2回目の鑑賞。
昔「生きているユダ」を読んでからゾルゲ事件には関心を持っており、今回も興味深く観た。ただ、前回は鑑賞後、拷問や処刑、網走監獄で獄死し坐棺に入れられた遺体などショッキングなシーンが強く>>続きを読む
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原作が瀬尾まいこというだけで、絶大なる安心感。で、そのとおりの展開で。
静かに重ねられていく時間の中で、気づき、支え支えられ、思いやり救われ……。その穏やかな優しさをまのあたりにして、心があたたかな>>続きを読む
記憶され声にして発せられた2800の名前は、深い闇の中から大切に救い出された人生のよう。
荒唐無稽に思えた設定だったけど、重層的なストーリーに惹き付けられた。
コッホ大尉はどうなったのかな。
出てくる人みんなが愛すべきキャラクターで、あたたかい気持ちに。
コンサートの時の「無音」、お父さんの姿に胸がぎゅっとなった。
やっぱり”ホウレンソウ”は大事にしないとね!
情報量が多すぎて”??”のまま観続けて、ここのレビューを読んでようやく位置関係(?)がみえたという体たらく。
それでも最後まで観られたのはなぜかな?血が流れるアクションものは苦手なのに?
国と国、人と>>続きを読む
淡々と 粛々と
極々事務的に
頭をもたげそうになる”人の心”をねじ伏せるために”あえて”そうしていたのか?
昨日-1.0をみたので、その原点を鑑賞。
自然災害(ゴジラを含む!?)の前にはなすすべもなく消されていく命。
そしてその命を救いもすれば壊すこともできる科学技術と、それを手にした時の人間の弱さと強さ>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
初ゴジラ、初4DX
あの”らんまん夫妻”が出てる!と鑑賞(!?)
人の弱さも強さも、絶望も希望も。ゴジラをとおして「今を生きる」人々が描かれていた。
生きていた典子と敷島が再会するラストシーンで落>>続きを読む
初インド映画。
ツッコミどころ満載でも、そんなことどうでもよくなるくらいダイナミックな映像とストーリーで、3時間なんてあっという間。面白かった!
北村一輝さんの顔が何度も脳裏に浮かんだのはわたしだけ>>続きを読む
安定の〇ズっぷりで、乾いた笑いしかでてこない。でも、笑ってる場合ではなく。でも、それではどうしたら...?
ほっかりと心があたたかくなった。
中学生時代の雫ちゃんがなんだかアニメっぼくて、ちょっといたくて恥ずかしくて、かわいくて大好き。
イタリアでの『翼をください』に涙。チェロの音色が”元チェロ弾き”の>>続きを読む
荒唐無稽にも思われた作戦、これが事実だったということに驚き。
人物関係がもひとつよく分からないまま観たので、”?”な部分もあったけど、楽しめた。
数十年を経ての復讐。その背景が語られ、裁判も終わってからの出来事に衝撃を受けた。
「ユダヤ人」と罵られ唾を吐きつけられ、さらに6ヶ月後にマックスと共に殺されたリナ。
差別の根深さに震えた。
モーリス>>続きを読む
自らの一生をかけて演じきったソングン。その姿を愛する息子に見せることができてよかった。そんな父に振り回されて苦渋の日々を送ったテソンに、その愛が伝わってよかった。
そもそも何故代役?何故の拷問?計画>>続きを読む
事実は小説よりも奇なり。ほんとにそのとおり、ドキュメンタリーだなんて信じられない展開。
すごい。
恐ろしい。
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当時としては有り得ないほどの幸運に守られて命をながらえたサラ。
(収容所からの脱出を手助けしてくれた看守、危険を承知でかくまってくれた老夫婦.....なんて勇敢なの!?)
でも、彼女は彼女自身の闇(>>続きを読む
自分の奥の”空っぽな部分”を埋められるものは、他人の秘密や嘘ではない.....はず。
他者と自己の境界?
もひとつよくわからない、否、全然わからない”哲学ワールド”で、ふんわりさせないで。
尾行に>>続きを読む
能面のように無表情な”シュタージロボット”(!)が、次第に人間の顔に。
力にものを言わせて邪な欲を満たそうとする上司の醜さを見る一方で、監視する反体制の世界(芸術、クリスタ、友と議論をたたかわすいき>>続きを読む
虐殺された市民の遺族にとって、そして、市民に銃を向けざるを得なかった軍人にとって、26年という時間はどんなに重く苦しいものだったのか、想像もできないくらい。
その苦しみをもたらしたことを謝罪させたい>>続きを読む
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ナチスを批判していたユダヤ人とその家族...なんて、絶望の展開しかイメージできず。ドイツからスイスへ亡命し、さらにパリへとなった時、”どうしてパリ!?”と、心で悲鳴を上げてしまった。
ストーリーは私が>>続きを読む
こんなことがあってよいのか?
.....よいわけない。
それなのに、なぜ。
ときどきぎょっとするほどリアルなアニメーションは、これまで経験したことのない強さと熱をもって、その理不尽さと怒りを表現して>>続きを読む
あっちの世界とこっちの世界
階層
日頃考えもしなかったけど、確かに存在していて。
それぞれの世界の中で、ひとりひとり、一生懸命生きてるんだなぁ。
(...月並みだけど。)
自分が属する”世界”しか>>続きを読む
自分が信じる正しさのみに支えられて、突っ走ろうとするデボラ。彼女を弁護する弁護団は、彼女よりもひとまわりもふたまわりも”大人”で、広い視野を持ち、そして誠実だった。
裁判を通して成長していった被告の>>続きを読む
テーマはシリアスなのに、軽やかでおかしみさえある、不思議な映画。
劇伴の音楽にその要因のひとつが?
お金持ちがますますお金を得て。
命に格差が。
今も昔も。
このレビューはネタバレを含みます
”仲良くケンカしな♪”みたいなナターシャとオーリャ
延々と繰り広げられるベッドシーン
(どうしてこんなに長尺?..と首を傾げつつ早送り)
ソ連時代には、実際にこんなやり方で?...と背筋が凍る拷問>>続きを読む
アウシュヴィッツの所長も、良心を持ち苦悩するひとりの人間だった。
.....ということは、わかった。
でも、わたしにとっては難解すぎた。
セリフもなく”目の演技”で感じ取れ なのかもしれないけど、>>続きを読む
ハラハラ のち 痛快スッキリ。
正義は勝つ!(拍手!)
でも、実際は.....ハッピーエンドなどではなく。
事実をもとにしたフィクション。
メンツとお金のためなら、どんな不正も悪事ももの>>続きを読む
「君のそばには私がいる
すきなようにしろ」
忖度と疑心暗鬼
自らの命をかけて行った”幕引き”は、新しい時代の幕開けとはならなかったという事実が、むごく哀しい。
髪を切り、白く塗った顔を上げて玉座に座る。ラストシーンの彼女の姿は、人として女性としての幸せと決別し、英国と結婚して女王として生きるという決意のあらわれで。それは強く美しいけど、ほんの少しの哀しさもま>>続きを読む
”若葉マーク”の弁護士の、まだ何にも染まらず汚されていないピカピカの正義感は、少なくともふたつの魂を救ったんだなぁ。ラストシーンの楽しげな父子の足取りが、そう思わせてくれた。
チベット、羊...からイメージされる古き良き素朴な世界とは違っていて。連綿と受け継がれてきたチベット仏教に根ざした暮らしに入り込んでくる”現代”、そして”中国”。その中で戸惑い、迷いながらも強く生きる>>続きを読む