daisukeさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

daisuke

daisuke

映画(553)
ドラマ(1)
アニメ(0)

アンソニーのハッピー・モーテル(1996年製作の映画)

3.0

強盗計画を立てるも、結局何がしたいのかよく分からないグダグダな展開。ウェス作品のゆるさやシュールの源泉がここにあった。

MEG ザ・モンスター(2018年製作の映画)

4.0

『JAWS』と『ディープ・ブルー』のいいとこ取りしたような構成と、『グエムル』的なパニック要素も併せ持つ掘り出し物。B級映画と侮ってはいけない。

最初のメガロドンはいわば噛ませ犬で、二の矢三の矢を放
>>続きを読む

#マンホール(2023年製作の映画)

3.5

スマホの画面やテキスト入力を写したり、ライブ配信でドキュメンタリー要素を取り入れたり、ワンシチュエーション作品ながら飽きさせない工夫を随所に感じさせる。

後半につれてホラー要素が濃くなり、川村に関す
>>続きを読む

アミスタッド(1997年製作の映画)

3.5

1839年のアミスタッド号事件を描いた実話。スペイン所有の奴隷輸送船にて、黒人奴隷らが反旗を翻す。その後、米で逮捕されるも、裁判に勝利。奴隷制の廃止を一気に押し進めた。

『カラーパープル』に続く、黒
>>続きを読む

ロスト・ワールド/ジュラシック・パーク(1997年製作の映画)

3.5

T-レックスがキャンプを襲撃する場面で、イアンの娘と見せかけて、知らんおっちゃんが叫ぶのかなり面白かった。

ご都合展開に目をつぶれば、十分楽しめる。

フック(1991年製作の映画)

3.0

"人生こそ大きな冒険だ"

童心を忘れない映画界のピーターパンこと、スピ監督。過去作からも十分伝わるけども、本作で満を持して直接的に伝えている。

フック船長は海に出る描写がなく、船は停泊したまま。ネ
>>続きを読む

ALIVEHOON アライブフーン(2022年製作の映画)

4.0

鳥肌が立つド迫力のドリフトレース!CGゼロで全て本物。白煙を上げながら綺麗な放物線を描きドリフトする車。地響きで地面の石や植物は細かく振動する。観てる此方にも振動やGが伝わってくる。

もっと多くの人
>>続きを読む

リボルバー・リリー(2023年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

メッチャいいとは言えないし、悪いとも言えない、平凡な作品。街並はセット丸出しで、朝ドラかよと思った。美しい綾瀬さんをただ眺めるだけの作品でした。

アクションも物足りない。最高傑作なんだから、圧倒的で
>>続きを読む

ダンジョンズ&ドラゴンズ/アウトローたちの誇り(2023年製作の映画)

4.0

恐ろしく良くできた大作。D&Dの壮大な世界観を130分でよくまとめたなと思う。納得の高評価。出来に反して、ジャケットで損をしている笑

クスッと笑える小ボケもいい。特にゼンクのキャラ設定がNPCそのも
>>続きを読む

aftersun/アフターサン(2022年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

30歳で離婚した父と11歳の娘。トルコのリゾート地でひと夏の思い出を作る数日間を切り取った作品。

娘の前では明るく振る舞う一方で、どこか哀愁を漂わす父。出会いや経験を通して数日の間に成長していく娘。
>>続きを読む

シャドウ・イン・クラウド(2020年製作の映画)

3.5

グレムリンと零戦が襲ってくる恐怖に果敢に立ち向かうクロエちゃんの勇姿が見れるユニークな作品。

終始ゲームトレーラーを見ている感覚。こんなゲームありそう笑

銃座のシーンが長くて退屈になりそうだったけ
>>続きを読む

犬王(2021年製作の映画)

3.5

「能楽 × ロック」の融合。日本の伝統芸能とジャパニーズロックは全く異なるようで、実は地続きに繋がっており、継承されている気さえした。それ程、違和感のない融合。

アニメーションのセンスも素晴らしく、
>>続きを読む

ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE(2023年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

最終章PART1!イルサ・グレース・ウィドウ・パリス、女性陣の活躍が光る。女性に優しいイーサンもご健在!

イーサンが必要以上に走ってて草。バリ走るやんトム。でも還暦の走りじゃない。"まだまだ俺はやれ
>>続きを読む

search/#サーチ2(2023年製作の映画)

4.0

バリ面白い!

デジタルを難なく使いこなすZ世代が主演なので、PC操作のテンポ感が良い。ただ、現実にこれだけ使いこなせる若者はそう多くないかも笑

二転三転していく展開も引き込まれる。後半にかけてのス
>>続きを読む

君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

電通泣かせの話題作!

観終わった後の第一印象は、「SFモンパニ映画みたい」でした。ノーラン味も感じました。

漫画版の同名小説は読んでいて、本作とどうシンクロするか注目でした。結果、関連性は殆どなし
>>続きを読む

オールウェイズ(1989年製作の映画)

3.0

監督自身も感銘を受けた、原作映画のリメイク。天使役のオードリー・ヘプバーンは、今作が8年ぶりの映画出演であり遺作です。

ドリンダ目線ではテッドの存在で希望が見えるも、ピート目線では相手と最後まで言葉
>>続きを読む

ラーゲリより愛を込めて(2022年製作の映画)

3.5

ロケ地が新潟らしく、シベリアの極寒地にしては植生が日本ぽくて違和感はありました。16mmフィルムで観たい。白黒も合いそう。

『いとしのクレメンタイン』を合唱するシーンがかなり好き。『フルメタル・ジャ
>>続きを読む

インディ・ジョーンズと運命のダイヤル(2023年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

正直、あまり期待してなかった。でも蓋を開けてみれば、満足のいく内容で期待値を超えてきた。

冒頭の若き日のインディ、顔をCG加工してるらしいが、全然違和感ない。トゥクトゥクでのカーチェイスでもみくちゃ
>>続きを読む

ジョン・ウィック:チャプター2(2016年製作の映画)

3.5

アクションに目が行きがちだけど、世界観がしっかり作り込まれているのも素晴らしい。

コンチネンタルのホテル内では仕事禁止、誓印による縛り等が物語に深みを与えてる。殺し合い中、コンチネンタル内に迷い込ん
>>続きを読む

ジョン・ウィック(2014年製作の映画)

3.5

ノワール・ガンフー・アクション映画。亡き妻の形見である子犬の命を奪った男への復讐劇。

銃の構え方が真似したくなるカッコよさ。C.A.R.システムというらしい。よく知らんけど。

ジョンがあまりに怖い
>>続きを読む

燃えよドラゴン(1973年製作の映画)

3.5

細身の引き締まった体で、敵を次々となぎ倒す!ヌンチャクのシーンと敵を踏みつけた時の表情が好き。

脚本が微妙なのはご愛嬌。

バイオレント・ナイト(2022年製作の映画)

3.5

クリスマスの夜、強盗現場に居合わせたサンタが悪者から良い子を救うために一肌脱ぐ。

ボロボロになりながらも、子供とその家族の手を借りて悪者を成敗していく。サンタは粗野だけど、ちゃんと子供好きなのがウケ
>>続きを読む

ピンク・クラウド(2021年製作の映画)

3.0

他のパンデミック系と違い、動きが少ない。なので、コロナ禍と重なりリアル感はある反面、後半につれてダレてくる。

外出れないのに、食料や誕プレとかどうやって確保した?配達できるなら、ガスマスクでも購入す
>>続きを読む

スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース(2023年製作の映画)

4.0

今回も多彩で迫力ある怒涛のアニメーション表現に圧倒されました。

前回のクオリティを担保しつつ、クモの巣状に張り巡らされたマルチバース世界を華麗に駆け抜ける疾走感が何ともたまらないですね。

マルチバ
>>続きを読む

ザ・フラッシュ(2023年製作の映画)

3.0

マザコンフラッシュ君の身勝手な過去改変によって引き起こされた世界の危機。

歴代バットマンの登場やニコケイ版スーパーマン等、豪華俳優陣が集結。最近流行りのマルチバースにバタフライ効果と、脚本は既視感あ
>>続きを読む

スパイダーマン:スパイダーバース(2018年製作の映画)

4.0

何だこの作り込みは!?技術の粋を集めたアニメーション映画の到達点といっても過言ではない。

単なる3DCGアニメではなく、要所でアメコミ漫画風に切り替わったり、別次元から来たスパイダーマンの画風も異な
>>続きを読む

太陽の帝国(1987年製作の映画)

3.0

日中戦争下の1941年、少年ジムは上海のイギリス租界で何不自由なく暮らしていた。しかし、ほどなく日本軍は上海を侵略。両親と離散したジムは、蘇州の収容所へ収監されてしまう...

良くも悪くも丸く収まっ
>>続きを読む

カラーパープル(1985年製作の映画)

4.0

20世紀初頭の米南西部。黒人女性のセリーは、父親から日常的に性的虐待を受けており、望まぬ妊娠で産んだ我が子はすぐに売り飛ばされてしまう。そんな彼女にとって、愛する妹だけが心の拠り所だった。しかし、ほど>>続きを読む

トランスポーター3 アンリミテッド(2008年製作の映画)

3.0

今作はカーアクションに比重を置いている印象。片輪走行や列車への飛び移りなと、見せ場多数!

一方で肉弾戦は控えめ。オイルプレイみたいなユニークな戦闘シーンも特になく。セーム・シュルト登場にはビビるけど
>>続きを読む

羅生門(1950年製作の映画)

3.0

自分の情けなさを隠す為に都合よく真実を捻じ曲げた3人。人間の醜い側面を見事に表現しています。

とはいえ杣売りの話が本当かどうかも分からないので、真実は闇の中。

E.T.(1982年製作の映画)

3.5

キモかわいい宇宙人と友達になり、自転車で空を飛ぶ。まさに子供心をくすぐる作品。

『フェイブルマンズ』で監督の幼少期を追体験したからか、クローゼットの中でE.T.と戯れるシーンにグッと来た。

干し柿
>>続きを読む

1941(1979年製作の映画)

3.5

真珠湾攻撃後の1941年が舞台の戦争映画。上空から日本が攻めてきたと誤認する米軍共々と、米西海岸に漂着した日本の潜水艦。

スピ監督唯一?のコメディ作品。少将曰く、バカのカーニバル!出てくる奴ら全員バ
>>続きを読む

FALL/フォール(2022年製作の映画)

3.5

【2023年新作映画7位】

ほぼ東京スカイツリーの高度600mに取り残された女子2人。さて、どうやって脱出する!?

高い所メッチャ怖い!冷や汗をかきながら終始観てました。そして父親役は、みんな大好
>>続きを読む

駅馬車(1939年製作の映画)

3.0

9名でアリゾナからニューメキシコまでゆく駅馬車の旅。恋愛要素もあるので、西部劇版の『あいのり』ともいえる。

戦時中の映画とは思えないレベルの高さ。アパッチ襲撃シーンも見応えあり。

渇水(2023年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

親が帰ってこない。電気も水もまともに使えない。なのに誰も助けない。子供に優しくない社会に未来はない。

回覧板を渡しに来たおばちゃんの「可哀想」は、被災地に千羽鶴送るのと一緒で善意の押しつけなんよ。。
>>続きを読む

怪物(2023年製作の映画)

4.0

【2023年新作映画5位】

ある1つの出来事を母親・教師・子供の3つの視点で描いた本作。構成は『告白』や『桐島、部活やめるってよ』に近いと思います。

母親には、不条理な行動を取る教員や子供が怪物に
>>続きを読む