衛星さんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

衛星

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劇場版 Free!-the Final Stroke- 後編(2022年製作の映画)

2.5

前編の最後の演出がかなり尖っていたのと比べるとちょっと大人しい

鳥の歌(1995年製作の映画)

3.2

最初から先住民に対して偏見丸出しで高圧的なプロデューサー達を征服者になぞらえてみても皮肉になってないのではと思うのは背景知識が足りないからかもしれない。
映画スタッフがフランス人女性を自分たち(ボリビ
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逆光(2021年製作の映画)

3.3

こういう恋愛話は好き。
田舎で何もないと言って夜中に遊ぶ場所がわりと出てくるのがちぐはぐに思う。核武装の話とかあまり70年代っぽくないし、この時代設定で若者をたくさん出すことをあまり生かせてない気がす
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ウィッチ(2015年製作の映画)

3.8

魔女とか悪魔が抑圧からの解放の象徴とかそういうやつでしょ…と思って見たけど神も悪魔も人間を理不尽に虐げて気まぐれに救済したりするという感じでこの世はどうしようもなかった。

ジャッリカットゥ 牛の怒り(2019年製作の映画)

4.5

キレっキレのカメラワークや編集に圧倒される反面、多くの登場人物についてその場で背景を理解することに難儀した。パンフレットのあらすじが丁寧に説明してくれてありがたい(ケーララ州の社会の解説も)。

群集
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不思議惑星キン・ザ・ザ(1986年製作の映画)

4.0

派手なSFXはないけど作り込みとか美術のセンスが凄かった。砂漠の風化した観覧車とかどうやって撮ったのだろう。溢れ出す砂の迫力。ペペラッツの質感もたまらない。
意外と長い映画だなと感じたら本当に長かった
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太陽を盗んだ男(1979年製作の映画)

3.3

ジュブナイルに出てくるロボットを思い出した。ハロとかその辺のSFマスコット的なかわいさがある。
常に出オチ感があり、最初のバスジャックが衝撃過ぎる。目的のない大量破壊兵器はあんまり怖くないサラ金よりも
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3-4x10月(1990年製作の映画)

3.7

極楽鳥花はじめ印象に残る場面が多い。
ここのたけしが一番凶暴だと思った。

すばらしき世界(2021年製作の映画)

3.9

役所広司が当然素晴らしい一方で、取材コンビの演技が気になる。言葉がちょっと軽いキャラクターなんだろうけど…

人生には波がある。今日正しくあれなかったことが、明日はもっとうまくできるかもしれない。毎日
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ビバリウム(2019年製作の映画)

2.7

初めに出てきた鳥の雛に一番恐怖を煽られる。途中それと同じ展開になるのではないかと恐れていたがミスリードだった。ローンとか労働とか育児とか…そういうのが面白いかというとあんまり乗れなかった。

天使/L’ANGE デジタルリマスター版(1982年製作の映画)

3.4

今まで観た映画の中で一番ストーリーが無い。
弦楽器の重い旋律の繰り返しに神経が摩耗し、闇のイメージの連鎖からの救済を願った。最後まで集中力を保てなかったのが残念。
クライマックスの鮮烈な光も印象深いが
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シン・エヴァンゲリオン劇場版(2020年製作の映画)

3.5

予告編を見てCGのクオリティや戦闘に不安があったが果たして微妙だった。第三村とネルフ的な世界に極端に世界が分裂していて、前者の方が面白かったかは分からないが自分がエヴァに求めている絵はそっちなんだと思>>続きを読む

トキワ荘の青春 デジタルリマスター版(1995年製作の映画)

3.5

場面の切り替えに暗転が多用され、ぼんやりとした思い出の断片がつなぎ合わされたような印象を受ける。
クライマックスの近くで寝てしまった。

サン・ラーのスペース・イズ・ザ・プレイス(1974年製作の映画)

3.4

アフロフューチャリズム。
サン・ラと黒人権力者がカードゲーム「世界の終わり」で対決する、という設定は面白かった。音楽に救済の力を感じたかは正直微妙。

粛清裁判(2018年製作の映画)

3.7

プロパガンダ映画を再編集した映画。法廷関係者のマイクごしの台詞より群衆のざわめきの方がクリアでこっちは現代に合成されているように聞こえる。ほよい臨場感。
文字通り茶番で法廷に立つ被告や検察官はそのまん
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アシク・ケリブ(1988年製作の映画)

3.5

ざくろの色の方が好きだと思った。
吟遊詩人が主人公だが詩はよまれない(字幕のない歌はずっと流れている)。代わりに鮮やかなダンスが目を引きつける。
混沌とした文化の出典はよく分からないけれどミニアチュー
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