IbukiTokumitsuさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

IbukiTokumitsu

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ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密(2019年製作の映画)

3.7

キャプテンアメリカがカッコ良かった。ストレートに楽しいミステリー

泣く子はいねぇが(2020年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

終わり方が良かったなぁ。
不器用な人が不器用なまま、成長もなく解決もなく、不器用なまま突き進んで、あのラストシーンがグッときた。
変に成長なんてないよね普通。奇跡も起きないよね。心変わりなんていうのも
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生きちゃった(2020年製作の映画)

4.1

学生映画を見た後のような爽快感というか。あのエネルギッシュで放り投げてくる感じというか、この後の彼らの人生にどこまで想像力を巡らせるのか問われている感じとか、これを面白いって思える感性がお前にはあるの>>続きを読む

朝が来る(2020年製作の映画)

4.1

長かったけど、最後すっごい泣いちゃったな…いい学校に行くとか結婚とか子供を産むとか「普通の幸せ」って、あり得ないほどハードルが高すぎないスカ?と映画見ながらむちゃくちゃ考えちゃったり。

「このままじ
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博奕打ち 総長賭博(1968年製作の映画)

4.1

筋を通す、仁義を切る
ヤクザの世界だけでなく、普遍的な人間関係のお話。日本版のシェークスピア

浅田家!(2020年製作の映画)

4.0

人間が太刀打ちできない悲しみに向き合ったときに、クリエーティブとかコンテンツとかみたいな「表現」みたいなのって、なんて言うか“滑っている”感じがしちゃっていたんですよねー。今年のコロナ騒動の時とか、あ>>続きを読む

劇場版「鬼滅の刃」無限列車編(2020年製作の映画)

4.2

やっぱバトルシーンの迫力がすごいなぁアニメって。原作だとアッサリしているように感じたあの描写も、重厚感がある。面白かったー。下弦の壱が最後、1人1人を褒めるフィードバックをするあたり、J.Y.Park>>続きを読む

ミッドナイトスワン(2020年製作の映画)

4.0

「流行ってますよね、LGBT。僕も勉強してます!」というセリフが、今の時代の感覚だよねって思うなー理解することの重要さは分かってきているけど、頭で理解してて生理で理解できてないというか。生きづらさを抱>>続きを読む

ブックスマート 卒業前夜のパーティーデビュー(2019年製作の映画)

4.5

超楽しかった。

海外コメディ特有のノリが好きじゃないし、あまりバカ騒ぎ系のお笑いが好きではないのに、この映画はすごくハマってしまった。

色んな指向性を持っている人が集まって多様な感じになっていた「
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リチャード・ジュエル(2019年製作の映画)

4.4

イーストウッドの、「勘違いされる正義」もの超好き。
ハドソン川の奇跡もむちゃくちゃ好きな一本でした…。

メディアもFBIもそれぞれが、「正義」を追い求めるはずなのに、目の前の目標を追いかけるようにな
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ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破(2009年製作の映画)

4.0

今日の日はさようなら、すごい、こんな音楽の使い方あるのか

TENET テネット(2020年製作の映画)

4.1

訳わからんのに映像が面白すぎる。考察ブログ見たらむっちゃ面白かった

その夜の侍(2012年製作の映画)

4.4

強烈。物語が、というよりも、セリフが非論理的。会話が成り立っていないというか。でもその、全く想像できないセリフ回しがグイグイと興味を沸かせる。大学生の時、この映画見て、すっごい影響受けたなぁ…。

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2分の1の魔法(2020年製作の映画)

4.0

父親が下半身しかないという荒唐無稽な設定なのに面白かった。こんな設定思いつくんだなぁ。

後半ちょっとウルっとした。そんな風に思うことなんてあるのかなぁと思いつつ、ピクサー的道徳観なら正解だなぁ

ドロステのはてで僕ら(2019年製作の映画)

4.0

緻密な脚本で面白かったなぁ〜でもちょいちょい画質荒いな〜と思ったらまさかの全編スマホ撮影なのか!!!こんな映画の作り方があるんや…なんか台本と出演者さえいればいつでも映画が作れそうな、そんな気分にさせ>>続きを読む

風の谷のナウシカ(1984年製作の映画)

4.2

全然ストーリー覚えてなかったのだけど、あの「ランランラ〜♪」の音楽とオウムだけ強烈に覚えてて、なんかそのシーンに辿り着いたとき感動してしまった。シンプルな音楽ってスッゲェ頭に残るんだな…

自然を「ど
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嫌われ松子の一生(2006年製作の映画)

4.1

中島哲也感、ハッピーでハイテンションな演出なのにストーリーはエグいほど不幸、このバランスが昔すっごく好きだったなぁ。次元が変わって虚実が分からなくなる演出面白い。

ゼア・ウィル・ビー・ブラッド(2007年製作の映画)

4.3

「資本主義」そのものを表したような主人公。お金を稼いで、地位や名声を獲得するのに、いつだって虚しそう。だけど、「勝ちたい」という思いが先行していく。そして、実際に勝つことができる。それでもまだ欲が出て>>続きを読む

アキラ AKIRA(1988年製作の映画)

3.9

バイク止めシーンのオリジナルを初めて見た。行き過ぎた科学への警鐘とか、近い存在にいる人への醜い劣等感とか、今の時代にも繋がる普遍的なテーマを、豊かな作画で見せてくる。物語云々よりも、絵の力、絵の説得力>>続きを読む

愛の渦(2013年製作の映画)

3.7

ここには、そんな意味ありげでカッケェこと、ないっすから。

門脇麦好きだなぁ…

SR サイタマノラッパー ロードサイドの逃亡者(2012年製作の映画)

4.1

サイタマノラッパーのシリーズは本当にすごい。「ウダツの上がらない日々を過ごす20代後半に差し掛かった若者が、夢を諦めずにワンスアゲインする」というテーマだった1,2とは違い、3「ロードサイドの逃亡者」>>続きを読む

SR サイタマノラッパー2 〜女子ラッパー☆傷だらけのライム〜(2010年製作の映画)

4.0

負け犬たちのワンスアゲインドラマ

田舎でうだつの上がらない日々を歩む主人公たちが、
傷ついてどうしようもなくなって、
最後は長回しの「痛い」ラップで自分の本当のリリックをリズムに乗せる。

このサイ
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パプリカ(2006年製作の映画)

4.0

日本人形超怖い。夢を侵食して現実と夢の境がどんどん無くなっていく。映画を見て、たしかに「あの出来事は現実で起きたことか、夢で起きたことか」を判別できなくなることってあるなと。面白いモチーフ。アニメーシ>>続きを読む

桐島、部活やめるってよ(2012年製作の映画)

4.4

久しぶりに見たくなって鑑賞。

「自分の作った映画と自分の好きな映画がどこかで繋がっている気がする」っていうあー、そうだよねっていう感じ。甲子園に出ていないのにドラフトを待ち続けているキャプテンとか。
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泥棒役者(2017年製作の映画)

3.2

西田征史監督の泥棒役者。
舞台版が、分かりやすく面白くほっこりしたので映画版も鑑賞。
だけど、舞台版から映画版に変更する上で、論理性を持たせるために加わった設定がつまらなくしてしまっている印象。具体的
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恋の渦(2013年製作の映画)

4.5

超好きな作品。
最初の地獄の鍋パシーンがもう本当にやばい。朝井リョウの小説みたいなヒリヒリ感。誰かを見下ろしたりする感じとか、鼻で笑いながら怒る感じとか。あー、あの、オチが決まっているモノマネのフリを
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アイアムアヒーロー(2015年製作の映画)

4.0

ロッカーの外に飛び出る勇気。繰り返される映像がとにかく凄かったなぁ。原作のグロさが忠実に表現されてた

マネー・ショート 華麗なる大逆転(2016年製作の映画)

4.0

全然単語の意味がわからないけど演出が好きでずっと見てしまった。後味悪いけど現実

37セカンズ(2019年製作の映画)

3.8

ホテルのシーンがすっごく突き刺さる。相手に受け入れてもらえるかという不安とそこで見える断絶。障害とセックス。

仕事の上での承認も得られない。感謝の気持ちがありながら、家族以外の人から承認されないこと
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空気人形(2009年製作の映画)

4.5

何か面白い映画の設定がないかなーと考えている中で「ラブドールがAIの心をもつ」っていう話を考えたのだけど、同じ設定の映画を見つける。是枝監督。

お前の代わりになんていくらでもいる、という酷い言葉を投
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