せーのんさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

せーのん

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ASU:日の出(2021年製作の映画)

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第34回東京国際映画祭 アジアの未来作品

幸せな日々を送る妊娠中の妻に癌が見つかる。
夫の説得も聞かず、子供を守るべく癌治療を拒み続けるが、自身は衰弱していく。

妻の精神的な強さと癌の痛みに苦しむ
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アリサカ(2021年製作の映画)

3.5

第34回東京国際映画祭 コンペティション作品

警護中に襲撃されただ一人生き残った女性警官マリアーノは、敵から逃れるため森の中へ入って行く。
銃撃戦というより射殺シーンが多い。
襲撃された理由の説明が
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リベルタード(2021年製作の映画)

3.3

第34回東京国際映画祭 ワールドフォーカス作品

15歳の少女ノラは夏休みにリベルタ―ドと出会う。
対照的な性格のふたりの少女は、友情をはぐくみながら成長していく。

ノラは祖母の療養している別邸でリ
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一人と四人(2021年製作の映画)

3.6

第34回東京国際映画祭 コンペティション部門作品

密猟が横行する雪山。
山小屋の管理人の前にひとりの男が現れ、やがてひとり、またひとりとクセのある男たちが山小屋を訪れる。
密猟者は、誰なのか?

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クライ・マッチョ(2021年製作の映画)

3.6

第34回東京国際映画祭 オープニング作品

ロデオ界のスターだったマイクがかつての雇い主から別れた妻に引き取られている息子を取り戻してほしいと依頼を受ける。
犯罪スレスレの誘拐の仕事だが元雇い主に恩義
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ザ・ドーター(2021年製作の映画)

3.7

第34回東京国際映画祭 コンペティション部門
少年犯罪者の更生施設に住む少女イレーネが妊娠し、施設の教師ハビエルとその妻アデルは、人目を避けて出産できるようにイレーネと山小屋で共同生活を始める。

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キャッシュトラック(2021年製作の映画)

3.3

ジェイソン・ステイサムがとにかく渋いです。
復讐のために現金輸送専門の警備会社に潜入し犯人を探すステイサムは、
冷徹そのもの。
ステイサムは、一体何者なのかという謎を解き明かすよりも淡々と復讐に突き進
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007/ノー・タイム・トゥ・ダイ(2019年製作の映画)

3.8

入院してからなかなか体力が戻らず映画館にも行けてなかったんですが、やっぱりこの映画だけは、映画館で見たいと思い行ってきました。

ダニエル・クレイグのラストボンド、最高でした。
一体どういうボンドを見
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ゴジラvsコング(2021年製作の映画)

3.8

冒頭のゴジラの大暴れとゴジラとコングの戦いは迫力があり凄かったです。
極上爆音上映で観たというのもあるけどゴジラの咆哮が凄まじく劇場全体が震えてましたね。
ゴジラVSコングだけどどちらかというとコング
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クルエラ(2021年製作の映画)

3.8

デザイナーを夢見る少女エステラがなぜクルエラというヴィランに変貌したのか?
でもここでのクルエラは、ヴィランというよりかは、復讐の道をひたすら走る女性として描かれています。
魔法を使って敵を倒すのでは
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地獄の花園(2021年製作の映画)

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アタマ空っぽにして観れるコメディ映画ってたまに観たくなるんですよね。
OLの派閥争いをヤンキーに置きかえてるところが面白かったです。
ヤンキー映画って観たことないけどこんな感じなのかなーと思いながら観
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ブラックバード 家族が家族であるうちに(2019年製作の映画)

3.8

安楽死という重いテーマですが、暗い感じではなく比較的穏やかに物語は、進んでいきます。
難病に犯され病状が進めば自分の意思で体を動かすことも出来なくなると知った母は、安楽死という選択をします。
母の最期
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るろうに剣心 最終章 The Beginning(2021年製作の映画)

4.0

るろうに剣心最終章。
時代は、幕末。剣心が人斬り抜刀斎として生きていたお話。
頬の十字傷の謎と巴との悲恋が描かれています。
人斬り抜刀斎と呼ばれていた頃の剣心なので今までとは表情も違うしアクションシー
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ファーザー(2020年製作の映画)

4.2

認知症の父と介護する娘の話です。
認知症になった父親のものを忘れていく恐怖やどこかに置き忘れただけなのに盗まれたと思い込むシーンなどアンソニー・ホプキンスのリアルな認知症の演技が凄かったです。
真実と
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るろうに剣心 最終章 The Final(2021年製作の映画)

3.9

やっと最終章観れましたー。
それにしても1作目から10年たったんだと聞いてちょっと驚きです。
今回は、剣心の頬の十字傷の原因となる話に触れるため今までよりも内容がシリアスになっています。
剣心は、なぜ
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ノマドランド(2020年製作の映画)

3.9

ノマドとして生きるファーンの目を通してノマドの生き方を追体験しているような感じでした。
実際のノマドの人たちも出演しているということもあってドキュメンタリーのようにも感じました。
ノマドになったのは、
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くれなずめ(2021年製作の映画)

3.4

大人になりきれない男たちの青春コメディなのかと思ったら何だか切ない映画でした。
普通に描いたら重くなりそうな内容なのにそれを吹き飛ばすようなクスッとした笑いが観終わった後に不思議な余韻を残します。
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旅立つ息子へ(2020年製作の映画)

3.5

自閉症の息子ウリと父アハロンの絆の物語。
アハロンのウリに寄り添うように優しく見守るような愛情が良かったです。
別居している妻ももちろんウリを愛しているんだけどアハロンとは違ったかたちの愛情だなと感じ
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騙し絵の牙(2021年製作の映画)

3.7

テンポのいい騙し合いの連続が観ていて楽しいです。
大手出版社の社長が急逝し次期社長を巡っての権力争いと社内改革が行われそれぞれが生き残りを懸け騙し合いのバトルが繰り広げられるという物語。
飄々としてい
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ファーストラヴ(2021年製作の映画)

3.8

女子大生の聖山環菜が父親を刺殺する事件が発生。
環菜のドキュメンタリー本の執筆を依頼された心理師の真壁由紀は、環菜やの周囲の人々を取材します。
事件の真相を探っていくうちに由紀は自分の思い出したくない
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ファンタジア(1940年製作の映画)

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ファンタジアが映画館で観れると知り行ってきました。
事前に内容も調べずにディズニー映画というだけで観たんですがとても80年前に作られたとは思えないほど素晴らしかったです。
クラッシック音楽に合わせてイ
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ラスト・フル・メジャー 知られざる英雄の真実(2019年製作の映画)

3.9

ベトナム戦争で亡くなった衛生兵ピッツェンバーガーが名誉勲章が授与されるまでを描いた実話ベースの物語です。
空軍の衛生兵だったピッツがなぜ地上に降りて傷ついた兵士を救い続けたのか。
帰還兵たちの話を聞い
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モンスターハンター(2019年製作の映画)

3.5

内容はともかくモンスターたちの迫力がものすごかったです。
ミラ・ジョヴォヴィッチ演じるアルテミスが襲われながらも生き残ってるのが不思議なくらいでしたね。
前半はやられっぱなしだけど後半ハンターと行動を
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野球少女(2019年製作の映画)

3.5

天才野球少女のチョ・スインは、高校卒業を控えプロ野球選手になるためプロテストを受けようとするも女子というだけで断られてしまう。
友達やコーチ、そして母親からも諦めるように諭されるけど絶対に諦めないスイ
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きまじめ楽隊のぼんやり戦争(2020年製作の映画)

3.5

なんか不思議な映画でした。
いつから始まったのかもわからない戦争を毎日朝9時から夕方の5時まで行われている。
棒読みの台詞や規則正しい動きなど全てが独特すぎてなんだか見いってしまう。
全体的にゆるーい
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ステージ・マザー(2020年製作の映画)

3.7

愛する息子の訃報を聞き葬儀に駆けつけると息子はドラァグクイーンだったことを知らされます。
戸惑いながらも息子が残したゲイバーを再建するために奮闘する母メイベリンの姿が描かれています。
初めは、夫に逆ら
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すばらしき世界(2021年製作の映画)

3.8

人生の大半を刑務所で過ごしてきた三上がもがきながらもまっとうに生きていこうとする姿が描かれています。
まっすぐな性格で弱いものいじめをする者を許せない。
見て見ぬふりをする事も出来ないためとても生きづ
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羊飼いと風船(2019年製作の映画)

3.1

チベットの牧畜をしながら暮らす家族の物語。
静かに淡々と話は、進んでいきます。
前半は、牧羊を営む夫婦の姿や幼い息子2人が風船のようなもので遊ぶ姿が描かれています。
後半、お祖父ちゃんが亡くなり、妻が
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エマの秘密に恋したら(2019年製作の映画)

3.3

久々に観たラブコメ、なかなか面白かったです。
出張先から帰る飛行機が乱気流で震動し、墜落すると勘違いしたエマが隣の席の男性にそこまでしゃべらなくてもいいのにってくらい秘密を喋り尽くします。
その後、再
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KCIA 南山の部長たち(2018年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

1979年に韓国で起きた大統領暗殺事件を描いています。
大統領を崇拝していた中央情報部のキム部長がなぜ暗殺する道を選んだのか。
終始感情を押し殺したような緊張感のある演技が素晴らしかったですが、観てい
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461個のおべんとう(2020年製作の映画)

3.8

離婚した鈴本一樹(井ノ原快彦)は、15歳の息子・虹輝(道枝駿佑)を巻き込んだことに罪悪感を抱いていた。
やがて、一度は失敗した高校受験に合格した虹輝は、昼食を買うのではなくおべんとうを父に作ってほしい
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サイレント・トーキョー(2020年製作の映画)

3.5

多少の不自然さは感じるもののそこまで悪い映画ではないなと思います。
渋谷に爆破テロが起きると解っていながら集まってくる人たち。
今の平和ボケしている日本を映し出してるようで恐ろしかったです。
こんなに
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ザ・プロム(2020年製作の映画)

3.5

Netflixでの配信映画だけど期間限定で劇場公開してると聞き、ミュージカル映画は、劇場で観ないとねってことで観に行ってきました。
かつての人気舞台俳優のディーディーとバリーは、新作ミュージカルの失敗
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罪の声(2020年製作の映画)

3.8

昭和の未解決事件の一つのグリコ・森永事件をモチーフとした社会派ドラマです。
事件の真相を追う新聞記者の阿久津と幼い頃自分の声が脅迫テープに使われたと知り苦悩するテーラーの曽根の二人がそれぞれ違う立場で
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燃ゆる女の肖像(2019年製作の映画)

4.8

とにかく美しいの一言につきる映画。
静に淡々と物語は、進んでいくけどそれと対比して炎のように燃え上がる感情が描かれているのも印象的でした。
物語中盤での手拍子から始まり声が重ねられていくような合唱のシ
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ストックホルム・ケース(2018年製作の映画)

3.3

ストックホルム症候群の語源の元となった事件の実写化です。
銀行の立てこもり事件なのにどこかゆったりとした雰囲気が漂っています。
銀行を襲撃したラースは、行員を人質に取り刑務所に収監しているクラークの解
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