あっきーさんの映画レビュー・感想・評価

あっきー

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北斗の拳(1995年製作の映画)

2.0

ハリウッド版『北斗の拳』の地上波初放送はまさかのTOKYO MX。
最初期の世紀末&暴力の原作のモデルとなった『マッドマックス』の世界観で、シンとの対決を軸とした92分の短尺。

黒髪ながら青い目のケ
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図書館戦争 THE LAST MISSION(2015年製作の映画)

4.0

原作・アニメ版がよかったので、前作に引き続き鑑賞。
やはりキャスティング(特に身長差笑)は絶妙。

ハードな戦闘シーンが多く、原作と較べると、ややラブコメ要素は薄めか。

終盤が脚色されてたのと、ラス
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図書館戦争(2013年製作の映画)

4.0

原作とアニメ版が面白かったので。

とにかくキャラが立った物語のところ、キャスティング(特に身長差笑)が絶妙。
やや特殊な設定をうまく説明し、結構ハードな戦闘シーンも違和感なく感じられる作りになってた
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ザリガニの鳴くところ(2022年製作の映画)

3.5

原作を読んだので鑑賞。
図書館で予約→WOWOWで録画→原作読了→そのまま映画版を鑑賞、という順番。

原作の情報量が多かったこともあり、かなり場面や展開が端折られていた印象。
やや唐突な感はあるもの
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白夜行(2010年製作の映画)

3.0

今になってドラマ版(山田孝之×綾瀬はるか)を観てよかったので、原作を再度していたところに、WOWOWでやってたので。
というか、WOWOWが制作に噛んでるのか。

年代設定(刑法上の殺人の時効の関係だ
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GHOST IN THE SHELL 攻殻機動隊(1995年製作の映画)

3.5

押井守特集をやってたので、遅ればせながら鑑賞。

サイバーパンクな世界観と、緻密なアニメーションはさすが。
声優のキャスティングも秀逸。やはり大塚明夫の声はいいなあ。

1995年公開という時期を考え
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イノセンス(2004年製作の映画)

4.5

『GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊』が面白かったので。今作は押井守が脚本も担当してるのね。

さらにサイバーパンク度が増してる!
靄に霞む中華風都市の描写が秀逸で、冒頭はモロに『ブレー
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オー!ファーザー(2013年製作の映画)

4.0

伊坂幸太郎の原作がかなりのトンデモ設定ながら、面白かったので。

今作も岡田将生主演。佐野史郎、宮川大輔ら4人の父親のキャラもなかなか。

少しエピソードがカットされてたような気もしたものの、約100
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フラッシュダンス(1983年製作の映画)

3.0

突然のアイリーン・キャラの訃報を耳にして、これは今観ておかないと、ということで。

冒頭の“what a feeling♪”で早々と持っていかれた!The ‘80sともいうべき楽曲群とダンスのキレが半
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マエストロ!(2015年製作の映画)

3.0

最近、塩田武士「女神のタクト」を読み、恩田陸原作「蜜蜂と遠雷」を観て、音楽系やオーケストラの話に触れてたので。本作は漫画が原作みたい。

謎の奇人指揮者・西田敏行、関西弁(神戸弁かな)の天然フルート奏
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護られなかった者たちへ(2021年製作の映画)

4.0

中山七里の原作がすごくよかったので。
似たテーマでは柚月裕子『パレートの誤算』(WOWOWでドラマ化されてたな)があったが、個人的にはこちらに軍配が上がるかな。

社会問題をいかにエンタメとして昇華さ
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蜜蜂と遠雷(2019年製作の映画)

4.0

原作は恩田陸の直木賞受賞作。
『夜のピクニック』がなかなかよかったので、今作も鑑賞。

言われてみれば、確かに全編ピアノコンクールのみの話か。
そこを、うまく人物を配し展開を工夫することで、テンション
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神様のカルテ2(2013年製作の映画)

3.5

シリーズ第2作。
文語調変人内科医の主人公=櫻井翔はやはり違和感あるが、健気な山岳写真家の妻=宮崎あおいは相変わらずハマりすぎかつ尊い。
“おかえりなさい”って言われてみたい笑。
旧友・進藤=藤原竜也
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阪急電車 片道15分の奇跡(2011年製作の映画)

4.5

原作がすごくよかったのと、ちょうど宝塚からのルートでこの路線をフルに4年間通学で利用してたので。
関学の入試以外は下車したことないけど笑。

まさかの中谷美紀主演。
設定を含め強烈なキャラを上手く捌い
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そのときは彼によろしく(2007年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

『いま、会いにゆきます』がよかったのと、こちらも原作が面白かったので。
こちらは映画が後になった。

智史=山田孝之、花梨=長澤まさみ(智史よりかなり長身!)、美咲=国仲涼子、桃香=北川景子って、個人
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姑獲鳥の夏(2005年製作の映画)

3.5

原作を何度も読んでいて、公開時には銀座の映画館で観た憶えが。

時間の関係もあり、前段の脳機能の考察を巡るやり取りが大幅にカットされてたのが残念だったけど、ほぼ1/4も費やして解決編/憑き物落としを丁
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億男(2018年製作の映画)

3.0

佐藤健・高橋一生のダブル主演で、それぞれオーラを消した演技はさすが。
え、関西弁の限りなく怪しい男は北村一輝?
原作は川村元気だったのか(読んだことないけど)。

二人は落研との設定だけど、佐藤『死神
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自虐の詩(2007年製作の映画)

3.5

堤幸彦が監督ということで鑑賞。
何というか、演出が全編堤節全開!

薄幸の主人公・中谷美紀、元ヤクザの内縁の夫・阿部寛(パンチパーマ!)、大家のオバちゃん・カルーセル麻紀、主人公に惚れてるラーメン店店
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劇場版 奥様は、取扱い注意(2020年製作の映画)

3.5

ドラマを観てなくて、どうもいろいろ前提事項あるらしきところ、ややノリが掴みきれず。

西島秀俊はよい役者やね。綾瀬はるかは記憶喪失の元特殊工作員かあ。

約束のネバーランド(2020年製作の映画)

2.5

養護施設で“秘密”を知ってしまった子どもたちが脱出を企てるが…。
カズオ・イシグロ『わたしを離さないで』的な設定か。

やや非現実的な雰囲気もあり、イマイチ共感できず。

渡辺直美の怪演は異様な迫力あ
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神様のカルテ(2011年製作の映画)

4.0

偶然読んだ原作が結構面白かったので。

文語調で話す主人公の変人医師が櫻井翔とは意外で、やや違和感あり(当直明けでも無精髭が伸びないって笑)。
健気な奥さんの宮崎あおいはイメージ通り、豪快上司の柄本明
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曲がれ!スプーン(2009年製作の映画)

3.5

人気劇団の舞台の長澤まさみ主演での映画化らしい。

田舎の喫茶店の本物の超能力者たちのパーティーで、正体がバレないよう必死でゴマかす姿が面白い。

全編に漂うトンデモ感や胡散臭さと、寺島進や甲本雅裕ら
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天地明察(2012年製作の映画)

4.0

本屋大賞の原作を読んでいたので。

岡田准一&宮崎あおいの共演はハマり役。
監督は滝田洋次郎、音楽が久石譲、ナレーションに真田広之って豪華やね。

保科正之役の松本幸四郎の貫禄“国中の北極星を見て参れ
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太陽を盗んだ男(1979年製作の映画)

3.5

沢田研二vs菅原文太。西田敏行と水谷豊(殺虫剤で昏倒する交番の警官)がチョイ役で出演。

ジュリー扮する冴えない中学校の理科教師が、東海村からプルトニウムを盗み出し、独り暮らしの自室で原爆製造に没頭。
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ヒルコ/妖怪ハンター レストア&リマスター版(1991年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

諸星大二郎『妖怪ハンター』をまさかの沢田研二主演で実写化。

俄かに戦闘モードに入るジュリー、やたらと怪しい室田日出男。間違いなく竹中直人がトンデモ感を増幅してる。

…やはり、なぜジュリー?独特の存
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日本以外全部沈没(2006年製作の映画)

2.5

まさかのパロディ作が映画化。

意外にも原作者の筒井康隆が“謎の男”として出演、シュワちゃんとブルース・ウィリスのそっくりさんにネタを強要笑。

いかんせん出自が出自なので、カタルシスはないかな〜。

ナチュラル・ボーン・キラーズ(1994年製作の映画)

3.0

ひたすら悪夢のような行き当たりばったりの無差別殺戮を続けるカップル。
モノクロとカラーが交錯する映像と呪術的なBGMがフラッシュバックのようなトリップ感を増幅する。

監督・脚本はオリヴァー・ストーン
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GONIN(1995年製作の映画)

4.0

キャストがすごい。
暴力団からの現金強奪を目論む5人が、佐藤浩市、本木雅弘、根津甚八、竹中直人、椎名桔平(金髪のパンチドランカー!)。

犯人を特定した組側が5人へ送り込んだヒットマンが、ビートたけし
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空白(2021年製作の映画)

3.0

万引きを疑われた少女の事故死と、その父親をはじめとする関係者の苦悩。

実力派俳優の熱演が、物語のやるせなさを増幅。
特に古田新太と松坂桃李の、憔悴し歪み、壊れていく演技は圧巻(かなり怖い)。

ヒュ
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ヤッターマン(2008年製作の映画)

3.0

櫻井翔&福田沙紀 vs 深田恭子+生瀬勝久+ケンドーコバヤシって、どう考えてもキャラ的には悪役の圧勝笑。
ヒットしたなら、ほぼキャスティングの勝利か。
ドクロベエの正体がまたヒドい笑。

“ナルウェイ
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犬神家の一族(1976年製作の映画)

5.0

角川春樹が仕掛けた、日本初のメディアミックス。当時は社会現象になるほどの盛り上がりだったとか。

音楽はあの大野雄二で、世界観を見事に表現した『愛のテーマ』は出色の出来。
ミステリでは残念な結果になる
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そして、バトンは渡された(2021年製作の映画)

4.0

原作は本屋大賞だったか。

3人の継父と1人の継母に翻弄されながらも健気に生きる女子高生。

田中圭と永野芽郁が父娘かあ。
石原さとみの継母もインパクトあり。
人生ドラマとしてもなかなかよかった。

他人の顔(1966年製作の映画)

3.0

『砂の女』『燃え尽きた地図』と合わせて”失踪三部作”と呼ばれているらしい。
脚本も安部工房。
観念的な内容がモノクロの映像と相俟って、一種異様な雰囲気を醸す。
序盤約1時間に亘りスケキヨ状態笑。

破線のマリス(2000年製作の映画)

3.0

原作は野沢尚の乱歩賞受賞作。脚本も書いてる。
TV報道が舞台のサスペンスで、展開はなかなかスリリング。
黒木瞳主演で陣内孝則が好演。なぜか鳩山邦夫が出てた。

ちはやふる ー結びー(2018年製作の映画)

4.0

新キャラも出てくるけど、やはり広瀬すずの独壇場。
完結作にしてシリーズ総決算的な内容で、クライマックスはなかなか感動的。
國村隼がいい味出してる。

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