せーのんさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

せーのん

せーのん

映画(266)
ドラマ(0)
アニメ(0)

Malu 夢路(2019年製作の映画)

3.0

幼いころ、心を病んだ母と暮らしていた姉妹のホンとラン。
別々に生活していた二人は、母の死をきっかけに20年後に再会し、同居することになる。
しかし、20年の溝を埋めることができず妹のランは、突然失踪す
>>続きを読む

ドクター・デスの遺産-BLACK FILE-(2020年製作の映画)

3.4

安楽死がテーマになってるので重いのかと思ったら意外と軽い感じの映画でした。
前半は、末期のがん患者を抱えた家族の気持ちが描かれていて安楽死ということを考えさせられるシーンもあって良かったです。
後半は
>>続きを読む

スタートアップ!(2019年製作の映画)

3.8

韓国のハートフルコメディ映画。
18歳の不良少年テギルは、学校嫌いで勉強も嫌い。
勉強をしないことで母親からビンタされる日々に嫌気がさし家出をすることに。
そして偶然入ったチャンプン飯店の募集の貼り紙
>>続きを読む

博士と狂人(2018年製作の映画)

3.9

19世紀のイギリスで辞典作りに命を懸ける無名の学者マレーと精神を病み無実の男を殺してしまったアメリカ人の元軍医マイナーのお話。
実話を元にしているということとメル・ギブソンとショーン・ペンが競演してる
>>続きを読む

HOKUSAI(2020年製作の映画)

3.8

第33回東京国際映画祭 クロージング作品

葛飾北斎90年の歴史を2時間でまとめるのは難しい。
でも難しいながらも見ごたえはあったと思います。
北斎の人生を追っているというよりは、波の絵や赤富士の絵を
>>続きを読む

マリアの旅(2020年製作の映画)

3.5

第33回東京国際映画祭 TOKYOプレミア2020作品。

良かったです。
マリア役の女優さんの癒しのオーラみたいなものがすごく心地良かったです。
初老のマリアは、心臓の病気で入院生活を送ることになり
>>続きを読む

デリート・ヒストリー(2020年製作の映画)

3.0

第33回東京国際映画祭 ワールド・フォーカス作品。

フランスのネット社会や借金に翻弄される人たちをコメディタッチで描いています。
ネットに翻弄される主要キャスト3人の行動がとにかく笑えます。
ネット
>>続きを読む

ミッシング・リンク 英国紳士と秘密の相棒(2019年製作の映画)

3.9

第33回東京国際映画祭 特別招待作品。

スタジオライカのストップモーションアニメ。
英国の探検家ライオネルが謎の生物の相棒Mr.リンクと地球の裏側にある伝説の谷シャングリラを目指すアドベンチャースト
>>続きを読む

あのこは貴族(2021年製作の映画)

3.9

第33回東京国際映画祭 特別招待作品。

育ってきた環境も生き方も違う華子とミキの生き方を通して東京という街を描いています。
お嬢様の華子と家庭の事情で大学を中退しながらも仕事によって自分の価値を見い
>>続きを読む

83歳のやさしいスパイ(2020年製作の映画)

3.9

第33回東京国際映画祭 ワールド・フォーカス作品。

80代の老人セルヒオが老人ホームの調査のためスパイとして潜入するドキュメンタリー。
ドキュメンタリーとは思えないほどしっかりとした映像におどろきま
>>続きを読む

スレイト(2020年製作の映画)

3.8

第33回東京国際映画祭 TOKYOプレミア2020作品。

ヒロインを夢見るアクション女優のタマゴの主人公は、スタント仕事の現場でパラレルワールドに入り込んでしまい、極悪の独裁者から村人を救うために戦
>>続きを読む

バイク泥棒(2020年製作の映画)

3.1

第33回東京国際映画祭 TOKYOプレミア2020作品

ロンドンで暮らすルーマニア移民の男はデリバリー業で家族を支えているが、生活が苦しさを増すなか、命の綱であるバイクを盗まれてしまう。
物語前半は
>>続きを読む

アラヤ(2020年製作の映画)

-

第33回東京国際映画祭 TOKYOプレミア2020作品。

息子を失い山に隠遁した男、暴行され心を閉ざした女、私生児として生まれた娘などの登場人物たちが出てくるんですがこの人物たちがどう繋がっていくの
>>続きを読む

ノー・チョイス(2020年製作の映画)

3.8

第33回東京国際映画祭 TOKYOプレミア2020作品。

愛する男に利用されお金のために代理出産をさせられる16歳のホームレス少女、彼女を救済しようとする人権派の女性弁護士、そして少女の同意無く避妊
>>続きを読む

ディリリとパリの時間旅行(2018年製作の映画)

4.0

第33回東京国際映画祭 ユースTIFFチルドレン作品。

映像がとても綺麗で目を奪われます。
少女ディリリが友人の青年オレルと少女誘拐事件の謎を解き明かしていく内容となっていて分かりやすい展開になって
>>続きを読む

オマールの父(2020年製作の映画)

3.8

第33回東京国際映画祭 TOKYOプレミア2020作品。

イスラエル側で手術の甲斐なく死んだわが子オマールを抱いて国境に向かうパレスチナ人の父親サラー。
しかし一時的な国境封鎖のためパレスチナへ帰る
>>続きを読む

エイブのキッチンストーリー(2019年製作の映画)

3.8

第33回東京国際映画祭 特別招待作品。

イスラエル人の母とパレスチナ人の父を持つエイブは、家族の集まりの度に宗教や文化の違いで対立する家族に心を痛めていた。
料理を作るのが好きなエイブは、ある日フュ
>>続きを読む

アーニャは、きっと来る(2020年製作の映画)

3.6

第33回東京国際映画祭 特別招待作品。

1942年ナチスの占領下にあったフランスの小さな村でユダヤ人の子供たちを助ける手伝いをしていた少年の物語。
羊飼いをしている少年ジョーは、ひょんなことから森の
>>続きを読む

カツベン!(2019年製作の映画)

3.8

第33回東京国際映画祭 みなとシネマフェスティバル作品。

昨年上映された映画なんですがタイミングが合わず観ることができなかったんですが今年の映画祭でも上映されるとのことで観に行ってきました。
100
>>続きを読む

遺灰との旅(2020年製作の映画)

3.2

第33回東京国際映画祭 TOKYOプレミア2020作品です。
大家族の家長が亡くなりその遺灰を遺言に従い家長の兄弟と息子が散骨しに行くロードムービー。
散骨が終わるまで遺書を読んではいけないという指示
>>続きを読む

みをつくし料理帖(2020年製作の映画)

3.4

災害によって離ればなれになってしまった幼なじみ2人の友情物語。
原作は未読です。
澪が女料理人ということもあって美味しそうな料理が次々と出てきます。
澪は、つるやの主人に料理の才を認められるんですが関
>>続きを読む

望み(2020年製作の映画)

3.8

少年犯罪に巻き込まれていく家族がテーマになっています。
息子の友達の少年が殺害される事件が起き加害者である少年たちは、未だ見つかっていない。
無断外泊をしたまま戻らない息子は、加害者なのかそれとももう
>>続きを読む

喜劇 愛妻物語(2020年製作の映画)

-

第32回東京国際映画祭の出展作品だったので気になり観に行ってきました。
売れない脚本家でダメ男の夫とその夫に罵詈雑言を浴びせ続ける妻の物語。
愛妻じゃなくて恐妻の間違いなんじゃって思うくらい水川あさみ
>>続きを読む

TENET テネット(2020年製作の映画)

4.5

インセプション、インターステラーに続きノーラン監督の超難解映画。
インセプション、インターステラーは、頭フル回転させて何とかついていけたんですが今回は、ついていけずもうワケわからんって感じだったのに映
>>続きを読む

ミッドウェイ(2019年製作の映画)

4.0

戦争映画は、あまり好んでは観ないけどアメリカ側からと日本側の双方の視点で描かれてるということで興味を惹かれ観に行ってきました。
1941年日本の奇襲ともいえる真珠湾攻撃からミッドウェイ海戦までを史実を
>>続きを読む

オフィシャル・シークレット(2018年製作の映画)

4.2

イギリスの諜報機関で働く女性が国家機密をマスコミにリークしたお話です。
実話が元になっているんですが、この映画を見るまでこんな事件があったことも知りませんでした。
何も知らない国民に真実を知らせるため
>>続きを読む

宇宙でいちばんあかるい屋根(2020年製作の映画)

3.5

桃井かおりがで出るので気になって観に行ってきました。
14歳の少女つばめと桃井かおり演じる星ばあの掛け合いが面白かったです。
空を飛べる星ばあなのに桃井かおりが演じるとファンタジーというよりノスタルジ
>>続きを読む

一度死んでみた(2020年製作の映画)

3.7

色々とツッコミどころはあるけどコメディだし細かいことは、気にせずに観ると結構楽しめるんじゃないかなと思います。
あと、チョイ役で出てくるキャストが豪華すぎる。
この人こんな役で出していいのか?って人が
>>続きを読む

37セカンズ(2019年製作の映画)

4.0

昨年の東京国際映画祭の出品作品ということで気になりNetflixでも配信してるけどやっぱり映画は、映画館で見たいなと思って見てきました。
障害者の主人公が自立していく内容なのかなと思ってましたが、障害
>>続きを読む

ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語(2019年製作の映画)

4.3

キャスト全員がほんとに素晴らしかったです。
中でもシアーシャ・ローナンの演技には、心揺さぶられるものがありました。
小説家になるため1人逞しく生きているけど、ローリーがいない寂しさを吐露するシーンは、
>>続きを読む

家族を想うとき(2019年製作の映画)

3.5

上映終了したはずだったのに自粛解除後に復活してたので観に行ってきました。
わたしはダニエルブレイク同様リアルな描写に観ていて辛くなりますが見て良かったと思いました。
何とかこの苦しい状況から脱しようと
>>続きを読む

さようなら、コダクローム(2017年製作の映画)

3.9

疎遠だった父と息子がコダクロームフィルムを現像するために旅をするというロードムービー。
末期ガンで余命僅かな可愛げのないクソジジイを演じてたエド・ハリスが良かったです。
クソジジイなのに完全に憎みきれ
>>続きを読む

メゾン・ド・ヒミコ(2005年製作の映画)

3.5

ゲイである父親(田中泯)を嫌い、その存在を否定して生きてきた沙織(柴崎コウ)は、春彦(オダギリジョー)という若い男から父がガンで余命いくばくもないことを知らされる。
春彦は父が営むゲイのための老人ホー
>>続きを読む

ジュディ 虹の彼方に(2019年製作の映画)

3.5

自粛前に観た最後の映画です。
17歳でオズの魔法使いのドロシー役に抜擢されスターとして生きてきたジュディでしたが、今は借金を返すためにショーを続けている毎日。
そんな時ロンドン公演の話が舞い込む。
>>続きを読む

バック・トゥ・ザ・フューチャーPART3(1990年製作の映画)

4.5

午前十時の映画祭にて鑑賞。
PartⅡのラストでドクを乗せたデロリアンが1885年へ消えてしまい残されたマーティは、どうなる?ってところで終わってしまいましたが、PartⅢでは、ドクを助けるためにマー
>>続きを読む

パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

4.0

コロナウイルスによる自粛の中の鑑賞だったので人は、少なめでしたが観れて良かったです。
クライマックスのあの急展開が観終わってしばらく経った今でも忘れることが出来ないくらい衝撃的な印象に残っています。
>>続きを読む