daisukeさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

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三度目の殺人(2017年製作の映画)

3.5

釈然としない終わり方に対して納得できるかどうか。それが本作の評価を分けるポイントの1つだと思う。

黒沢清監督の『CURE』が好きな人にはハマるかも。逆に『名探偵コナン』の「真実はいつも1つ」的な展開
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そして父になる(2013年製作の映画)

3.5

幼い子供にとって、親は完璧な存在。そして親もまた不完全な存在で、子供と共に親も成長する。本作は、未熟な男が子供との関わりを通して、父として成長する物語。

「二人共引き取れば?」という上司のトンデモ提
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クリード 過去の逆襲(2023年製作の映画)

3.0

「ドニー、久しぶり🖐️」

"ダイヤモンド"
デイミアン・アンダーソン戦🥊

18年間服役したって、相手に銃向けただけだよね??重すぎない??むしろ義理の父親をボコボコにして罪をなすりつけ逃げたアドニ
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クリード 炎の宿敵(2018年製作の映画)

3.5

"因縁再び"
ヴィクター・ドラゴ戦🥊

王者としてのプライドをズタズタにされ暗中模索するアドニス。父親の無念を晴らすべく闘志を燃やすヴィクター。

レストランでのロッキーとドラゴの掛け合いに胸が熱くな
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最後まで行く(2023年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

"兄ちゃん、砂漠から抜け出したくねぇか?"

人間の卑しさを如実に表した映画。金に目がくらむ様が、ガイ・リッチーの『ロック、ストック&トゥースモーキングバレルズ』を彷彿とさせる。

地獄の沙汰も金次第
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ケイコ 目を澄ませて(2022年製作の映画)

3.5

16mmフィルムで撮影されたノスタルジックな映画。色味や風情がウォン・カーウァイのような香港映画を彷彿とさせる。

岸井ゆきのさん演じるケイコは、ぶっきらぼうで素朴な女性。言葉にできない思いを表情や仕
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ワイルド・スピード/ファイヤーブースト(2023年製作の映画)

3.5

今度の敵は過去に因縁のあった麻薬王レイエスの息子ダンテ。冒頭でまさかの金庫破りが見れるとは!MEGA MAX好きには嬉しいサプライズ!

最終章PART1ということで、次回作のための準備や伏線に勤しん
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最後まで行く(2014年製作の映画)

3.5

殺人課の刑事ゴンスは、収賄の証拠隠滅のため、母親の葬儀を抜け出して署へ向かう途中、車で人を撥ねてしまう。その後、○体を隠して難を逃れるも、匿名の男がゴンスに接触し脅迫する...

前半で既に最悪のシナ
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ヴィーガンズ・ハム(2021年製作の映画)

3.0

しがない精肉店を営むパスカル夫妻。過激派ヴィーガンを加工してハムにしたら美味しかったとさ。

単純にヴィーガンを小馬鹿にしているわけではなく、フランス映画らしく不謹慎なことを知的に表現した感じ。

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トランスポーター2(2005年製作の映画)

3.5

黒スーツを華麗に着こなし、鮮やかなドライビングで敵を翻弄するステイサム劇場開幕。

ストーリーは無視して、アクション全振りで楽しむに限る。後半の鉄棒と消火器を使ったアクションが見応えあり過ぎて痺れる!
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トランスポーター(2002年製作の映画)

3.5

硬派でアクション盛りだくさん。ジェイソン・ステイサムをお腹いっぱい楽しめる俺得映画。

地形をうまく使ったり、オイルまみれで闘ったり、趣向を凝らしていて飽きない!カーチェイスもスタイリッシュでカッコい
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クリード チャンプを継ぐ男(2015年製作の映画)

3.5

アポロとロッキー、偉大なチャンプ二人の意志を継ぐアドニスの新章開幕!

ロッキーが弟子を取るのはトミー以来か?トミーはク○野郎だったが、アドニスは家族想いで素直な心を持つ青年で好感が持てる。

今作は
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ワイルド・スピード/ジェットブレイク(2020年製作の映画)

3.0

ちょっと失速した感じ?ついに宇宙まで到達したけど、アイスブレイクの方がド派手だった印象。

ハンのカムバック&ジョン・シナ登場は熱い。急な実弟登場は無理やりな気もするけど。

デッカードとホブスがいな
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TAR/ター(2022年製作の映画)

3.0

オーケストラの天才指揮者リディア・ターの没落を描いた作品。

長尺の台詞回しに始まり、指揮法・ピアノ・ドイツ語と全てを高いレベルでこなす。ケイト・ブランシェットの集大成といっても過言ではない。役にハマ
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ロッキー・ザ・ファイナル(2006年製作の映画)

3.5

"瞬殺"
メイソン・ディクソン戦🥊

世間から笑い者にされても、過去の栄光にすがることなく、何度殴られても立ち上がり挑戦し続ける漢の生き様に感動。素晴らしいフィナーレでした。

ロッキーが負い目を感じ
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ロッキー5/最後のドラマ(1990年製作の映画)

3.0

弟子とストリートファイトかい笑
世界チャンプさんよ、スポーツマンシップの欠片もないぞ。これじゃミッキーとアポロが浮かばれねぇよ。。

ドラゴ戦から地続きにも関わらず、ロッキーの息子が急成長してた笑。ま
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ロッキー4/炎の友情(1985年製作の映画)

3.5

"シベリアの雄牛"
イワン・ドラゴ戦🥊

ミッキーもアポロもいない中、孤独を抱えるロッキーが敵地で最強の敵相手にどう戦うかが見もの。

試合展開はご都合主義的だけど、○人マシーン化したドルフ・ラングレ
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俺を早く死刑にしろ!(2022年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

自分の母親と面識のない無垢な姉妹を手にかけて死刑囚となった男。教誨師と出会い改心し始めるも、それは全て虚構であり、人間の心を取り戻した後に苦しみを与える策略だった...

舞台の映画化ということで、キ
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ロッキー3(1982年製作の映画)

3.5

"シカゴのハードパンチャー"
クラバー戦🥊

気合の入った髪型とヒゲ、闘志剥き出しのクラバーめっちゃ好き!こういうバッチバチの選手いいね!

対してロッキーは、アポロとミッキーが言うようにハングリーさ
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ロッキー2(1979年製作の映画)

3.0

アポロとの再戦🥊

見せ場がマジで少ない。試合以外では、アポロ戦直前の子供を引き連れたランニングくらい。

ほぼ練習してないのに、センスだけで世界王者に挑むのは無理すぎる。アメリカ人はこれで納得できる
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ロッキー(1976年製作の映画)

3.0

「〇〇に勝ったら1000万円」の元ネタみたいな作品。鬱屈した日々を送る三流ボクサーが世界王者に挑む。これぞアメリカンドリーム!

生卵5個丸飲み、ボロボロのトレーニングウェアでランニング、肉をサンドバ
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奈落のマイホーム(2020年製作の映画)

3.0

韓国ドラマ的なホームコメディにパニック要素を組み合わせた作品。CGはそこまで違和感なく楽しめました。

イエローサブマリン(タンク)の蓋を閉じるシーンが『アルマゲドン』みたいで面白かった笑

最後クレ
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非常宣言(2020年製作の映画)

3.0

ストーリーは平凡で、どんでん返しも特になく。主人公補正や飛行機にありがちな墜落展開もありつつ。

全体的に話が間延びしていて、機内でウイルスが蔓延してからの展開は、常に睡魔との闘い。謎解き要素があれば
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ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー(2023年製作の映画)

3.5

吹き替えにて。字幕版を観れる映画館が少ないのは残念ですね。

興収の件で期待上げすぎた感はあるけど、普通に面白かった。90分で終わる潔さとゲーム要素もあったりして、子供ウケ間違いなしだと思う。

ただ
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ヴィレッジ(2023年製作の映画)

3.5

田舎の閉鎖的な社会とゴミの不法投棄、2つの社会問題を上手く溶け込ませた力作。地方移住とか町おこしが最近話題ですが、これ観たら気持ち削がれる笑

冒頭の能楽は古典的なのにスタイリッシュで斬新でした。オー
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ハロウィン(1978年製作の映画)

3.0

ドギーマンは知ってるけど、ブギーマンは知らなかった!

主演は今年オスカーを受賞したジェイミー・リー・カーティス。ストーリーに厚みはないけど、冒頭の一人称視点や不安を煽るBGMの使い方など随所にオリジ
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ハッピー・デス・デイ 2U(2019年製作の映画)

3.5

令和のBTTF!

前作のストーリーを踏まえて、話が一気に壮大化。2作合わせて評価すべき作品でした。

タイムループに加えて多元宇宙論(マルチバース)も関係してきたのが熱い。せっかく抜け出したのに、ま
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ハッピー・デス・デイ(2017年製作の映画)

3.5

時を駆けるビッチ!

○人鬼に追われる設定自体はあるあるだけど、タイムループとコメディ要素が加わって面白味が増しています。

ただ、面白い以上の驚きは特になく。斬新な設定や裏切りがあれば、さらに評価が
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オールド・ボーイ(2003年製作の映画)

3.0

理由も分からず15年もの間監禁された後、ビルの屋上で解放されたオ・デス。自分を監禁した男に復讐を誓う...

監禁場所でトンカチ片手に闘うシーンとラストの衝撃が見どころ。チェ・ミンシクの狂い様に圧倒さ
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AIR/エア(2023年製作の映画)

3.5

年間40億ドルを生み出す一大コンテンツ"Air Jordan"の誕生秘話。

今でこそ「スニーカー=NIKE」ってくらい市場をほぼ独占している訳ですが、一大ブランドを築いた内部の立役者達にスポットを当
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ボーンズ アンド オール(2022年製作の映画)

3.0

アメリカの田舎町を放浪する旅。風景がきれい。

同族はニオイで分かる、同族は食べない掟、食べるのは独り身だけ、骨まで食らうと新たな感覚に目覚める。ちょっとよく分からない。。

サリーはマレンが同族だと
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ベイビーわるきゅーれ 2ベイビー(2023年製作の映画)

3.5

ゆるふわ暗殺稼業 その2。

伊澤さん腕の筋肉凄い!髙石さん表情豊か!お二人共、さらにパワーアップしてますね。

タランティーノ的な無駄話&バイオレンス。最後2人が銃口を向ける演出も『パルプ・フィクシ
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母性(2022年製作の映画)

3.5

母性とは、一般的には"子を慈しむ母親の愛"を表す言葉だと思う。しかし本作では"毒"とか"呪い"のような、負の側面から意味を再定義している。

「私の代わりに娘を愛しなさい」という亡き母の言葉通り、娘に
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戦場のメリークリスマス(1983年製作の映画)

3.5

R.I.P. Ryuichi Sakamoto

切り口が独特な異色の戦争映画。もっとも、主な舞台は収容所で銃撃戦もないので、どちらかというとヒューマンドラマ寄りだと思う。邦画なのに日本を美化しない点
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エスター ファースト・キル(2022年製作の映画)

3.5

家族もヤバイやつでした。逆にエスターが不憫。

特に母親、刑事にトドメを刺すわ、自分の息子にトドメを刺すよう命令するわ、倫理観オワってて最高笑

顔は流石に子供じゃないけど、子役を起用したり、体が小さ
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激怒(2022年製作の映画)

3.0

タリバン化した自警団 VS 暴力警官のバトル映画。観終わった後も「安心!安全!富士見町!」が脳内再生される。

こういう、普段は温厚な人がプッツンすると怖いんですよねー