このレビューはネタバレを含みます
三権分立という司法制度の、大きな穴を見せつけられた思いだ。
専門的な内容を取り扱う事件に於いて、その第一人者が被疑者の場合、検察や裁判官が理解できないケースがありうる。
その場合、どうやって裁くのか。>>続きを読む
主題と外れるかもしれないが、学校という凝り固まった世界は、もう維持できなくなっているのではないか。
普通とか規律とか人の目とかに、皆、翻弄されるのに、それを尊ぶのが学校。
「仰げば尊し」はかつてあった>>続きを読む
黒人奴隷同士にもヒエラルキーがあるという、当たり前だけども考えなかった事実
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「ショーシャンクの空に」を思い出した。
もちろん公開年はこちらが先だけど、観た順がこちらの方が後だったので。
ショーシャンクは、マクマフィーも逃してあげたいという願いで製作されたんだろうな、と思った。>>続きを読む
男女の関係性は、吐き気がするほど複雑になった。
それを、オモチャにも背負わせる時代。
頭がパンクする。
そんな作品。
爽快感なし、頭から煙が出るほどややこしい。
観た後も、女の子のことが頭から離れない。
辛過ぎるので、もう2度と観たくないが、素晴らしい作品。
ちょっと侮蔑的な視点も含めて、アメリカ人が見る日本がよく描かれていた。
日夜、様々なイベントが一つの建物で行われている、大きなホテルの面白さを捉えている点も楽しい。
陰惨な歴史、それが生み出した荒廃したロケーション、そこで生きた女。
それを描いただけで価値がある。
あまりに切ない。
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北野武の影響を感じた。
情報なしで観て、後であらすじをネットで観たが、あのおっさんと女の子を、純粋な親子だとさらっと書かれていた。
いや、何か訳ありとしか思えんがな。
自分は、奴隷みたいなことなの>>続きを読む
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誰でも分かるレベルの落ちなのは、100歩譲って許せるが、妊娠しながら浮気する前田敦子のメンタルや、2人の彼氏を同じあだ名で呼ぶ意味が分からない。
他に何人も浮気相手がいる描写でもあったかな?
あと、な>>続きを読む
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新しいゴジラ映画というより、永遠の0の続編のような作品。
演出で役者みんな演技下手に見える。
エキストラの動き含めて。
ゴジラ映画である意味なし
映画は人の心を動かす。
感動もあれば、怒りや悲しみも与える。
それが映画のマジック。
映画監督はそれを創造する創造主。
創造主は特別な存在であるが故に、そうでない人々と馴染めない。
それでも、マジック>>続きを読む
本当に細かい家族の感情の機微を捉えた作品。
煩わしさや心地よさ、怒り悲しみ、様々な感情を、抱えながら、隠しながら家族は時を紡いでいく。
映画にするほどのテーマではないと思いつつ、でも俯瞰でそんな家>>続きを読む
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知的障害の妹に売春させて暮らしている時が、それ以前よりもイキイキとしている現実。
妹も楽しんでいるという事実の前で、「人間じゃねえ」と吐き捨てる友人の言葉が、いかに薄っぺらく見えることか。
「大変だな>>続きを読む
テンション高い!
邦画で久しく見てなかった緊張感!
やはり、役者陣の演技バトルが任侠モノの醍醐味。
西野七瀬、もうちょい頑張れ!
松坂桃李はよく頑張った!
一応平成だけど、昭和感も色濃く残る地方都>>続きを読む
予算のせいか監督の趣向か、昭和映画のジメジメした地味さを感じた。
シン・シリーズがどんどん劣化していっている気配が。
庵野監督は趣味に走らずに、もっと頑張って欲しい。
なるほど、学生運動のこれほどの美化は宮崎駿監督では無理だわ。
良く言えば、監督を息子にして距離感を保ったと言えるし、悪く言えば、責任の所在を曖昧にしたとも言える。
あのメガネのイケメン、宮崎駿の理想の>>続きを読む
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綾瀬はるかの演技は凄く良かった。
キムタクも悪くなかったのだが、
「我人にあらず」
「是非も及ばず」
「人間50年…」
などのセリフはどこかテレビ演技というか、決め台詞感満載で興醒めした。
夫婦の物>>続きを読む