あめのおとさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

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佐々木、イン、マイマイン(2020年製作の映画)

3.4

闇があったから全裸で光って(っていうのも変だけど)たんだろう。
男だ女だというのは時代錯誤かもしれないけど、男受けする映画。私はそれほど響かなかったな。

ザ・スクエア 思いやりの聖域(2017年製作の映画)

3.0

裕福なんだから、普通に紛失届出して新しいスマホ買えば済む話なのに。
思いやりがないというより、偽善とか悪意とか軽薄さがてんこもり。

鳩の撃退法(2021年製作の映画)

3.4

謎解きや伏線回収する原作の方がとっ散らかってたから、映画の方がまとまっててよかった。事実なのか小説なのかどっちでもよくなったくらい。

グッバイ、リチャード!(2018年製作の映画)

3.5

娘がいて親友がいて、かつては愛した妻がいて好きな仕事して裕福。
お酒飲んで薬やって、早すぎる死かもしれないけど、こんなふうに空へ飛んでいけたらという理想系。
快適とはいえない病院のベッドで、苦しみなが
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マティアス&マキシム(2019年製作の映画)

3.7

ドランはどの作品も見入っちゃう。
マティアスは動揺し過ぎ。見てる方が恥ずかしくなるほどに。マキシムの境遇、痣、いつものお母さん。ナイーブマキシム。大学生みたいな仲間のノリ。
対比がいっぱいあったけど、
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ドライブ・マイ・カー(2021年製作の映画)

3.8

村上春樹が好きな人も、村上春樹を知らない人も見られるちょうどよいマイルドさ。プラス役者さんたちの素晴らしさ。西島さんも霧島さんも春樹作品にぴったりだし、岡田くんがいい演技してた。
春樹といえば喪失だけ
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PARKS パークス(2016年製作の映画)

3.5

雰囲気映画だと思ってた。橋本愛かわいいし。井の頭公園きれい。吉祥寺好きにはたまらない。
でも終盤、100周年記念映画だからか時間の概念がからんできてあれ?っと。
いやでも、、雰囲気映画で終わった。もっ
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三島由紀夫vs東大全共闘 50年目の真実(2020年製作の映画)

3.6

三島ってナルシストなイメージだったけど、認識が変わった。
討論、対話、相手への敬意。言葉ってこう使えるんだ。
解説もわかりやすくてよき。貴重な映像。
あの時代を生きてた人は現代をどう見るんだろう。
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フレンチアルプスで起きたこと(2014年製作の映画)

3.4

子どもを置いて我先に逃げる夫、致命的。携帯は持っていくのに。
ラストは解釈分かれそうだった。夫はタバコふかして乗り越えたのか。妻は今後幻滅から復活できるのか。
かっこ悪い男を見たい人おすすめ!

ファニーゲーム(1997年製作の映画)

3.0

卵を落とした時の絶望感を×100にしたような映画。
卵は自分で買ってね。知らない人を家に入れないで。

WAVES/ウェイブス(2019年製作の映画)

3.4

不運が重なったんじゃなく、喧嘩して怒っていたとしても、彼女に唾を吐きかけるような男だったから。遅かれ早かれキレて道を踏み外してた気がする。ピンチにどう対応するかで、人間性出る。
家族は再生したから後味
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ハローグッバイ(2016年製作の映画)

3.6

一緒にいるばっかりが友達じゃない。
2人とも美しいし、もたいまさこさんすてきだし、ピアノの曲もとてもよかった。澄み切った空気感。

猿楽町で会いましょう(2019年製作の映画)

3.6

リアルでよくあるんだろうな。色がない空っぽって、頭わるいってことなのか?
擦り減るとは、一生懸命がんばってるのに報われないことで、選べないことで。ゆかは擦り減ってるといえるのか。社会や他人のせいじゃな
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ブルーアワーにぶっ飛ばす(2019年製作の映画)

3.5

2人の会話がうるさくて一度断念したけど、翌日早送りしながらでいいから最後まで見てみようとしたら、生活の生々しさ、負の側面が嫌で受け入れたくないとこに共感してしまった。
仕方ないのだから肯定したいよね。
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あのこは貴族(2021年製作の映画)

3.5

多様化してても、いや多様化してるからこその閉塞感と窮屈さ。水原希子は美しすぎて庶民に見えなかったな。十分キラキラしてた。
自分のしたい生き方がみんなできるといいのに。その日あったことを話せる人がいると
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たかが世界の終わり(2016年製作の映画)

3.9

家族だからって理解できなくていい。不完全でいい。
ルイの心は家族に向いてなかったな。過去の思い出を辿る方に向いてた。
兄は不穏を持ち込まないよう必死だった。そして劣等感。義姉は優しさと怯え。妹は憧れと
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三月のライオン(1992年製作の映画)

3.5

全部監督の思う魅力的な画で構成されていて、写真集みたい。
でもそこに動きが加わると、あざとさを拭えなかった。冷蔵庫を足で開けるとか。
素足にハイヒール痛そうだし、クーラーボックスにドライアイスこまめに
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滑走路(2020年製作の映画)

3.6

悲しいかな、善があれば悪もある。
人を虐げて自分を優位に立たせようとする人はいる。そうすることで生きてる人。許せないけど。
あの少年がその後どんな風に生きて、死を選んだのか想像するしかできない。お母さ
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青くて痛くて脆い(2020年製作の映画)

3.7

序盤、かわいい女の子に振り回されたい男の願望を見せられてるようで、期待せず暇つぶしで見てたのに、後半どんどんよくなって、最後の言葉では不覚にも泣きそうになってしまった。
劣等感持ってる人と、持ってない
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音楽(2019年製作の映画)

3.6

すごく好きって感じじゃないけど、くせになる感じ。
音楽に(じゃなく他のことでも)心震えた経験が一度くらい誰にでもあって。そういう原体験が描かれてた。
「音楽」ってシンプルなタイトルが似合ってる。

ボクたちはみんな大人になれなかった(2021年製作の映画)

3.0

大人になるの遅すぎやしない?やっと振り返れるようになったということなのかな。
女性の話ならば「大人に成らざるをえなかった」になると思う。

ファーザー(2020年製作の映画)

3.8

最初はんっ?となるけど、謎解きじゃないから、繰り返されるポイントを気に留めれば難しくはない。
静謐な雰囲気と色合いに惹きつけられるし、アンソニーホプキンスの演技がもう…

KOTOKO(2011年製作の映画)

3.3

こっこはどんなふうに子育てしてるんだろうと気になってた。kotokoだし私小説なのだろうか。
負にしか焦点をあてない世界が描かれる。
直視できずチラ見でないと見られない。塚本監督が出てきた辺りから、ホ
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少女邂逅(2017年製作の映画)

3.0

物語性はあるし少女は美しい。でも子どものいる身としては、リストカットが問答無用に見られない。

放課後ソーダ日和-特別版-(2018年製作の映画)

3.5

たいしたことないストーリーでも、映像きれいだし、ソーダーが似合うキラキラかわいい女の子見るだけで元気もらえる。
物豆奇行ってみようかな。

幼な子われらに生まれ(2017年製作の映画)

3.4

娘が複雑な気持ちになるの何でわからないんだろう。
そんなに困惑するのなら、夫は何で子ども作るようなことをしたんだろう。母こそ娘へのフォローをして、安心させてあげて。
でも一生懸命向き合ってる父。
途中
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プラットフォーム(2019年製作の映画)

2.5

オーバーザ・サンより。怖いもの見たさで。
気持ち悪いから音だけ聞いてチラ見にした。
生きるためなら何だってする動物の本能か。理性ある人間としての尊厳か。
でも心に残るものはなかったな。

ハナレイ・ベイ(2018年製作の映画)

3.6

静かだけど退屈じゃない。
昔読んだはずなのに、話はすっかり忘れてた。
吉田羊って村上春樹の世界に似合う。きれいだった。ハワイも。

グリーンブック(2018年製作の映画)

3.8

よくある感動ものは好きじゃないけど、これは集中してみてしまった。目が離せなかった。トニーのこともだんだん好きに。
機会があれば子どもにみせたい。

ラストレター(2020年製作の映画)

3.7

生活感があるのに美しい。一度岩井俊二になって世界をみてみたい。
福山雅治はイメージがついていて、それを払拭できる演技力もないから、違う人に演じてほしかった。
未咲は福山よりトヨエツが好きだったけど不幸
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パレード(2010年製作の映画)

3.0

近しい人であっても、自分を100%さらけ出すとか理解してもらおうとか、無理だししなくてもいいと思ってる。うわべだけだからこそ成り立つ関係もあるし、そこに美しさやコミュニケーションの深さを見出すことだっ>>続きを読む

花束みたいな恋をした(2021年製作の映画)

3.6

京王線なのがなんともいい。
出てくる固有名詞はサブカルだけど、映画としてはショーシャンク側、そのへんが上手い。
時間が過ぎていく限り物事は変わっていく。
20台半ばならときめいていたいし、諦めることも
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宇宙でいちばんあかるい屋根(2020年製作の映画)

3.6

清原果耶さんはかわいいのに普通っぽさもあって、あのみずみずしさは稀有だと思う。
伊藤健太郎くんのかもしだすかっこよさと色気、演技力。どの作品みても素敵だと思う。才能と魅力ある役者さんだから、また映画や
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セレステ∞ジェシー(2012年製作の映画)

3.4

セレステはジェシーが離れていかないとたかをくくってたんだろうな。
ジェシーはずるいけど、実際モテるのはああいう男なのがリアル。
何も隣に住まなくてもね。

ミッドサマー(2019年製作の映画)

3.2

カルト映画だから一般受けするはずないのに、大衆化させてしまった映画なのかな。
喪失から再生の寓話。
ラースフォントリアーやヨルゴスランティモスの耐性があれば観れる。
けども、一度観れば十分です。
白い
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