えいじさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

記者たち~衝撃と畏怖の真実~(2017年製作の映画)

3.9

映画バイスでは、イラク戦争は、チェイニー副大統領の私腹を肥やすためにイラクに有りもしない大量破壊兵器をあたかも有るように画策し大手メディアもそれに乗せられた。リベラルで知られるニューヨークタイムズやC>>続きを読む

機動戦士ガンダム THE ORIGIN I 青い瞳のキャスバル(2015年製作の映画)

4.0

大のガンダムファンであった私の弟が劇場公開を楽しみにしていた
このガンダムORIGIN
結局、観ることもできないまま他界して
しまった。
あまりガンダムファンでもない私に
兄ちゃん絶対面白いから観に行
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戦争のはらわた(1977年製作の映画)

4.1

原題 CROSS OF IRON (鉄十字章 )は当時のドイツ軍で 軍功の あった者に与えられた勲章のことである
この勲章をめぐり 歴戦の英雄で 鉄十字章を ぞんさいに扱い 上官達にとって 鼻持ちなら
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スターシップ9(2016年製作の映画)

3.7

移民宇宙船の中で たった一人で生きてきた若き女性が 宇宙船の酸素供給システムの修理に来た イケメン に 出会う ところから物語が始まり これは パッセンジャーのような 恋愛 映画 かなと 想像していた>>続きを読む

愛がなんだ(2018年製作の映画)

4.2

恋愛はかくも切なくありながら
逃れられない 呪縛なんですね
テルちゃんの気持ち痛いほどわかりました。
いやそういう経験がなければ なかなか 理解しがたい と思います。
自分は明らかに仲原 のような立場
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ジョーカー(2019年製作の映画)

4.0

絶対悪、純粋悪の存在であるジョーカーの誕生にいたる前日譚を描くことに、意味があるのか最初は懐疑的であった。
しかしすべては、杞憂であった。
冒頭そこに描かれたのは、救いようのないリアルな現実であり同情
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天気の子(2019年製作の映画)

4.2

多様化する社会の中で 映画のテーマはどうしても曖昧になりがちである
そんな 流れを 一掃するかのような 明確なメッセージを持った 一作が これだ
もちろん賛否はあるだろう
熱病のような恋愛感情 に 嫌
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タクシー運転⼿ 〜約束は海を越えて〜(2017年製作の映画)

4.0

1980年代初頭 韓国では 軍事政権の 民衆弾圧が続いていた
その中で 最も悲惨な事件と言われる 光州事件を 題材に 最初はホームドラマののような始まりながら 自国の軍隊が 民衆に発砲するという 愚か
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ジョン・ウィック(2014年製作の映画)

3.9

設定は漫画的でありながら アクションはあくまでもスタイリッシュ どう見ても 非現実的である
だが、 彼の表情は 絶望と苦しみに満ちていて リアルその もの
初めから終わりまで一切笑うことはない キャラ
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アラジン(2019年製作の映画)

4.3

大人から子供まで老若男女問わず 楽しめる作品ここまで完璧に作られると、粗をさがしたくなるのが人情
しかし、完璧に再現されたアラビアンナイトの世界
のりのりのウイルスミスが魔人ジニー好き放題やってるけど
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ゴジラ キング・オブ・モンスターズ(2019年製作の映画)

3.2

思った以上に心に刺さりませんでした。
人間ドラマとして前提にある
ゴジラにより、子供を失った母親の 喪失感が 、 人類 性悪 に 繋がるのか 全く理解できず、テロリストたちに至っては残虐に人を殺してお
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アベンジャーズ/エンドゲーム(2019年製作の映画)

4.5

MCU の映画を初めて見たのは アイアンマンで その頃はマーベルの アメコミであったことすら知らず かっこ悪いロボットだけどなんか面白いなあ ぐらいに 思っていた あれから随分の月日が経ち まさか そ>>続きを読む

バイス(2018年製作の映画)

3.9

田舎の電気工からアメリカ副大統領まで登りつめ実質の最高権力者となったディックチェイニーのサクセスストーリーとみるべきか?
同性愛の娘を守るべく大統領候補の座を捨て家族のため政界を引退した。
良き父とみ
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バンブルビー(2018年製作の映画)

4.2

バンブルビー
不細工で可愛くて
強くて優しくて
お茶目で おっちょこちょいで
そしてチャーリーのことが大好きで
言葉を失ったけど
チャーリーのおかげで 素敵な音楽の 言葉を 手に入れたよ
僕はバ
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キャプテン・マーベル(2019年製作の映画)

4.0

ヴァース彼女は 何者なのか?
前半のミステリー調の展開から はじまり
後半はキャプテン・マーベル無双
マーベル最強キャラじゃないですか
彼女ならきっとサノスにも対抗できる
そう思わせて アベンジャーズ
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ボーダーライン(2015年製作の映画)

3.9

悪も正義もない
一瞬でも甘い行動をとったものは、
瞬く間に淘汰される
暗黒の世界
全編極限の緊張感に覆われ全く救いようがない
それでも、微かな救いは、ヒロインが無力ながら巨大な力に抗うこと
しかしなが
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マンマ・ミーア! ヒア・ウィー・ゴー(2018年製作の映画)

3.8

前作でも人生全肯定と書いたが
まさにそのとおり
とにかく明るく
バカっぽい連中ばかり
ABBAの曲は前作よりマイナー度が高い
けどみんないい曲
70代後半 のシェールの美魔女
びっくりしました。
さあ
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フローズン・タイム(2006年製作の映画)

3.8

恋人に振られ不眠症になり得た能力は
ジョジョでいえば正に ザ ワールド
主人公はその空間で闘うでもなく
ひたすら絵を描く

脇役たちの悪ノリには引きまくった。
ヒロインのレジ打ち仕事のやる気のなさ
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カメラを止めるな!(2017年製作の映画)

3.9

最初は、このゾンビ映画大丈夫か!
出演者の演技も、いまいちだし
意味の分からない残虐な展開
陳腐な作り
地雷踏んでしまったかと思ってしまった
ところがところが
すべてを逆手にとっていましたね
なるほど
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ボヘミアン・ラプソディ(2018年製作の映画)

4.3

20世紀フォックスの タイトル画面で ブライアンメイのギター が 唸る
そして学生時代のフレディから 始まり
メンバーとの 出逢い
メアリーとの出逢い と続き
サクセスストーリーを駆け上がっていく
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メイズ・ランナー:最期の迷宮(2018年製作の映画)

3.5

前作、前前作と比べて先の読みやすい展開となりました。
B級作品としか思ってなかったこのシリーズ
随分お金を掛けた大作となったものです。
普通に楽しめますが過去作の方が好みです。
キッチリ終わったのは好
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ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書(2017年製作の映画)

3.8

ストーリーとして斬新なことはなにもない
ただスピルバーグが今のアメリカおよび世界を憂いて使命感に駆られ製作した映画だけあってあまりにタイムリー内容にさすがスピルバーグと思わせる一作だ
短期間に製作され
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マザー!(2017年製作の映画)

4.2

凄い作品です。
今年観た中でも1番のインパクトです。
中年の夫と若い妻が暮らす家に、とある男が訪ねてきたところから
始まり とにかく 観ていて なぜ どうして の連続で どんどん 悪い方に妻が追いやら
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15時17分、パリ行き(2018年製作の映画)

3.9

真実を映画としてリアルに描く
最近のイーストウッド監督の真骨頂である。
それを極限まで純化させた今作は事件の当事者達に演じさせるという恐ろしくアバンギャルドな離れ技をやってのけている
しかも演技者とし
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ジュラシック・ワールド 炎の王国(2018年製作の映画)

4.1

島から脱出までのスペクタクルは圧巻です。
これでもかと言う位の恐竜登場に火山噴火を交えてハラハラ感も半端ないです。
一転して中盤からの展開は賛否が分かれるところ
少女の生い立ちとパンドラの箱
次回作は
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デトロイト(2017年製作の映画)

4.5

1967年デトロイトで起きた暴動の中、アルジェ・モーテル事件といわれる警官による黒人青年への暴行および殺人をメインに描いた作品
キャサリン・ビグロー監督曰く
私にとって映画は社会問題を浮き彫りにするた
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ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー(2018年製作の映画)

3.8

私にとってスターウォーズといえばハンソロ、ハンソロといえばハリソン フォードなわけです。
そんな中、若いオールデン エアエンライクがどのようにハンソロを演じるのか 非常に気になり早速、観てきました。
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万引き家族(2018年製作の映画)

4.5

万引きは犯罪である
至極当然のことで誰もが認める事実に違いない
そこに問題はあるが明るい家族の物語を加えることで黒ではなく
グレーな世界観を構築している
それによって、この世間一般では家族と呼べないが
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シンクロナイズドモンスター(2016年製作の映画)

3.6

アン ハサウェイ主演で怪獣映画?
おバカなコメディを予想していたら大きく違っていた。
意外にもヘビーな話でお酒でいつも失敗してしまう主人公が心根の優しさ故に怪獣を絡めて辛い目にあう
中盤以降はほんと辛
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マンマ・ミーア!(2008年製作の映画)

4.1

人生全肯定
歌って踊るメリル ストリープに元気をもらった。

過去は過去だけど今を生きる原動力となって
決して後悔などない
楽しく力強いメッセージ
ABBAのポップなメロディに乗って人生謳歌のめくるめ
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アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー(2018年製作の映画)

4.5

この映画のために一週間MCU漬けになっておりました。
そのおかげで最高に楽しめました。
その間、好き勝手なことを書いていましたが、すべて吹っ飛んで行った感じです。
各ヒーローの登場のたびに、いろんな過
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マイティ・ソー バトルロイヤル(2017年製作の映画)

3.9

随分軽いノリになりました。
まさか、ソーがロキがハルクがこんなに笑いを取りに来るとは、
前作までは人間たちで、お笑いパートを担っていましたが、今作は人間たちの出番は、ないのでヒーロー自身がコメディを演
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シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ(2016年製作の映画)

4.0

理想主義と現実主義のせめぎ合い

自らの理想と信念に基づき突き進むロジャースと、多少の妥協は、やむなしとし、実益を取っていくスターク
理想に走り自由に行動すれば原理主義となり過激化した集団ともなりかね
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アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン(2015年製作の映画)

4.0

シリーズ屈指の大活劇です。
CGも極まりました。
それで、いつも気になるのがソーの存在です。
DCコミックのジャスティスリーグでは、スーパーマンがすべてを超越した存在として描かれています。
それに匹敵
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キャプテン・アメリカ ウィンター・ソルジャー(2014年製作の映画)

4.0

北極で氷漬けになったまま70年の眠りから覚めた。
スティーブ ロジャースまさに孤高のロンリーヒーロー
そして彼をも凌ぐ魅力を放つ
ウインター ソルジャー

誰が味方で誰が敵かサスペンスタッチで始まり
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マイティ・ソー ダーク・ワールド(2013年製作の映画)

3.4

インフィニティストーンの一つエーテルをめぐる物語

ソーとロキの兄弟はどうなってるの前作マイティソーしかりアベンジャーズしかり、いつも裏切られてばかりなのに、すぐ仲直りするし
おまえらはゲゲゲの鬼太郎
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