ふくすけさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

ふくすけ

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金の国 水の国(2023年製作の映画)

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歴史と政治のバックボーンが確りしているため、主題である友愛の難しさや、その困難さと互いの想いやすれ違いが際立っている

キャラ造形とデフォルメが少女マンガちっくだけど展開からエンディングまで綺麗にまと
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イチケイのカラス(2023年製作の映画)

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主要キャラの個性が強いので初見には法律等の論拠が正しくてもフィクションぽっく映るのが勿体ないかも

個人的には感情に訴えるのではなく理詰め解決して欲しかったなぁ

法律要素が少し薄く一部展開が性急だけ
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ザリガニの鳴くところ(2022年製作の映画)

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全編の約8割を通してヒロインのカイナの辛い人生を見て、2割の法廷ミステリィを楽しむ作品

エピローグが長めだったので「これで終わり?」と肩透かしを食らったものの、やはり想定内のオチでした

感情移入す
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かがみの孤城(2022年製作の映画)

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原作があるのでストーリーとしての流れはしっかりしており、さすがポプラ社な感動作品

広げた風呂敷と伏線もちゃんと回収し、再起の物語として描かれていたものの、一部キャラの深堀がなかった

多分、原作だと
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バブル(2022年製作の映画)

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#バブル をパルクールというアクションを描きたいがための作品。

その分、アクションは見映えして素晴らしいですが、反面、世界観は取って付けたような感じがします。

虚淵作品に見られがちな、遠大な世界観
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大河への道(2022年製作の映画)

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当時の偉業と、大河ドラマを作ろう奮闘する現代の二部構成。

昔の偉業を描く様は、色々な裏事情もありちょっと感動してしまった。

そして知識のなさゆえ、中盤に入る段階でこう思った。

謀ったな!伊能隊!
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シン・ウルトラマン(2022年製作の映画)

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ゴジラよりも官僚がー、政府がー、みたいな過度の演出は少なかったと思います。

原作へのオマージュもあり、よく纏めたなという感じですが、映画の尺の割に細かな世界観設定をしているので、エヴァと同様に細部を
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ナイトメア・アリー(2021年製作の映画)

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詐欺師の凋落を描く物語。

教訓を語るかのようなキャラや展開が覗くものの、物語の出来とは別に映像向きではない地味さ。

やや冗長的で淡々と進むので、派手さも山場もないと言える。

中盤くらいでオチが見
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ゴーストバスターズ/アフターライフ(2021年製作の映画)

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ノリと勢いに任せつつも、実は粗いご都合主義でコメディな、如何にも80年代テイストの作品。

THEゴーストバスターズの続編って感じでした。

特筆すべきことはないけど、安心して見られる娯楽作品ですね。
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SING/シング:ネクストステージ(2021年製作の映画)

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前作をそのままパワーアップさせた感じ。

挫折を乗り越え、失敗からの成長が基本で、前回以上に舞台演出が派手になっている。

ただ物語の展開上、次回作を同じキャスト作るのが難しそうなのは、惜しいところ。

死刑にいたる病(2022年製作の映画)

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伏線を使ったミスリードが上手い作品。

初っ端から拷問シーンが多く出るので、見る方はPG12ということをお忘れなく。

創作する立場からだと、想定内のどんでん返しと思います。

原作に忠実だとしたら、
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レジェンド&バタフライ(2023年製作の映画)

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織田信長の為人にフォーカスした人生のダイジェスト

脚色かもしれないが、濃姫の存在がいかに重要であったか見せる物語

歴史好きはどう見るか分からないが、ダイジェスト故の浅い感じはあるかも

ラストは夢
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RRR(2022年製作の映画)

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映像と物語の緩急がえげつない

王道の話ではあるが、飽きさせない展開と演出で3時間もいけた!

伏線じゃないけど演出の再演がちらほらとあり絵面も楽しく爽快感もあった

インド映画初だけど現状上半期の1
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BLUE GIANT(2023年製作の映画)

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初めて音楽で感銘を受けたかも!

そこに至る背景があるからなんだけど、Jazzという音楽が持つ熱量や登場人物の情熱を光を中心とした演出で表現しており、一層とJazzのエネルギーを感じる作品となっており
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シャイロックの子供たち(2023年製作の映画)

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池井戸潤作品は映画をよく見るけど、他作品に比べると地味かも

ストーリーに(報復劇としての)爽快感は薄く、キャラも地味な分、地に足のついた絵面と人間臭さがありました

お金に清廉であることは難しいけど
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ロストケア(2023年製作の映画)

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社会問題で実際にこんな事件もありましたね

独身勢には他人事ではないと言えるので、ちゃんとお金を貯めておこう!

介護の苦痛を描く大筋に対して、本質は家族の絆との向き合い方を問う作品です!

長ぐつをはいたネコ(2011年製作の映画)

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シュレックに登場したキャラのイメージが強いので、(上手いけど)山本耕史さんの声がたまに竹中直人さんで再生される

予定調和で勧善懲悪のストーリーだが、猫を襲う狼の存在がキーで、格好いい悪役でした

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グリッドマン ユニバース(2023年製作の映画)

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TVシリーズを見たのなら圧倒的満足感が得られるでしょう

ラストの黒幕との戦いの怒涛の展開は特撮&ロボ&○○!?と飽きさせることなく、またバリエーションも全部見せでした!

タイトルの回収は元より、ち
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名探偵コナン 黒鉄の魚影(サブマリン)(2023年製作の映画)

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年々派手にしないといけないのか?ってレベルで(良い意味で)スケールがでかい(笑)

アクションや舞台の派手な演出に目もいきがちでしたが、意外と推理ものとして伏線がキチンと張り巡らされており、無駄なミス
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雄獅少年/ライオン少年(2021年製作の映画)

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成り上がりスポ根と言うよりは境遇に抗い続け、最後に勝利を掴む話

中盤で盛り上げるけど、主人公の情緒的な部分が直ぐに落とされており、全体的にキャラを貶め続けるM仕様の物語

獅子舞のアクションが素晴ら
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リトル・マーメイド(2023年製作の映画)

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悪くなかったよ?

ストーリーは言わずもがな、なので絵面について

黒人女優起用で騒がれたけど気にならなかった

むしろリアルな魚介類が歌って踊る方が変な感じだった

アニメで統一されていたビジュアル
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君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

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トトロと千と千尋の神隠しを足して2で割って、裏返したらこんな話かなって雰囲気

コンセプト(端的に言えば心的な成長&通過儀礼)?は理解できるけど、モチーフのシンボル化の意図がよく分からないため、やや難
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インディ・ジョーンズと運命のダイヤル(2023年製作の映画)

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ヒロインに騙される
謎の組織に狙われる
ヒロインと揉める
ピンチになる
何やかんやで共闘
謎解き開始
遺跡の奥にお宝
相棒が活躍
敵の自滅
ハッピーエンド

良作だけど傑作にはならないのも、インディっ
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ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE(2023年製作の映画)

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アクション豊富&1作で終わらないから、ダブルの意味でどこまで行くの?とハラハラドキドキ

時折見せるイーサンのオチャメなところに吾輩男だがちょっとだけキュンとなる🫶

ストーリーは何かアクション過多の
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リボルバー・リリー(2023年製作の映画)

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カッコいい綾瀬はるかを見るだけかと思いきや、シナリオもちゃんとしてたアクション映画

多分綾瀬はるかの女優としての軸の強さだと思うけど、俄かもしれない格闘の構えも堂に入っていたのは流石!と思いました
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SAND LAND(2023年製作の映画)

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The...少年漫画というストレスの少ない作品

奔放な少年を大人が見守る

そしてその大人の抱える闇を少年との冒険が晴らしていく…そんな勧善懲悪の物語

CGなので好き嫌いあるでしょうけど、ガルパン
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劇場版シティーハンター 天使の涙(エンジェルダスト)(2023年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

TVA時代を知っているせいか、今の技術(製作&物語)にキャラが合ってない感はあるものの、ポリコレなんてどこ吹く風で、キャラクターの個性も物語のテイストも変わらない点は懐かしくも安定してる

ただ声優さ
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ホーンテッドマンション(2023年製作の映画)

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実在のアトラクションを物語にしたって感じでディズニーっぽい配慮も散見するお話

別の作品なら、どうせ恋愛も描くんでしょ?亡くなった恋人が来るんでしょ?みたいな王道がなく肩透かしも喰らうが、キッズ向けコ
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アリスとテレスのまぼろし工場(2023年製作の映画)

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どこにフォーカスして観るかで感想が違うかも?な作品

岡田麿里らしい思春期の機微を尖らせた作品ではあるものの、舞台としての世界観が感情移入を結果的に難しくさせたかも?

前作のさよならの朝に約束の花束
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名探偵ポアロ:ベネチアの亡霊(2023年製作の映画)

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ホラーな演出で通しつつも、ちゃんとミステリーしてて、伏線も回収し、最後の展開でオチをつけたクラシカルで確りとした話

びっくり系の画が登場するものの、全体的に淡々と進むので絵的に好き嫌いが分かれるかも
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グランツーリスモ(2023年製作の映画)

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分かりやすいTheサクセスストーリー!なので挫折▪︎苦悩▪︎努力▪︎友情▪︎勝利が入っているのでノンストレスな物語

腹の底に響くような車の排気音(重低音)を映画館の音響でこそ味わって欲しい作品でした
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ミステリと言う勿れ(2023年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

ドラマも漫画も未視聴のまま観賞だが、ガロって誰?と思った以外はキャラについては気にならなかった

事件の背景を知るアプローチであり、ミステリーというよりは警察系にある段階的な情報開示で全体像を把握する
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