ナチュラルボーンキラーの子供時代から始まるので『ハロウィン』かと思いきや、ブロンド美女をチェーンソーで切りまくるエクスプロイテーションなのだが、ジャーロ要素を取り込んでいることで犯人探しもしなきゃいけ>>続きを読む
育児ノイローゼホラー。前半は子どもが何をしでかすか分からないという怖さで母親視点に移入させられてたのが、後半は母親が狂っていく中で子ども視点に移入せざるを得なくなる、という見事な転倒。キャスティングも>>続きを読む
社会派畸形モンスター映画。『ジョーズ』以降のモンスターパニックの系譜ではあるが、むしろ『ロスト・ワールド』に繋がるようなホラー演出もみられ、さすがはフランケンハイマーといったところ。モンスターの子ども>>続きを読む
黙ってひれ伏せ!という映画。
演出1.0
人物1.0
構成0.9
驚き1.0
趣味1.0
※
演出=総合的な演出
人間=俳優および被写体の魅力
構成=脚本や画面の全体的な構成
驚き=斬新さ、意外>>続きを読む
激安『インセプション』(笑)そこまで退屈はしないものの、ベン・アフレックがあからさまにやる気がなく、ロドリゲスも片手間感があり、何とも冴えない映画。
ウィリアム・フィクナーがここまで出ずっぱりの映画は>>続きを読む
『光る眼』『オーメン』『エスター』などの「邪悪な子ども」ジャンルの始祖と言われるが、超能力やら悪魔やら下垂体機能不全といった非現実的設定ではなく、ただのサイコパスであるという点で今なおユニークな名作で>>続きを読む
スカラ座とLONLONの文字見える吉祥寺駅、懐かし!!丹念な作りではあるが、アニメーションとしてはここぞという瞬間に欠ける。
演出0.7
人物0.8
構成0.7
驚き0.7
趣味0.7
※
演出>>続きを読む
わりとストレートにフィンチャーな感じをやっているがゆえに「やっぱりフィンチャーは簡単に真似ができないんだなぁ」と思ってしまうものの、下手に中立的視点を取らずに「主人公=ヒーローvsウォール街=悪」とい>>続きを読む
とにかく衣装小道具を含めたプロダクション・デザインが隅々まで素晴らしいし、日本映画でこんな予算の使い方ができている作品は稀である。深田恭子のスター映画としても最高だし、もうちょっと評価されていいと思う>>続きを読む
全体的に手堅い演出で、中盤以降のお化け屋敷感は楽しいが、やや遊び心(あるいは意地悪さ)に欠ける。憑依されているキャラクターの周りにはもうちょっと緊張感があるべきでは。死霊シスターの登場(&退場)のバリ>>続きを読む
満を持して原作者自ら監督デビュー。多少のタルさはあれど、しっかりクライマックスでひと展開もあり、なかなか面白いデス!続編切望!
演出0.7
人物0.7
構成0.8
驚き0.8
趣味0.7
※
演>>続きを読む
フリードキンはこの世の地獄を知っている。そして、その地獄の中で人間の哀しさがどう輝くかを知っている。その確信と洞察の深さが信じられないほど美しい映画を創り出している。
それにしても『キラー・ジョー』の>>続きを読む
コロナ禍で企画されたと思しき激狭ソリッドシチュエーション。やや無理矢理に長編に伸ばしている感はあるが、メラニー・ロランの安定感もあって一定の水準はキープ。アジャといえどさすがに今回はゴアは無いかと思い>>続きを読む
せっかくなのでIMAX70mmで観ようと、チケットが取れるのを待ってようやく鑑賞したものの、想像以上につまらなかった。
3時間ほぼ会話劇。不意に登場するゲイリー・オールドマンを含め、俳優はとにかく全員>>続きを読む
こんなに真っ直ぐ肉弾戦だったっけ笑
演出0.7
人物0.8
構成0.7
驚き0.8
趣味0.8
※
演出=総合的な演出
人間=俳優および被写体の魅力
構成=脚本や画面の全体的な構成
驚き=斬新さ>>続きを読む
『顔のない眼』DVD特典で観たが、驚愕!当時ならではの荒々しくも繊細な職人の屠殺術が見事に画面に収められている。私の知る限り、古今東西のあらゆる屠殺ドキュメンタリーで最も美しく、最も艷やかな作品である>>続きを読む
アメリカン・スプラッター以前のフレンチ・グラン・ギニョルのおどろおどろしく気高い残酷美。クライマックスでの唐突な刺殺はその真骨頂。ほとんどのショックシーンはしっかりカメラに見せている中、"顔のない眼">>続きを読む
コメディ色あり、新ルールありで飽きさせない最終作。シリーズ的にどう考えても危険なキッチンで主人公がビビりまくるシーンは笑った。
演出0.7
人物0.7
構成0.7
驚き0.8
趣味0.8
※
演>>続きを読む
楽園が終焉に向かう過程がイマイチで、フェイクドキュメンタリーの美点もあまり活かされていない印象。それでもキャラクター演出の手堅さにタイ・ウェストらしさの片鱗は見える。
演出0.7
人物0.7
構成>>続きを読む
これは支持!カーアクションとしては粘りが足りず演出し切れていない部分も多いものの、ゲーム世代のクールな熱さが主人公の眼差しを通じてしっかり描かれていて、ニール・ブロムカンプならではのテンポの良い編集が>>続きを読む
相変わらずデモンズへの変化シーンが良くできているが、スポーツジムやエレベーターのロープといったゾンビ映画らしからぬ場所でアクションさせているのが面白い。『ヴィデオドローム』と『リング』の中間みたいなア>>続きを読む
面白い!オリジナル短編からあった「いじめられっ子の主人公を助ける殺人鬼」という設定に、「殺人鬼への恋愛感情」という要素を追加。家族や警察、いじめっ子の家族、友人などのキャラクターを効率的に配し、ラスト>>続きを読む
やはり動物をユニークに演出している映画は信頼が置ける。永遠の命を手に入れた男が愛を渇望する相手としてのイザベル・アジャーニも完璧。ノスフェラトゥがドアをすり抜けてやってくるショットは鳥肌もの。
演>>続きを読む
幼い頃のヒットラーを殺してもいいのか?を大統領と科学者が議論する場面や、コーネリアスが猿の起源を語るくだりなど、会話の切り返しが印象的。人類の終焉を阻止するために結果的に悪役となってしまう科学者の造形>>続きを読む
ソリッド・シチュエーション史上最もソリッドなのではないかというくらい何もない中で、それなりに愉しませてくれるが、やはり最後はもっと"映画的な脱出"を見せてくれても良かったのではないか。
演出0.7>>続きを読む
環境活動家なのにメガロドンへの殺意十分なステイサム再び。サメ1匹では持たないと思ったのか、3匹に増やしたうえで、後半からは巨大●●と陸上生物も投入。最後はちゃんと大乱闘になるのでまぁ満足なんですけど、>>続きを読む
動物映画の到達点。実写版『ライオンキング』のスタッフはこれ100回見て反省して欲しい。
演出0.9
動物1.0.
構成0.8
驚き0.9
趣味0.9
※
演出=総合的な演出
人間=俳優および被写>>続きを読む
トレーラーハウスのドアを開けたらジーナ・ガーションの●●●がお出迎えする、という出だしからしてポール・バーホーベン映画にしか思えないが、その後に展開される狂気と冷徹さはフリードキンのそれだった。
完全>>続きを読む
『ジョーズ』よろしく、いかに熊を見せずに惨劇を伝えるかさまざまな工夫が施されていて、特に夜のキャンプで女性が襲われて宙吊りになるところと某親子が襲われるシーンはしっかりショッキング。『ゴッドファーザー>>続きを読む
霊を映さずして霊を表現するホラー演出の基礎を作り上げた名作として知られるが、真に注目すべきは巨匠ならではの会話劇のカット割りの精確さかもしれない。登場人物の恐怖や困惑を細やかに捉えているからこそ、心霊>>続きを読む
『ゲット・アウト』のダニエル・カルーヤの女子版みたいな顔(というかそういうショット)を持ってきてはいるか、どこまで本気でホラーをやりたいのか疑問符。降霊の儀式も極めてインスタントで、手の呪物もただの小>>続きを読む
イザベル・アジャーニとイカの映画だと思っていたが、地味にスタントが総じてめちゃくちゃ危ないので驚いた。
演出0.8
人物0.9
構成0.8
驚き0.9
趣味0.9
※
演出=総合的な演出
人間=>>続きを読む
激突!に始まり、オカルトやスラッシャーを経由しつつ、モンスター映画に変貌していく、後にも先にもないジャンル横断型ホラー映画。
演出0.8
人物0.7
構成0.8
驚き0.9
趣味0.8
※
演出>>続きを読む
配信ではなかなか観れないようでNYの図書館でDVDを借りて視聴(なぜある笑)。ラストのくるくるアクションが作品の全てといっても過言ではないが、間違いなくこの映画でしか観れないアクションなので、それで十>>続きを読む
吸血鬼映画の皮を被ったパワハラ撲滅映画。ニコラス・ケイジがいつにも増して溌剌としている。
演出0.7
人物0.8
構成0.7
驚き0.7
趣味0.7
※
演出=総合的な演出
人間=俳優および被写>>続きを読む
幼少期に遭遇して以来の再会。今日の映画と比べれば全体的にほんわかしているものの、プールに現れるゲーターのゾッとするショットとか、結婚式場で人が次々吹っ飛ばされていくパニックシーンの盛り上がりなど、なか>>続きを読む