ポスト・アポカリプスものとしての見映えはいいのに、薄っぺらいやれやれ系と癇癪持ちと厭世家キャラの跋扈するシナリオで台無し。異様な音響演出、鶴巻和哉絵コンテ回の全体的によるべない感じなど美点も。
良質ポルノアニメ。ほんの一呼吸分くらい長く持続する所々の芝居の間がかなり気持ちいい。ポルノの面目躍如な女児身体のディテールへの執着がセルフケア文脈に自然と接続。ヤマシタトモコ『WHITE NOTE P>>続きを読む
オムニバス形式の実験アニメの傑作！2話。視線それ自体がはらむ「やましさ」に思いを致したことのある向き必見。3話。謎の全編小津パロディ（タイトルは「洋菓子の味」）。切り返しがウケる。4話。編集キレキレす>>続きを読む
マジで想像通りの展開を丁寧になぞっていくので気持ちよかった。初見なのに二周目感あり。
ウエルベック的ニヒリズムに肩までどっぷりつかっているのに最終的にギリギリ生を肯定する方へ向かっていて偉い。
今石洋之の最高傑作との評にも納得。『DEAD LEAVES』級のゴア描写と軽薄さに、気恥ずかしくなるほどベタで真っ直ぐな男女の交感。ファムファタールに魅了される決定的シークエンスの騎乗（位）の反復が最>>続きを読む
フィンチャー監督作も含まれるS3は充実。S1でもずば抜けていた「目撃者」のアルベルト・ミエルゴ「彼女の声」が圧巻。思いの外よかったのは理性と狂気が溶け合う「死者の声」。
最後のバラード原作のやつだけよくて、あとはあんま覚えてない。
