たーぼーさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

人間失格 太宰治と3人の女たち(2019年製作の映画)

3.2

「死ぬ気で恋する?」
本当に恋は悪くて愛がいいのか。
恋だって死ぬ気だ。
女性目線で三者三様の気持ちが全面に出てきていたように感じ印象的でした。
家庭は地獄?作家は辛いよ。

「あなたはもっとすごいも
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そして、バトンは渡された(2021年製作の映画)

4.8

「優子ちゃんは本当に素敵な娘だぞ。何しろいろんな親の愛情がギッシリ詰まってるから。そして優子ちゃんはその親達を元気ににしてきたんだから。俺はその親達から渡されたバトンを落とさないようにと必死だった。そ>>続きを読む

竜とそばかすの姫(2021年製作の映画)

4.0

「私も、あなたに教えられた。あなたは私の臆病だった心を、解き放ってくれた」
美女と野獣。

歌声は素敵、盛り上がりの絵力も繊細で綺麗。

「やっと解放された。もう見守るんじゃなくて、これから普通に付き
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愚行録(2017年製作の映画)

3.4

「みんな愚かで空っぽなのに」
誰しもが持っている愚かな一面。日本の悪しきカースト社会が人々を蝕むことで起きる愚行。作品として随所に散りばめられる違和感がうまくイヤミスとして仕上がっていました。

「日
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純平、考え直せ(2018年製作の映画)

3.4

「純平、考え直すなよ。やれよ。見せてくれよ」
柳ゆり菜を見たいが為
でもストーリーもあっさり見やすくて嫌いじゃない。

Fukushima 50(2019年製作の映画)

3.8

「何が何でも守りたいんだ」
多くの目に触れられないところで責任を全うしようと闘う人達がいる。
事件は現場で起きている。映画は教科書であることを体現した様な作品だと思いました。

ナミヤ雑貨店の奇蹟(2017年製作の映画)

3.3

「親父、俺 足跡残せたかな 負け戦だったけど」
原作は素晴らしいんだと思います。
ただ、映画にまとめるのは少し強引だったのかなという印象です。

名探偵ピカチュウ(2019年製作の映画)

3.6

〝I don’t need a pokemon, period.
−Then what about a world-class detective.Because if you wanna find
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キングダム(2019年製作の映画)

3.6

「今、おまえの前には2つの道がある。奴隷の生活に戻るか、薄弱の王を助け修羅の道を行くか」

実写化としてこのくらい。お金かけたんだなぁという印象。

「2人は一心同体だ。おまえが羽ばたけば、俺もそこに
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47RONIN(2013年製作の映画)

3.2

「この世は来世の支度を整える場。愛しい思い出と共に去るのが最も幸せ。
ー 私は千年の来世を旅し、万の生を得ても生まれ変わるたびにあなたを探す。」
妖術や怪物が出てくる時代劇ファンタジー
深く考えずに見
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ソニック・ザ・ムービー(2020年製作の映画)

3.6

「これがオレの力だ オレはこの力で守る 友達をな!」(ソニック ザ ヘッジホッグ)
coolの中にcuteが光る青いハリネズミ。
ジムキャリーの独特なセンスと相まって面白かったです。海外ではCGと上手
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ベルリンファイル(2013年製作の映画)

3.6

北朝鮮と韓国とCIAとイスラエル情報局モサドと反帝国主義アラブ連盟と…
複雑すぎて関係性はもはや理解できず
後半でなんとなく、あ、嵌められたのか…と判る程度でした。
アクションのキレは本邦とは比べ物に
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東京公園(2011年製作の映画)

4.0

「あなたが宇宙人に”東京はどんなところか”を説明するなら?もちろん、地球のことは何も知らないという前提で」

恋とは違う愛。それぞれの愛を軽妙なタッチで描かれた作品。俳優さんの繊細な表現が巧みでした。
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あさひなぐ(2017年製作の映画)

4.0

「強くなりたいなら無茶をするの」

乃木坂46メンバーを知らなくても楽しめました。
可愛いが集中したスポ根作品
彼女たちが魅せる〝女は度胸〟
そんな姿がカッコいい。

シグナル100(2020年製作の映画)

1.9

「自殺のシグナルはなんだろうか」
橋本環奈だから生き残った。
自殺シーンが多様なのが良かったぐらい。
「愛する生徒が自殺するのは幸せだった」

孤狼の血(2018年製作の映画)

5.0

「警察じゃけぇ、何をしてもええんじゃ」

今の時代に風穴を開ける強烈な作品
近年では、もはや映画作品としてヤクザは絶滅危惧種のよう。
それでもこんな悪い奴らを撮るなんて、素晴らしい。
アウトレイジに対
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フォルトゥナの瞳(2019年製作の映画)

3.8

「人って朝起きてから夜寝るまでに9000回、何かを選択してるんだって」

運命を変える選択をした人、運命を変えない選択をした人、運命に導かれる人。
ただの甘酸っぱい恋愛物語に非ず。
それぞれの〝選択〟
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一度死んでみた(2020年製作の映画)

1.4

「言霊ってあるんだよ、言葉の力って凄いんだから」

間を持たせるためか豪華出演者の無駄遣い。デスメタルVer.広瀬すずとそれを堪能するための作品。

AI崩壊(2020年製作の映画)

1.4

「親は子供を幸せにできるか?」

2020年の作品でこの茶番劇…悲惨
AIひとつでそんな全てを一元管理はありえない。セキュリティレベルの甘さもさることながら、人間の管理もお粗末
ツッコミどころは書きき
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461個のおべんとう(2020年製作の映画)

3.6

「学校の昼食なんだけど虹輝はどっちがいいの?お金渡して自分で買うのと、父さんが作るお弁当 ー 父さんのお弁当がいい」

お弁当を通して交錯する父親と息子の想い平凡なハートフル作品
3年間毎日お弁当を作
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孤狼の血 LEVEL2(2021年製作の映画)

4.0

「わしゃのう、戦争しよう思うちょるんじゃ」

近年他にはないバイオレンス
大上の意志を受け継ぐ日岡
受け継いでいると思ってるだけでまだまだ県警に踊らせるほどの甘さ
悪魔の上林による裏社会の均衡崩壊
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思い、思われ、ふり、ふられ(2020年製作の映画)

4.8

「でも、、、好きのやめ方がわからない」
ただの少女漫画にあらず。純正統な青春群青劇。恋愛は全員が主人公
Wヒロインの透明感は至高
四者四様の恋模様、想いはすれ違い。
フラれたって死なない。だけど、そう
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不能犯(2018年製作の映画)

3.6

「愚かだね、人間は――」

殺意は不純であってはならない。
宇相吹は人間ではない、とされてるようですから、殺意という人の心の闇をどう晴らしていくかが課題かもしれませんね。
不能犯は立証が不可能で、日本
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約束のネバーランド(2020年製作の映画)

3.2

「エマ、何が見える?」

キャストは良かったと思います。

女子高生に殺されたい(2022年製作の映画)

4.0

「16歳はまだ早い。18歳はもう大人。少女でいられる最後の季節、17歳が− 女子高生てして一番輝いている時だから。」

ただの変態者の物語?ホラー系?でもない比較的珍しいミステリー
面白かったですが、
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ライアー×ライアー(2021年製作の映画)

3.6

「迷子になったら大変だから手を繋ぐよ。」

キラキラすぎない素朴なW主演
でも可愛いしかっこいい。
嘘は嘘で終わらせてはいけない。

名も無き世界のエンドロール(2021年製作の映画)

3.4

「一日あれば世界は変わっちゃうんだよ」

完璧主義者は結局は欠陥品
寂しいじゃなくて、さみしい。
悲しく、そして一番怖いのは、〝忘れられること〟
自分の世界と他人の世界。
住む場所が違うのではなく、た
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殺さない彼と死なない彼女(2019年製作の映画)

4.8

『「私のこと好き?」って聞いたら
好きじゃないよ、って返ってきそうで聞けなくて
「私のこと嫌い?」って聞いて
嫌いじゃないよ、って返事に安心するの』

青春映画にしては少し哲学的で人の本質に踏み込んだ
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世界の中心で、愛をさけぶ(2004年製作の映画)

4.8

「天国ってのは生き残った人間が発明したもんだ。そこにあの人がいる。いつかまた、きっと会える。そう思いてぇんだ。俺なんか未だに、この世に未練があって未練引きずりながら生き残ってる。残されたもんにできるの>>続きを読む

アイネクライネナハトムジーク(2019年製作の映画)

5.0

「自分がどの子を好きになるかなんて、分かんねえだろ。だから、『自分が好きになったのが、この女の子で良かった。ナイス判断だったな』って後で思えるような出会いが最高だ、ってことだ。」

なんか、好き。
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グラスホッパー(2015年製作の映画)

2.8

「自殺する奴ってのが大嫌いなんだ。人間だけだぜ、逃げるように死ぬのは。偉そうじゃねえか。どんなに酷い環境に置かれたって、動物は自分からは死のうとしねえよ。自分たちが生き残るために、他の動物がどれだけ犠>>続きを読む

ヒメアノ〜ル(2016年製作の映画)

3.4

「おかあさーん、麦茶持ってきてー」

猟奇的殺人鬼は、息を吐くように殺すね。
そして目は死んでるけど、普通な空気も出す。ラストの印象が強い。
ジャニーズとは思えない役作り。