KIYOKOさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

モービウス(2022年製作の映画)

3.5

また血清でマッチョになったマーベルキャラが生まれた。
直近で公開された「バット」マンと比較しても、こっちは尺が短いのに少し退屈だった。

予告で薄々感じていたが、やっぱモービウスが親しみを持てないキャ
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バットマン(1989年製作の映画)

2.5

今と比較してもしゃあないところはさておき、ジャックニコルソンの演技がうまいのに対して、映画がついてこれてないような印象。

いちいち過程を見せてから進んでいく、段取り臭い脚本と演出がだるかった。

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ロッキー・ホラー・ショー(1975年製作の映画)

3.2

なんじゃこりゃ🤪
快晴の日の午前中に見るもんじゃなかった。
シラフじゃ見てるの辛すぎた🤪

好きな人は好きなんだろうな、こういう雰囲気。

ダークナイト(2008年製作の映画)

4.8

3年ぶりくらいに視聴した。
「ザ・バットマン」も良かったけど、好きと言うとすると喉がつっかえる感じがある。
しかしやっぱり「ダークナイト」は手放しで好きと言える。
今更語るものではないが、久々に見たら
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アダム&アダム(2022年製作の映画)

3.5

サクッとみる分には良いだろう。
しかし見終わった後、特に心に残るものがあるわけでもない。

箱書き通りな感じといい、なんだかアッサリしていた。

題材の既視感やプロップや衣装もベタすぎる感じで、なんだ
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デッドプール2(2018年製作の映画)

4.0

デップー自体反則的なキャラだからこそ、王道ヒーロー的なことをするズルい内容だった。

ただそこはもちろんデップー節ということで、キレイには終わらせないし、色々イジりまくるやりとりに終始笑えた。

MC
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じゃりン子チエ(1981年製作の映画)

4.2

高畑勲が監督だったので、『じゃりん子チエ』を全く知らずに見たが,これがめちゃくちゃ面白かった。

ネイティブな大阪の空気がヒシヒシと感じられ、全体的にパンチが効いていた。

教育テレビで放送されてそう
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THE BATMAN-ザ・バットマンー(2022年製作の映画)

4.1

見たいと思ってる人は映画館で見といた方がいいだろう。

というのもほとんど夜のシーンなのと、3時間もの長尺なので自宅などで見ると多分きつい。しかし、その分重厚感のある絵作りで、見応えがあった。
映像演
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ゴーストバスターズ(2016年製作の映画)

4.0

そんな期待せずにみてたが、けっこう楽しめた。

この良い意味で凝りすぎてない感じ、気楽に見れて良いっすね!

なんか80年代のハリウッドの香りがして、懐かしい感じもしたけど、それもまた良い。

画面的
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劇場版ポケットモンスター/ダイヤモンド&パール アルセウス 超克(ちょうこく)の時空へ(2009年製作の映画)

3.1

絶賛Switchのアルセウスに沼ってる間に鑑賞。

こちらの頭で整理しながら見ればそこまで複雑な話ではないのに、見せ方がややこしいせいか、中途半端にディティールが多いせいか、話が入ってきづらかったので
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ドント・ルック・アップ(2021年製作の映画)

4.2

結末まで含めてぶっ飛んでて良かった。
これは今見ておいた方がいい作品。

笑うに笑えない状況なのに、なんだかおかしい感じは他にはあまり無い新感覚コメディ。どんどん引き込まれた。

日本じゃ永遠に作れな
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シェフ 三ツ星フードトラック始めました(2014年製作の映画)

4.0

見終わった後楽しい気分になれる映画はやっぱ好き。
空腹時だったら耐えられくなるほど美味そうなキューバサンドだった。

出てくる料理がまた美味しそうなので説得力があった。

物語の中には親子の距離感、S
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デッドプール(2016年製作の映画)

4.0

ずっと聴いていたくなる会話、セリフ回し。

ラストまでサービス精神満載

ヒーロー映画のお決まりを逆手に取ったような立ち回り方は気持ち良い。

青葉家のテーブル(2021年製作の映画)

2.0

尺が短いのは良かった。

もうどうしようもないのかもしれんが、作品全体からカルチャー系特有の「自分は特別でイケている」という口には出さないけど、根底に流れてるナルシズムが滲み出ていた。

それを象徴
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ザ・スーサイド・スクワッド "極"悪党、集結(2021年製作の映画)

4.8

キマってる映像満載!定期的に見たくなるなこりゃ。好き。

もう武力で会話するの最高。タランティーノみたいなのりで我、満足。めっちゃスカッとする!

ハッパでもキメながら考えたんじゃないかという振り切っ
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アメイジング・スパイダーマン2(2014年製作の映画)

3.3

NWHのアメスパは好きだけど、単体だとそうでもなかった。

逆にノーウェイホームのできの良さがよくわかるというか、やっぱこの作品だけ見るとショボいような……

ただこの作品を取り巻く境遇を考えると少し
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アメイジング・スパイダーマン(2012年製作の映画)

3.4

ピーターのキャラ変は別にいいんだけど、もうちょい愛されるキャラにして欲しかった。
別にチェリーボーイ感・オタク感が欲しいわけじゃなく「隣人感」が足りん。

ライミ版ピーターは、おじさんの死を教訓にして
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tick, tick...BOOM!:チック、チック…ブーン!(2021年製作の映画)

3.8

ストーリーとしてはわかりやすいが、なんだか駆け足気味な終わり方だった。

あと半分くらい音楽だった印象で、曲を聴いてしまい、内容のディテールをちょいちょい忘れてしまった。

ただ下手なミュージカル映画
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偶然と想像(2021年製作の映画)

4.3

3本のオムニバスだが、どれも「偶然」と「想像」がおりなす会話劇は聞き応えがあった。

しっかりと引き付けてから離すスタイルのコメディで、引き算的発想が効いていた。
ンフフとなる笑いが多く、観客も良い雰
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スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム(2021年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

実写版スパイダーバースと言わんばかりの仕上がりで、めちゃくちゃ興奮した。

MCUとソニーの友好関係がこのまま続いて欲しい。
会社や権利を超えたスタッフたちのアッセンブルにも感謝。

ピーター1の物語
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スパイダーマン3(2007年製作の映画)

3.4

ピーター・ダンスがめちゃくちゃクセになる。
が、ピーターがダークサイドに落ちる展開は好きだけども、話がとっ散らかってた。色々と要素が多い。

特に整理して欲しかったのは敵の数。

サンドマン、ヴェノム
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パワー・オブ・ザ・ドッグ(2021年製作の映画)

3.3

「ベネディクト・カンバーバッチ」って、思わず声に出したくなる語感してますよね。

さて、ネトフリで見たが、細かい描写見てないとわからんので、たぶん配信より映画館で集中してみる方が良さそう。

ストーリ
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ラストナイト・イン・ソーホー(2021年製作の映画)

4.3

ポップなポスターからは想像を超える怖さだった。

よくあるホラーとは一線を画す、視覚的にも、メンタル的にもゾクゾクくる、本当に怖い映画だった。

完全にミスリードにはまってしまい、シナリオにしてやられ
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浅草キッド(2021年製作の映画)

3.7

良かったところと惜しいところが同じくらいあった。

まず良かったのは大泉洋の演技。

バラエティーなどのすっとぼけた印象が強いだけに、色々とギャップがよかった。確かに舞台の上での色気というのがよく出て
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37セカンズ(2019年製作の映画)

4.1

価値観が広がる、新鮮な、しかも濃い映像体験だった。
そして力強い、ロックンロールな作品だった。

特に面白いなぁと思った点が、この話が「ユマが障がい者でなくても成立する」こと。

過保護な母親が娘を心
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スパイダーマン2(2004年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

映画の半ばくらいまでの、ピーター自身のどうしようもなさが拍車をかけてすごかった。
何やっても報われず、そりゃ嫌になるよなあという。


ドクターオクトパスもグリーンゴブリンと同様に、自分が開発した力で
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スパイダーマン(2002年製作の映画)

3.5

サムライミ版スパイダーマンをちゃんと見たことなかったのでNWH、ドクターストレンジの新作に向けて見ることにする。

ピーターがmcu版よりか少し年齢高めなのもあって、そこと比べると内容も少し大人っぽか
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街の上で(2019年製作の映画)

1.0

登場人物全員ぶん殴りたくなる稀有な作品。
エンドゲームより尺が短いなんて信じられない。

煉獄さんの言葉で言えば「君と俺とでは価値基準が違う」ってことで、そもそも生理的に合わない映画だった。

とりあ
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タイラー・レイク -命の奪還-(2020年製作の映画)

4.0

クリヘム主演だったので前情報なしで見たが、かなり見応えのある力作だった。

近年のネトフリオリジナル映画の中では一番好きかも。

アクションに対する情熱、フェチズムをものすごく感じられた。

特に市街
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ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ(2021年製作の映画)

4.0

スカッと、サクッと見れてよかった。
ポストクレジットまでお見逃しなく。

クレタスがジョーカー、シュリークがハーレイに見え、なんだかゴッサムの出来事のようにも見えたのは思わぬ面白さだった。

最近頭が
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ヴェノム(2018年製作の映画)

3.9

CGじゃないとできないシンビオートのビジュアルの作り込みはフェチに溢れていて魅力的だった。
質感が見事。

余談だが、「終わらない人・宮崎駿」の中で、で宮さんがブチギレしてた生命への冒涜のような動きは
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レッド・ノーティス(2021年製作の映画)

3.5

楽しめる映画だったが、シナリオが意外とチープだったw

途中まで吹き替えで見ていたが、この映画のコメディの間合いが、吹き替えだと鮮度が落ちるので、これは字幕の方が良かった。

役者陣が豪華なので、見応
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フリー・ガイ(2021年製作の映画)

4.0

今のディズニーじゃなきゃ作れない映画でもあるなぁと思い、小ネタも満載で結構楽しめた。

内容も軽いのでサクッと見れた。

遊び心あふれる映画は純粋にみてて楽しい。

人工知能が搭載されたモブなら進化し
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エターナルズ(2021年製作の映画)

3.5

こりゃ次のフェーズがまたとんでもない規模になりそうだ。

まずそこはワクワクできた。

しかし長え。ドンソク死んだ後がもう長い長い。

ユーモアを踏まえつつ、展開は意外とダークで、エターナルズのそれぞ
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シャン・チー/テン・リングスの伝説(2021年製作の映画)

3.4

なんというか、MCUとして一番致命的なポイントかもしれないが、キャラに魅力を感じなかった。

魅力が出てない原因は色々とあるが、サノスと戦った戦士達とこの人たちを、同列に扱いたくないと思ってしまった。
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アイアンマン(2008年製作の映画)

4.8

エンドゲーム後に見ると、また見え方が変わってくる。

軍事産業で成り上がったトニーが、実際の戦争の現場で、自社の兵器により傷つき、人々を守るための正義にシフトしていく様子が、ちゃんと描かれているのが良
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