映画館の音響で聴けて良かった。
内容はもちろん素晴らしいが、欲を言えばもっと歴代のジャズプレイヤーの名を出してほしかった。
「音楽を続けるには条件がある。」
かつて音楽家を諦めた身としてその通りだと>>続きを読む
そういえばバラナシの映画館でタイトル不明のインド映画を観たことがあった。
ボリウッドはいいぞ。
ダニエルズ作品はこれで3作目だった。
理不尽な展開やアクションも最高だし下品なコメディから家族愛など振り幅が広い。
他者への寛容さを忘れがちな混沌とした世界で最後の展開には胸を打たれた。
公開当初は興味がなかったが、グレタカーウィグ監督の新作と知り鑑賞。
「バービー人形(マーゴットロビー)の存在がフェミニズムを半世紀遅らせた」という台詞に笑った。
伝統的な性別の役割や理想像を押し付ける>>続きを読む
原作のファンだが文句なし。
「桐島部活やめるってよ。」並みに原作を映画に昇華した感はなかったものの、Wガッキー(知名度や影響力がある人)が演じて映画化することには少なからず意味があると思った。
巨匠の自伝的な作品であり集大成。
NHKの宮崎駿の「プロフェッショナル」を見て理解が深まった。
ラストシーンは宮崎駿自身の高畑勲への決別を描いただけでなく、何かを残す以上に人生には大切なことがある>>続きを読む
バヨナの新作でアカデミー賞外国語映画賞のノミネーション候補ということもあり気にかけていた。『生きてこそ』は鑑賞済み。
彼のキャリアはスパニッシュホラーで始まったが『永遠の子どもたちは』はシャマラン的な>>続きを読む
映画では人生におけるどの分岐も「劇的なこと」としては描いていない。自由意志の無力さみたいな前提がある気がするし、人生を振り返って後悔しても仕方ないんだよと言ってくれているようにも思った。
ゴジラが思ったより小顔だった。
欲を言えばもっと写してほしかった。
是非アカデミー視覚効果賞を。
チェコのカルト映画になりそうだし、『ダンサーインザダーク』と比較されそう。
このレビューはネタバレを含みます
1人の韓国系フランス人がひょんなことからソウルに帰り実の両親を探すというアイデンティティクライシスを描いた作品。
彼女は年長者を敬う韓国の文化や人間関係に馴染めない。韓国でできた友人に「可哀想な人」と>>続きを読む
デニーロ×モリコーネ作品。
イメージは南米を舞台にしたイエズス会、ポルトガル、スペインの三つ巴の世界。
布教師も侵略者も自身の思想を押し付ける姿は、まるで実体のない輪の中から異端者を探して排除してる様>>続きを読む