バロウズさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

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ALIENS エイリアンズ(2005年製作の映画)

2.0

開始5分で見るのを止めようかと思いました。
やたら吐瀉物は出るし無駄なエロはあるし汚いし登場人物のビジュアルも含めいろんな意味で視覚的にキツい映画です。

序盤はいかにもZ級なノリで大丈夫かこれと思い
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ディス/コネクト(2012年製作の映画)

3.9

インターネット、SNS社会がもたらす悲劇を描いた群像劇。
人間、誰しも実生活で満たされない感情を抱いたことはあると思うし、SNSを始めとするインターネットに救いを求めることも珍しくなくなってきた現代社
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ブローン・アパート(2008年製作の映画)

1.7

テロ犠牲者の遺族が立ち直っていく話、という感動的なものにできたはずなのに、テーマが散在しているせいか中途半端な出来になってしまっている。
ミシェルウィリアムズ演じる主人公に全く共感できないのも問題。大
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ルイの9番目の人生(2015年製作の映画)

3.7

「ハイテンション」「ヒルズハブアイズ」などでホラー映画の俊英と言われたアレクサンドルアジャ監督が挑んだダークファンタジー。

何故だか生まれた時から事故に遭うことが多く何度も死にかけた少年が主人公。
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デトロイト(2017年製作の映画)

4.2

「ゼロダークサーティ」に続くキャスリンビグロー監督による実録モノ。

60年代、暴動により黒人たちと白人警官たちの溝が深まるデトロイトを舞台に、主人公である黒人ミュージシャンが体験する地獄のような一夜
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スリング・ブレイド(1996年製作の映画)

4.3

殺人の罪で精神病棟に収容されていた知的障害者のカールと、孤独な少年であるフランクの交流を描いた人間ドラマ。アカデミー賞脚色賞受賞作。

監督脚本主演を務めたのはビリーボブソーントン。
近年ではドラマ版
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飛びだす 悪魔のいけにえ レザーフェイス一家の逆襲(2013年製作の映画)

1.2

このレビューはネタバレを含みます

一応「悪魔のいけにえ」の正式な続編・・・ということになってるんだけど、あまりにも酷すぎて開いた口が塞がらなかったし、それと同時に怒りすら湧いてきた。
悪魔のいけにえって、なんの罪も無い、偶然通りかかっ
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悪魔のいけにえ(1974年製作の映画)

4.9

テキサスの乾いた大地が醸し出す不穏な空気。
リメイクのテキサスチェーンソーとは違い、残酷描写ほほとんどなく血が少し出る程度。
それなのに物凄く嫌なものを見せられたような、カメラの不鮮明さもあってか余計
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アントマン&ワスプ(2018年製作の映画)

4.0

前作よりアクションシーンはパワーアップしてます。とくにピム粒子(物を大きくしたり小さくしたりできる物質)を使った目まぐるしいアクションの連続で退屈はしません。
ただ見せ場は予告編でほとんど見せちゃって
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バイオ・インフェクション(2013年製作の映画)

1.3

午後のロードショーとかでやってそう。

主役は300やインセプションなどの大作映画でスタントをやっている人らしく、たしかに筋肉は凄いしアクションも頑張ってるんだろうけど撮り方がダメなのか迫力がありませ
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シャークネード(2013年製作の映画)

2.3

ここまでくると一周回って面白い。
竜巻に巻き上げられたサメが人間を襲うという発想自体どうかしているが、そんな小学生でも思いつかないようなプロットでよく90分も保たせたなと、そこは評価に値するのでは。
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ロスト・ボディ(2012年製作の映画)

2.6

このレビューはネタバレを含みます

復讐に手間かけすぎだし回りくどい。
犯人が主人公を怖がらせようと裏でいろいろ小細工やってたと思うとマヌケで笑えてくる。
最後は復讐を果たした犯人のドヤ顔で終わるけど、こいつ何の罪もない警備員を間接的に
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灼熱の魂(2010年製作の映画)

4.6

「1+1=1なんてあり得るか?」

母親を亡くした双子に届けられた遺言から始まる壮絶な人間ドラマ。
レバノン内戦を下敷きにとにかく憂鬱、救いようのない話で、事の真相が明らかになったときはあまりの衝撃に
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ヒドゥン・フェイス(2011年製作の映画)

3.8

凡庸なラブロマンスから始まり、次第にミステリー、幽霊モノホラーの匂いを漂わせ、中盤からはまさかの展開に。
登場人物みんな愚かで軽率だし誰にも感情移入できないんだけど、もし自分があの人の立場だったら?と
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インサイド・ヘッド(2015年製作の映画)

4.5

感情の擬人化。正直、こんな設定でストーリーが成り立つのか?と懐疑的だったが見事に裏切られた。
この映画の主人公はライリーという11歳の少女だが、実質的な主人公は彼女の脳内にいる「ヨロコビ」という感情だ
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ゾンビーワールドへようこそ(2015年製作の映画)

3.3

タイトルからしてB級、C級映画のように感じられるが、これが意外と面白かった。
青春コメディにゾンビをプラスしたような感じで、登場人物のキャラクターも立ってるし伏線もちゃんと生かされてる、想像以上にしっ
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メッセージ(2016年製作の映画)

4.9

初めて劇場で見たときは、そのあまりにも残酷かつ美しいラストシーンに自然と涙が溢れ出た。
改めてBlu-rayで見直してみると新しい発見など多々あって、何度見直しても楽しめる映画だと感じた。
テッドチャ
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スノーピアサー(2013年製作の映画)

3.5

ティルダスウィントンの変顔を拝めるだけでも見る価値のある映画。
ツッコミどころを挙げると切りがないので省略するが、列車の車両を人間社会の縮図に置き換えているのは面白いと思ったし、「オールドボーイ」を意
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247°F(2011年製作の映画)

1.9

若者3人がサウナに閉じ込められるだけの至ってシンプルなシチュエーションスリラー。
実話ベースという時点で嫌な予感はしていたが、非常に後味が悪くイライラする映画。
登場人物4人のうち3人がクズ(ヤリマン
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リメンバー・ミー(2017年製作の映画)

4.5

音楽を禁止された家庭で育った少年ミゲルは、伝説的なミュージシャンであるデラクルスのギターを霊廟から盗んだことで死者の国へと堕ちてしまう。
「死者の国」というとおどろおどろしいイメージだが、マリーゴール
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ザ・ウォール(2017年製作の映画)

3.6

瓦礫で作られた今にも崩れそうな「壁」を挟んで、負傷したアメリカ兵と彼を執拗に狙う狙撃兵の心理劇を描いたシチュエーションスリラー。
ジャンル的には戦争映画に分類されるのかもしれないが銃撃戦や戦闘シーンは
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スイス・アーミー・マン(2016年製作の映画)

3.4

孤独な青年と水死体の友情を描いた実験作。
水難事故により無人島に漂着した主人公の青年(ポールダノ)は、砂浜に打ち上げられた水死体(ダニエルラドクリフ)を発見する。
その水死体は体内で腐敗が進んでいるよ
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グレイテスト・ショーマン(2017年製作の映画)

3.9

実在の興行主、P・T・バーナムの伝記映画。
ミュージカルの場面やパフォーマンスは迫力満点で、映画館で見るべき映画だと断言できるが、いかんせん主人公バーナムの描き方に違和感が残る。
この映画ではヒュージ
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聖なる鹿殺し キリング・オブ・ア・セイクリッド・ディア(2017年製作の映画)

4.3

「籠の中の乙女」「ロブスター」のヨルゴスランティモス監督による異色のオカルトスリラー。
「ダンケルク」のバリーコーガンが「オーメン」のダミアン顔負けの不気味な青年を熱演。
好き嫌いの分かれる映画だし決
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