タマモロードさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

タマモロード

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護られなかった者たちへ(2021年製作の映画)

2.9

 こういう作品は悪口を言いにくいが、やはり駄目だろう。

9人の翻訳家 囚われたベストセラー(2019年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

 おもしろかった。アガサ・クリスティーの映画のような出だしで、室内劇かと思ったら急展開で「フレンチコネクション」張りのカーアクションまである。翻訳のためにプールやジムのついた施設に「缶詰」になるなんて>>続きを読む

奴が嘲笑う(2015年製作の映画)

3.2

 予想通りの展開だったが、まあ楽しめた。イ・ソギュンは『パラサイト』のときのほうが男前に見えた。女検事はおぼこ過ぎた。
 韓国映画はコメディ色が入ると評価が下がってしまうようだ。

ラストナイト・イン・ソーホー(2021年製作の映画)

3.8

 「もしかして~系?」などとジャンルのわからないまま映画を観るのも楽しみ方の一つかも。エロイーズの顔立ちには惹かれないがサンディは魅力的。厚化粧だったとはいえ「ウィッチ」「スプリット」のヒロインだと後>>続きを読む

ピエロがお前を嘲笑う(2014年製作の映画)

3.9

 BSNHK放映をたまたま録画して観たら、掘り出し物。『悪童日記』を思い出したり、刺激的な作品。

探偵ホン・ギルドン 消えた村(2016年製作の映画)

3.8

 これは好み。子供達とのやり取りではなく、一人称語り、色調、時代感などが好み。既視感はどこからと考えたが、今のところNHKドラマ『ロング・グッドバイ』ではないか。

捜査官X(2011年製作の映画)

3.8

 彼は『導火線』以来。美しい田園風景から始まり展開が面白い。奥さんが井上真央に似てかわいい。金城君もいい。結構楽しめた。

アサイラム 監禁病棟と顔のない患者たち(2014年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

 これは好み。小学生の頃テレビ映画劇場で似たような作品を観たのをかすかに思い出した。ちなみに、サイラス・ラムはアサイラムのアナグラムなのだろうか。今度観るときスペルを確認しよう。
 レビューに『シャッ
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ヘレディタリー/継承(2018年製作の映画)

3.4

 結末を見て「2時間返せ」と思ったが、視聴中は十分楽しめていたのでまあいいか。
 アニーの変貌ぶりが笑えた。また、電信柱のシーンでは珍しく声が出てしまった。

ドーン・オブ・ザ・デッド(2004年製作の映画)

3.1

 失敗したと思ったが我慢して最後まで観てよかった。ボーダーコリーの活躍がよかった(あまり役に立っていなかったが)。
 レビューの皆さんの感想「走る!」「速い!」を見て逆にゾンビは走らないことを知った。
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ジェントルメン(2019年製作の映画)

3.6

 この監督の作品はAmazonでは観られないが、名古屋滞在のホテルの無料VODのリストにあったので視聴。
 相変わらず小気味のいいテンポ。タランタティーノをソフトにした感じ。

残酷で異常(2014年製作の映画)

3.2

 タイムパラドックス系(どういう定義だろうか?)は好きだがタイムループ系はそれほど好きではないことに気づいた。『パームスプリングス』は途中でやめたのを思い出した。この映画は面白いほうだが設定が地味すぎ>>続きを読む

ジュラシック・ワールド/新たなる支配者(2021年製作の映画)

3.7

 最寄りの映画館にIMAXが導入されたので勇んで封切り初日に鑑賞。3Dは「アバター」以来で、当時は近眼の眼鏡の上に3Dメガネを重ねたため鼻が痛くなったが、今回は改善されたせいか視野も広く快適だった。1>>続きを読む

ロープ/戦場の生命線(2015年製作の映画)

3.0

 ☆3.7はお金がかかってないわりに、ということか。ティム・ロビンスが笑わせてくれた。美しいほうの女優さんは『オブリビオン』でした。

藁にもすがる獣たち(2018年製作の映画)

3.4

 この既視感は何だろう。日本の作家の原作で韓国で撮った映画、何だったか。『パルプフィクション』風でもある。

消された女(2016年製作の映画)

3.2

 退屈しないで観ることはできたという程度。女優さんが好みでなかったせいだろうか。
 ラストも取って付けたような感じがした。

マーシュランド(2014年製作の映画)

3.2

 観ている間は緊張感があって面白かったが、犯人がこれ?で評価を下げた。「憲兵に手出だしするな」といった1980年代のスペインの社会情勢はよくわからないが、湿地帯の息苦しい社会は想像できる。
 レビュー
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湿地(2006年製作の映画)

3.6

 『特捜部Q』を4作観たはずみで☆3.1の本作を観ることに。面白かったが、これは原作を先に読みたかった。『このミステリーがすごい』は創刊から20年くらいは講読していたが最近は本格物が多くて立ち読み程度>>続きを読む

特捜部Q カルテ番号64(2018年製作の映画)

3.9

 シリーズ最高の面白さ。カールは催涙スプレーをかけられたり麻薬酒を飲まされたりで、あいかわらず女に弱いが、これが見納めだと思うと名残惜しい。
 シリーズを振り返ると、下層刑事が上流階層を追い詰めるとい
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特捜部Q Pからのメッセージ(2016年製作の映画)

3.5

 スピード感があって面白かったが、助けに行くのはアサド一人か?とか多少不審なところもある。
 現金引き渡しのシーンは黒澤の『天国と地獄』を思い出した。
 どんどん病んでいくカールが心配だ。
 

特捜部Q キジ殺し(2014年製作の映画)

3.6

 カールの顔が少しむくんでいるような気がする。彼はこわもてのくせに弱すぎる。暗い雰囲気の中でコンビのやりとりが笑える。続編が楽しみだ。

特捜部Q 檻の中の女(2013年製作の映画)

3.7

 緊張感が持続して面白かった。
 これは『コールドケース』の走りか?あちらよりもずいぶんよい。

オールド(2021年製作の映画)

3.9

 美しい景色と想像を絶する展開。深刻な状況なのに笑わせる。この監督は好みかも。
 「ヴィジット」も姉弟だったな。

(r)adius ラディウス(2017年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

 面白かったが、評価が低いのも理解できる。解決がつかない。

荊棘の秘密(2016年製作の映画)

3.5

 前半は失敗したと思ったのだが。
 脚本のパク・チャヌクは韓国版「オールドボーイ」の監督だった。
 「荊棘」、誰も読めんだろう。しかし辞書で調べたら、映画の内容に符合してた。

プロミシング・ヤング・ウーマン(2020年製作の映画)

3.8

 全体の枠組みは救いがたく暗いのだが、テンポもよく色調も明るくけっこう笑える。彼女の仕組んだ復讐が小気味よい。メモ帳といい「Ⅰ」といい、これは『キル・ビル』だと思った。
 女優はかわいいのだが、肌とか
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蜘蛛の巣を払う女(2018年製作の映画)

3.2

 面白いのだが、前作に比べて女優、男優ともに見劣りがして迫力も足りないのが残念。

ドラゴン・タトゥーの女(2011年製作の映画)

3.8

 ミステリー色が強いのが意外だった。もっと違った映画を想像していたのである。関連作品を観る楽しみができた。

ドント・ルック・アップ(2021年製作の映画)

3.2

 同じような状況の繰り返しで途中から退屈した。監督の作品を調べたら全く趣味に合わないものだった。
 ケイト・ブランシェットは変幻自在? いつも後から彼女だったのだと気づく。

ザ・コール(2020年製作の映画)

3.8

 ポスターはひどいが、ポイントが高いのと設定が好みなので観たところ、期待以上だった。未来から過去に仕掛けるところが面白かった。

Mr.ノーバディ(2021年製作の映画)

3.2

 「ジョン・ウィック」の老人版。軽くて短くて楽しめる。主人公が意外に弱いところがちょっと受けた。

プリデスティネーション(2014年製作の映画)

3.4

 酒を飲みながら観ていたら、時系列の錯綜についていけなかった。素面で観たらもっと評価が上がるかも。

新感染半島 ファイナル・ステージ(2020年製作の映画)

3.2

 第一作と続編とは『エイリアン』と『エイリアン2』くらい映画の質が違う。『エイリアン2』は大歓迎だったが、これは期待を裏切られた。続編だと考えずに観たら☆3.4くらいかも。ゾンビが背景と化したわりに、>>続きを読む

新感染 ファイナル・エクスプレス(2016年製作の映画)

3.9

 評判通りの面白さ。展開にスピード感があり、狭い車両の中であれこれと見せ場を作っている。今話題の『今、私たちの学校は』よりはるかにいい。続編も観たい。

バッド・ジーニアス 危険な天才たち(2017年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

 テンポがよく、退屈しないで観た。カンニングを手助けする側からの視点が新鮮だった。あのプレッシャーの中で正解を暗記するところ、自分には絶対無理だと思う。
 それにしても、シドニーの試験会場、低予算(?
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嵐の中で(2018年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

 以前から気になっていたのでNetflixで視聴。おもしろかった。この手のものは『オーロラの彼方へ』以来のファンなので「似た作品」を参考にして数作観たが、これは上出来。
 あの刑事があまりに誠実に彼女
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