るるるさんの映画レビュー・感想・評価

るるる

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プロヴァンスの休日(2014年製作の映画)

4.3

これ好き!!子供たちの裏表のない素直さがいい。おじいちゃんのダチもカッコいい。ジャン・レノは勿論、キャストが全てピッタリハマっている。 終わり方もいじらしくて好き。

⻤太郎誕生 ゲゲゲの謎(2023年製作の映画)

4.0

ストーリーも非常に面白かったが、後半の作画はディズニーやピクサーにはない水墨画を思わせる絵が美しい。歌川国芳や、ゴヤの「我が子を食らうサトゥルヌス」を思わせる。日本が誇る妖怪にはこれがピッタリである。>>続きを読む

トールキン 旅のはじまり(2019年製作の映画)

4.5

途中、トールキンがライト教授と森の小径を並んで歩くシーンがあるので、そこをぜひ注目して観て頂きたい。「ホビット」や「ロード・オブ・ザ・キング」を観ていたなら感動のシーンである。アンパンマンのやなせたか>>続きを読む

シャイロックの子供たち(2023年製作の映画)

3.5

同じ銀行マンでも堺雅人とは違う阿部サダヲもいい。どちらのタイプもこれまた理想の上司だなぁ。

アメイジング・ジャーニー 神の小屋より(2016年製作の映画)

2.0

宗教の勧誘映画。大切な人の死を受け入れる事ができたり、犯人を許す気持ちがあれば自分が楽になるのは当たり前。
パパが現れてから宗教臭さを感じたもののあの世の娘の幸せそうな姿を見て涙がでてしまい、宗教勧誘
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アワ ~私は私の道を行く~(2022年製作の映画)

3.1

ありがちなストーリー展開ではあるものの、養子として大人に選ばれるのではなく、自ら理想の養母を追い求めるアワが可愛い。おばあちゃんの命が短い事を知り保護者が必要だと思う幼心が次第に成長して理想の女性を目>>続きを読む

グラディウス 希望への奪還(2018年製作の映画)

3.0

結構厳しめな評価が多いですが中国版マーベルな感じで私はそこそこ面白かったです。

(r)adius ラディウス(2017年製作の映画)

3.5

ジャンルで映画を選ぶ自分を反省してしまう作品。ディエゴ・クラテンホフは「ブラックリスト」ではスーツ姿がちょっとカッコイイ無口で謙虚、実は優しい真面目な男であったので、その先入観で視聴。途中までこの映画>>続きを読む

サイレント・ナイト(2021年製作の映画)

3.0

先ず、大金持ちなのに地下シェルターとか作らないのかなとか、虹色のラメブーツを買うならガスマスクとか買えばいいのにとか、そういった疑問は全て捨て去って鑑賞すると舞台劇のようでそこそこ面白かった。それにし>>続きを読む

ドライブ・マイ・カー(2021年製作の映画)

4.0

劇中の劇中(?)「ワーニャおじさん」のセリフを頼りに主人公家福の心情を読み解いていく物語。時に人は自分の感情に振り回されたり、魔が差したり、そんな瞬間があるが、許せない自分と生きていくことになってしま>>続きを読む

ハンニバル・ライジング(2007年製作の映画)

3.5

「ハンニバル・ライジング」だけ観た事がなかった。これを観終わったらもう一度全て見直そうかと思っていたが鑑賞後その気持ちが失せた。なぜならハンニバルは正義だから。

川っぺりムコリッタ(2021年製作の映画)

4.0

実はこれの前に「PLAN75」を観たのだが、順番が逆でなくて良かった。
「PLAN75」は、孤独で生き続けるのは苦痛であり少子高齢は社会の問題ではなく個人の問題だと自分の未来が不安になって来る。ついで
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オッド・トーマス 死神と奇妙な救世主(2013年製作の映画)

3.5

恋人のストーミーがとにかく可愛い!!!
映画というよりアメリカのテレビドラマのような雰囲気。ストーリーが今までにないほど面白いというわけでもないし、役者の演技がすごいってわけでもないが、テンポ良く進み
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ディアボリカル(2014年製作の映画)

2.7

ホラーなら「そろそろ来るぞ」の中盤のシーンが初っ端からジャーン!!そして謎だらけ。観終わっても謎だらけ。腑に落ちない事だらけだけど何だか最後まで飽きずに観てしまった。ただ少年ジェイコブをもう少し丁寧に>>続きを読む

女神の継承(2021年製作の映画)

3.5

ドキュメンタリータッチでリアリティある怖さ。その理由は悪魔や霊そのもの本体が登場しないからでしょうか...
出演者も演技している感じがまるでしない。そして起承転結の結がないのもリアルな感じなのかも。
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MEN 同じ顔の男たち(2022年製作の映画)

3.3

一体これは「哀れなるものたち」のような受け止め方でよろしいのか...
それともこの女性の罪悪感なのか、登場する男が同一人物ということは男全般に対する偏見なのか...謎過ぎる。
絵画のような美しい景色と
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カミングスーン(2008年製作の映画)

3.2

貞子っぽいけどストーリーもよく出来ていた。それに怖いばかりでない他の感情もあった。最後の「シェーン、カムバーック」と、あのお客さん全員次の回に映画出演するのかなと思ったら少し笑えて勝手にほっこりした。

ヴァチカンのエクソシスト(2023年製作の映画)

3.7

神すごい!!!
ありがちな悪魔祓いのエクソシストでもこちらはテンポ良く飽きるところがなく、終いまで爽快。シリーズ化の予感。

ボーはおそれている(2023年製作の映画)

3.2

初めの方はコメディ要素があってかなり面白かった。ずっとこのペースを貫いて欲しかった。途中、これがメインかと思ってた予告の可愛いセットとナレーションの小芝居シーンが催眠術のようでウトウトしてしまい後半は>>続きを読む

女王陛下のお気に入り(2018年製作の映画)

4.0

「哀れなるものたち」を観てからのこちらを鑑賞。なるほどこちらの作品でも冒頭から男は同じように表現されている。女王の寵愛を受けようと、サラの嫉妬心とアビゲイルの野心が競い合うベタなストーリーでも、演技と>>続きを読む

哀れなるものたち(2023年製作の映画)

4.0

この奇異な人生の始まりから自身のアイデンティティの確立までのエマ・ストーンの一連の演技が素晴らしい。しかも撮影の順番が前後したとあったので驚きです。彼女の真っ黒な長い髪、美しいラインのドレス、頭と体が>>続きを読む

ゴールデンカムイ(2024年製作の映画)

3.8

原作漫画未読、テレビアニメも3〜4話までしか観ていませんので、皆さんがおっしゃる原作の再現度云々は分かりませんが、冒頭の203高地の激戦の描写から目が釘付けになってしまいました。ヒグマの襲来もリアルに>>続きを読む

ダウンサイズ(2017年製作の映画)

3.3

Amazon prime で現在レンタル¥100だったので視聴。人口過密により、希望者を1/13ほどの大きさにダウンサイズにしてサステナブルな世界を目指すというもの。代わりに資産は80倍になり超豪邸に>>続きを読む

実在した犯罪小説(2018年製作の映画)

3.0

別に以外でも何でもない犯人。前半の連続殺人はグロテスクで残忍な様子が、見る人に期待させまくりの割には途中から警察も推理する事もなく、ダラダラとしていて眠くなってしまった。主人公の犯罪小説家の高齢女性の>>続きを読む

TALK TO ME/トーク・トゥ・ミー(2022年製作の映画)

3.3

呪物である手と握手をする方法の降霊術で憑依されるスリルと刺激を楽しむという設定が新しい。けれど、ところどころ「???」な部分があってイマイチな感想。
従来のホラー映画のように、主人公が原因を追及したり
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終身犯(1962年製作の映画)

4.0

1961年製作の白黒映画。
アマプラでウォッチリストに入れておきながらずっと視聴不可になっていたものが、ある日突然観られるようになっていたので何十年ぶりに鑑賞、白黒ながらすごく映像が鮮明になっており観
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オーメン/オーメン666(2006年製作の映画)

3.3

オリジナル版は遥か昔観て記憶は殆どないので新鮮な気持ちで観ました。悪魔本体は登場しないが何か起こりそうな気配の演出が上手い。シャイニングの三輪車を思わせるキックボードが迫って来るシーンは背筋が凍る。し>>続きを読む

ウォンカとチョコレート工場のはじまり(2023年製作の映画)

3.6

ティム・バートンの「チャーリーとチョコレート工場」のあのクレージー感と刺激を再び求めて観に行くとしたら失敗します。
幼少期に歯医者の父親にチョコレートが食べられないように顔に変な器具を被らされたチャー
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ザリガニの鳴くところ(2022年製作の映画)

3.8

見終わってから心の整理をつけるのに少し時間がかかった作品。 全体像は美しいストーリーだが詳細は自分で考えなさいと言われている感じ。だが詳細を考えれば考えるほど物語が汚れてゆくのでラストシーンのテイトの>>続きを読む

悪魔の棲む家(2005年製作の映画)

3.2

投稿するために「悪魔の棲む家」を検索したらこんなにもたくさんのリメイク作品が出てくるとは!! その中で一番最初の作品は観た記憶がある。確か日本の心霊番組でこの映画のロケ中に撮った写真に階段の手すりにも>>続きを読む

search/#サーチ2(2023年製作の映画)

3.9

おいおい「searchi 1」(アマプラ有料)を観ていなかったので、2を観るために1をネットのネタバレあらすじで読んでしまったじゃないか!こちら全く違う話でした。
しかし便利屋のこのような使い方が有り
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バーバリアン(2022年製作の映画)

3.8

前半は次々予想を裏切られて、もう予測を立てるのをやめてからは観ているこちらも一緒に暗闇を歩く感じで面白い!!
中盤にアホ男が登場してからは別の映画のようで飽きさせない上にまさかの展開。そしてピッタリ!
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ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)

4.0

アマプラで「シンゴジラ」を観ようとするも15分で飽きてしまった私。三連休を持て余しこちらをIMAXで再挑戦なのだが、思った以上に面白かった!ゴジラの目が本当に恐ろしい。海面に見えるゴジラの目が小さな新>>続きを読む

心と体(2023年製作の映画)

3.1

どなたか書いていらしたが、私も「バスケットケース」を思い出した。そして「バスケットケース」は名作だったなと改めて思ってしまった。結末の悲壮感は「バスケットケース」には敵わない。しかしながら、こちらもス>>続きを読む

インシディアス 赤い扉(2023年製作の映画)

3.6

パトリック・ウィルソンは、ロレインがいてこその死霊館シリーズ。そしてインシディアスはエリーズがいてこその作品。と勝手に思ってしまっていたので、序盤はなんだか観ながらロレインやエリーズが頭の中でチラチラ>>続きを読む

秘密の森の、その向こう(2021年製作の映画)

4.0

ストーリーも映像も美しい映画。ふわふわした栗色の天然の巻き毛に、綺麗色のセーター、晩秋の森。大人の真似をした寸劇ごっこ。少女時代のママと出会い友達になったことで、自分を置いて急にお家を出て行ってしまっ>>続きを読む

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