クリキンディさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

クリキンディ

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シャーロック・ホームズ(2009年製作の映画)

3.6

ガイ・リッチー監督のシリーズは、アクションもド派手で、スマートさより、とにかくマッチョなシャーロック。ジュード・ロウのワトソンも素敵。
エンターテイメントとして面白い。

博士の異常な愛情 または私は如何にして心配するのを止めて水爆を愛するようになったか(1964年製作の映画)

3.6

風刺やブラックジョークの効いたコメディとして笑えるハズが…
現実のニュースの方が、フィクションよりも極端なキャラクター設定の顔ぶれが並んでる。

人間の愚かしさを、わんこ蕎麦で矢継ぎ早にこれでもか!と
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ゲーテの恋 〜君に捧ぐ「若きウェルテルの悩み」〜(2010年製作の映画)

3.0

若きウェルテルの悩み、大昔、微塵も共感出来ず、結局読了出来なかった思い出しかない。
恋のために自殺するなんて…そして、それが当時流行しましたとさ。ってあたりは、恐ろしい。
時代の雰囲気、俳優さん達の魅
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ハイドリヒを撃て!「ナチの野獣」暗殺作戦(2016年製作の映画)

3.5

ナチス時代のチェコのシリアスな物語で、理想を胸に、無惨に散っていく若者達の姿は切ないです。

いつも感じていますが、邦画のタイトルの付け方には、大いに問題があると思います。
とくに昨今は、タイトルの邦
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マイ・プライベート・アイダホ(1991年製作の映画)

3.9

リバーフェニックス…あらためて素晴らしい存在感だった。
もちろん若々しいキアヌも素敵ですが、リバーフェニックス無しでは、この映画は成り立たないと思う。
生い立ちから、暮らしぶりから、何もかもがドン底。
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コンテイジョン(2011年製作の映画)

3.6

ものすごく豪華なキャスト。

コロナ禍が収束したとしても、またいずれ新たな感染症が出てくるリスクは否めないと実感した訳なので…
病気より怖い人間の本性をみて、『いざという時に、冷静でいられる人間であり
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あなたの名前を呼べたなら(2018年製作の映画)

3.9

なかなか素敵な空気感。
とにかく節度ある恋のお話。
静かに惹かれていく感じも、自然でいい。

リザとキツネと恋する死者たち(2014年製作の映画)

3.3

観終わってから、果たして実際に観た映画の記憶なのか、実は途中で眠ってしまって、おかしな夢をみたのか…わからない。

モービウス(2022年製作の映画)

2.9

全てのマーベル作品を観てないですが…どれもこれも、似たような印象を受けてしまう。

TENET テネット(2020年製作の映画)

3.7

時間軸で混乱してしまい、情け無いことに何が起きてるのかが、ところどころ理解出来なかった…

ノーラン作品は大好きだけど、劇場で集中して観ないと、ついていけない。

マザーレス・ブルックリン(2019年製作の映画)

3.4

50年代の雰囲気。ジャズ。
探偵モノかつ豪華なキャストのわりには、地味めの作品ですが、静かに楽しめました。

バッド・ジーニアス 危険な天才たち(2017年製作の映画)

3.8

この歳になって、カンニングシーンにドキドキハラハラさせらるって…参りました。笑

僕の巡査(2022年製作の映画)

3.6

当時の話…と思いがちですが、案外、罪にならない今の世でさえも、オープンに出来なくて仮面生活の人もたくさんいるんだろうな。
個人的には、ハリー・スタイルズの天然な魅力のおかげで、構えずストレートに恋する
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罪の声(2020年製作の映画)

3.8

どんな事件のニュースの裏にも背景があり、たくさんの人生、悲喜交々があるということ。
頭ではわかっていても実感が持てないことで、悪意はないのに、心無い言動をしてしまうことは誰にでもあると思う。
映画や小
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ファーザー(2020年製作の映画)

3.7

どのように老いを受け容れるか。アンソニー・ホプキンスの演技があまりに真に迫り、その寂しさや不安さが痛いほど伝わり、一緒に泣きじゃくりたくなりました。

窓辺にて(2022年製作の映画)

4.0

吾郎ちゃんが自然過ぎて、
そのうち喫茶店の窓辺の席で、静かに本を読んでる茂巳さんに出会えそう。
映画の中に没入するという作品ではないけど、台詞、そして間合いが、どれもあまりに絶妙。
気がつくと、いろん
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劇場版 きのう何食べた?(2021年製作の映画)

3.9

大事な人との関係は、丁寧に丁寧に、諦めずに忍耐強く、紡いでいくもの。そして、心を込めて料理したものを、一緒に美味しく食べること以上の幸せって無いなぁ…と、劇場版でも、しみじみ感じさせてくれます。

運び屋(2018年製作の映画)

3.9

ダメで危なっかしいおじいちゃんだけど。憎めない。
イーストウッド作品の、圧倒的な人間に対する温かさ、安心して観ていられます。
豪華なキャストも素晴らしく、
90歳になっても、こんな作品を作るエネルギー
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幼い依頼人(2019年製作の映画)

3.6

途中、とても辛いシーンが多かった。

生きていくのは大変だけど、
せめて親だけは、家族だけは…
子ども達を守ろうとする存在であってほしい。

虐待をしてしまう人もまた被害者で、幼い頃の人格形成過程に問
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涙するまで、生きる(2014年製作の映画)

3.9

地味な作品なので、ハイスコアにはなりにくいのかもしれませんがじっくり考えさせられる良い作品でした。
どこまでも延々と続く、乾燥した荒漠たる大地は、時に容赦なく絶望的に厳しく、朝焼けや夕焼けは涙を誘う美
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気狂いピエロ 2Kレストア版(1965年製作の映画)

3.4

観直して、じっくり考えてみても、お洒落なアート作品だなぁという感想…
ファッション的には、どのスタイルも素敵過ぎて、痺れます。印象的なシーンも多い。
JPベルモンドも、アンナ・カリーナも、ほんとに素敵
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すばらしき映画音楽たち(2016年製作の映画)

3.7

何度めかの鑑賞。

確かに、名作には必ず、
血湧き肉躍るような、又は、
琴線に触れるような、
良い音楽があってこそ。

T2 トレインスポッティング(2017年製作の映画)

3.7

20年経っても期待通りのクズっぷりでした。それぞれのキャラクター、もはやここに極まれりです。

気取った貴族的な文化と、労働者階級から生み出されたジャンキーなカルチャーと、イギリスの文化って両極端に振
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イヴォンヌの香り(1994年製作の映画)

3.3

仏文学におけるファム・ファタールとは…という本を読んで、幾つかのパターンの『運命の女』の作品を鑑賞中。

本作のイヴォンヌは、魅力的ではありますが、人生ごと奈落に堕とされるようなゾワっとする感じはあり
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ドライブ・マイ・カー(2021年製作の映画)

3.8

劇場で観ようと思いながら、村上春樹原作ということで、躊躇しているうちに見逃してたので、Amazon primeでやっと鑑賞。

心配してたとおり、ちょっと苦手な要素はありましたが…
想像してたより、ず
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