すーさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

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パスト ライブス/再会(2023年製作の映画)

3.0

何だろうな、うまく言えないけれどずっとうっすら気持ち悪かったな。中途半端ないい子さと傲慢さが映画的すぎてさめたのかも。もっと振り切った傲慢さや、突きつける現実が欲しかった。甘い感傷にうげげって感じ。

ヨコクソン(2018年製作の映画)

3.0

ソ・ヨンヒは、『事故物件 歪んだ家』、『ビー・デビル』、『マドンナ』とどれもなんだか辛そうな役ばかり。本作も悪鬼に狙われた家の女主人という…。大監の子供を孕った妓生が拷問の末に殺され、大監の家門を末代>>続きを読む

コックリさん(2004年製作の映画)

3.0

韓国のコックリさんはフンシンシャバ(もしくはブンシン?)と呼びかけるよう。焚身かな?中国語で焚は焼くことなどの意から焼身ということかな。シャバは娑婆だろうし…など考えたり。閉鎖的な村に怨霊が復讐という>>続きを読む

紅い服の少女 第二章 真実(2017年製作の映画)

3.0

第一章に引き続き妖怪のチープなビジュアルは萎えるが…3人の母をめぐる話は面白く第一章より引き込まれた。ただ、母娘の話に重心を置きすぎて、第一章より更に父親が不在になっている点は気になるところ。虎爺が登>>続きを読む

紅い服の少女 第一章 神隠し(2015年製作の映画)

3.0

1人の老婦人の失踪から始まり、恋人の祖母、恋人と姿を消していく。謎の紅い服を着た少女。ストーリーは悪くないが、少女が安っぽいCGで作り物感というか何というか…怖くない上に世界観を壊していて萎える。森の>>続きを読む

貴公子(2023年製作の映画)

3.0

キム・ソンホ演じる“チング”のキャラクターが最高。キャラが強すぎて一人勝ち状態であるが、敵もなかなか頑張ってくれるので次第にマルコの影が薄くなっていく。色んな意味で不憫なマルコも好き。ストーリーもこね>>続きを読む

恋物語(2015年製作の映画)

3.1

美大生のヨンジュは、コンビニで出会ったジスに惹かれていく。初めての恋。幸せが伝わってくるような前半から次第にすれ違い、大学の制作も手につかなくなっていく後半。好きだけではどうしようもない。離れていく心>>続きを読む

エドガルド・モルターラ ある少年の数奇な運命(2023年製作の映画)

3.0

ユダヤ人家族の元に教皇の命を受けた人々が訪れ、“洗礼を授けられた”という理由でエドガルドを半ば強制的に連れ去る。浮き彫りになる権力の衰えに恐怖するローマ教会の傲慢さ。しかし、引き摺り下ろしたところで奪>>続きを読む

その時の人達~有故、大統領~/ユゴ 大統領有故(2005年製作の映画)

3.0

『KCIA 南山の部長たち』公開時に見たいと思っていた本作、やっと見た。『KCIA』はキム部長を中心に描かれるが本作はキム部長の部下である情報部の課長を中心に大統領暗殺に関わった人々を描く。どこかコミ>>続きを読む

震える家族(2022年製作の映画)

3.0

事故で亡くなったハンビョルの悲しみを乗り越えるため、イサクを養子として迎え入れた牧師のソクホと妻ヒョヌ。するとイサクはこの家に誰かいると言う。試練を前に家族はどうするか。オカルトにも、ヒトコワにも振り>>続きを読む

心霊写真(2004年製作の映画)

3.0

恋人と乗っていた車で、女性をひき逃げをしてしまい、その日から周辺で不可解な事件が起こっていく。展開にも幽霊のビジュアルにも、20年前のJホラーらしさを感じるタイ映画。一件落着した風を装って終わった気に>>続きを読む

フェート/双生児(2007年製作の映画)

3.0

韓国で恋人と暮らしていたピムは、母の病気の知らせでタイに帰国。すると分離手術で亡くなったはずの双子の姉妹プロイの姿が見えるように…。ジャンプスクエアを多用するがそこまで怖くない上にそうなるだろうなとい>>続きを読む

ザ・レイク(2022年製作の映画)

3.0

タイ発のクリーチャームービー。登場シーンからしてゴジラリスペクトや、他の映画へのオマージュも感じる気合の入り用。が、とにかくドラマパートが弱い。最後の最後の急展開が良かっただけに色々スッキリさせて最後>>続きを読む

バニシング:未解決事件(2022年製作の映画)

3.0

ソウルで身元不明の遺体が見つかり、身元特定のため、シンポジウムで来韓していた仏の法医学者・アリスに協力を要請。出稼ぎ女性を巡る臓器販売など犯罪が浮き彫りに…という筋は、ありがちだけれどそれなりに面白か>>続きを読む

ジャングルのけもの(2023年製作の映画)

3.0

myfff2024
クラブで踊りもせずただぽつんと“あれ”を待っているというジョン。メイはそんなジョンを好奇心から付き合い続ける。時に離れようとして、離れられず。時代は変わりゆくなか変わらぬジョン。終
>>続きを読む

ビニールハウス(2022年製作の映画)

3.0

多重構想となっている苦しさが弱いものへと流れていく縮図はそう簡単に脱せない。抜け出す強さはそう簡単に持てるものでもなく、自力で持つことは厳しい。ある意味、自傷は逃避で、受け入れる方が立ち向かうよりマシ>>続きを読む

ロッタちゃん はじめてのおつかい 2Kリマスター版(1993年製作の映画)

3.0

ロッタちゃんのかわいさに癒されつつ、自分が大きくなってみて大人たちの魅力にふと気づく。

ミレニアム・マンボ 4Kレストア版(2001年製作の映画)

3.0

スー・チーが鮮烈な存在感を放つ。どうしようもない、どうしたいのかも分からない男女。共感はできないし、冗長だとも思うのに、何だか見れてしまう。それだけでこの映画がすごいのでは?という気にもなる。監視カメ>>続きを読む

回復タイム(2023年製作の映画)

3.0

SAITAMAなんとか映画祭
やりたかった仕事…のはずが、身をすり減らし疲弊する日々。そんな早苗が出会ったのは傷だらけのヒーロー!?巻き込まれているようで、励まされているような。日常に訪れた“回復タイ
>>続きを読む

山の上のダリ(2021年製作の映画)

3.0

キルギスの美しい自然、頬を赤くし、無邪気に笑う子供たち。祖母への思いを込めた自伝的短編。私も公園で遊んでいて、門限過ぎそうになると祖母が呼びにくるのが恥ずかしかったな、というのを思い出す。飼っているヤ>>続きを読む