enteさんの映画レビュー・感想・評価

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エターナルズ(2021年製作の映画)

4.0

古代文明の時代から人類を守る、まさに神のような存在のエターナルズ。
能力だけじゃなくそれぞれのキャラクターもダイバーシティふんだんに取り入れました!って感じですね。みんなちがって、みんないい。
人類と
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ほんとうのピノッキオ(2019年製作の映画)

3.8

期待した通りのダークファンタジー。
大衆子供向けに作られたディズニー版ピノキオに対し、こちらは原作の「ピノッキオの冒険」に近い内容。

ピノッキオは「無邪気」というより「自分の欲に忠実で目先の事しか考
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DUNE/デューン 砂の惑星(2020年製作の映画)

4.0

超未来的な巨大宇宙船や星間飛行、特殊な戦闘装備を用いた体術や超能力。さらには広大な砂漠で襲い来る広大なサンドワーム等々、SF要素盛り沢山。

原作は半世紀以上前に作られたものだそうなので、目新しさはあ
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攻殻機動隊 SAC_2045 持続可能戦争(2021年製作の映画)

4.6

攻殻はフル3DCGでも全く問題ない、むしろ登場人物のほとんどがサイボーグという攻殻の設定はフル3DCGに合っているのかも。
ここでも時代を先取りしていたのか…。

内容的には2020年にNetflix
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モーリタニアン 黒塗りの記録(2021年製作の映画)

4.2

大国アメリカ合衆国に9.11の首謀者として容疑をかけられるというのはこれほどまでに恐ろしいことなのか。
もちろん9.11は衝撃的な事件ではあったし、それにより世論が反テロに大きく傾いたことは仕方がない
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007/ノー・タイム・トゥ・ダイ(2019年製作の映画)

4.0

007はちゃんと観たことがなかったので、ダニエル・クレイグの007を4作品予習してから本作品を鑑賞しました。

街中を走り回るバイク・カーアクションやチェイスやっぱりでかいスクリーンで観るのが一番です
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ONODA 一万夜を越えて(2021年製作の映画)

3.6

恥ずかしながら、終戦を知らず戦後何十年も潜伏していた残留兵というと横田さんしか存じなかったのでこの作品で小野田さんを知りました。

フィリピンへ派兵される際に上官から下された「絶対に玉砕はならん」とい
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クーリエ:最高機密の運び屋(2020年製作の映画)

4.4

自国の方針に人類の危機を感じ情報を西側に流すソ連高官と、西側諜報に伝達係として抜擢されたスパイ経験皆無のセールスマンのお話。

キューバ危機の裏で起こっていた事実を元にした映画なので007みたいなアク
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護られなかった者たちへ(2021年製作の映画)

4.2

震災で家族を失った人々と、そういった人が寄り添うようにしてできた新しい家族。
それをベースに貧困と生活保護、不正受給といったテーマを含めて作られた作品で、観てて心が締め付けられる思いでした。

ミステ
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燃えよ剣(2021年製作の映画)

4.0

岡田さんの土方歳三を筆頭に、各俳優が人物に見事にハマっててとても良かった。個人的には近藤勇と芹沢鴨が特に。

ストーリーは多摩の試衛館にいた頃から函館戦争までとあって終盤の戊辰戦争はダイジェスト気味。
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アナザーラウンド(2020年製作の映画)

3.9

いきなり文化の違いに驚かされるオープニング。
湖の周りを大量の酒瓶を飲みながら運び走る若者たち、酒のノリはそのまま電車に乗っても続き乗り合わせたおばちゃんに酒を進めて止めに入る警備員(警察?)は手錠で
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シャン・チー/テン・リングスの伝説(2021年製作の映画)

4.0

予告観た時は、MCUでカンフーモノって正直どうなの…って思ってましたが、観てみるとこれはなかなか。
人を軽く吹き飛ばすほど重量感のある攻撃を放つテン・リングスの使い手と、中国武術の流れるような体術で立
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沈黙のレジスタンス~ユダヤ孤児を救った芸術家~(2020年製作の映画)

4.0

ナチスによるヨーロッパ占領が広がるなか、フランスに住むユダヤ人で後に世界的に著名なパントマイム俳優となる青年がホロコーストから逃れてきた孤児たちを匿う。
やがてその場所も安全ではなくなり、青年とその仲
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ザ・スーサイド・スクワッド "極"悪党、集結(2021年製作の映画)

3.9

序盤からとにかく死にまくる!オープニングからまさに決死隊と言える程のハチャメチャっぷりで、戦いが始まる度にこりゃ次は誰がどうなるかわからんぞとハラハラしてました。

登場人物が基本みんな悪党だからやり
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フリー・ガイ(2021年製作の映画)

4.0

ゲームの中のキャラが意志を持って動き始めた!だけじゃなくて現実世界とのストーリーの絡ませ方がとても良い。ここまで笑って感動できる作品とは思わなかったので良い意味で裏切られました。

終盤に投入される新
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アメリカン・ユートピア(2020年製作の映画)

4.3

正直、トーキング・ヘッズは数曲知ってる程度の自分がこの作品を楽しめるかなとちょっと不安だったのだが、それはまったくの杞憂だった。

人と楽器と照明しかない舞台で衣装もグレーのスーツで揃えられていて、始
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復讐者たち(2020年製作の映画)

3.9

あなたの大切な人がなんの理由もなく無残に殺されたら、あなたはどうするか。そんな問いかけから始まる。
復讐とは何だろうか。目には目をってどうなんだろう。じゃあやり返すのを諦めればいいの?とかそんな事を考
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アウシュヴィッツ・レポート(2020年製作の映画)

4.0

アウシュヴィッツから脱走、実態を告発し後に多くのユダヤ人を救った若者の実話を元にしたお話。

最初に掲げられる言葉と、エンドロールがこの作品で最も届けたかった事なのかなと思う。

これはただの過去の惨
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最後にして最初の人類(2020年製作の映画)

4.2

滅亡の危機を迎えている遙か未来の「最後の人類」から届き語られるメッセージと共に、モノクロの画面に映し出される様々なモニュメントと音楽。
ただそれだけなのに、凄いSFを観させられた!って感じるのなにこれ
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竜とそばかすの姫(2021年製作の映画)

3.5

予告編からとめどなく溢れるサマーウォーズ感、正直映画館に観に行くかちょっと迷いましたが結論から言えば映画館(IMAX)で観て良かった。
観るなら施設の良い映画館で。

本職の歌手が主人公の少女を演じて
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ライトハウス(2019年製作の映画)

4.3

灯台守で実際に起きた事件を基にしたフィクション。

モノクロの画面、不吉さを警告するような霧笛が序盤から鳴り響く中で言葉を交わさず灯台のある島に上陸する二人の男。この先いったい何が起こるのか、と一気に
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プロミシング・ヤング・ウーマン(2020年製作の映画)

4.2

未来を失った女性の復讐劇。その結果は観終わった後も心にズンと残るものでした。
かと言ってすべてを知らずボンヤリとした復讐を延々と続けていれば良かったかと考えると、そうとも思えず…。彼女自身覚悟していた
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映画大好きポンポさん(2021年製作の映画)

4.9

劇場公開でポンポさんを知り、急いで原作を読み劇場に向かいました。

原作コミックのストーリーがベースになってはいるものの後半からの話の作り込みが凄い!
原作では数ページしかなかった編集という部分をここ
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