クリキンディさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

クリキンディ

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幸せは、ここにある(2021年製作の映画)

3.6

クライム系の暗めのを観た後に、ハッピーな気持ちになる本作はオススメ。
ビリー・クリスタルのおじいちゃん役は素晴らしい。粋でオシャレで、愛すべき素敵なおじいちゃん。さすが、ニューヨークの街が良く似合う。

特捜部Q カルテ番号64(2018年製作の映画)

3.8

シリーズの中でも、見応えありました。

強制不妊治療が公然と行われてた時代は大昔ではないし、保守的で厳格な価値観の人ほど、広義の優生思想に近かったりするわけで…
国を超えて共通する重たいテーマでした。

メアリーの総て(2017年製作の映画)

3.7

2回目の鑑賞。
フランケンシュタインは、何度読んでも、怪物に感情移入してしまうし、どの時代であっても、虐げられた者の思いの丈を代弁する不朽の名作だと思うのです。

ボヴァリー夫人(2014年製作の映画)

3.4

どのシーンも、まるで絵画のように美しかった。
自分で脱ぎ着が出来ないコルセットやドレスに閉じ込められた淑女達。動きにくそうな装飾だらけの紳士達。
機能性や合理性はそっちのけで、美しさを追求したものなん
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鑑定士と顔のない依頼人(2013年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

ところどころのワードが引っ掛かり、心配しながら観てたけど、やっぱりこうなっちゃうのか…。。

トルナトーレ監督の作品だから、最後にもう少しほっと安堵させてくれる感じがあるのかな、と期待してしまいました
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哭声 コクソン(2016年製作の映画)

3.2

ホラーは苦手なのに、國村隼さんの演技みたさについ…。その存在感には圧倒されます。

本来なら叙情的で美しいだろう山の稜線を映す朝焼け夕焼け。静かな農村の景色も、こと、ホラーになると…。

さよなら、僕のマンハッタン(2017年製作の映画)

3.8

恋愛観を語るとつまらないことになるので、とりあえずは豪華な役者さん達の演技に安心して、まぁ何ともマンハッタンのオシャレでスノッブな雰囲気を楽しみました。

ある天文学者の恋文(2016年製作の映画)

3.6

世の中の状況から、どうにも孤独感を感じて、何か癒しの映画を…と、
監督&音楽から、美しくて優しい作品だという確信をもって本作を鑑賞。想像以上にロマンティックこの上ないストーリー。

ジェレミー・アイア
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ロング・ショット 僕と彼女のありえない恋(2019年製作の映画)

3.7

シャーリーズ・セロン、相変わらずの何と完璧な美しさと人間的な眩い魅力。

徹底してラブコメ。手の届かない世界の美男美女カップルも素敵でしょうが、こんなチグハグな美女と珍獣の組合せってのは好きです。

ムーンフォール(2021年製作の映画)

3.7

これぞエメリッヒ作品。
王道のパターンで、意外性はないのでしょうが…

世の中からつまはじきにされてるダメダメなオタク青年の頑張りに、まさかの、ちょっとウルっとしました。

9人の翻訳家 囚われたベストセラー(2019年製作の映画)

3.8

個人的には、小気味よいテンポで楽しめたミステリーでした。
それぞれのキャラクター、役者陣も良かったです。
そこまで世間を騒がせる
『デダリュス』3部作、我々は永遠に読めないので…
『失われた時をもとめ
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パーム・スプリングス(2020年製作の映画)

3.1

後味は悪くないけど、劇場で観るほどの作品ではないかな…

評決のとき(1996年製作の映画)

3.7

キャラクターの善悪をハッキリつけているし、最終弁論もラストもわかりやすくドラマティックだから、素直に感情移入できて見やすいのかなと感じた。
が、現実の社会における人種問題はもっと複雑なのかも。

ちな
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約束(2006年製作の映画)

3.5

優しさというより優柔不断な彼に対して、女達はしっかり決断できる勇気があってよかった…

プレステージ(2006年製作の映画)

3.8

クリストファー・ノーランの作品は、派手なエンターテイメントがモチーフでも、楽しさよりも翳りがありました。
俳優陣は豪華絢爛…デビット・ボウイのニコラ・テスラには驚きました。
変わり者だったテスラを、ク
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レディ・バード(2017年製作の映画)

4.1

グレタ・カーウィグは女優としても素敵だけど、監督作品も本当に素直で優しくて最高。
シアーシャとのタッグは、素晴らし過ぎる。

ティモシーが嫌な感じなのは残念だけど、ストーリー・オブ・マイライフの彼らを
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FLEE フリー(2021年製作の映画)

3.8

苦痛や絶望感を、生々しく疑似体験させられるドキュメンタリーは、その部分だけが強く印象に残ってしまうけど、
アニメーションにより、重苦しくなり過ぎず、静かに控えめに訴えかけてくるものがあった。

故郷を
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コッホ先生と僕らの革命(2011年製作の映画)

3.9

素直に、スポーツのフェアプレーっていいな、信頼できる仲間っていいな…と思えたりする。
こんな諍いや分断の多い時代には、変にコチコチで頭でっかちにならずに、皆んなが幸せそうに笑ってる姿をみたくなる。
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黄金のアデーレ 名画の帰還(2015年製作の映画)

3.8

アデーレやクリムトがメインの物語かと勝手に思い込んで鑑賞しましたが、あらためてサブタイトルみたら、名画の返還…
=家族や民族の尊厳を取り戻すための闘いでした。

ヘレン・ミレンは、高貴で気丈な女性がと
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グッバイ、レーニン!(2003年製作の映画)

3.8

とにかく真っ直ぐなママへの愛。
社会体制に翻弄されたそれぞれの人生だけど、何が幸せなのかを考えてしまう。

天使のくれた時間(2000年製作の映画)

3.5

アクションものじゃないニコラス・ケイジも悪くないけど、いつもとても分かりやすいキャラクター。

罪と女王(2019年製作の映画)

2.9

繊細な悩める青年期に、信頼を与え、手を差し伸べるべき立場の人間が、この残酷な仕打ちは…
彼女の職務上の立場と対比されて、より身勝手さが際立ち、嫌悪感をかき立てる。

家庭内での虐待が起きてしまった場合
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オールド(2021年製作の映画)

-

Mナイト・シャマラン監督作品。らしさは想像通りですが、
彼の地は、もっと神秘的で魅惑的な浜辺を期待したのですが…個人的には少し寂びしい砂浜。

とはいえ、幾つになっても少年のような眼差しがステキな、ガ
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フランシス・ハ(2012年製作の映画)

3.8

ダメでイタい自分…我が事のように切ないシーンもたくさんあったけど、そうだよね〜そう生きていくんだよね〜。
とにかく映像のセンスが素敵。

アデライン、100年目の恋(2015年製作の映画)

3.6

ストーリーはともかく…
ブレイク・ライブリー、品のある華やかな美しさなのに、少し不安げなはにかんだような笑顔も素敵。
ドレス姿…完璧。溜め息。

ゴシップガールシリーズのイメージでしたが、もっといろん
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トップガン マーヴェリック(2022年製作の映画)

4.2

初代トップガンをリアルタイムで高校生の頃に観た世代なので、オープニングの音楽だけで、うわぉ〜と胸が熱くなっちゃった…。

飛行シーンは、公式サイトで特別映像の『胸熱トレーニング』を観ておくとより楽しめ
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王妃マルゴ(1994年製作の映画)

3.8

イザベル・アジャーニの王妃マルゴ。あまりの美しさと艶かしさにクラクラ眩暈がします。