Shioriさんの映画レビュー・感想・評価

Shiori

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みんな元気(2009年製作の映画)

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「日本でこういうの作ったらどういう風に撮れるかな。あ、でも東京物語がちょっと似てるかも」と思いながら観てたら、東京物語をオマージュしたトルナトーレ作品のリメイクとのことでびっくり。
勝手に流れ出したテ
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キングスマン:ファースト・エージェント(2020年製作の映画)

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行くなっつってんのになんで行くんだよ。まったく。
キングスマンシリーズは容赦ない展開になるところが持ち味だけどね......。

アメリカン・フィクション(2023年製作の映画)

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途中まで楽しく観てたんだけど、最後の方でふっと場面が変わって話が別のところに飛ばされるところにうまくついていけなくてそのまま終わってしまった(そんな人は私だけのようなので私の理解力の問題だろう)。「舞>>続きを読む

アステロイド・シティ(2023年製作の映画)

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劇中劇中劇がメインなのはフレンチディスパッチと少し似ている、個人的にアンダーソンの好きなところはそこ。あとは色。

モーリタニアン 黒塗りの記録(2021年製作の映画)

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敵(ここでは軍)側を完全な悪として描くのではなく、彼らにも彼らなりの正義や事情や理由があるのだという描き方にしたのが良かったと思う。
良い映画だったと思うが途中がつらいので何度も観ることはできない。
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眠りの地(2023年製作の映画)

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法廷モノは星の数ほどあれど、陪審員にフォーカスした映画ってあんまないよなーと観ながら考えた。
敵の弁護士を好敵手として描いていたのが、主人公側頑張れ!だけの感情にさせなくて良かったと思う。どれだけ陪審
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こどもが映画をつくるとき(2021年製作の映画)

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カメラのブレがすごくて途中から薄目で見たり画面の左下を見たりして乗り切った。
最後映画を見せてくれなかったのは少しずっこけたが(完成品をみるのを楽しみに乗り切ったというのが正直な感想である)これはこれ
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十二人の怒れる男(1957年製作の映画)

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この頃って女性は陪審員になる資格ないのかな。論理的に話すことを放棄してキレだすおっさんの物悲しさ。有罪か無罪かではなく、有罪か有罪であるとは言い切れないか、で評決とれればここまでこじれない気もするが.>>続きを読む

NIMIC/ニミック(2019年製作の映画)

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タイトルmimicではなくnimicなのは、うまく擬態できないmimicに対する揶揄てきな?
ランティモスのシュールギャグ味が好き。

哀れなるものたち(2023年製作の映画)

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基本的なことだけど、ベラが超絶美人という設定にきちんとしてくれていたのがよかった(エマ・ストーン使って容姿に触れないのは無理があるので)。そこが肝でもあるわけだし。
死ぬことを許されず、他人の好奇心・
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シャイロックの子供たち(2023年製作の映画)

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明るいサスペンス?それぞれに思惑があってダメな方ダメな方に転がってくのが面白かった。
しかし大事な話のほとんどがそこら辺の居酒屋で行われていたのが気になった。個室とか行ったほうがいいよ。

あのこは貴族(2021年製作の映画)

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どういう層が住んでんのかまったく想像がつかなかった東京の湾岸タワマンをみるたびこの映画を思い出す。鑑賞直後よりしばらく経ってからじわじわくるなぁ。

PERFECT DAYS(2023年製作の映画)

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賛否あるけれど個人的にはどちらかといえば否の意見に共感するかなぁ。実際に日々トイレ掃除に従事されてる方が観たらどう思うのだろう。私も海外行くたび「日本のトイレは世界一!」と思うし、トイレ産業の輸出が日>>続きを読む

窓ぎわのトットちゃん(2023年製作の映画)

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時勢もあり、反戦についてがとくに注目されているように思うが、この映画の軸は「子ども」にあると思った。子どもだったときのこと、子どもであるということをよく思い出した。
他に言及している方もいたが、水泳の
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キングスマン(2015年製作の映画)

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選抜編終わるまでは若干ハマれてなかったけどそれ以降は楽しかった、特に戦闘シーン。

Saltburn(2023年製作の映画)

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なかなか面白かったのでちょっと気持ち悪いという注釈付きで積極的に人に勧めている。
急なキャラ変への戸惑いを抱えながら鑑賞する体験が個人的には楽しかった。

愛にイナズマ(2023年製作の映画)

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キャストの時点で勝ち確。
茉優ちゃんやっぱ好きだなぁ。池松壮亮の声がいい。

ただ、予告やフライヤーが若干ミスリードな感じがする。主人公とそのパートナーの話というより、主人公とその家族の話だと思うので
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リバー・オブ・グラス(1994年製作の映画)

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BGMが極端に少ない映画はあまり得意ではないと気がついた。なので最後は、好き。

ジョジョ・ラビット(2019年製作の映画)

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全体的に少し綺麗すぎる感じもしたが、登場人物たちが何を考えているかがいつもきちんとわかるのがよかった。演技や演出、話の構成がうまいんだと思う。子どもの残酷さ、純真さを祝福してくれている感じがしたのも良>>続きを読む

逃げた女(2019年製作の映画)

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初ホン・サンス。知らない言語、文化だから乗り切れたが日本語だったら結構苦手な類の映画だったかも。字幕読んだり文化の違い考えたりしながら観れたので良かった。
場面ごとのビミョーな空気感がすごくよく伝わっ
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ゴーストシップ(2002年製作の映画)

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あんまり面白くないファイナルデッドシリーズみたいな。黒幕の登場の仕方とかもう少し色々工夫できたと思う。

プロミシング・ヤング・ウーマン(2020年製作の映画)

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面白かった、少し前に観たので細部までは覚えておらずざっくりした感想で申し訳ないですが。あんま主語大きくしたくないけど、女性にはこの絶望よくわかるんじゃないかと思う。「お前もか」という怒り。失望。

ノマドランド(2020年製作の映画)

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音楽良かった。とくに起承転結ないような感じが良かった(なかったと思う)。揺れるカメラ。

BLUE GIANT(2023年製作の映画)

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映画用にまとめるために仕方なかったのだとは思うが、全体的に予定調和すぎて話自体には全く惹かれなかった。あとはリアリティーのなさも気になった。例えば、夢のために仕事も家も決めず上京するとか、肉体労働で日>>続きを読む

終わらない週末(2023年製作の映画)

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面白かった、アメリカが抱く恐怖心。
しかしスリラーによくある不安を煽る音(ギュルルルルみたいなやつ)がちょっと使われ過ぎてる感があった、もう少し静かな音楽の方が怖さは増しそう。

MONDAYS/このタイムループ、上司に気づかせないと終わらない(2022年製作の映画)

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舞台として広告制作会社を選んだ点がうまいしおもしろい、「いつまでもこの仕事の直しをしてる気がする」という気持ちとタイムループの親和性の高さ。

バーナデット ママは行方不明(2019年製作の映画)

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主婦がどうとか母親がどうとかというより、一人の職業人が自身の仕事とどう向き合うかという話であったと思う。なんかそこらへんに宣伝のミスリードを感じた。
あとは家族の話。

グランド・ブダペスト・ホテル(2014年製作の映画)

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ウェス・アンダーソンはボイスオーバーが多くて小説読んでるみたいな気分になるところが好き。

search/#サーチ2(2023年製作の映画)

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途中でオチは見えるが(設定的に悪人じゃない人がわかりやすいのが難点か)伏線の張り方がいい具合で疾走感もあり楽しかった。
現代すげー、となると同時に、現代こえー、ともなるのが面白い。

普通の人びと:彼らを駆り立てる狂気(2023年製作の映画)

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ホロコースト関連は結構観ているほうだけど、これはなかなか気分が悪くなる作品だった。なんの罪もないのに殺されるために墓穴の前まで走っていかなきゃいけないなんて信じられない。この映画の趣旨から外れるのは承>>続きを読む

オオカミの家(2018年製作の映画)

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事件の概要を調べてから鑑賞したけど、何も知らない状態でみたほうがよかったかもしれない。不可解な表現も何のメタファーなのかがわかってしまい(正解かどうかは不明だけど)答え合わせみたいな感じになってしまっ>>続きを読む

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