Sixmanさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

Sixman

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海底47m(2017年製作の映画)

3.3

海底47mのゲージの中。周囲を徘徊する巨大ザメ。減り続ける酸素ボンベの残圧。急上昇しようとすれば、潜水病の危険。1度ゲージの外に出れば、方向が分からなくなる海底。

あらゆる危機に、息を呑む。さらに、
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交渉人(1998年製作の映画)

3.3

交渉人VS交渉人という、手の内を知った者同士の駆け引きは、頭脳戦と言う程のものではないが、ほどよい緊張感とテンポの良さで、最後まで飽きることなく観ることができた。

それに加えて、誰が真犯人なのか?、
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友罪(2017年製作の映画)

3.6

罪を償うとは?、罪を犯した人間は幸せになってはいけないのか、普通に生きてはいけないのか?、を問うシビアな内容だった。おそらく答えは無い。

被害者からすれば、当然イエス。加害者からすれば・・・。罪を犯
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神様はバリにいる(2014年製作の映画)

2.4

ここ最近、忙しかったり、プライベートで少し大きなケガをしてしまったりで、全然映画を観られず😢久々に、復帰😆

堤真一演じる兄貴のインパクトはあるが、内容はドラマとしてもコメディとしても、イマイチかな😥
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あの頃、君を追いかけた(2018年製作の映画)

3.0

完全に齋藤飛鳥目当てで、鑑賞。音楽をはじめ、やたら劇中で中華推しだなぁと思っていたら、台湾映画のリメイク作品で、納得。

青春モノと恋愛モノのバランスが良かったと言うべきか、どちらも中途半端になったと
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駆込み女と駆出し男(2015年製作の映画)

3.4

時代劇としては、取っ付きやすくて、とても観やすかった😊

主人公の信次郎のどこか頼りなく、軽口でお調子者というキャラクターが、大泉洋にはハマり役。こうゆう役をやらせると、強いね。

個人的に1番の見所
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嘘八百(2017年製作の映画)

3.2

ライトなコメディ作品。まあまあ楽しむことが出来た😊

芸達者な面々なので、そこは安心して観ていられるが、ストーリー自体は騙し合いや大きなどんでん返しがあるわけではない。あくまで“ライトな”コメディなの
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サイレント・トーキョー(2020年製作の映画)

2.6

このレビューはネタバレを含みます

スコア通りの内容で、面白くはない。ストーリー・設定の荒さが気になる。こういう物語にありがちな無能な警察然り、勝手に取引して容疑者について伏せてしまうこと然り・・・😞現実離れし過ぎていて、話に入り込めな>>続きを読む

9人の翻訳家 囚われたベストセラー(2019年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

物語の展開の仕方が秀逸。物語の顛末から始まるオープニング、中盤以降徐々に明らかになる真相、そして巧みなミスリード。「オリエント急行殺人事件」に騙されました😣

また、よく観ている人には分かるようなヒン
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ミケランジェロ・プロジェクト(2013年製作の映画)

3.5

あまり評価は良くないようだけれど、個人的にはそれなりに楽しめた。キャスト同士のテンポの良いやり取りでは、クスリ😏とさせられる場面も。

ただ、ここぞという所でいまいち盛り上がりや感動に欠けるというのは
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ウィッカーマン(1973年製作の映画)

3.1

作品の内容と劇中のカントリーミュージックが、全く合っていないというのが第一印象。だが、逆にそれがこの作品自体の奇っ怪さと、島で異質な存在として浮いている主人公を表しているように思える。

熱心なキリス
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シン・ウルトラマン(2022年製作の映画)

2.8

特撮好き、特にウルトラマンに思い入れのある人、そしてオタク向けの作品。決して万人受けする映画ではない。ちょいちょい庵野秀明要素というか、エヴァっぽさが顔を出す。

ウルトラマン愛に溢れており、演出・音
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ザ・ハロウ 侵蝕(2015年製作の映画)

3.2

評価が低かったので、安いB級映画だろうと全く期待せずに観たが、意外に悪くなかった。

前半は、不穏な空気を漂わせ、不安を煽る演出なのだが、単調なため眠くなった😪(疲れていたせいもあるのかも)

クリー
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ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス(2022年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

サム・ライミ監督の“らしさ”が強く出ていた作品。そして、まさに混沌とした内容で、観賞後は頭の中がグルグル🌀回っておりました。

様々な小ネタが随所に散りばめられていたみたいだが、鑑賞中はあまり気付けず
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ソニック・ザ・ムービー(2020年製作の映画)

3.1

ソニックは、キャラクターとしては知っていたが、ゲームはしたことがない状態で視聴。ストーリーは単純明快で、気軽に観られるキャラクタームービーとして次第点の出来という印象。

モフモフで、おしゃべり好きな
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シュアリー・サムデイ(2010年製作の映画)

2.6

中々の酷評ぶりみたいだけれど、思った程悪くはなかった。面白いかと聞かれれば、残念ながらそうではないが😓

出演者に関しては、錚々たる顔ぶれ。小栗旬の初監督作品ということで、役者仲間がチョイ役ながら集っ
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魔法にかけられて(2007年製作の映画)

2.9

これぞ“Disney”という作品。おとぎ話のプリンセスが、もし現代のニューヨークに現れたら・・・という発想は面白かった。「不思議の国のアリス」・「シンデレラ」・「白雪姫」・「美女と野獣」などなど、ディ>>続きを読む

二重生活(2016年製作の映画)

3.2

実力派揃いの演者によって、引き締まった内容に仕上がっている。

実際に自ら尾行しているかのようなカメラワークで、どこかでバレるのではという緊張感を味わえる。 ただ、如何せん主人公の尾行が、対象者との距
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新感染半島 ファイナル・ステージ(2020年製作の映画)

3.2

前作の“電車”という限られた空間と打って変わって、ゾンビが跋扈する街が舞台。抜群に面白かった前作と比べると、舞台が壮大になったのに反して、トーンダウンした感が否めない😥

ただのパニックモノではなく、
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地獄の黙示録・特別完全版(2001年製作の映画)

3.0

ベトナム戦争に介入したアメリカを、真正面から痛烈に批判している。戦争という特殊な状況下において、その狂気が全編を通じて描かれている。

当然ながらCGなんてものがなかった時代で、撮影された映像は実写。
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ガール・オン・ザ・トレイン(2016年製作の映画)

3.3

観終わってみると、それほど複雑な物語ではないのだけれど、レイチェルがアルコール中毒で、精神状態が不安定というのが肝。

彼女の認識が曖昧なものだから、何が真実で何が嘘か、そこにあるのは幻覚か、それとも
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ヴィクトリア女王 最期の秘密(2017年製作の映画)

2.7

細かい所ではあるが、装飾や衣装は凝っている印象を受けた。決して派手さはないけれど、当時を再現しようというのは伝わってきた。

肝心のストーリーはというと、周囲に腫れ物に触るように扱われるヴィクトリア女
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ぐらんぶる(2019年製作の映画)

2.7

ハッキリ言って、あまり内容のある作品ではないので、心を無にして何も考えずに観なければならない😒半裸ないし全裸の男たちが、妙に耳に残る音楽と伴に酒に呑まれながら踊り、そして4人の美女を愛でる、そんな映画>>続きを読む

きみと、波にのれたら(2019年製作の映画)

2.5

独特なタッチのアニメーションで、水の表現や色彩は個性的。これはこれで、全然アリだと思った。細かいことかもしれないけれど、何気ない場面で人の動きの不自然さや遠近感の無い部分が見え、少し気になった。

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レディ・バード(2017年製作の映画)

2.8

1人の少女の、高校卒業までの1年を追い、少し大人になるまでの物語。

親が、学校が、中途半端な田舎のサクラメントが、とにかく嫌で、とにかく外へ出て行きたい。なんとなく、その気持ちは分かる😔そして、少し
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エイス・グレード 世界でいちばんクールな私へ(2018年製作の映画)

3.6

思春期真っ只中の中学生の、悩み・葛藤・もどかしさがリアルに描かれている。

SNSが当たり前の今の子供たちと自分たちの世代では、もう全然時代が違うと感じさせられるが、根底にあるものは自分たちの学生時代
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君の膵臓をたべたい(2017年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

2022年 40本目

大好きな作品で、もう3回目の鑑賞になるけれど、泣ける😭

浜辺美波・北村匠海が、まさにハマっていた。特に浜辺美波は印象的で、この作品の空気を作り出しており、素晴らしかったと思
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大鹿村騒動記(2011年製作の映画)

2.8

物語としては、可もなく不可もなく。実際にあり得そうな空気感の、緩い喜劇で、クスリとさせられる所もちらほら😏でも、それは脚本というよりも、原田芳雄、岸部一徳等々、いぶし銀揃いの俳優陣のおかげかな。

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私がモテてどうすんだ(2020年製作の映画)

2.0

この手の漫画原作の作品を観てきて、学んだことが1つある。それは、設定について深く考えてはいけないということ。だから、今回、人間は1週間でそんな簡単に太ったり、痩せたりしねぇよとツッコンだりしたら、自分>>続きを読む

THE BATMAN-ザ・バットマンー(2022年製作の映画)

3.8

徹底的にダークさを追究していて、歴代のバットマン🦇映画の中で、最もダークな作品に仕上がっていた。観終わった後のずっしりくる重さは、クリストファー・ノーラン版のダークナイトに匹敵すると感じた。

ストー
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殺人の追憶(2003年製作の映画)

3.2

このレビューはネタバレを含みます

実際の事件をモチーフにした作品なので、暗くて鬱々とした内容を想像していたが、シリアスとユーモアが絶妙のバランスだった。特にソン・ガンホ演じるパク刑事が、ユーモアの大部分を担いつつ、終盤はしっかりサスペ>>続きを読む

ハルフウェイ(2008年製作の映画)

3.4

登場人物が演じていることをまるで感じさせない自然なやり取りで、あたかもリアルな高校生の青春を観ているかのようだった。

観ていて恥ずかしくなるような感覚は覚えず、初々しさや瑞々しさを強く感じた。まあ、
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かぞくいろ―RAILWAYS わたしたちの出発―(2018年製作の映画)

2.9

有村架純や國村隼、桜庭ななみの好演が光る作品。特に、國村隼の安定感😏安心して観ていられる。

血の繋がらない者の家族愛をテーマにした、割りとベタなお話。物語としては、普通の範疇で、中盤はやや退屈な所も
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隠し剣 鬼の爪(2004年製作の映画)

2.8

派手な殺陣があるわけでもなく、宗蔵ときえの恋模様がメインで描かれているわけでもなく、淡々と進んでいく時代劇。

盛り上がるような場面もないのだが、不思議と退屈せずに観られる反面、消化不良な感も😞藤沢周
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余命10年(2022年製作の映画)

3.5

原作は未読。中盤にかけては、良く言えば重くなり過ぎず、観やすいが、悪く言えばあっさりしているという印象。終盤、特に茉莉と母親のシーンは、流石に込み上げてくるものがあった😢が、感動して泣くという所までは>>続きを読む

THE GUILTY/ギルティ(2018年製作の映画)

3.5

画面に映るのは、ほぼほぼ主人公1人で、電話の向こうの音という情報だけを頼りに、観ている者に事件現場を想像させる設定は斬新。余計な音を排除し、電話越しの音に耳を集中させる演出が、秀逸😏

ストーリーの展
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