかったため、何が何だかわからなかった。
いつになったら何かが起こるのだろうか、と待っていたが、とうとう何も起こらないまま終わってしまった感じ。
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ドロステのはてで僕ら(2019年製作の映画)

4.5

「サマータイムマシン・ブルース」のヨーロッパ企画の面々が、またまた”時間”をひねくり回して頭がこんがらがる映画を作った。

「所さんの目がテン!」でおなじみの、からくり作りの酒井君や、原始人体験で丸木
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カラー・アウト・オブ・スペース 遭遇(2019年製作の映画)

3.0

ニコラス・ケイジ、キレる!

とにかくキレる!

キレてキレてキレまくる!

固定観念に縛られ、先入観から抜けられず、思い込みで突っ走る。

なので、理解不能なことが起きると思考が停止してしまう。
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