パトリシアさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

パトリシア

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マーダー・ミステリー(2018年製作の映画)

3.7

テンポ良くて笑える。
率先して首をつっこむ2人が可笑しい。
歳を重ねたジェニファーアニストンがとってもチャーミング。

エノーラ・ホームズの事件簿2(2022年製作の映画)

3.8

快活でかわいくて頭が良くて強くて。
エノーラ推しになる。

ぶあいそうな手紙(2019年製作の映画)

3.6

お爺さんは頑なであまり可愛げがない。なのに女の子と出会って多いに気を使い悪い所も目をつむり素直に優しく受け入れる。
詩的で叙情的なセリフや手書きで綴る手紙がいい。
ようやく見つけた最後の居場所もとって
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丘の上の本屋さん(2021年製作の映画)

3.6

店主が子どもにとって丁度良い本を選んで読ませていく過程が良かった。子どもはちゃんと感想を言い、それに対しての答えは店主が正しい方へ導いてくれる。
イタリアの街並が素敵で優しい映画。

ジェントルメン(2019年製作の映画)

3.8

闇社会の話で凶暴ではあるけど洗礼されてて粋なとこもあってお洒落な感じもある。
髭と眼鏡の方3名…少し混同…

アーミー・オブ・シーブズ(2021年製作の映画)

3.7

楽しかった。
巻き込まれた感のルドウィックが真面目で全力で一生懸命で必死でロマンチストで良い人だった。うまくいってほしいし逃げてほしいという感情がでてきます…(個人差あり)

きっと、またあえる(2019年製作の映画)

4.0

各々のキャラが個性的。
全力で楽しんでる学生時代が眩しい。

エノーラ・ホームズの事件簿(2020年製作の映画)

3.7

母の教育には全てに意味があって困難な状況でも母の教えが生きてくる。エノーラが強くて勇敢でキュート。
セリフ中にいきなりカメラ目線で語りかけられる演出も面白い。
かわいいエピソードや遊び心がいくつもあっ
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マザーレス・ブルックリン(2019年製作の映画)

3.7

怒涛のノートン氏出っ放し(もはやそんな印象)。
個性的なライオネルの演技は逃さずじっと見てしまうし強烈にインパクトを残して引きつけられるー。

1950年代の背景が好み。
音楽やハット(帽子)の存在が
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ブルー・ジェイ(2016年製作の映画)

3.6

気があってノリも同じで相手を思いやることもできる…のにね。
年を重ねてまた微笑み合う2人が素敵。
最初から最後までモノクロにて。

グッド・ナース(2022年製作の映画)

3.8

実話。
物語は無駄なく静かに淡々と進んでく。

後半のエディレッドメイン
多くを語らない中での間合いや仕草や表情が際立つ。

エンドロールのつづき(2021年製作の映画)

3.8

9歳のサマイの目がキラキラして
好きに出会えて一途に純粋に追い求める様は共感しかない。
ラスト近く列車に乗ったサマイを見つめる少年たちの目が同志だったとこ伝わった。
映画っていい。
名だたる日本人の3
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ナイブズ・アウト:グラス・オニオン(2022年製作の映画)

3.9

展開が楽しくて好き。
ラスト近くのストレス発散たるシーンは映画キングスマンを思い出し威風堂々が脳内BGMに流れたな…
ダニエルクレイグのバカンスな出立ちがしっくりきて良いし青い瞳が美し。

RRR(2022年製作の映画)

4.1

迫力と大音量と不死身の肉体。
守るものがある2人が強すぎる。
いろんなことが凄すぎる。
面白さが超越してるし待ってました感の笑顔のダンスも癖になる☺︎
…長丁場です…

ザ・テキサス・レンジャーズ​(2019年製作の映画)

3.6

最初の罪を犯した後は、犯人であるボニーとクライドは匂わせや痕跡だけで姿を見せず。なのでより不気味さがでる。ストーリーは哀愁漂う2人の元テキサスレンジャーに焦点を当てる。
終盤からの実話の展開や当時の映
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ローズメイカー 奇跡のバラ(2020年製作の映画)

3.7

育てる』って
苦労ある分報われた時の達成感が凄い。
認めて受け入れるエヴが懐深くて素敵だった。
フランス語と薔薇ってとても合う。
綺麗な薔薇と頑張る人たち。
良いお話。

ミセス・ハリス、パリへ行く(2022年製作の映画)

3.9

1950年代Diorオートクチュールは勿論素敵すぎるのだけどお金を貯めつつイギリスで普段着のようにリバティ着てるのもお洒落〜
終始ずっとかわいいし元気!少女のようにキラキラしたミセスハリス。いつも笑顔
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最後の追跡(2016年製作の映画)

3.8

無鉄砲な兄と頭の良い弟が銀行強盗をするまで追い詰められた貧困が背景の社会の復讐劇。銃撃の粗いシーンと心理戦のようなラストの静かな会話は見応えある。
追う定年間近のテキサスレンジャーがカウボーイハットで
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グッドライアー 偽りのゲーム(2019年製作の映画)

3.6

イアンマッケラン演じるロイの懲りない胡散臭さ、最後まであがき取り繕う様は流石に嫌悪感。
垣間見れる凶暴性と弱々しく脚を引きずり歩く落差よ…

ラストの展開はなるほど。
憎みが年月を重ね執念のラストで
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クレイジー・リッチ!(2018年製作の映画)

3.7

超越した家柄の爽快感と全体的な色味が綺麗で最後はどうであれシアワセになる映画だと見終わる前に確信!
シリアスシーンから湧き出てくるお約束的待ってました感のコメディカットがかわいい。そして期待を裏切らな
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ジャズマンズ・ブルース(2022年製作の映画)

3.5

人種差別が蔓延るアメリカ南部。
バイユーとリアンの紙飛行機から恋に落ちるまでの映像が美しくそしてだんだん表情が険しくなる二人か悲しい。
過酷な時代だからこそ逃げる選択も多いにあるのではと伝えたい最後だ
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クライ・マッチョ(2021年製作の映画)

3.7

荒くれ者も出ず大きな争いもない。穏やかに話は進みメッセージも充分伝わる。カウボーイハットが似合い存在感は群を抜き佇まいはスマート。何より91歳イーストウッドの主演監督作品というだけでもはやレジェンドに>>続きを読む

ダウントン・アビー/新たなる時代へ(2022年製作の映画)

4.2

冒頭から懐かしい顔顔顔〜幸せに微笑んでる姿見るだけで元気そうでよかったわ何より〜と勝手なお久しぶり感で満たされる…お話しはそんな初めと一転した終わりが対照的な構図になってて長らく観てきた一視聴者として>>続きを読む

秘密の森の、その向こう(2021年製作の映画)

3.8

ネリーはお母さんが大好き。それはお母さんが子供の頃におばあちゃんに思う気持ちもそうだしずっとずっと続いていくもの。
ストーリーは静かに進み、ある時グッと音楽に気付く時がくる。子役が自然で小さいながらの
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花様年華(2000年製作の映画)

3.7

ノスタルジックな一昔前の映像が美しい。主演2人に品があって艶やか。台詞なくとも見入ってしまいそうな間と憂ある表情とストーリー。それぞれの伴侶の姿を出さず声しか出てこない演出はいらないものを省いて2人を>>続きを読む

靴ひものロンド(2020年製作の映画)

3.7

思うがまま生きてる父だな…と思ったら最後までそうだった。浮気に悪びれない…その影響は悲しいかな長きに渡り歪んで尾をひいてく。あえて音を消しての子供たちの表情。激しく言い争う夫婦、これぞイタリア的な返し>>続きを読む

セイント・フランシス(2019年製作の映画)

3.8

ヒロインブリジットと6歳のフランシスが女同士対等な関係になっていく過程がよかった。ゆるくチクチクとついてくる作品。真っ只中の人にはささる、寄り添ってくれる。

スワンソング(2021年製作の映画)

4.5

愛おしさで満たされる。
良すぎる…。
鑑賞中も鑑賞後もいろんな感情や思いがでてきて綴る言葉を探してもどれもあてはまらない。陳腐なレビューになりそうでこの熱い映画愛が伝わらないのではないかと怖い…(ただ
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ベイビーティース(2019年製作の映画)

3.8

16歳のミラの行く末を案じてる大人たちが心配のあまりか様子がおかしい。ブルーグリーンの髪色がかわいくて心のまましっかり自分を持ってるチャーミングなミラ。

このまま物語が続けばいいのに。
…あまりの唐
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テーラー 人生の仕立て屋(2020年製作の映画)

3.8

多くを語らずどこか滑稽で頑なできちっとしてる父の代からの職人気質なニコス。
堅物かと思いきや子供に向ける笑顔やテーラーとしてのプライドは持ちつつも仕事に関して柔軟になっていく過程がとっても良い。
美し
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エルヴィス(2022年製作の映画)

4.1

エルヴィスが違う時代に生きていたらと思う。人を疑わず信じるあまりの悲劇に見えて気づいた時には取り返しがつかない状況で。生きていく術を知っていたら、殺伐とした時代背景でなかったら…悪知恵の働く人間は徹底>>続きを読む

トップガン マーヴェリック(2022年製作の映画)

4.9

胸熱。
目頭熱。
朝最初の上映観て引きづる1日…
映像と音楽一体の高揚感が凄い。
トムはやっぱり笑顔が良いなー。
元気で現役でいてくれてありがとうーってお礼を言いたい〜〜

ミリオンダラー・ベイビー(2004年製作の映画)

4.1


あーっ…こうなるとは誰が予想しただろう…出演者全員がストーリーにからんで誰一人欠けてもダメで性格や境遇や背景が緻密に創り上げられた大作。
中盤からのまさかの変化球に余韻が続いてる。クリントイースト
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MISS ミス・フランスになりたい!(2020年製作の映画)

3.6

小さい頃からの夢ーミスフランスになりたい物語。…悪態ついたり盛り上がったり親身になって気遣うシェアハウス仲間は最強。男女関係なく美しいのは人間力…かな。

プーと大人になった僕(2018年製作の映画)

3.9

言葉が正直で思ったことを発する純粋なプーと仲間たち。難しい言葉はひとつもなくて、そうだよね。気付かされた。言ってくれてありがとうが芽生える。

コリーニ事件(2019年製作の映画)

3.8

争いは傷ついて悲しみだけが残ってそれはずっと続いていく。誰も幸せにはなれない。法廷劇。ストーリーに無駄がなく弁護士ライネンの抑えた演技が淡々と。とってもいい。