えりさんの映画レビュー・感想・評価

えり

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007 スペクター(2015年製作の映画)

4.0

クレイグ版ボンド4作目。ジュディ・デンチがいなくてやっぱり寂しい。

以前、クレイグ版ボンドを本作から見てしまい楽しめなかったのですが、再度1作目から見た後に再鑑賞しました。

アクションやサスペンス
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キャンディマン(1992年製作の映画)

3.5

偶々鑑賞したけど、間もなくリメイク版が公開とか?内容わかっちゃったけど、見てみたいかも!でも今作の90年代のアメリカンな雰囲気も中々良いです。リメイク版は黒人男性が主人公なのかな?今作は白人女性が主人>>続きを読む

007 スカイフォール(2012年製作の映画)

3.9

クレイグ版ボンド3作目。回を重ねる毎にダークな雰囲気になっていきます。

今作ではボンドの過去が明らかとなります。傷つきながらも貪欲に愛を追い求めるボンドの姿は生い立ちが大きく影響しているのかなと思い
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007/慰めの報酬(2008年製作の映画)

3.8

クレイグ版ボンド2作目。007はボンドが変わると話もリセット?されるとの事。かなり前にピアース・ブロスナン版を1本見た事がありますが、あちらは繋がりがそんなに気にならなかったのですが、クレイグ版は話が>>続きを読む

007/カジノ・ロワイヤル(2006年製作の映画)

4.2

00に昇進したばかりの初々しいボンドが見れます。これからの成長が気になる 笑

超人的能力で次々とスマートに敵を倒していくというよりは、人間臭い所が多々有って、ハラハラする場面の連続でした。流石のスケ
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ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語(2019年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

ほぼ最初から最後まで号泣しながら観ました😭
姉妹それぞれの想いに共感しましたが、特にエイミーのなんだかんだ健気な所や、いつもジョーの次だったけど、好きな人の2番にはなりたくないって想いに涙腺崩壊しまし
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ピクニック(1936年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

映像はとっても綺麗!日の光がキラキラしていて、本当に気持ち良く自然の中をピクニックしてるある1日って感じ。

ストーリーも切ない感じで良いと思うんだけど、ナンパを計画する2人(内1人は主人公と良い感じ
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愛の悪魔/フランシス・ベイコンの歪んだ肖像(1998年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

THE90年代のミニシアター系映画って感じでした。やたら映像が荒いのも当時のミニシアター感があります。(当時子供だから、想像ですが 笑)

ダニエル・クレイグ目当てで見ました。若い!

クレイグ演じる
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蜘蛛の巣を払う女(2018年製作の映画)

3.3

前作ドラゴンタトゥーの女の世界観とははっきりいって別物でした。

アクション映画としてはそこそこ楽しめるけど、ただそれだけ。前作の世界観を引き継いだ続編を期待してみるとガッカリしました。

ドラゴン・タトゥーの女(2011年製作の映画)

3.9

冷たい温度感の映像。とっつきにくい感じの内容かと思いきや、サスペンスとして見やすく、引き込まれました。リスベットもクールでボーイッシュ一辺倒かと思いきや、弱くて女性的な部分も垣間見えたり。

ダニエル
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去年マリエンバートで(1961年製作の映画)

4.0

どの瞬間を切り取ってみても、完璧に美しい。芸術的な映像美で、衣装を担当したシャネルのCMの様。光の使い方や装飾、構図どれをとっても素敵。常にガッチガチに構図が決められていて、寸分の狂いもない様な張り詰>>続きを読む

白い恐怖(1945年製作の映画)

4.0

ヒッチコック作品での斬新な設定と実験的な仕掛けのある映像は毎回ワクワクしながら見ています。特に3、40年代の彼の作品はその傾向が強い気がしてお気に入りです。

今作も精神分析を題材にした当時では斬新だ
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邪魔者は殺せ(1947年製作の映画)

3.0

名作とされてるみたいですが、私には合わなかったな、、、あまり引き込まれず、頑張ったけど集中して見れませんでした。

脱獄してきた上に、秘密結社の活動資金調達の為に強盗をし、看守と揉み合いの末、相手を殺
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サタデー・ナイト・フィーバー(1977年製作の映画)

3.8

ライトな青春群像劇を想像して見てみたら、繊細で切ないストーリーにびっくり。

根は真面目なヤンキーって感じのジョン・トラボルタ。クールな感じかと思いきや、兄や年上女性の前では母性本能くすぐる年下男って
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召使(1963年製作の映画)

4.1

若き貴族トニーは、お坊ちゃまなだけあって根が素直なんだな🤔

名優ダーク・ボガードが流石の演技力で、トニーの家を乗っ取る召使いを演じています。

主従関係が逆転していく様はホラーかって位ジワジワと怖い
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反撥(1964年製作の映画)

4.3

主人公の女性は発達障害とかなんじゃないかな?一人暮らしは危うい感じがあるから、姉と同居してたんだろうな。ネイルサロンのオーナー優しい。

姉が不倫相手を自宅に連れ込む事が増えて、男性への嫌悪感が増す中
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カンバセーション…盗聴…(1973年製作の映画)

4.0

サスペンスとして位置付けられてる本作ですが、後半からはスリラーとしての要素が色濃くなります。

まさかのそこで終わり!?ってなるラストも好きです。

ただ、伝説的なプロフェッショナルの割に罠にかかり易
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ルディ/涙のウイニング・ラン(1993年製作の映画)

4.0

周りの人の「お前に出来る訳ない」って言葉程無責任で無意味な言葉って無いなって改めて感じた。

どの意見を採用して、何を信じて進むかが大切っていうベタだけど見失いやすい大切な事を思い出させてくれる。

マラソン マン(1976年製作の映画)

3.5

冒頭のキレる老人たちの煽り運転の応酬の結末はいけないと思いながらもちょっとスカッとしちゃいました。

所々感じた違和感が伏線となり回収され、やっぱりね!ってなりました。
今見ると使い古された題材ではあ
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ヘンリー(1986年製作の映画)

3.2

ヘンリーにとって人を殺すのが普通で、もはや感情とかも関係ないから制御不能。作品説明に「流血や残虐シーンをほぼ排し」と書いてあったのに、中々の残虐シーンのオンパレード。死体の写し方が独特でリアル。耐性無>>続きを読む

21ブリッジ(2019年製作の映画)

3.1

激しい銃撃戦が繰り広げられ、スリリングなサスペンスアクションで社会派映画の一面もある。

でも見終わった後の感想としては、ありきたりなB級映画で、見ている間そこまで退屈はしなかったけど、いまいち盛り上
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ローラ(1961年製作の映画)

3.9

人々の想いが絶妙にすれ違う様が、リアルなのにドラマティック。一見相反する感想だけど見事に両立している。
ローラに関しても、一見相反する要素を持ち合わせていて魅力的。

人との関係はタイミングが重要だと
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バージニア・ウルフなんかこわくない(1966年製作の映画)

4.0

とんでもないものを見てしまった😣

ある日の深夜から早朝にかけて2組の夫婦が繰り広げる会話劇。怒涛の展開に引き込まれて、見終わった後はぐったり。

感情の起伏の激しいマーサ。終始感情を露にした夫婦喧嘩
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トラスト・ミー(1990年製作の映画)

4.1

独特な世界観。全然温かい世界じゃないし、扱ってる内容も結構ヘビーなのに、クスッと笑えたり、どこか爽やかさすら感じる不思議な映画。

コーマ(1978年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

1977年の映画ですが、コンピューターや監視カメラが導入されてる時代なので、今見ても十分楽しめました。途中SFチックな描写もあったり、リアルなアクションがあったり、サスペンス以外の要素も楽しめました。>>続きを読む

すぎ去りし日の…(1970年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

劇中何度か繰り返される交通事故のシーンはリアルで中々ショッキング。事故で死にゆく感覚ってこうなんだろうな、、、

奥さんと息子いい人過ぎで、あまりにもリアリティなく感じてしまいました。円満な家庭だった
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愛がなんだ(2018年製作の映画)

3.3

痛い、イタイ、イタイ😣

途中迄見てて、特に仕事に対する主人公の姿勢にイライラしました。でもこういう恋愛至上主義の先輩いたなーって見てたら、中盤過ぎた辺りから実は主人公の言動で自分にも思い当たる節があ
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エルム街の悪夢(1984年製作の映画)

3.3

この時代の古き良きホラー映画感、嫌いじゃないです。

お母さん大丈夫って言ってたけど、全然大丈夫じゃないじゃん😭

フレディちゃっちい感じなのに、死体袋に入った友達結構怖い、、、でも終盤のフレディ、あ
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ガス燈(1944年製作の映画)

3.6

夫の言動が結構リアルでそこだけやけに古さを感じなかったです。
バーグマンは表情が魅力的!

怪しい人はすぐにわかるので緊迫したスリルは感じなかったけど、心理サスペンス的な感じで次の展開が気になり引き込
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5時から7時までのクレオ(1961年製作の映画)

4.1

お洒落なつくりで、全部のシーンわくわくしながら観ました!

しっくりくるって理屈じゃない。気を抜いた時にうっかり、自分を助けてくれる何かに出会す事もあるかもしれないと感じました☺️

上海特急(1932年製作の映画)

3.3

素直になれない元恋人達のラブストーリー。当時としては中々のスケールで描かれてるのではないかと思います。

感想としては絶対2人上手くいかないと思う 笑

マレーネ・ディートリヒは写真のイメージからクー
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ロスト・ハイウェイ(1997年製作の映画)

3.9

記憶の乱れを疑似体験。起きていながらに観る悪夢の様な世界観を撮れるのはデヴィッド・リンチしかいないと改めて思いました。

マルホランド・ドライブでも出てきた描写も多く有りましたが、こちらの方が断然難解
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ファイブ・イージー・ピーセス(1970年製作の映画)

3.3

観ている時は何も感じなかった。敢えて言うなら虚無?無責任な行動のオンパレードだけど、不思議とそこまでの拒否反応は起きませんでした。流石に最後の行動は酷いと思ったけど。

主人公は良くも悪くも子供っぽい
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TENET テネット(2020年製作の映画)

4.1

観ている間は内容を理解したつもりだったけど、観終わった後冒頭と繋げようとすると途端に頭がこんがらがります🤪
 
実はバディもの?主人公とロバート・パティンソンの関係がエモかったです 笑

Red(2020年製作の映画)

2.4

このレビューはネタバレを含みます

ステレオタイプすぎる恵まれた環境にいるけど満たされない妻像。大正時代かっていう古臭さ。

登場人物の誰一人にも共感出来ない。なんだか瀬戸内寂聴の小説を映画化した『花芯』を彷彿とさせるけど、こちらの方が
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