期待値が高すぎたので、見終わった後はよくわからない感じになっていたと思う。
正直ないところ語り口として、真新しいものはあまり感じなかった…楽しみすぎて元ネタを調べすぎたせいでもある。
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この映画を見て思い出したのは
ラリー・クラーク『KIDS/キッズ』
岡崎京子『リバーズ・エッジ』
溝口健二『山椒大夫』
バリー・ジェンキンス『ムーンライト』
小津安二郎のカラーを初めて見たのだけれどすごく面白い。
色の使い方も相まってポップでのほほんとしたコメディだけれども、作家性もあるのかそこはかとない冷たさも感じた。
現代の映画では感じない、時代の熱量というか力強さ、泥臭さがすごい。