子供は純粋で好奇心旺盛だから善悪の判断がつきにくい。オチが分かった途端、驚きと恐怖と悲痛な気持ちでいっぱいになり、ラストまでの数分間がすごく辛かった。
信仰心に対する皮肉でしょうか。主人公よりも周囲の人々に視線がいく。冷めた映画。
重くて乱痴気でパワフルで、気分が悪くなりそうだったのに一気に見てしまった! 地下で生活していながらも住人はみんな生き生きとしている。切り離された祖国への愛。
それぞれが自分の利益のために動き出すんだけど、次第に「ただ三頭のクジラを救いたい」という目的に協力し合うようになる。
ロバート・パティンソンの髪型とヒゲが可笑しいw けどお耽美な作品。音楽も良いし、登場人物がまるで風景画の中にいるかのような綺麗なシーンもあり印象に残ります。
サッカーをしてるシーンがないので派手さはないけど、登場人物の気持ちを丁寧に描いている。エンディングのポール・ウェラーの曲も余韻を残してくれますね。
イタリア人の人情深さよ。「家族」がテーマだけどその外側(社会問題)から描いていて、現代イタリアに関する発見もあったり。何気なく映される街並みや人々にも温かみが感じられてじんわりくる。