石野郎さんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

石野郎

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マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙(2011年製作の映画)

2.5

サッチャーさんの生涯をダイジェストで見せられてるよう。トピックを絞ってもっとドラマ性を持たせたほうが面白かったかも。

オデッセイ(2015年製作の映画)

4.5

闘う勇気をもらえる映画。一度も泣き言を言うシーンなし。目の前の問題に集中するのみ。知識が人を救う。2時間半かけて映画にして言いたかったことを、ラストの授業のシーンで言葉で言っちゃうって(笑)

ピエロがお前を嘲笑う(2014年製作の映画)

3.0

オチが最初にありきのお話なのかな。途中で飽きてきてしまいました。それにしてもヒロインがふつうのオバサンにしか見えなかった…。

革命児サパタ(1952年製作の映画)

4.2

若き日のマーロンブランド。甘いマスクとは言えないが存在感抜群。平和を築くというのはかくも大変なことなのか。戦争反対と唱えていれば平和が続くと思っている方たちに観てもらいたい。

サマータイムマシン・ブルース(2005年製作の映画)

1.0

久々の超絶つまらない映画。全編通しての全員のおちゃらけ演技はなんなんでしょう。全く笑えないし、その世界観のおかげでタイムマシーンにリアリティーさが皆無になるし、世界が終わると言われても危機感なんて感じ>>続きを読む

メイズ・ランナー2:砂漠の迷宮(2015年製作の映画)

1.5

組織から逃げるだけの内容。でも、その組織が全然恐くないから緊迫感なし。最初から最後までどこかで見たようなアクションシーンが続くだけ。とにかく退屈。

サンクタム(2010年製作の映画)

3.6

観てるだけで息苦しくなる。動けなくなった人を死なせてあげるのが正しいのかどうかわからない。

地獄の黙示録(1979年製作の映画)

4.0

監督の頭の中のイメージを忠実に再現した印象。設定はいちおうベトナム戦争だけど、それ自体にはさほど意味はないのでは。それにしても牛のシーンはトラウマになるよ、あんなの。

ツレがうつになりまして。(2011年製作の映画)

1.5

「ツレ」って人に紹介したりするときの言葉じゃないの?本人をツレと呼ぶ違和感。堺雅人が全然うつ病に見えない。あの演技ではおとなしい人にしか見えない。それに結婚同窓会という気持ちの悪い集い。おそらく原作の>>続きを読む

グッドナイト・ムーン(1998年製作の映画)

4.2

ジュリアロバーツってこんなに演技が上手かったとは。ちょっとした表情で思ってることが伝わってくる。脚本も演出もいい。主人公の女性ふたりが言い争う場面が多いが、過剰な演技がなくて素晴らしい。途中から消えた>>続きを読む

ザ・グリード(1998年製作の映画)

2.8

派手なシーンの連続だけど、ハラハラもしないし、モンスターも恐くない。期待しなきゃわりかし楽しめる。

シャーロック・ホームズの冒険(1970年製作の映画)

2.9

推理ものというより冒険活劇。ワトソンと遊びに行く冒頭のエピソードは必要なのか。もう少し謎解きを取り入れてほしかった。

ペコロスの母に会いに行く(2013年製作の映画)

2.5

漫画の映画化らしいけど、悪いほうに出てしまった感。原作のエピソードを放り込んだだけの上っ面を見せられてるような映画。原作の漫画はもっと心に染み入りそうな予感。

マンマ・ミーア!(2008年製作の映画)

1.8

これほどつまらない出来になったのは監督の演出のまずさかなという気がする。音楽とダンスのシーンでは、やりたいことはわかるんだけど、まとまりがなくて稚拙な感じに映る。おばちゃん3人組のノリノリの踊り見たい>>続きを読む

婚前特急(2011年製作の映画)

2.9

このレビューはネタバレを含みます

3分の2ぐらいまではよかった。何回も爆笑させてくれて最後までその路線かと思いきや、終盤は納得できないことばかり。二人が全く成長しないまま結ばれる。ちえは友達夫婦を見て憧れただけ。田無の盗癖も全くそのま>>続きを読む

ハリーとトント(1974年製作の映画)

4.5

全編ユーモアが散りばめられていて暗い映画ではないが、老いの悲しみがひしひしと伝わってくる。老人と猫の組み合わせはほとんど反則。トントに涙してしまった。

モンスターズ・ユニバーシティ(2013年製作の映画)

4.2

画が美しい。背景の建物や芝生のリアルさや登場人物の質感がすごい。映像を観ているだけで楽しい。物語の閉じかたが素晴らしい。大抵の映画は安易にハッピーエンドに持っていくところだか、この映画は違った。だがそ>>続きを読む

レ・ミゼラブル(1998年製作の映画)

3.0

連続テレビドラマをギュッと2時間に凝縮させた感じ。映画特有の重い雰囲気はない。でもその分見やすく出来上がってる。

モンスターズ・インク(2001年製作の映画)

3.2

画が細部まできれい。ラストはさよならで終わったほうがいいような…。

パシフィック・リム(2013年製作の映画)

1.8

絶賛の声を多く聞いていたので期待して観たが、怪獣やロボットに特に思い入れがない自分には退屈でしかなかった。ストーリーはどこかで聞いたことのあるような話で、見せ場の戦闘シーンも同じような場面の繰り返しで>>続きを読む

ペーパー・ムーン(1973年製作の映画)

4.2

テンポも良く、主人公ふたりの掛け合いも面白い。最後のシーンもウェットにならずに感動させてくれる。良い映画。

アーティスト(2011年製作の映画)

2.5

この作品がアカデミー賞と後から知って驚いた。どこがどう評価されたのか知りたい。あの犬の演技には泣けた。

ジュラシック・ワールド(2015年製作の映画)

3.8

細かいところ抜きでリアルな恐竜が動いてるだけで良し。

ウォーリアー(2011年製作の映画)

4.0

見ごたえのある人間ドラマ。主人公が子供の頃に父親が酔って暴れるシーンが一度もないのに、よっぽどひどかったんだなと観客に思わせる手腕は見事。二人の格闘技シーンも板についていて違和感なし。ひとつ残念なのは>>続きを読む

アルゴ(2012年製作の映画)

3.2

脱出劇としてはスリルもあり面白いんだけど、なんだか素直に楽しめない。作戦成功させたメンデスや6人はヒーロー扱いだけど、そもそもアメリカがよその国に裏から介入して起きたことだからなあというのが観ている間>>続きを読む

スパルタカス(1960年製作の映画)

4.5

戦いと死に向かう恐怖とせつなさが伝わってきた。奴隷同士の殺しあいをやらされる場面では、前の組が戦ってる間の控え室の恐怖と緊張に包まれたあの空気。ローマ軍との戦いの前夜、明日死ぬかもしれない人たちが家族>>続きを読む

巴里のアメリカ人(1951年製作の映画)

2.0

歌と躍りに造詣がないため、ラストの長く続くダンスに意味を見いだせず苦痛で仕方ありませんでした。また、主人公ふたりに振られた人たちのほうが可哀想で、まったくハッピーエンドに感じられませんでした。

アラビアのロレンス(1962年製作の映画)

4.0

実話に基づいたお話だけに、ロレンスをイギリス人のヒーローと単純に描いてないのが良い。国のために懸命に働いたのに結局は駒に過ぎず、段々精神が壊れていくのが不憫すぎる。このときのイギリスのずるいやり方が現>>続きを読む

サウンド・オブ・サイレンス(2001年製作の映画)

2.5

すべての演出がこの手のサスペンス映画の定型という感じ。悪役も恐くなく、特に盛り上がりもない映画。

イグジット・スルー・ザ・ギフトショップ(2010年製作の映画)

3.0

途中で観るのやめようかと思ったが最後の落ちに驚愕。やるせないというか、うまく立ち回るやつが勝ちなのかなあ。

悪名(1961年製作の映画)

4.0

座頭市以外の勝新太郎は初見。やはりスターはスクリーンに映えるからスターなんだと納得。相棒の田宮二郎もいい味出している。最後のステッキのくだりは驚いた。あんな程度で済んじゃうの?当時の感覚ではあまり残酷>>続きを読む

ガス燈(1944年製作の映画)

3.2

サスペンス映画の手法がこの時代にもう出来上がってるのがわかります。現代のサスペンス映画もこんな感じで展開していくもの。現代のはこれに加えてカメラワークに凝ってみたり、派手なアクションシーンを加えてるだ>>続きを読む

ピノキオ(1940年製作の映画)

3.6

クオリティの高さに驚く。1940年にこんなものが作れるってすごい。フィガロの動きなんてものすごくリアル。作り手がとてつもない努力をしているんだろというのが想像できる。