タリホーさんの映画レビュー・感想・評価 - 9ページ目

タリホー

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アイリッシュマン(2019年製作の映画)

3.6

スコセッシ監督とデーニーロ、パチーノ、ペシなど多くの名優が彩る骨太作品。

最新技術で俳優たちを違和感なく若返らせ、素晴らしいものを観れたと感動。現代だからできたことであり、これだけでこの作品を観る価
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カメラを止めるな!(2017年製作の映画)

3.5

綿密に練られた脚本が見事。
この作品には低予算だからこその面白さがある。

公開時大きな話題となった今作。悲しくも自然と予備知識が耳に入ってきてしまった。高まった期待値を大きく上回ることはなかったのが
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きっと、うまくいく(2009年製作の映画)

3.7

ずっと家に眠っていたDVDをやっと鑑賞。例の如く3時間弱の長尺に気後れしていたが、評判通りの名作だった。

前半は長さを感じてしまったが、後半の怒涛の追い上げが素晴らしい。パディントンばりの伏線の回収
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ロマンティックじゃない?(2019年製作の映画)

3.5

ラブコメ好きにはたまらない作品。あるあるネタがふんだんに使われていて楽しめる。
Fワードは一切言えず、タイミングよく音楽が流れ、都合いいカット割、、、アイデアがとても良い。
カラオケのシーンはノリノリ
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チャーリーズ・エンジェル フルスロットル(2003年製作の映画)

3.2

1作目と同様に今回もエンジェルたちが可愛くぶっ飛びアクションで楽しめた。特に音楽が素晴らしく、誰もが聞いたことがある名曲の連続で思わずノリノリになってしまう。

しかし、ストーリーの粗さがどうしても気
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チャーリーズ・エンジェル(2000年製作の映画)

3.6

リメイクが公開ということで再鑑賞。
最後に観たのはいつだったか、、小学生の頃は定期的にTVで放送してた記憶。きっと自分が映画を好きになるきっかけとなった作品のひとつだと思う。

当時は知らない俳優さん
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ゴースト・スクール(2012年製作の映画)

3.4

しっかりと伏線の回収もされており楽しめる作品。

音楽の使い方が良くノリノリで鑑賞。メガネの子の見せ場は特に良かった。
後半に下ネタが多いように感じたが、この設定なら序盤からもっと入れて欲しい気も、、
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レディ・バード(2017年製作の映画)

3.9

平凡だが心揺さぶられる物語。何か大きな事件が起きるわけではない、しかし日々の小さな出来事が思春期の高校生にとっては大事件なのだ。
母親と喧嘩し、様々な友人と付き合い、恋に悩む。きっと誰もが通ってきた道
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ワイルド・スピード/スーパーコンボ(2019年製作の映画)

3.8

スタイリッシュな映像と音楽が最高。
冒頭、画面分割で2人の真逆な生活が映し出される。たったこれだけでわくわくが止まらないのはなぜだろう。

ワイスピ色は薄いもののアクション映画として申し分なし。ターミ
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ドラゴンボール超 ブロリー(2018年製作の映画)

3.5

漫画のファンだがアニメはほとんど未鑑賞。ブロリーについても知識がなかったがとても楽しめた。
これまでのブロリーがリセットされていたのがありがたかった。

丁寧にサイヤ人の過去描くことでキャラに厚みと深
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バジュランギおじさんと、小さな迷子(2015年製作の映画)

4.2

久しぶりにこんなに涙した。この作品を観ることでどれだけ優しくなれるだろう。

これでもかというくらいにご都合主義だが、全く嫌にならならない。そりゃこんな可愛い女の子を目の前にしたらみんな優しくなっちゃ
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パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

4.0

ジャンルがコロコロと変化し、2.3本一気に映画を観たかのような充実感と疲労感。さっきまで笑っていたかと思うと息を飲み手に汗握っている。ポン・ジュノ監督にはジャンルの概念がないのだろうか。

半地下で暮
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劇場版 ファイナルファンタジーXIV 光のお父さん(2019年製作の映画)

3.8

ドラクエを扱った「ゆうべはお楽しみでしたね」が好きで設定が似ていたため気になり鑑賞。
いやいや、やられた。最高だ。(やっぱりオンラインゲームにおける性別ネタはテッパンで面白い)

この作品は登場人物全
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イントゥ・ザ・スカイ 気球で未来を変えたふたり(2019年製作の映画)

3.6

彼らは気球に乗って世界を変えた。実話を元に脚色した作品(本来は2人とも男性らしい)。

美しい映像の中で手に汗握る展開が続くのはまるで「ゼログラビティ」。テンポが良くこの映画に無駄なシーンは1つも存在
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パディントン 2(2017年製作の映画)

4.3

パディントンがひたすらに愛おしい映画。
いや、登場人物が全員愛おしい。悪人ヒューグラントも夢を追い、バカな変装を大真面目に繰り返す、、なんて愛おしい。

そして刑務所での展開は素敵だった。どんなにアホ
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万引き家族(2018年製作の映画)

4.1


日本は樹木希林という女優を失った。この作品を通じて改めて彼女の偉大さを思い知らされた。

「普通子供は親を選べないからね、、」
「でもさ、自分で選んだから強いんじゃない?絆。」

本当の意味で選んだ
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ジョン・ウィック:パラベラム(2019年製作の映画)

4.1


ジョンウィック、シリーズ3作目にしてここまで魅せるか。

作品中ずっと殺してるだけなのに美しすぎて脳が溶けそう。脳内麻薬分泌されまくりでずっとトリップしてました。
違法薬物やってるひと代わりにこの映
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オケ老人!(2016年製作の映画)

2.5


そんな話し方の老人おらんでしょ!映画に集中させる気ないのか。

ご都合主義なのはコメディ映画なので良いとして、登場人物の感情が全然描けていない。
誰にも感情移入できぬままストーリーが進んでいく。
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ジョーカー(2019年製作の映画)

4.0


ジョーカー凄いことにになってる。

格差社会の中で社会に虐げられて生きてきたアーサー。これまで性悪説で描かれてきたジョーカーを性善説で描く。救いが無いわけではなかった、自ら悪の道に進んだのだ。

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愛がなんだ(2018年製作の映画)

3.9


恋愛映画の枠に収まりきらない感情の嵐。

この映画に悪人は1人もいなくて、恋愛観が違うだけでこうも傷つけ合うのか。

俳優一人一人が役にハマっていて、若手の実力と底力が素晴らしかった。後半テルコとマ
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