msyさんの映画レビュー・感想・評価 - 14ページ目

ゴーン・ガール(2014年製作の映画)

3.6

確かに怖い!
それにエイミーの狂気も
全く理解できないけど、
単にやられたらやり返したいだけの女ではなくて、あくまでもニックへの執着一筋なのが清々しく面白かった。

“完璧なエイミー”に子ども時代を奪
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グッドフェローズ(1990年製作の映画)

4.8

非の打ち所がない!
映画の知識も人生経験もさしてない自分が言うのもなんですが。
もっと早く観たかった!人生損してた!

リアルな男の世界を描いてますが
女の描写もぬかりない。

ファミリーの嫁が集まる
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ニュースの真相(2016年製作の映画)

3.7

2004年、大統領選挙を前に
再選を目指すジョージ.W.ブッシュ氏の
過去の兵役逃れの疑いを追求するCBSニュース。

その制作に関わる精鋭チームが核心に迫る高揚感、良かった。敏腕プロデューサーを演じ
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ロミーとミッシェルの場合(1997年製作の映画)

4.5

一軍女子たちが嫌な子ばかりなのが古さを感じる、2人の服をおしゃれじゃんって言ってる子にもっと頑張って欲しかったな、けどロミーとミッシェルとサンディがタッグを組む流れは今見ても最高!3人で踊るシーン最高>>続きを読む

ドゥ・ザ・ライト・シング(1989年製作の映画)

4.2

ブルックリンの一角、猛暑が続くとある夏の日。人種、貧富、権力、持つ者持たざる者がらせん状に絡まりあって導火線になり爆発するまでを描いた映画。クライマックス、呆然。

ラジオ・ラヒームの両手の指輪「LO
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画家と庭師とカンパーニュ(2007年製作の映画)

3.8

少年時代を共に過ごした同級生が
老後主従関係となって再会。

雇われる庭師が卑屈でないのがいいなと。

お互いコツコツ人生を積み重ねてきたからこそなのだろうなと。画家も庭師もフラットな良い関係。

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マイネーム・イズ・ハーン(2010年製作の映画)

4.1

誰かが一方的にピュアっていう話が苦手ですが
そんな事は凌駕している
アスペルガーの主人公リズワンを演じた
シャー・ルク・カーン上手すぎます。

9.11のテロ以降に、
リズワンを含めたイスラム教徒が受
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マディソン郡の橋(1995年製作の映画)

4.0

めくるめく4日間ののち
留守にしていた家族が帰ってくる。
涙を拭って歯を食いしばって、
笑顔でお出迎えするレイチェル。
ここでもうブワーっと。
これが本当の大人のいい女だよ。

ロバートは最後のチャン
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シン・ゴジラ(2016年製作の映画)

4.3

これが日本の闘い方!

自衛隊、政治家、鉄道、重機。
日本人である事を誇りに思える映画だった!

作戦が成功した瞬間も
派手な拍手喝采ではなく…

沁みる…泣いた!カッコよかった!

あと「無人」って
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刑事ジョン・ブック/目撃者(1985年製作の映画)

3.9

発端は、アーミッシュの小さな男の子が目撃した殺人事件。
やがて村人達が
犯罪者をその証人となって静かに追い詰める。

古典的な王道のサスペンスに、アーミッシュの信心深く粛々かつ強い意志を持つ暮らしぶり
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セトウツミ(2016年製作の映画)

3.8

瀬戸と内海が川べりで喋る1年間。四季が感じられて良かったです。

普段暗くてクールな内海が、
夏休みの川べりではテンション高くてかわゆすでした。

池松壮亮、菅田将暉、本当にこの2人の魅力ありきの映画
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裸足の季節(2015年製作の映画)

2.8

トルコの田舎町、古い道徳観念にがんじがらめにされた中で生きていく5姉妹の物語。

監督が女性という事もあり、同じ女性として寄り添い考えるイメージで観始めましたが、
いやいや奔放なんです、5姉妹、かなり
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ライフ・イズ・ミラクル(2004年製作の映画)

3.7

1992年、日本はバブル景気終焉の頃。
舞台は紛争下のボスニア。

息子を兵役にとられた上捕虜にされた
セルビア人の男性ルカと、ルカの元に
息子との交換捕虜としてやって来た
ムスリム人女性。
その2人
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インデペンデンス・デイ:リサージェンス(2016年製作の映画)

2.5

このレビューはネタバレを含みます

20年前の奴らの襲来で
転んでもただでは起きないタフな人類が
奴らのテクノロジーを手に入れた設定にはワクワクしたし
ホイットモア元大統領の体を張った
奴らとの交信も涙出た。

でもそのせっかくの元大統
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ペレ 伝説の誕生(2014年製作の映画)

4.1

スラム街、子ども達のリフティング。
花柄のユニフォーム。シューレスワン。チアゴ。
お父さんと一緒に、フルーツを使ったリフティングは数年続く。
口ごもるジョゼ。
ホテルでのリフティング。
ユニフォームを
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スモーク(1995年製作の映画)

4.0

ちょっと構えて見始めたのですが
構える必要などなく
ゆるゆると見てれば染み込んできました。

最後には、あ、見せてくれるんですか、
今から見せてくれるんですかと嬉しくなって。

人間の表と裏をSMOK
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バッファロー’66(1998年製作の映画)

3.8

ギャロ演じる主人公のビリーが
とにかくウブで
応援せずにはいられない。

ベッドの上の気をつけの姿勢然り。
最後に思いとどまる理由が
パパとママへの捻くれた愛情だし
親友はグーンみたいな奴だし
トップ
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パリ、テキサス(1984年製作の映画)

3.8

ちょいちょい幼い息子が一人で放置されるシーンがあり、ストーリーを追いたいんだけどそっちが気になってしまった。
二回目以降は安心して見られます(笑

何度でも見たくなる映画ですね。

年の差婚、
パート
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蘇える金狼(1979年製作の映画)

2.8

松田優作と風吹ジュンのラブシーン。絶品。

松田優作の、支配的だけど乱暴でない
女性の扱いに惚れ惚れしました。

ストーリーの方は
ツッコミが思わず声に出てしまいますね。

ヘルプ 〜心がつなぐストーリー〜(2011年製作の映画)

3.7

1960年代、
つい最近の物語という事に驚きます。
改めて黒人差別の歴史の野蛮さよ。

それぞれの女性が主役であり
皆賢く強く立派で。

ヒリー役、ブライス・ダラス・ハワードの熱演。
圧倒的に美しいで
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ダウン・バイ・ロー(1986年製作の映画)

3.9

恐ろしくセンスが良いのに
ドヤ感が全くない映画です。大好きです。

それでも恋するバルセロナ(2008年製作の映画)

3.5

恋から覚めた2人の女性の顔が
忘れられなくなる。

愛人より色気も情熱もある本妻、
ペネロペ・クルス演じるマリアエレーナに
ひれ伏したくなる事請け合い。

教授のおかしな妄想殺人(2015年製作の映画)

3.5

自分勝手な人々の行動を追って、
全て俯瞰で高笑い。そんな映画でした。

主演の2人、良かったです。

ジル(エマ・ストーン)と、
イケメンの彼氏ロイが、お互い
選んで贈りあったセーターがダサくて
ホッ
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レ・ミゼラブル(2012年製作の映画)

3.7

舞台はもちろん原作も映画も、
未見でしたので(恥
ストーリーは途中で
ちょっと調べながらの鑑賞となりました。

ある男の人生、
ある一つの時代を
豪華な映像で体験でき、
セリフ全て歌いながらのお芝居は
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マイケル・ムーアの世界侵略のススメ(2015年製作の映画)

3.9

マイケル・ムーア作品初見。
センスが良くてすごく分かりやすい。

愛の国フランスの
性教育の授業で、なぜか泣けてきて困った。
お互いが、ゆっくりと
相手の望むものを探すんですよって先生が。
自分が受け
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リトル・ダンサー(2000年製作の映画)

4.0

表し方は乱暴でも絶対的な愛情がある。
そんなリアルな、家族の雰囲気が良かった。

もうろくしたおばあちゃんも
バレエスクールからの
合否のお手紙を待って、
窓の外を見張ってるし、
結果を知ろうと、みん
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マルホランド・ドライブ(2001年製作の映画)

4.3

夢と現実を行ったり来たり、は
誰でも身につまされる心の闇。
状況が分かってから、結構泣けました。

ダイアン、最後のあのパーティ、
行っちゃダメよって思った(涙
あなたとはもう終わり、さようなら。
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シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ(2016年製作の映画)

3.9

超人たちが一国民として政府に登録され
市井の人々が尊重される時代。
原作は2007年との事。
さすがアメリカだな。


それでもなお豪華で面白くてスゴイ。
アメリカスゴイ。

レヴェナント:蘇えりし者(2015年製作の映画)

3.6

レヴェナント=黄泉の国から戻った者。

ディカプリオ氏の迫力、凄かったです。
生きる原動力って、
なまぬるい喜びとか感動とかではなく
怒りなんだな。

あそこまでの
猛獣からの傷、裏切り、寒さ、恐ろし
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バグダッド・カフェ<ニュー・ディレクターズ・カット版>(1987年製作の映画)

4.1

ドイツから観光客としてアメリカに来て、
ラスヴェガス付近の砂漠で
夫と喧嘩して1人車を降りて歩き出した
ジャスミンの物語。

昔見たときは分からなかったけども、
冒頭、
バグダッドカフェの女主人、ブレ
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ルーム(2015年製作の映画)

3.6

女子高生が
頭おかしい男に誘拐されて
七年間監禁され、
その間産まれた5歳の息子と
監禁部屋を脱出する物語。

無事救出されたあとに
マスコミからぶつけられる、
七年間逃げず
息子と暮らした事に対して
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グランドフィナーレ(2015年製作の映画)

4.1

ポール・ダノさん見たさに鑑賞。
当たり役のイメージを払拭したい
中堅俳優役。

私服もこうなのではと不安になる
ダサい服に、
諦めたような光のない目が、
役作りの瞬間鋭くなる。
少女との会話のシーンも
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袴田巖 夢の間の世の中(2016年製作の映画)

3.6

冤罪による死刑囚から一転、48年ぶりに娑婆へ出てきた袴田巖さんの、釈放後の一年間を静かに追ったドキュメンタリー映画。

精神を蝕まれた巖さんを支えるお姉さん、秀子さんに心を打たれます。サバサバとして自
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ワイルド・パーティー(1970年製作の映画)

1.0

このレビューはネタバレを含みます

一応観ましたけど。
こういうものなんでしょうけど気持ち悪いですこの映画。二日酔いの時に観たらぶり返しますねこれ。

Zマンが暴れ始めて、なんでかおっぱいバーン!って前はだけたり、首ぶった斬る時にファン
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イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密(2014年製作の映画)

3.7

アラン・チューリング。
彼の暗号解読によって1200万人の命が救われ、終戦が早められていても、それまでに捨てざるを得なかった命があり、個人的には幼い頃から異質ゆえの攻撃を受け、大人になったらソドミーと
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バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生(2016年製作の映画)

4.0

〜なのかな?かな?かな…

自分なりに補完しながら見るもすぐに挫折。力技に身を委ねて楽しんできました。

先日テレビでやってた、マン・オブ・スティールは見といて良かったです。

でもマン・オブ・スティ
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