たーぼーさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

ファーストラヴ(2021年製作の映画)

3.6

「正直に言えば、私、嘘つきなんです」

父親を殺した女子大生
その以前に、少女の心を殺した大人
女性を救うのは、やはり女性でしかないのかもしれません。

いなくなれ、群青(2019年製作の映画)

4.0

「でも君はちょっと極端なんだ。正しいことの正しさを信じ過ぎている。他の人はもっと、正しいことがそれほど正しくないんじゃないかと疑っている。」

捨てた自分が息づく世界。
ミステリアスで、でも日常的なや
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娼年(2018年製作の映画)

3.6

「これだけの人間が生きていて、欲望の種類は無限にあるわ」

あらゆる欲望と傷を抱えた女性を癒すお仕事。女性に寄り添った作品?と言うべきか。ただ、抱けばいいというわけではない。セックスなんてただつまらな
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蛇にピアス(2008年製作の映画)

3.2

「私自身が、命を持つために、私の龍と麒麟に目を入れるんだ。そう、龍と麒麟と一緒に、私は命を持つ。」

スプリット舌はキツいな。そう思わせるほど強烈な演技を魅せる吉高さん。
SなのかMなのかみんな変態
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オープン・マリッジ ある夫婦のカタチ(2018年製作の映画)

2.8

まあ、夫婦の形はそれぞれ。
性的欲求を結婚相手とは別で満たすことに納得いくならご自由にどうぞ。

海を感じる時(2014年製作の映画)

3.4

「大切にするって目に見えないものじゃない?結婚とか形じゃないでしょ。言葉でもないでしょ。感覚だってあてにならない。ガキだって、何にもならない。」

たとえ、からだの関係であっても好きな人と近づきたい女
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アウトサイダー(2018年製作の映画)

3.4

〝You think you are a yakuza with this?
You aren't a yakuza. You are a gaijin. Outsider. Your are jus
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Red(2020年製作の映画)

3.2

「人間、結局、どれだけ惚れて死んでいくかよ。」

男女の恋愛…と見せかけて、〝塔子〟という理想の妻として生きる女性の物語
外側からの幸せばかり気にするのではなく、家の中から、内側から外はどう見えるかを
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愛の渦(2013年製作の映画)

4.0

「僕は…あそこにいたのが僕だと思ってますけどね。あそこにいたのが本当の自分だと思ってます。」
向かう先は愛か、底なしの欲望か。
本当に笑っちゃうほどの剥き出し。
襲われる池松くん。叫び狂う門脇ちゃん
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何者(2016年製作の映画)

3.6

「いい加減気づこうよ。私たちは、何者かになんてなれない」
自分は一体何者なのか。
〝就活〟を通して、見えてくる人間の内側。
個性を出す演劇の世界から、無個性を求められる社会に出るとき、面接の時の自分を
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エージェント:ライアン(2014年製作の映画)

3.4

分析官から、エージェントへ転身。中弛みもなく、後半にかけてアクションで回していく王道なまとめ。ベタでめんどくさいタイプの役キーラナイトレイはお美しい。

ゴージャス(1999年製作の映画)

3.0

トニーレオンわかりにくい。
ジャッキーチェンは歳をとっても衰えない。

蜜蜂と遠雷(2019年製作の映画)

4.0

「彼を本物の『ギフト』とするか、それとも『災厄』にしてしまうのかは、皆さん、いや、我々にかかっている。」

4人のピアニストの生命と情熱を賭けたピアノコンクール
生活に根付いた音、才能の全てを捧げた音
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青天の霹靂(2013年製作の映画)

3.6

「警察が騙されてちゃ世話ないよな」

実は知らなかった親の秘密
親子2世マジシャンの数奇な物語
地味だし、ベタな物語。でもそれが味を出してる。2人の掛け合いによって。

『昔はさ、もっと自分の事「特別
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I LOVE YOU(2013年製作の映画)

4.8

〔透明ポーラーベア〕
「愛するとは見つめ合うことではなく、2人で同じ方向を見つめること」

〔魔法のボタン〕
「魔法のボタンスイッチオン。右のボタンを押すと透明になっちゃう。左のボタンを押すと石になっ
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クレイマー、クレイマー(1979年製作の映画)

4.6

〝…I came here to take my son home. And I realized he already is home.〟
「私がここに来たのは、私の子どもを家に連れて行くため。そし
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カイジ ファイナルゲーム(2020年製作の映画)

3.0

「誰が何にベット(BET)するかは自分で決める!勝負すべき人間が決めるんだ!」
3作目ともなるとやや強引

マチネの終わりに(2019年製作の映画)

3.8

「人は、変えられるのは未来だけだと思い込んでる。 だけど、実際は、未来は常に過去を変えてるんです。 変えられるとも言えるし、変わってしまうとも言える。 過去は、それくらい繊細で、感じやすいものじゃない>>続きを読む

ハチミツとクローバー(2006年製作の映画)

4.0

「草原を作るには蜂蜜とクローバーが必要だ」
若き芸術家達の青春作品
それぞれ片想い。
近頃のようなすぐに連絡できるような距離感じゃない関係性が絶妙でいい。
真面目で健康的な青春野郎、少し変わった天才少
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勝手にふるえてろ(2017年製作の映画)

4.0

「私の名前をちゃんと呼んで。」

拗らせ女子の金字塔?
強烈で、面倒で、捻くれていて、現実的で、そんなヨシカの生き様。これは松岡さんでしか体現できない。普通のラブコメなんかよりよっぽど面白く印象が強か
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町田くんの世界(2019年製作の映画)

4.0

「分からないことがあるから、この世界は素晴らしい。分からないからこそ、しっかり向き合わなきゃいけない。」

『恋とはなんぞや』『好きと愛するの違いは』
わかるようでわからない。町田くんのような聖人君主
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アバンダンド 太平洋ディザスター119日(2015年製作の映画)

3.0

事実は小説よりも奇なり
漂流生活も頑張れば…?
実話元にしてる分盛り上がりもなく、、

パッセンジャー(2016年製作の映画)

3.6

〝I…I think something went wrong with my hibernation pod. I woke up too soon. And I mean, way too soo>>続きを読む

フレンチ・ラン(2015年製作の映画)

3.8

〝I can’t believe that cop fucking shot at me!
ーYou’re a terrorist subject who killed four people… w
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ミラクル・ニール!(2015年製作の映画)

3.3

平凡な欲まみれの頭の悪い人間より、純粋な犬が超能力持った方が世界を救う。
すごいさっくり見れた〜

東京喰種 トーキョーグール【S】(2019年製作の映画)

3.0

すごく残念
前作は良かったから期待大にして見てしまった
人間vs喰種がすごく薄感じたのが物足りなさになるのかな

ママレード・ボーイ(2018年製作の映画)

3.2

「遊ってママレードに似てる。ほんとは、すっごく苦いとこあるのに、みんなうわべの甘さにだまされて、気づいてないの。ママレード・ボーイ! ね、ピッタリでしょ!?」

桜井日奈子見たさに。

ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 BIRDS OF PREY(2020年製作の映画)

3.6

〝You know what a harlequin is?
A harlequin’s role is to serve.〟
「道化師って何だかわかる?道化師の役割は、尽くすこと」

善vs悪という
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アナーキー(2014年製作の映画)

3.2

すれ違いが生んだけど、結果的にうまくいったギャング映画
ただ、キャストが勿体ない印象…

ベン・イズ・バック(2018年製作の映画)

3.4

薬物依存症の克服、扱いの難しさ
母親の葛藤、不安、焦燥感が常に漂う長い1日
ただ、息子が帰ってきてほしい、その想いこそが深かったです。

天気の子(2019年製作の映画)

3.2

「天と地の間で振り落とされぬようしがみつき、ただ借り住まいさせていただいているのが人間。」
銃だけは無い方がよかったかな…。
音楽のおかげ、音楽によるモノの印象が強い。

パニック・ルーム(2002年製作の映画)

3.2

デヴィッドフィンチャー監督作品にしては、少し欠けるような。
パニックルームにて籠城戦するも、頭脳戦でもなく、強盗もヌルい。
2時間に引き伸ばす為に諸々の設定が付け加えられたかような印象

ういらぶ。(2018年製作の映画)

3.0

キャストを見たいだけ
中身は求めちゃいけません。

恋は邪魔者(2003年製作の映画)

3.4

「私、ナンシー・ブラウンは自分を磨いて、他の女とは違う付加価値をつけたの。尊敬して愛してやまないあなたにとって、ふさわしい女になるため。あなたからプロポーズしてもらうため」

–あなたは私に恋をした?
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