daisukeさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

daisuke

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エスター(2009年製作の映画)

4.0

よそ者が家庭をブチ壊す、逆ホーム・アローン的な映画。

エスター役の子の演技がバケモノ級!一見普通の女の子かと思いきや、殺○シーンや養父に色目を使うシーンは、成人女性そのもの。

脚本はザ・王道な展開
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生きる(1952年製作の映画)

3.0

市役所で判子を押すだけの単調な毎日を送る渡辺課長。しかし、自分が胃癌で残り僅かな命と悟った課長は、これまでの人生を顧みる...

公園設立に奔走するのがメインかと思いきや、全くそんなことはなく。死から
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ロストケア(2023年製作の映画)

4.0

【2023年新作映画6位】

この映画、面白くありません。なぜなら、今後誰にでも起こり得る問題だから。見たくないものを映画化した、という意味で面白くないのです。

高齢社会の日本が抱える深刻な介護問題
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秘密の森の、その向こう(2021年製作の映画)

4.0

ノスタルジー映画。ジブリ作品に通ずる郷愁がある。間違いなく名作。

仏題が「小さなママ」とあるように、8歳の女の子が、同い年の頃の母親と出会い、素敵な時間を過ごす。

大好きだったおばあちゃんにネクタ
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シン・仮面ライダー(2023年製作の映画)

3.5

舞台挨拶付き上映にて。

アクションは、冒頭〜蜘蛛男までは見応えあった。流血表現も面白い試み。CGはハリボテ感があって残念。0号戦はレスリング。ラストは潔い幕引きで好印象でした。次もあるんかな?

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未知との遭遇 ファイナル・カット版(2002年製作の映画)

3.0

世界各地で光を放つ謎の飛行物体が現れる。米国で閃光を浴びたロイは、その日から取り憑かれたようにUFO探しに明け暮れる...

カルト味溢れる映画。前半は玩具が動き出したり、床の排気口?のネジが外れたり
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Winny(2023年製作の映画)

3.5

winny事件から見える警察の闇。結局、なぜ警察は金子さんを逮捕したのか、真相は闇の中でした。

「Stop! Stop! Winny upload〜♫」で言葉だけは知ってました。

実際の金子さんが
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戦争と女の顔(2019年製作の映画)

3.5

戦後1945年の露・レニングラード。元女性兵の看護師イーヤは、PTSDを発症しながらも、子供を育てていた。そんな中、子供の実母であり戦友の女性兵マーシャが帰還する...

女性目線の戦後の世界。全体を
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すばらしき映画音楽たち(2016年製作の映画)

4.0

映画音楽の作曲家は映画史の開拓者だ。

初っ端、マルコ・ベルトラミの貯水タンクとピアノをワイヤーで繋げた装置から、既にただならぬ気配を感じた。冒頭から映画音楽家の真骨頂を見せる。

無声時代から映画は
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ONE PIECE FILM RED(2022年製作の映画)

3.0

謎の多い屈指の人気キャラ"シャンクス"と人気歌手Adoを採用した娘の"ウタ"。興収も上々で、テゾーロ以上にお金の匂いがしますねぇ。

全体的な印象は『ONE PIECE』の名を借りた音楽ライブで、明確
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JAWS/ジョーズ(1975年製作の映画)

3.0

米東海岸のアミティ島は、海水浴を観光資源とする小さな島。そこに突如、海水浴客を襲う人食い鮫が現れる...

サメ映画の原点にして頂点。映画史に燦然と輝く名作の1つなので、非難しようにも非難できない空気
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エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス(2022年製作の映画)

3.0

MCUとクレしん映画をMIXしたような、ヒーロー映画でありホームコメディ。

それにしても情報量多すぎ!考える隙を与えず、まるで洗濯機のように、情報の渦に飲み込まれていく。これ途中でBADEND挟むん
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フェイブルマンズ(2022年製作の映画)

4.0

【2023年新作映画2位】

少年サミーは、映画館で観た"衝突"に衝撃を受け、それを機に映画撮影に魅了される。様々な人々との出会い、自身や家族に待ち受ける困難に立ち向かいながらも、サミーは映画を通して
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続・激突!/カージャック(1974年製作の映画)

3.5

スピルバーグ監督の劇場用映画デビュー作!

ポプリン夫婦は、福祉局によって里子に出された幼い息子を取り戻すため、テキサスの刑務所を脱走。パトカーをカージャックし、息子が待つシュガーランドへ向かう...
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激突!(1971年製作の映画)

3.5

激突!というほどのDuel要素は少なめ。むしろ陰湿な煽り。

蒸気機関車のように排気ガスをまき散らし、後ろから延々と煽ってくるオンボロトラックがかなり現代的な怖さで、ヒヤリとする。

撒いた後も、奴が
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切腹(1962年製作の映画)

3.5

世界よ。これが日本の"ハラキリ"だ!
最高のサムライ映画。半四郎役の仲代達矢さんの圧が凄すぎて目が離せない。

自分は腹を掻っ捌いて死ぬとしつつ、立会人の武士道精神の希薄さを露呈させ、見事に復讐と名誉
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夕陽のガンマン(1965年製作の映画)

3.5

賞金稼ぎのモンコとモーティマーが、1万ドルの賞金首インディオとその一味を仕留めるべく、協力関係を結ぶ物語。

「ドル箱三部作」の2作目、マカロニ・ウェスタンの代表作。主演は30代半ばでイケイケのクリン
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アメリカン・ビューティー(1999年製作の映画)

3.0

「本音と建前」どちらが幸せか?

物語はレスターが誰かに殺される前提で始まる。誰が彼を殺すのか、謎解き要素あり。不快なシーンが多いのもまた、本音を隠して生きる反動か。

レスターは、娘の友人に恋をした
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ワイルド・スピード/スーパーコンボ(2019年製作の映画)

3.5

デビッド・リーチ節炸裂!
ワイスピの概念をぶち壊していくスタイル。もはや車はオマケ。でもめっちゃ好き笑

ひたすら筋肉いじりされる脳筋ホブスと、シスコン暗殺者のデックが魅せる痛快アクション!二人の掛け
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別れる決心(2022年製作の映画)

3.5

非常に複雑でもどかしい恋愛模様を、緻密に練られた脚本で見事に映像化。『リコリス・ピザ』と『ゴーン・ガール』の中間みたいな作品でした。

パク・チャヌク監督といえば、エロスと暴力的な描写ですが、本作では
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ワイルド・スピード ICE BREAK(2017年製作の映画)

3.5

守るべきは"ファミリー"か。それとも...
究極の選択を迫られるドミニク。今回もMCUだわこりゃ笑

原点回帰を思わせる1マイルレースを皮切りに、物語はドミニクの"裏切り"という混迷の展開へ。

今作
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ワイルド・スピード SKY MISSION(2015年製作の映画)

3.5

舞台は空へ!ワイスピ歴代興収No.1!

冒頭からいきなり熱い!弟を見舞い、戦闘後の病院を颯爽と出ていくデッカード。最強たる所以を背中で語る。

カーアクションもスカイダイビング、ラムジー救出作戦、超
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MONDAYS/このタイムループ、上司に気づかせないと終わらない(2022年製作の映画)

3.5

タイムループかと思うくらい絶賛残業中の広告代理店が、リアルにタイムループしていたという皮肉。

外注した動画が壊滅的とか、嫌に耳に残るスマホの着信音とか、部長の寒いリアクションとかetc...脱力系コ
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BLUE GIANT(2023年製作の映画)

4.5

【2023年新作映画1位】

上映後も俺の心臓が8ビート刻んでやがるよ。余韻だけで白飯が食える。ライブ感ヤバくて、アニメの域を超えてる。

原作漫画5巻しか読んでないニワカがこれだから、原作ファンの人
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ワイルド・スピードX3 TOKYO DRIFT(2006年製作の映画)

3.0

ドリフト勝負が熱い!以上!

ご多分に漏れず、おかしな日本文化が満載。でも割り切ってしまえば、意外と楽しめる。チェーン回して威嚇する不良が一番お笑いだった。

ショーン君の学ランは違和感しかない。最初
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ワイルド・スピード EURO MISSION(2013年製作の映画)

3.0

これまでは"毒を以て毒を制す"だったのが、今作で"勧善懲悪"化しましたね。例えるなら、MCU化したというか😅

迫力満点なのは間違いないんですが、なーんか、ご都合主義で話が進んでいくんですよね。。
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ワイルド・スピード MEGA MAX(2011年製作の映画)

3.5

金庫最強💰

舞台はリオ。ドミニクとブライアンは、強力な助っ人を集結させ、総額1億ドル強奪ミッションに挑む。

前作からカーアクションがさらに進化。久しぶりのゼロヨンも胸熱!パトカーで爆走する、ドム・
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ワイルド・スピード MAX(2009年製作の映画)

3.0

カーアクションの凄みがさらに増してる。特に、冒頭のガソリン強奪の迫力が凄い。中々の力技。

仲間の死が関連して、これまでのストリート感やおちゃらけ感は減っている印象。脚本にも本腰を入れてますね。

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バビロン(2021年製作の映画)

3.5

カタルシスの爆発💥

1920年代のハリウッド。欲望に彩られた映画史の革命期を生きる銀幕スター達。時代は無声映画から発声映画へ。

変化には痛みを伴う。その痛みをもろにに食らう無声俳優たち。時代の変化
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タイタニック:ジェームズ・キャメロン25周年3Dリマスター(2023年製作の映画)

4.0

【2023年新作映画10位】

\ Happy 25th anniversary!! /

3Dよりもリマスター映像が綺麗すぎて驚いた。四半世紀前とは思えません。

内容は今更言うまでもなくお見事。恋
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ワイルド・スピードX2(2003年製作の映画)

3.0

スピードキチガイって何?笑

マイアミの陽気な雰囲気が好き。そして、前作よりもレースとスタントの凄みが増してる。

一方で、車の性能差が勝負の分かれ目なのがイマイチ乗れない。お互いイーブンな条件で闘う
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茄子 アンダルシアの夏(2003年製作の映画)

3.0

スペインの由緒ある自転車レース、ブエルタ・ア・エスパーニャが舞台。パオパオビールのぺぺは、アンダルシアのステージで、アシスト役で参戦中。しかし、味方のエースが怪我で戦線離脱し、急遽勝利を託されることに>>続きを読む

椿三十郎(1962年製作の映画)

3.0

汚職を告発すべく、密談を交わす9人の若侍たち。話の中で、大目付の菊井を頼ることで満場一致となるも、部屋の影から一人の男が顔を出す。その男は、善人の面をした菊井こそが黒幕だと話す。すると、男の言葉通り、>>続きを読む

用心棒(1961年製作の映画)

3.0

小さな宿場町に立ち寄った"桑畑三十郎"。町は清兵衛一派と丑寅一派の対立で、人気はなく荒れ果てていた。状況を飲み込んだ三十郎は、清兵衛に自分を用心棒に雇うよう提案する。そして己の力を証明すべく、丑寅の下>>続きを読む

モリコーネ 映画が恋した音楽家(2021年製作の映画)

4.0

【2023年新作映画3位】

2020年に逝去した映画音楽の巨匠 エンニオ・モリコーネ氏の半生を、彼が手掛けた映画音楽と共に振り返る150分。

映画音楽だけで400本以上携わったモリコーネ氏の人生は
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名もなき野良犬の輪舞(2016年製作の映画)

3.0

お互いに含みを持ちながらも信頼し合う二人だが、結局は最悪のシナリオに向かわざるを得ないという残酷な世界。

韓国映画に出てくる警察組織は基本汚れだけど、本作は特にオワってる。