chsyさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

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人生、ここにあり!(2008年製作の映画)

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むかーしむかーし、大熊一夫さんの「ルポ精神病棟」を読んで以来、問題意識に1コーナーを設けて見続けている課題。
イタリア「バザリア法」関連。

以前、渋谷のミニシアターで精神医療系映画の特集的なのやって
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ガザの美容室(2015年製作の映画)

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このところガザが気になり鑑賞。

今まさに銃声が飛び交う市街地を想像させる。
5年前の作品だけど、街の中はあまり変わらないのでは?
だってこんな状況下でインフラ整備とかする?

今回の銃撃線のトリガー
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クリシャ(2015年製作の映画)

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深く刻まれたシワ。
自らの感情で筋肉を硬直させ、皮膚を歪めた末に押された刻印。
苦悩、怒り、悲しみの印。

最初のワインを飲んで、スイングジャズと共にキッチンへ向かう時の表情。ここ効いてましたね。
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ノマドランド(2020年製作の映画)

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荒野と砂漠と岩山…

鑑賞前からどんなオチになるのか…不安を抱えつつ、現代的課題への問題意識と放浪への憧れを持って劇場へ。久々の劇場。やはり映画館はいい。

さてノマド、とは。
フランスの知性(と言わ
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タレンタイム〜優しい歌(2009年製作の映画)

5.0

一途すぎる思いが、痛みを伴って押し寄せる。
みんな一生懸命に誰かを思っている。たぶん自分のこと以上に。
他宗教、他民族への理解?
ジャック アタリさんが「利他的であることが、唯一人類と地球の滅亡を食い
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ザ・ライダー(2017年製作の映画)

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『ノマドランド』への期待を胸に鑑賞。

「賢い馬は意思が強く、人をよく見ていて簡単には言うことを聞かない。でも納得すれば従ってくれる」
身内に馬と共に青春を送ったヤツがいて、そんなことを言っていた。
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WISH I WAS HERE/僕らのいる場所(2014年製作の映画)

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期待以上に良かった。
音楽が良かった。
サントラを買おうか、というくらい良かった。

Wish I was here
by Cat power

Raven’s song
by Aaron Embry
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薬の神じゃない!(2018年製作の映画)

4.8

めちゃくちゃ面白い!

主演のシュー・ジェンはじめ、役者陣の個性炸裂。予断なく引っ張るテンポ。映画館のフルスクリーンならもっと迫力あったろう。
撮影場所も路地裏から屠殺場からポールダンスパブから老人介
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子供たちの王様(1987年製作の映画)

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かなり昔に鑑賞。
記憶の彼方に、されど残る映像美
札幌シアターキノ

都市を耕す エディブル・シティ(2014年製作の映画)

4.0

昨年観た『Tomorrow〜パーマネントライフを探して 』でも描かれていた、「都市の中にいながらにして耕作しよう」という米国内の動きを追った作品。
6/21までYouTube 無料配信。

注目すべき
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イエスタデイ(2019年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

えっと。もし世界にあの三人の他にも何人かビートルズを覚えている人がいるなら、彼らと秘密結社とか宗教団体的なものを作って、ビートルズ及びジョンはじめ四人のソロ曲を崇めつつ、歌詞を教典として、コカコーラに>>続きを読む

砂の惑星(1984年製作の映画)

3.0

リンチ流の気持ち悪さがあります。ホドロフスキーが作っていたらどんなだったのかなーと。小人と大女は絶対かな。

SF見るとインフラのことが気になってしまって。
本来、ハード面よりソフト面に主題があるとい
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誰も知らない(2004年製作の映画)

4.8

息苦しいさと解放とが交互に訪れる。是枝監督の才能はもとより、子供たちの素晴らしさ。演技というより、子供のやわらかな体内に秘められた生命の息吹みたいなもの。眼差しと共に呼吸が伝わってくるような現実味があ>>続きを読む

旅するダンボール(2018年製作の映画)

3.0

ドキュメンタリーというより、イメージ映像みたいな感じ。ダンボールサイフの作者、彼がどれほど素敵な人か。周りにいる人々も意識の高いキラキラしたキレイな人達ばかりで…ちょっとウマイ話だけな感じが今一つ共感>>続きを読む