映画太郎さんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

ホビット 決戦のゆくえ(2014年製作の映画)

4.0

原作未読。

『ロード・オブ・ザ・リング』からずっと観てきました。壮大で、緻密で、美しい、映像と物語にわくわくしながら、ずっと変わらぬクオリティーを保ったまま楽しませてくれました。

冒頭のスマウグが
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ミュータント・タートルズ(2014年製作の映画)

2.0

ぶっちゃけ、面白くなかったです…

タートルズと先生の出生のエピソードはよくわかりました。
時々入る微妙な日本語は「未だにそのレベルかいっ!」って感じでした。
やっぱりどう控えめに見てもタートルズの造
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96時間 レクイエム(2015年製作の映画)

1.0

96時間シリーズ最悪。

やっぱっり第1作がバーフェクトでした!

もう原題の『Taken(連れ去られる)』ですらないです。舞台もぶっちゃけ自宅周辺に終始してるし、全2作に比べてもアクション要素が激減
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グランド・ブダペスト・ホテル(2014年製作の映画)

5.0

とにかくゴージャス!
徹底した絵作りはどこを切り取っても絵画のように美しいです。それに貢献しているのが徹底的に作り込まれた美術と撮影、そして超ウルトラ豪華なキャスト達の演技と小粋なユーモアです。

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黒い家(1999年製作の映画)

4.0

原作未読。

これは怖い! じわじわとエスカレートしていく見えない暴力が、やがて姿を現わす展開は素晴らしいと思いました。大竹しのぶが怖すぎです。

邦画って『リング』以降、いわゆるジャパニーズ・ホラー
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ダンサー・イン・ザ・ダーク(2000年製作の映画)

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本作のファンの皆さんゴメンなさい!
ビョークのファンの皆さんゴメンなさい!
ラース・フォン・トリアー監督のファンの皆さんゴメンなさい!

俺はこの映画が大っ嫌いです!

ダークなミュージカル映画、そし
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るろうに剣心 伝説の最期編(2014年製作の映画)

4.0

原作未読。アニメ版未鑑賞。実写版第1作未鑑賞。

劇場版後編第一部である「京都大火編」が凄い!という噂は聞いていたんですよ。でも原作に全く興味がなかったのでなんとなくスルーしていたんですが、「伝説の最
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るろうに剣心 京都大火編(2014年製作の映画)

4.0

原作未読。アニメ版未鑑賞。実写版第1作未鑑賞。

劇場版後編第一部である「京都大火編」が凄い!という噂は聞いていたんですよ。でも原作に全く興味がなかったのでなんとなくスルーしていたんですが、「伝説の最
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ザ・ゲスト(2014年製作の映画)

2.0

他の方も書いている通り「悪の教典」です。
もっと言うとパクリです。

主人公のサイコ野郎は普段は、頭切れて、礼儀正しく、人当たりがいい。

サイコ野郎は他人の心に付け入る。

サイコ野郎は殺人を犯す
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ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー(2014年製作の映画)

4.5

ほとんどの日本人が知らないマーベルコミック原作作品。そのせいか若干地味です。でもアイアンマンも実写化されるまで知っていた日本人は少なかったと思います。

本作はコメディーなので、随所に小ネタが散りばめ
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ヒックとドラゴン2(2014年製作の映画)

5.0

前作鑑賞済み。前作のファンです!

なんか登場キャラがみんな成長していて、嬉しいやら、頼もしいやら。それでもトゥース以下ドラゴン達にはあまり成長は見られないのでちょっと安心したりして。

そして、ヒッ
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ベイマックス(2014年製作の映画)

4.0

本作はウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオ(だけではありませんが)が、PIXARの力を借りずに自力で製作しています。スタジオとしては『アナ雪』の次作になりますが、スタッフはほとんど違います。>>続きを読む

ミレニアム2 火と戯れる女(2009年製作の映画)

3.0

原作未読。フィンチャー版鑑賞済み。前作鑑賞済み。

オリジナル版を観るとやっぱり次が観たくなるわけです。残念ながらフィンチャー版は第1部しか製作されていませんから(2015年1月10日現在)、オリジナ
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ミレニアム3 眠れる女と狂卓の騎士(2009年製作の映画)

3.0

原作未読。フィンチャー版鑑賞済み。第一部・第二部鑑賞済み。

本作は前作のエンディング直後から始まります。血と泥にまみれたリスベットが酸素マスクを付けられてヘリで運ばれていきます。そもそも前作の終盤で
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戦慄怪奇ファイル コワすぎ! 史上最恐の劇場版(2014年製作の映画)

1.0

2015年の自分が失礼な事を書いていますが、白石監督作品を何本か観た2023年の自分は白石監督作品が大好きです。「ノロイ」は個人的に日本の名作ホラー映画だと思っています。ただ、これが白石監督の呪いかど>>続きを読む

ミレニアム ドラゴン・タトゥーの女(2009年製作の映画)

4.0

原作未読。フィンチャー版鑑賞済み。
こちらの方が先に作らている訳ですが、ほぼフィンチャー版と変わらず(細かい所で違いはありますが)、役者だけが変わったような印象でした。なので、ストーリーも結末も知って
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イントゥ・ザ・ストーム(2014年製作の映画)

3.0

完全にノーマークだったのですが、物凄い迫力でした。
いやーCGの進歩って凄いなーと思いました。

1996年にヤン・デボン監督が、竜巻研究者の映画『ツイスター』を撮りました。制作総指揮はスピルバーグで
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STAND BY ME ドラえもん(2014年製作の映画)

4.5

本作で白組は世界でPIXARに比肩する3DCGアニメーション制作スタジオになったと思います。基本的に白組はVFX・映像制作が主ですが、2011年に『friends もののけ島のナキ』と言う素晴らしい3>>続きを読む

かぐや姫の物語(2013年製作の映画)

2.5

もうちょっとひねりとかあるかと思っていたのですが、意外と日本人が知ってるかぐや姫の物語そのままだったので残念です。

作品全体を通して水彩画のような柔らかで(時に激しく)、明るい絵作りに挑んでいる訳で
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トリック劇場版 ラストステージ(2013年製作の映画)

4.0

長いこと『トリック』を観てきました。
正直言ってもうこれで終わりかと思うと悲しいです。長年付き合ってきた友達と永遠の別れをするようでした。

いつものキャラ達。いつものギャグ。いつものカメラ割り。可笑
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テルマエ・ロマエII(2014年製作の映画)

4.0

原作は全部読みました。実写版前作も観ています。
つまり原作もヤマザキマリさんも好きです。

シリーズファイナル(多分…)である今作は、またまた海外のあり物巨大セットを使わせてもらい、エキストラ5000
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渇き。(2013年製作の映画)

3.0

中島監督の作品はずっと大好きで、『告白』の時には、本当に天才なんだと思いました。なので本作に期待せずにはいられなかったわけですが、ちょっとどうかなぁーって感じでした。

尋常じゃない数のカット割りから
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呪怨 終わりの始まり(2014年製作の映画)

1.5

とうとう海を渡った『呪怨』は、アレはアレでそれ程嫌いじゃなかったんですが、本作はサブタイトルが示すように、いわゆる「リブート版」ということなのかなと思いました。

ただ、どれもこれも既視感のあるシーン
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ニード・フォー・スピード(2014年製作の映画)

4.0

『Need for Speed』はiPhoneアプリのゲーム版で何本かお世話になりました。レースゲームの中ではかなり好きな方で、現在iPhoneアプリのゲーム版のリリースがストップしているのが残念です>>続きを読む

美女と野獣(2014年製作の映画)

3.0

『美女と野獣』が1740年にフランスで書かれたものが原作だとはわかっているんですが、どうしても『美女と野獣』=「ディズニーアニメ」と言う設定が、セリーヌ・ディオンとピーボ・ブライソンの歌う主題歌と共に>>続きを読む

オオカミは嘘をつく(2013年製作の映画)

3.0

無実を主張し続ける男、追う元刑事、娘の仇を討ちたい男、娘の仇を討ちたい男の父親、馬に乗ったアラブ人、が、入り乱れて結末に向かいます。

終始重苦しいBGMやスローモーションなどで緊張感が漂ってますが、
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最強のふたり(2011年製作の映画)

4.5

青山シアターのオンライン試写会で当選したので観ました。評判が良かったので前から観たいと思ってはいたのですが、なかなか優先順位が上がらず(個人的にはタイトルのせいだと思っていますが)、大作や話題作ばかり>>続きを読む

猿の惑星:新世紀(ライジング)(2014年製作の映画)

3.5

前作の『猿の惑星 創世記』が、如何にして猿達が勢力を拡大し、人間達が衰退するに至ったかを描いていたので、説明的な印象は若干あったのですが、今作は基本設定的な事は省いていて(冒頭で前回の復習的映像は流れ>>続きを読む

マレフィセント(2014年製作の映画)

2.5

ようするに『眠れる森の美女』なのですが、脇役だった呪いをかける魔法使いを妖精に変えて主役にしたのが本作。そこまで改変したのだからストーリーも大幅に改変されてます。もう『眠れる森の美女』のことは完全に忘>>続きを読む

チーム・バチスタFINAL ケルベロスの肖像(2014年製作の映画)

2.5

原作未読。
『チーム・バチスタの栄光(劇場版)』と『ジェネラル・ルージュの凱旋(劇場版)のファンとしては凄く不満なんですよね。テレビ版をベースにしている本作とはキャストも違うし基本的なお約束も違うんで
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LUCY/ルーシー(2014年製作の映画)

3.0

現代の人間が到達していない領域について描いていているので、劇中モーガン・フリーマンが言った通り「サイエンスフィクション」でしかないのは仕方ないですね。

それでも映画としてもっと現実味が欲しかったし、
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神様のカルテ2(2013年製作の映画)

3.5

原作未読。
今回は「3組の夫婦」と「2組の男の友情」を軸に物語が進みます。そういう意味では医療ドラマというより人間ドラマの色が濃かったと思います。
だからこそ共感できる部分が多くて、心を動かされました
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藁の楯(2013年製作の映画)

3.0

冒頭の日本映画にあるまじき大規模な高速道路のアクションシーンは名古屋の一般道を全面封鎖して、1400人のエキストラを投入して撮影されたそうです。

もうひとつ、新幹線のシーンは台湾で撮影されています。
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X-MEN:フューチャー&パスト(2014年製作の映画)

4.0

X-MENシリーズも6作目です。息が長いシリーズですねー。X-Menシリーズは他のヒーロー物に比べると、人間ドラマを丁寧に描いている点で一線を画していると思います。そこが息の長い理由なんじゃないでしょ>>続きを読む

鑑定士と顔のない依頼人(2013年製作の映画)

3.5

サスペンスなのか? ロンマンスなのか?

前評判は聞いていたのでワクワクしながら観ました。この話はいったい何処に行き着くのか。

この手の話しは書くのが難しいですね。何を書いてもネタバレになってしまう
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トランスフォーマー/ロストエイジ(2014年製作の映画)

3.0

4作目になった「地球人大とばっちり映画」は、事実上リブート作品となってまして、キャストが一新されてます。まあリブートと言ってもキャストが一新されただけではありますが。

キャストが一新されてマーク・ウ
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