パトリシアさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

パトリシア

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アイアンマン(2008年製作の映画)

4.0

強い。そして痛快、面白いー。
試行錯誤して作り上げた自作のHERO。愛嬌のある人間味あるトニーも歳を重ねたHEROも断然カッコいいー。悪事を倒す正義の味方だ。
ラストシーンの記者会見での最後の台詞がこ
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インクレディブル・ハルク(2008年製作の映画)

3.7

例えば
アイアンマンが立候補した陽のある皆のHEROだとするならばハルクはやらなければいけない状況になってしまった哀のあるHEROにみえる。
逃げ惑い攻撃される終始笑えないストーリーだったけど長い迫力
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アンノウン(2011年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

事故にあって断片的な記憶の中自分を認識してくれない人だらけで自分の存在がなくなって命が狙われるっていうしんどい展開ー。
主人公と一緒に❓だったけど、途中辻褄のあう謎が解けた時はなるほどの納得。面白いー
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ドリーム(2016年製作の映画)

3.8

1960年代。実在したヒロイン。
人種差別が茶飯事な理不尽な日常に耐えて自分を見失わなかった女性たち。自ら武器を持って実力で勝ち取ったNASAでのポジション。
そんな中、ヒロインキャサリンが一度だけ我
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欲望のバージニア(2012年製作の映画)

3.5

小綺麗な荒くれ者たち。
最後までやられたらやり返す。
そして兄弟が不死身の不死鳥…。
美しいヒロイン2人が清涼剤。
にやりと笑うガイピアースが狂気ー。
…次の映画は穏やかなのを観よう…

シェイプ・オブ・ウォーター(2017年製作の映画)

3.7

サリーホーキンスが素敵。
恋する前と恋した時の憂いや雰囲気の違う様が凄い。 
声が出ない役どころ、表情で魅せる可愛らしさと儚さと力強さにグイグイと引き込まれた。

実在の国がでてきたりとことん悪い奴
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めぐり逢わせのお弁当(2013年製作の映画)

3.4

インドの文化である
"ダッパーワラー"というお弁当配達。
600万分の1の確率で起こる誤配から始まるストーリー。
インドが新鮮。
場所は違えど通勤ラッシュはあって
生活はあるし悩むしお弁当もあるしで
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イコライザー2(2018年製作の映画)

3.5

デンゼルワシントン演ずるマッコール。
善であり正義なんだけど…悪だったっけ?と錯覚に陥る容赦ない裁きっぷりが凄い。
…強い

ホテル・ムンバイ(2018年製作の映画)

3.9

テロリストの少年もホテルの従業員も
家族への想いは同じなのに、どこで歯車が変わる人生なのか。
命懸けで職務を全うしたホテルマンの気高さとボスを信じて最後まで無差別テロを全うするテロリストー。
相対する
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バグダッド・カフェ<ニュー・ディレクターズ・カット版>(1987年製作の映画)

3.9

化粧や洋服
絵画、夕陽、黄色の魔法瓶(訳に忠実)
視覚の印象を強く受ける映像。
そして
広大な土地と音楽でゆったり癒される。

家族経営のバグダッドカフェに異質なドイツ人ジャスミンが訪れる。拒否から
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奇跡が降る街(1991年製作の映画)

3.4

白い雪、誰もが手を止めて
"メリークリスマス"を交わす。
定番のクリスマスのニューヨークが舞台に心躍る。

アナログが良い時代。
タバコとかギャングとか友情とか。

父ありきの夢を持つ愛すべき主人
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鉄道運転士の花束(2016年製作の映画)

3.6

日本との文化の違いも交えつつ題材が意表をついててシュール。運転士になりたい息子の前で自慢大会のように轢いた数を競う古株の運転士たちとか…ブラック要素もありきなんだけど親子愛はいろんな形で登場し、愛情表>>続きを読む

あの夜、マイアミで(2020年製作の映画)

3.7

滞在するホテルを観て
映画グリーンブックを思い出した。
切ないー。
…遠い世界の事のようだけどローリングストーンズやボブディランの名前が出る位なら最近の事。デリケートすぎる問題、4人の名だたる成功者の
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雨の日は会えない、晴れた日は君を想う(2015年製作の映画)

3.7

最後の笑顔まで終始しんどくてせつなくて目が離せない。
身近な人を無くしてわかる喪失感や想いに気付く過程が丁寧で共感できるよう。奇行と言われようと自分に正直な方法で答えが見つかった事、現実を受け止める事
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イコライザー(2014年製作の映画)

3.7

ジャスティス。
まさに正義ー。

人物設定が素晴らしい。
デンゼルワシントン演ずるロバートの冷酷であり穏やかなメリハリがうまいし対悪の徹底した悪ぶりもより正義を際立たせる。
ストーリーも一切無駄がな
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しあわせの百貨店へようこそ(2018年製作の映画)

3.8

アンガーリーライス演ずるリサの笑顔が眩しくて愛くるしい。
眼鏡女子からだんだん垢抜けて笑顔が増え声をあげて笑うシーンはほんとキュート♡
女性が皆キラキラと幸せになって観てるこちらもあやかれて多いに得し
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ライ麦畑の反逆児 ひとりぼっちのサリンジャー(2017年製作の映画)

3.8

作家サリンジャーの半生を描く。
出版社、恩師、家族…等いろんな立場の人が登場するが皆の言い分も主張もわかるし誰も間違っていないと感じられる流れだった。戦争がサリンジャーをより頑なに頑固にした気がして無
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シカゴ7裁判(2020年製作の映画)

3.9

冒頭からテンポ良く期待感でいっぱい。真実が明かされ何に対しての正義なのか何をもって民主主義なのかと理不尽な法廷シーンを観ながら首を傾げてた。エピソードがあっての法廷場面切替はリズムよく飽きさせない。面>>続きを読む

ファーゴ(1996年製作の映画)

3.7

やたら無駄な血を見るシーンに出くわしますがそこまでシリアスに重くならないのは徹底した人物キャラとなんだか笑えるとこが散りばめられてるからかと。…それにしてもあの日系人はストーリーにどこでからむのか…>>続きを読む

サンバ(2014年製作の映画)

3.4

ストーリーが共感できるとこと
共感できかねるとこありました…
フランスの難民問題は根が深い…
オマールシーは品があって笑顔が素敵だし
シャルロットゲンズブールは感情豊かな役柄がはまり役でこれまた笑顔が
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セッション(2014年製作の映画)

3.6

狂気がすぎた。
…いろいろ凄いしとにかく凄い。

ノマドランド(2020年製作の映画)

4.1

ほとんどのキャストさんは本物のノマドの方達ときいて、あまりにも自然で飾らない演技に惹かれた。
主人公ファーンは自分をもっていてプライドも高くまたチャーミング。1人のシーンが多くその時はもちろん台詞もな
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世界にひとつのプレイブック(2012年製作の映画)

3.6

ジェニファーローレンス演ずるティファニーが魅力的。
主人公のランニング時に出没して全力疾走するシーン好き。
パパデニーロも良き!

ブルックリン(2015年製作の映画)

3.7

これは主人公エイリスの成長物語として
とらえればいいのかな。

アイルランドから移民としてアメリカに渡って
どんどん洗練され綺麗になっていった。愛されることや武器になる資格も持ち自信に満ち少し傲慢に
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インファナル・アフェアII 無間序曲(2003年製作の映画)

3.8

インファナルアフェア1の過去の話。
トニーレオンやアンディラウ演じる2人の若い頃のストーリー。
派手さはないけどぐいぐい惹かれる。
人間模様も絡みも容赦ない抗争も凄い。
そして…
もう一回、
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インファナル・アフェア(2002年製作の映画)

3.9

警察とマフィアの対。
ヤンとラウの対。
ストーリーが面白い。一気に観れるし、緊張感があって遊びや無駄と思えるとこもない。
2人の主役もさることながら、2人の前でそれぞれ亡くなった2人の部下
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5時から7時までのクレオ(1961年製作の映画)

3.6

眺めてるだけで雰囲気に浸れる絵のような映画。クレオの2時間での出会いや会話、気持ちの変わりをテンポよく、流れよく見せてくれる。モノクロも味があっていい。
1962年のパリ。
クレオのブロ
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THE FORGER 天才贋作画家 最後のミッション(2014年製作の映画)

3.5

天才贋作画家の話であるけれど
1人の父親としての家族とのエピソードが良くて感情移入してしまいそちらメインとして観てしまってた。
ジョントラボルタの父親役がぴったりはまってる。
そのま
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ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密(2019年製作の映画)

3.7

主人が亡くなり自殺か他殺か。
一筋縄ではいかない個性的な大家族の皆さまが私利私欲を露わに遺産でもめる…例の展開のやつです…。
家族が一癖も二癖もあってストーリーをより面白くしてる。
ダニ
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シルヴィ〜恋のメロディ〜(2020年製作の映画)

3.7

1950〜1960年代、この時代のお洒落で華やかでレトロな雰囲気と音楽が刺さって私的好み♪
昼はレコード店の店番しながらTVを観て笑ってる女の子が夜はとびきりのおしゃれをしてジャズを
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フランクおじさん(2020年製作の映画)

3.8

ゲイであるフランクおじさんの心の葛藤。
保守的な父との確執。
悲しい過去。
姪のベスの憧れのおじさんが
頭を抱え小さくなった姿は辛かった。
50年前のアメリカの田舎で
どれだけの苦悩
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アマンダと僕(2018年製作の映画)

3.6

幸せな毎日が不測の悲劇で
一瞬のうちになくなってしまう。

暗くなりがちなストーリーも
パリの綺麗な街並みと
ポップなパステルカラー
優しい人たちの会話
まるまるっとした
柔らかいフラ
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ザ・コンサルタント(2016年製作の映画)

3.8

【伏線】
あとで述べる事のためにあらかじめほのめかしておく、話の筋。
…これにつきる。

ストーリーが面白い。
出会いや生い立ちがからみ
うまく交わって重なる。
…じっくり観てないとおい
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最強のふたり(2011年製作の映画)

3.8

固定観念も思い込みも
こうあるべきもいらないし無駄。
2人の笑いがあって
楽しい日常が全て。
…出会いって大事で笑うってほんと大事。
=最強。

グリーンブック(2018年製作の映画)

4.3

笑える。笑えない。
最高の映画。

平等に生きることがこんなにも難しく辛い時代。
目を覆う差別の醜さの中で
ドクの凛とした佇まいとトニーの不器用だけど流されず愛を持って寄り添っていく姿勢
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レオン 完全版(1994年製作の映画)

3.9

好きなとこ。

・呼び鈴を鳴らし
泣きながら
LEONが扉を開けてくれるのを待つ
マチルダ。

・それまで鳴り響いていた
乾いた銃声の音が
最後の一撃は聞こえない演出。

・展開の早
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