お伝さんの映画レビュー・感想・評価

お伝

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実録桐かおる にっぽん一のレスビアン(1974年製作の映画)

4.5

わたしこれ大好きなのよね。イチロヲさんありがとう。入場曲はハンガリー狂詩曲第2番だよ。

宵闇せまれば(1969年製作の映画)

3.5

1969年っぽい死の問いだなぁ〜脚本大島渚だし、と思ったけど「気でも狂わなけりゃ何もできないでしょ今の時代!」て言われると今も同じだな。窓からスーっと飛び降りて死にたくなった。

夫婦秘戯くらべ(1976年製作の映画)

3.0

夫がインポというありがちな設定と、なんとなく苦手だった宮下順子出演ということで期待値低かったけど、のほほんとした明るい仕上がりだし、宮下順子は楽しそうだし、三上寛の歌と相まって、気が抜けるほど朗らかな>>続きを読む

暴行儀式(1980年製作の映画)

4.0

暴走族を解散させられ、右翼になるも挫折、仲間を頼って田舎に帰れば後輩にボコられて死ぬ石田純一。
族にさえなれず行き場を失って、リンチと輪姦を繰り返す男子4人組が、暗いしダサいしすごくいい。てんとう虫柄
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ピザ 死霊館へのデリバリー(2012年製作の映画)

3.5

「タミル語圏のニューウェーブ」というワードにグッとして観に行った。
前半は、恐怖感の動悸と苦笑の小鼻の膨らみが同時に起こるという不思議な体験をして、後半からラストは展開にびっくりしてキョトンだった。2
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母たち(1987年製作の映画)

3.5

右でも左でも、思想強めの人ってだいたい「母」に囚われているの、なんでだろう。生んでやるからほっといて欲しい。

極私的エロス 恋歌1974(1974年製作の映画)

4.0

武田美由紀や原監督や小林佐智子、それぞれ何やってんだか、全く理解できないけど、ここに原作品のと言うか原監督の原液みたいなヘキみたいなものがあると思う。これを観てから他の作品も観れば良かった。撮る方も撮>>続きを読む

あそばれる女(1981年製作の映画)

2.5

益富信孝がやっぱり粗野で暴力的だった。この人、ほんとに筋肉質と言うか皮膚が硬そうだしすごく力が強そうだし有無を言わせない感じがこわい。
「スワッピンク大会に応募したら、俺はちゃんと自分の奥さんを連れて
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新・団地妻 売春グループ13号館(1975年製作の映画)

3.5

ストーリーはありがちだけどあちこち良い。キャミソール姿で撲殺するシーンが下からのアングルでスローなのかっこいいし、珠瑠美が色気と影があって役にハマってて良い。けどまあなんと言っても丹古母鬼馬二の直毛も>>続きを読む

さようならCP(1972年製作の映画)

3.5

赤線に行ったとか強姦したとかで性欲が満たされたと言ってるんですが、、。
嫌がる奥さんを撮影したり、被撮影者の気持ちに全く寄り添わない、むしろ冷酷にカメラを向けることで中身を引きずり出そうとする。それな
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おそいひと(2004年製作の映画)

3.3

誰だって殺意を持つ。もっとこーゆーの増えたらいい。

日本女侠伝 侠客芸者(1969年製作の映画)

3.5

炭坑と任侠と芸者のストライキ。そしてラスト10分の悲しい復讐よ。若山富三郎が「チェストー!」って言う。

はなれ瞽女おりん(1977年製作の映画)

3.0

目が見えない瞽女を見下して群がる男たちが気持ち悪いんだけど、瞽女のほうも抱かれたいと思ってしまう皮肉。男と女はヤッたら終わりだと、ヤらないから関係を続けられるのだと、それを教えてくれるのが非国民脱走兵>>続きを読む

トラック野郎 天下御免(1976年製作の映画)

3.5

トイレの下品な会話最高。養子の話や松原智恵子の話など、それだけで映画ひとつ作れそうなエピソードが何個も詰まってる。マッハ文朱に「下の口もふさいでやろうか」とか言うし。
畳の上に敷く「花むしろ」とゆーや
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盛り場流し唄 新宿の女(1970年製作の映画)

2.5

藤圭子がもっと見たかった。でも藤竜也の、文字だけの刺青が赤と白抜きでかっこよかった。

愛と希望の街(1959年製作の映画)

3.5

貧乏人と金持ちは、絶対にわかり合えないと、鳩が教えてくれる。

博徒一家(1970年製作の映画)

3.0

ひとつひとつのシーンが長い。ありがちな内容なんだからクセ強く展開して欲しい。晩酌のツマミにダラダラ観るにはいいけど。

青春残酷物語(1960年製作の映画)

3.5

安保闘争や韓国の暴動の映像を挟みつつ、そういった運動には参加せず、個人的な欲望に走る男と女の行く末は、、。欲望は満たされることなく、あふれ出る若いエネルギーをどこに向けたら良いのか。大島渚28歳。

新悪名(1962年製作の映画)

3.8

初めてでいきなり3作目を観てしまったんどけどなかなか良かったので調べたら、このシリーズけっこうあるっぽいね。裏ジャケに「不正三国人と戦後派やくざをやっつける痛快物語」と書いてあるけど、そんなことない、>>続きを読む

ゴーストワールド(2001年製作の映画)

4.5

バズコックスを聴きながら髪を緑色にしていたイーニドが、黒く染め直しながらスキップ・ジェイムスを何回も何回も聴く。グイグイからむイーニドに自分のペースを乱されながらも魅かれていくシーモア。そして来るはず>>続きを読む

女地獄 森は濡れた(1973年製作の映画)

2.5

ア○ルを責めながら銃殺とかマルキ・ド・サドの話なので全然好きじゃないし疲れるんだけど、山谷初男がずーっと喋ってて楽しそうなので良かったなーって。あと中川梨絵が「あだぐしも同じでワクワクしておりましたー>>続きを読む

「エロ事師たち」より 人類学入門(1966年製作の映画)

4.0

今回(3回目)が1番おもしろかったけど、いまだにそのおもしろさを言葉に出来ない。

かぶりつき人生(1968年製作の映画)

4.0

あんまり覚えてないけどなかなか良かったと思う。この内容で白黒ってのがエモいし、殿岡ハツ江が現代人ぽい美人だったのが印象的。

ザ・シシリアン/復讐の挽歌(1977年製作の映画)

2.9

ジャック・パランスが、背が高いし顔が怖くて、さぞかし冷酷なリンチをするんだろうなという雰囲気があるのにそんなことなく、肝心の復讐劇もサラッと終了、お笑い担当のオヤジが一番目立ってたし、こんな呑気なマフ>>続きを読む

ザジ ZAZIE(1989年製作の映画)

3.0

何か起こりそうで何も起らないけど、雰囲気だけのかっこつけ映画というわけでもなく、あちこちに衝動や葛藤が散りばめられたモヤモヤ青春映画だと思うので、好感がもてる。あの人やこの人が若くてピチピチしてて赤面>>続きを読む

実録エロ事師たち 巡業花電車(1974年製作の映画)

4.0

出所したエロ事師の殿山泰司が新人を育てる話で、個人的に逆プリティー・ウーマンと呼んでいる。浅草の街を歩くシーンから武智豊子物語あたりがいい景色だし、星まり子も健気でかわいいし、すごい良かった。朝顔にみ>>続きを読む

東京チャタレー夫人(1977年製作の映画)

3.0

あんまり覚えてないけど、馬の種付けを見て欲情してたと思う。

ファイト・クラブ(1999年製作の映画)

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観たことないタイプだしなんかすごいんだと思うけど特にハマらず。あそこで何回も何回も一時停止してみたけど、出来ないようになってるたぶん。

HANA-BI(1997年製作の映画)

3.2

狂気と愛と、命の儚さ。画面に映さずに描くのが上手いし、静かなのに激熱で見ごたえがある。しかしキザ!キザ過ぎてちょっと。

日本暴力列島 京阪神殺しの軍団(1975年製作の映画)

3.5

柳川次郎だなこれ。鶴橋という所に行ってみたくなった。
なんとなく生活していて急に血だらけのチンピラが部屋に転がり込んでくるの絶対にイヤだけど、憧れる。

悲愁物語(1977年製作の映画)

4.0

大人しくなってるのかと思ったらノリノリ!めちゃくちゃパワーアップして復活したんですね!すごい!いろいろ面白いけど、桜の下の少年少女が横移動するところ好き!

祭りの準備(1975年製作の映画)

5.0

あっちもこっちもヤッてばっかり、醜悪で汚らしい性に満ちている、田舎のどん詰まり映画。出てくる人どの立場を見てもおもしろい。自分だけは潔癖みたいな顔してた竹下景子が、タテオに仕事を休ませたり職場に来たり>>続きを読む

みな殺しの霊歌(1968年製作の映画)

3.8

おばさん5人に輪姦された少年が飛び降り自殺、その復讐のためにおばさん5人を順番に強姦殺人していく佐藤允、というすごい設定なんだけど、おばさん5人が富裕層の「有閑マダム」だということを認識してないと、ル>>続きを読む

資金源強奪(1975年製作の映画)

3.5

「親子でも夫婦でも、人間みんなひとりぼっちや」
組の大金を奪ったり奪い返したりする。さすが深作欣二のキレ味、転がるような展開だ。拓ボンの眼鏡のせいで、よりコメディタッチなところが良いのかもしれないけど
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L7:プリテンド・ウィ・アー・デッド(2017年製作の映画)

4.0

生まれ変わったらメンバーになりたい。映画になって良かった。

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