オタクさんの映画レビュー・感想・評価

オタク

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無名(2023年製作の映画)

4.0

トニー・レオン見にきたら王一博がかなりよくて楽しかった!

ノワールで映像もアクションもリッチで、これって90年代(私の中の黄金期のイメージがそう)の映画だったっけ?と思う。
タイトルの題字、クレジッ
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ブエノスアイレス(1997年製作の映画)

5.0

ファイもウィンも迷惑度でいえばどっちもどっちだし、両方めんどくさい依存体質だし、どっちが好きどっちが嫌いとか無いんだけど、とにかくこれってファイがウィンのこと好きなせいで巻き起こってる地獄なんだなと思>>続きを読む

ゴジラxコング 新たなる帝国(2024年製作の映画)

3.5

景気のいい映画だなあ〜!

ブライアン・タイリー・ヘンリー好き

異人たち(2023年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

まさかポール・メスカルがJホラーの幽霊になると思っていなかった。けど彼は幽霊であり、天使だ……

このお話の好きなところ。
終盤を「真実」と呼ぶとして、その真実がアダムとハリーの関係にまったく影響しな
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BLUE GIANT(2023年製作の映画)

3.5

平さんからの怒られシーン面白い

原作未読ですが、映画との差分を知ってそこを思うとこれもかなり「願い」籠ってるな…と感じちゃう。

映画館で放映してた頃は3Dが不安になると聞いてて観に行くのを躊躇して
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成功したオタク(2021年製作の映画)

3.5

なんだか普段とまったく異なる客層(恐らくは推し活の当事者たち)で埋まるスクリーンで鑑賞。

私はこの映画をグループセラピーのワークショップと思ったし、そんな内容を想像しながら見に行ったので納得するのだ
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アイアンクロー(2023年製作の映画)

4.0

プロレスのことは何も知らなかったので、観た後呆然としてしまった……
とにかく決定的なショット、感動的なショットをわざわざ撮らない意思があった。

俳優の肉体美を眺めているだけでも画としての満足度が段違
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リトル・エッラ(2022年製作の映画)

3.5

トミーおじさんがちゃんと子供を怒れる人でよかった。

同性カップルの出身国が違うのも良かった。エッラ、親しい人が知らん外国語喋ってたらそれだけでムカつくし疎外感受けるよね。わかるよ。

ペナルティループ(2024年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

主人公が猛烈タメ口なのがいいね

MONDAYSとリバー流れないでよがアイデア沢山入ったかなり工夫の作品だっただけあって、これくらいの小規模邦画を見るひとたちが本作に傾ける期待が肩透かしになってる感は
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ロブスター(2015年製作の映画)

3.5

後半なっっっっが!

どうでもいいんだけど、中学時代にこの映画を教えてくれたオキニの女の子が結婚して、普通に俺(独身)が機嫌悪くなってたら愛想つかされて縁切れたの、なんかそういう落語みたいになってない
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ソウルメイト(2023年製作の映画)

3.5

原作見てません。ポスターやあらすじを見て「この秘密ってのがアイデンティティに紐付いてて作劇の歯車になってたら嫌だなー」と思ってましたがそんなことはなく。むしろ私が期待していたクィアな要素はなく終始女友>>続きを読む

梟ーフクロウー(2022年製作の映画)

3.5

ほぼトーク・トゥ・ミーなポスターを見てホラーだと思い込んでたけどミステリでした。

人間個人に「アイデンティティや個性や症状のほんとうさ」を求めるのすごくグロいと思ってるので、盲人の主人公の見えなさの
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海の上のピアニスト 4Kデジタル修復版(1998年製作の映画)

4.5

この世で最もいいオープニング、この世で最もいい主人公のオリジンシーン、この世で最もいい男男邂逅シーン、この世で最もよくないキスシーン、この世で最もいい男男別離シーン

みなに幸あれ(2023年製作の映画)

4.0

「理屈はわからないがそうらしい」に乗れたのですごく楽しめた。俳優の下手さも感じず。

他のレビューにあるように北欧ホラー(というかアリ・アスター)の空気を感じる。
他の名作ホラーでもそうだが、ヒロイン
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Firebird ファイアバード(2021年製作の映画)

3.5

全篇英語なのは違和感だけど、なんらか事情があるのでしょう。
あと最後の字幕の年号間違えてるんですね。確かに33年にそうなってたら作中年代(70-80年代)ではああいう苦しみ方にはなってないか。

光と
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マダム・ウェブ(2024年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

「大いなる責任を果たせば大いなる力が与えられる」←激アツすぎる

脚本に粗はあれど、キャシーというキャラクターを好きになるには充分。

このアダム・スコットがキャシーにとってのベン(カノンイベント)か
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海辺のエトランゼ(2019年製作の映画)

3.0

作画の芝居や美術が気合い入ってこまかい分、なんで声の演技はこんなにドラマCDみたいなわかりやすさなんだよ……と思いながら見てしまった。
キャラデザが濃いめなのもあり、もっと絵を信用した演技でよかったん
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ボーはおそれている(2023年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

「めちゃくちゃな強迫に苦しんでる男の視界を直喩するみたいな話なのかな」と思ってたら、ホントに起こってることもあったよ〜と説明されてしまい、怖すぎちゃった。

枯れ葉(2023年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

犬かわいすぎるよ。

宣材に高頻出の映画館のシーン、まさかデッド・ドント・ダイを観ているシーンだとは思わずかなり笑ってしまった。

ややもすれば古臭く思えるロマンスの大筋、部屋の内装、人物の服装、劇中
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瞳をとじて(2023年製作の映画)

4.0

この劇中劇の完成度が非常に高く、序盤・終盤に盛り上がりがありすぎていて、途中の緩慢とした話し運びが急激に退屈に思えた。とはいえ、その緩慢な脚本の中に、終盤へ結びつくいくつものモチーフが散りばめられてい>>続きを読む

すべて、至るところにある(2023年製作の映画)

3.5

リム・カーワイは初鑑賞。
偶然流れてきた監督のSNS投稿に痛烈なものを感じて劇場へ。想像以上に面白かった。
ロケーションがとても美しく、画面全体の淡い色合いも独特の世界観を作っているように見えた。
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バトル・ロワイアル(2000年製作の映画)

4.0

え!めちゃくちゃ面白いじゃん

ロケーションがリッチで、中学生役の俳優もみんな上手く(現在の演技とは質感が違うのでそう思えるだけかもだが)、美術にも安っぽさはなく、始終興味をもって見られた。

栗山千
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夜明けのすべて(2024年製作の映画)

4.5

こういうテーマで「叫び」とか「ぶつかりあい」みたいな激しいシーンを描かないことにかなり強い意志を感じて安心できた。(それらは表層としてわかりやすいが、きっと当事者らは静かに耐えたり、耐えられなかったり>>続きを読む

機動戦士ガンダムSEED FREEDOM(2024年製作の映画)

4.5

ふと思い立ってガンダムchの総集編2本を見てそのまま劇場へ行き、たいしてガンダムのことを知らないまま鑑賞したがとっても楽しめた。

自己矛盾を抱えた人間ばかりでてきて、それを解決できずに抱えたまま終わ
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僕らの世界が交わるまで(2022年製作の映画)

3.5

よその子がいくらよくできててもこうはならないようにしよう(自戒)

職業差別と学歴至上主義って、マジで魂の格を落とすけど、崇高な精神(……)で社会奉仕する人間の実績がそれで帳消しになるわけではない。

ファースト・カウ(2019年製作の映画)

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前半寝ちゃってごめん……

キング・ルーの存在になんか慰められる感じがした。

カラオケ行こ!(2024年製作の映画)

3.5

原作の好きなシーンがほぼ無かったが、聡美くんの紅と、エンドロールの紅聴いたら満足した……

アクアマン/失われた王国(2023年製作の映画)

4.0

「このシーンがあったらもうあとは良いよね‼️終わらせます‼️」というジェームズ・ワンの強い意志感じた。ありがとう。

あと、いつも面白いカメラワークをいっぱい考えてくれてありがとう。

前作より全体的
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