あめのおとさんの映画レビュー・感想・評価 - 19ページ目

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キャロル(2015年製作の映画)

3.3

原作を先に読んでしまったからか、ときめきがありませんでした。先入観なしで観ていれば、表情や仕草のディテールを堪能できたのかもしれません。
美しい映画だというのはわかりました。期待が高過ぎたかな。

グランド・ブダペスト・ホテル(2014年製作の映画)

3.9

センスもディテールも完璧。東欧の歴史に詳しければもっと深く入り込めたかもしれないが、そうでなくても十分伝わるものもあった。
面白くかわいく、毒もリアルも哀愁もある世界観。 ひとつ上をいくセンスです。

カフェ・ド・フロール(2011年製作の映画)

3.7

公開されたエンティングともう一つのエンティング。
もう一つのエンティングは衝撃的で、でもなぜか自然にも思えるもの。監督は愛を描きたかったということで、ハッピーな方を選んだそうだ。
ハッピーな方はできす
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トワイライト・サーガ ブレイキング・ドーン Part 2(2012年製作の映画)

4.5

トワイライトシリーズ1作品目から本当に面白くて。
だからそういう作品のラストはどう終わるのか、モヤモヤするんじゃないかと思ってたのですが、すごく上手く終焉していてスッキリしました。大満足なシリーズでし
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フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ(2015年製作の映画)

2.8

酷評ばかり目にするので観るつもりなかったのですが、トワイライトと関係してるので、観てみようかと。
色んなシーン出てきますが、何の色気もなく、かえって感心するくらいです。
寝不足で観ると確実に寝ます。

アジャストメント(2011年製作の映画)

3.2

このレビューはネタバレを含みます

結局大統領になれたのか?ダンサーとして成功したのか?二兎を得たのか?そこが知りたい。夢を諦めて愛をとったなら普通の話過ぎるわけで。
神様は愛も夢も最善な道を運命としてるなら、他に最善の相手がこれから現
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トイレのピエタ(2015年製作の映画)

4.0

洋次郎の繊細さと園田の繊細さが混ざりあっていて、役柄ゆえか主人公の表情は乏しいけれど、眼差しが苦しいほどピュア。
気になったのは何も知らず息子に先立たれるお父さんお母さんの気の毒さ。映画では両親との間
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ムーンライズ・キングダム(2012年製作の映画)

2.9

細部のこだわり、色づかいのセンス、 他の作品同様ウェス・アンダーソン監督の映画は完璧で、どれだけのエネルギーが注がれてるのだろうと思います。
なのに、好きな監督なのに、私はこの作品はどうも…。母の立
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ブンミおじさんの森(2010年製作の映画)

2.9

眠気をこらえられなかった。ちゃんと観たような観てないような。
前世や来世も不思議だけど、今この人生で笑いたいし、楽しさや喜びを感じたいなぁ

ラストだけは眠気がふっとんだ。
フィーリングで観る映画だ
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スウィート・ノベンバー(2001年製作の映画)

2.8

自分がそうだからといって他人も同じだとは限らないのに、仕事人間を不幸と決めつけ、どこでどう恋におちたのかもわからず不可解だった。そこの強引さに目をつぶれば悪くはないのかな。
ラストは賛否両論だろうが、
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アデル、ブルーは熱い色(2013年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

女同士の恋愛はよくわからないけど、これはエマが仕草も言動も惚れぼれするくらいの男で、アデルは若くて保守的な女の子中の女の子なので、よくある普遍的な恋愛話だと思う。
同性愛を感じさせるのは、友達や両親か
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ある子供(2005年製作の映画)

3.1

ラストをいいと思えるかでこの映画の印象が決まるんだろう。私は何を今さら泣いても…と愛も美しさも感じられなかった。知らないがゆえの未熟さと、目先のこと考えられない幼児性のため、根っからの悪人でないことは>>続きを読む

シェフ 三ツ星フードトラック始めました(2014年製作の映画)

3.9

何か裏があるんじゃないかーと思って観ていたら終わってしまった。いい人しか出てこない映画は好きなので、素直に観ればよかった。世界はいつもいつもドロドロしてるわけではなくて、こんなふうにやさしい、それが本>>続きを読む

ヒメアノ〜ル(2016年製作の映画)

3.0

麦茶の声を聞くと、森田はお母さんと良好な関係を築いてたのがわかる。とすると、どこかのタイミングでお母さんは亡くなってるのかな…。行き当たりばったりの森田がなぜ捕まらないのかは疑問だったけど、日常と地続>>続きを読む

エクリプス トワイライト・サーガ(2010年製作の映画)

4.5

エドワードのベラを見つめる眼差しにきゅーとなりっぱなし。濃い顔好きじゃないけど、もう眉毛太くてもいいです。
お花畑のシーンは美しく、女の子の夢がつまってますね。
ジェイコブへの愛さえも許容する包容力あ
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君の名は。(2016年製作の映画)

4.3

新海さんは元々すごいけど、神木くんとradwimpsがすごくて、圧倒される相乗効果。
新海さんは中二的なボーイミーツガールをいつも描いていて、私生活は大丈夫かなと余計な心配をつい抱いちゃうけど(笑)こ
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トワイライト・サーガ ブレイキング・ドーン Part 1(2011年製作の映画)

4.5

争いはなくていい派なので、美しい結婚式とハネムーン、スイートな二人を見てるだけで前半幸せでした。エドワードのベラを見つめる眼差しが本作でも本当に素敵です。黒い下着姿のベラを見た時に、枕に顔をうずめるエ>>続きを読む

ものすごくうるさくて、ありえないほど近い(2011年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

父と子の話だと思って観てたけど、母が子を見守る深い愛の話だった。 おじいちゃんもアビーブラックさん夫妻も心暖まる。 お涙ちょうだいの感動系の 映画は苦手で、この映画もそうなのかと思って観るまで及び腰だ>>続きを読む

(500)日のサマー(2009年製作の映画)

4.8

アメリカも日本も関係ない、どこにでもよくある失恋なのに。切なくてリアルでおしゃれで完璧な映画。
かっこいい俳優なのに、ヘタレでオタクでそれじゃあ女の子ひくよというリアルさが出てるトム。超絶かわいすぎる
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マイ・マザー(2009年製作の映画)

4.0

激しい口喧嘩は母と娘のようだけど、母に対する執着は息子ゆえか。マザコンでもドランくんなら美しい〜。
母の過干渉、ブレた言動に振り回されて苛つくのはわかるにしても、ユベールが母にどうして欲しいのかがわか
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