etty2022さんの映画レビュー・感想・評価

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ミスタームーンライト~1966 ザ・ビートルズ武道館公演 みんなで見た夢~(2023年製作の映画)

4.5

いくつかの、ビートルズのドキュメンタリーを観た…気がするが、知りたかったことが沢山出てきて嬉しかった。

創始日本のイベンター達の前例の無い、社会現象レベルの公演を実現させる為の奔走や、オーディエンス
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her/世界でひとつの彼女(2013年製作の映画)

4.8

公開当時はそんなのまだまだ感だったけれど、chatGPTがこの世に出た今、この映画の世界ももうカーテンの向こうくらいになってるんだな、って思う。

結局人間て、どんなに時代が変わっても不器用で、うまく
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ラストエンペラー/オリジナル全長版(1987年製作の映画)

5.0

なんと言っても、壮大なストーリー、映像美とそれらを大きく包み込む坂本龍一の音楽の素晴らしさに尽きる。
見終わった後の余韻が長い。

歴史物は、ダラダラとやたら説明ぶったところが多くなりがちで、またそれ
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ファーザー(2020年製作の映画)

4.4

この、ポスターの雰囲気、私にはちょっと違うなぁ。見終わった時に残っているのは、恐怖感が7割くらいで、家族の愛情や思いやりが深ければそれほどに、それが届かないところへと行かされてしまうという、絶望的な気>>続きを読む

ハウス・ジャック・ビルト(2018年製作の映画)

3.1

ちと残念。
ラース・フォン・トリアー監督作品、奇跡の海とか、ダンサーインザダークとか、ほんと好きなんだけどね。
いや、コレが嫌いっていうんじゃない。
ただ、もう少しどうにか出来たんじゃないかな?尺とか
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ミッドサマー(2019年製作の映画)

3.4

昔からある、サイコでカルトでローカリズム強なタイプの映画。
「ウィッカーマン」はこれに近いのかな。

この映画には、共感 のようなものが中心的要素としてあると思う。共感 は、集団の中では幸福感や一体感
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永遠の門 ゴッホの見た未来(2018年製作の映画)

4.4

彼の心象風景を丁寧に掘り起こし、主演ウィレム・デフォーが、狂おしい中絵筆を持ち続けたフィンセント・ファン・ゴッホの姿を演じてみせてくれた映画。

精神障害を煩うことは本当に辛い。理解されないということ
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パンズ・ラビリンス(2006年製作の映画)

4.6

戦時下、夢見がちな年頃の主人公の、現実逃避から生まれた想像の産物のような奇想天外な世界が、現実と重なり合いながら進んでいく物語。

ギレルモ・デル・トロ監督の凄さが溢れ出た映像世界なんだけど、その奇怪
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グッドフェローズ(1990年製作の映画)

5.0

これ、5までしか評価が無いけれど、もっと上を付けたくなる名作中の名作。
ほんっとに好きな映画。

例えばイタリアンマフィア系の映画と言えばゴッドファーザーシリーズなんかが代表格なんだろうけど、この時間
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カジノ(1995年製作の映画)

4.7

前作 グッドフェローズが堪らない作品だっただけに、相当期待した作品。
もちろんとても良かった!

またあとでまとめる〜

ROMA/ローマ(2018年製作の映画)

5.0

何度でも観たくなる映画のひとつ。

シネマ尾道でひとりで鑑賞。

帰りがけ、年配女性が映画館スタッフに
「なに?この映画。全然意味がわからんかった!面白くなかったわー」って
文句を言ってたのを鮮明に覚
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テルマ&ルイーズ(1991年製作の映画)

4.4

これ、かなり好き。

女なら、オトコを知ってて、オトコにイラついたことのある女なら、誰でもあんなふうにぶっぱなしたい気分になったことがあるだろう。
女とは、優しくて、甘くて柔らかくて、そしてまるで獣み
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月はどっちに出ている(1993年製作の映画)

4.8

観た直後、日本の映画もいいもんですね、て、水野晴郎みたいな感じに浸った。
もちろんいまもそれは褪せてない。

東京のどさくさの中に、どさくさな男と女が
どさくさにまぎれて生きていく様を描いている。
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グラン・ブルー/オリジナル・バージョン(1988年製作の映画)

5.0

好き過ぎて、リバイバルの時わざわざ東京の映画館まで観に言った作品。
あれから30年余りパンフレットとちょっとレアなポスターを買って今でも大切に取ってある。

はじまりから中半まで、シリアスなシーンと、
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タクシードライバー(1976年製作の映画)

4.2

鬼気迫る、ていう言葉がピッタリなロバート・デ・ニーロ。

目をつけた選挙事務所の女性を振り向かせようと、じわじわ近づいていく時のハラハラ感、体を鍛え、ひとこと呟いて、扱い慣れたように銃口を目標に向ける
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ドキュメンタリー八甲田山(2014年製作の映画)

3.3

真冬になり、年が明け、天気予報であのような天気図を見る度に、八甲田山事件を思い出します。

映画 八甲田山 を観たらor観るなら、
これを観ると腑に落ちる所があります。

今のように科学技術が発達しな
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八甲田山(1977年製作の映画)

4.5

こんなことを、リアルにやっていた1902年頃の日本軍。
国防って、あらゆる想定の基に作戦を考えておくのは当然なのかもしれないけれど...。

上手くいく方(高倉健)といかない方(北大路欣也)を、生身の
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飢餓海峡(1965年製作の映画)

5.0

戦後の日本、辛く重苦しい暮らしを強いられた人々の犯した罪、北海道から青森、東京を結んでの殺人事件捜査を、今は亡き名優達が哀切たっぷりに演じたサスペンスドラマ。

映画て、こんなに痺れるもんかね、という
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リスペクト(2021年製作の映画)

4.3

【まだ途中】アレサ・フランクリンの複雑な人生の回顧録であり、それには公民権運動と宗教活動、差別やジェンダーに関わる虐待など、現代になっても一向に解決されることの無い問題を提起している本作。

要所であ
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ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語(2019年製作の映画)

4.2

ジョー、その男子みたいな名前を(ただの略称呼称にしても)子供の頃に本で読んだ私は、なぜジョセフィーンという女性らしい優雅な名前で呼ばなかったのだろう?と
思っていたけど、本作を観てようやくわかった。
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めぐり逢えたら(1993年製作の映画)

4.2

メグ・ライアンのラブコメにハマって観たのは、これのチョイ前の恋人たちの予感、くらいからだったかな。
このしばらく後に ユーガットメールが来るけど、私にとってはこの三本がメグ・ライアン保存版3点セットか
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ギルバート・グレイプ(1993年製作の映画)

4.7

【まだ途中】
どこに行き着くんだろう?
彼の重いものは、どうなっていくんだろう。

この場所の風景や人々の暮らす光景は実にどん臭くゆっくり流れているようだけど、彼の中の無言の焦りは、ずっと止まることな
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マイライフ・アズ・ア・ドッグ(1985年製作の映画)

4.5

【まだ途中】
大好きなラッセの映画。
初めて観たのがこれかな。

いつも、心の奥にあるジッと立ちすくむような思いに柔らかな光を当て、自分からふくらんで芽を出すような、そんな物語を聴かせてくれる。

ショコラ(2000年製作の映画)

4.1

【また途中】
とりまお肉にチョコレートソースかけるの、食べたいよね。

ドリーム(2016年製作の映画)

4.3

【まだまとまってない】

アメリカの科学が宇宙へと手を伸ばす時代。
能力を買われた3人の黒人女性が自分の強みを増強させて、新時代を作ろうとする革新的かつ閉鎖的な白人男性社会の、
その中央へと進み出てい
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ミナリ(2020年製作の映画)

3.8

いろいろうまくいかない。
だからって
投げ出せない。

なにかを抱えて
進むしかなくて
傍らにあるのは守るべき小さい生命。
たいせつに大切に育むために
頭を捻り、その時いちばん良いと思うやり方で進むし
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セッション(2014年製作の映画)

4.5

人間の怖さ。
脅迫的強迫的共依存的怖さ。
喪失っていう怖さもあるな。
自己肯定感爆下がり、とかも。

テンポを踏み外す恐怖。
そんなものから解き放たれて
空っぽになった時、
はじめて生まれでるものや
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