そらさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

5パーセントの奇跡 嘘から始まる素敵な人生(2017年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

何も考えずに見れば爽やかな気分で終われたんだけど、
「研修でも試験でもあんなミスしたのに結局合格なのかよ!」
「合格したのにそっち?!ホテルへの情熱はどこ行った?!」
「配膳は避けて、得意分野を生かせ
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ナイトクローラー(2014年製作の映画)

3.3

ジェイクギレンホールは素晴らしい俳優。
だけどこういうサイコパス礼賛系映画はもううんざり。共感もなにもないしただの胸糞だもの。
もとは普通の人間が徐々に狂気にはまっていくような内容だったらきっと良かっ
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ジョーカー(2019年製作の映画)

3.4

映像演技◎ ストーリー△

格差を恨んで、富裕層の人々を殺し、鬱憤を晴らしてヒーロー気取りになって快感ってそんな短絡的な人物に魅力は感じない。
ダークサイドに堕ちることはいいけれど、それに対する葛藤が
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パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

4.0

ジョーカーの暴走とはジャンルが違う。
こちらの作品のほうがより人間が持っている狂気や絶望、そして葛藤を丁寧にリアルに描いていると思う。だから人物や物語に深みがあってとても好き。
後半からものすごい密度
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ブルー・マインド(2017年製作の映画)

3.7

青みがかった映像がとても綺麗な作品(かなりグロテスクだけど)
加えてダークサイドに主人公が堕ちる作品が好きなのもあって、結構好みの作品だった。
あの年齢には絶望的すぎる変化
家庭だけでなく体の異常によ
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彼女がその名を知らない鳥たち(2017年製作の映画)

3.8

最後の回想シーンでもう涙ぼろぼろになりました。音楽のタイミングがずるいなぁ
正しく愛を受け渡しできる人間になりたい。なかなか難しいんだけどね

ワンダー 君は太陽(2017年製作の映画)

3.4

この映画の登場人物もこれに高評価をしている人も基本的に心が綺麗なんだと思う。
性善説に立った非常に良心的な映画。
ストーリーも人物もありそうでなくて、
現実をあれこれ考えてしまう自分にはなんとなく肌に
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プリズナーズ(2013年製作の映画)

3.8

熱量と緊張感が半端ない作品。
刑事役のジェイクギレンホールがすごくいい味だしてたし、容疑者役だった俳優2人も絶妙だった。(二人目はダークナイトでも気味悪い役やってたなあ)
かなり宗教的な映画でヘビとか
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ベンジャミン・バトン 数奇な人生(2008年製作の映画)

3.7

「あんな人がいたな」と思い出せる人がいて、それを愛しく思える、そして出会えたことに何かしらの意味を見いだせるのが、年をとるということ、ひいては人生の醍醐味だと思う。(たとえ自分の身体が逆向きに生きてい>>続きを読む

キング・オブ・コメディ(1983年製作の映画)

3.0

ジョーカーと同様観ててイライラしてしまった。
承認欲求と妄想にとりつかれた人物が倫理的規範を侵してまで名声を得ようとする過程が胸糞すぎる。
自分を客観的に見れず現実的思考ができないって本当に観てて痛い
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シャイニング(1980年製作の映画)

3.5

redrumをつぶやくシーンが好き
ちょっと長く感じた

フォレスト・ガンプ/一期一会(1994年製作の映画)

3.5

クリーンすぎる人間にはあまり惹かれない。だからやさぐれた隊長やジェニーのほうがフォレストより好き。

WE ARE YOUR FRIENDS ウィー・アー・ユア・フレンズ(2015年製作の映画)

3.7

EDM好きだから音楽も楽しめた。
アメリカの若者の明暗を描いているところは見慣れた感はあったけど、ラストのフェスシーンは爽快だったし、それに至るまでの主人公の揺れ動きも良かった。
自分だけのしるしを見
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草原の実験(2014年製作の映画)

3.4

台詞が一切なく、淡々と静かに進んでいく映画なだけに、ラストのインパクトがすごい。
台詞なしでも言動や表情でほぼ心情が読み取れたので置いてきぼりになることはなかった。とにかく女の子が綺麗。吸い込まれそう
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最高の人生の見つけ方(2007年製作の映画)

3.7

人生っていいなと思える作品。
モーガンフリーマンにしか出せない味ってあるよね。本当に素敵な俳優。

カメラを止めるな!(2017年製作の映画)

3.4

発想が面白い!映画愛に溢れた作品だった。
ただ冒頭の30分は見ていてかなりきつかったのでこの点数。

ホテル・ムンバイ(2018年製作の映画)

3.7

実話に基づいた悲劇や不条理を評価するのは難しい。
敵国の言語を全く知らず、そもそも違う言語を話すということもきっと知らなかった未熟で無知な若者たちが犯人ということ。無知ゆえに首謀者に利用されていたんだ
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それでも夜は明ける(2013年製作の映画)

3.8

残酷な内容だけれども主人公の台詞はかなり少なく、絶望や精神的苦痛を表情で訴えかけてくる。
木に吊られている状態で周りが誰も助けないシーン、女性奴隷にムチをうつシーンが長く見ていて苦しかった。
最後女の
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ダークナイト ライジング(2012年製作の映画)

3.9

まさに完結作にふさわしい映画。
最後の最後までひっくり返してくるあたりが期待を裏切らない。
アンハサウェイはああいう悪女?っぽい役が似合って最高すぎたし、ジョセフゴードンもでてきて全体的にキャストが豪
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バットマン ビギンズ(2005年製作の映画)

3.5

2作目を観てからの鑑賞。
こっちは敵の目的や戦法がジョーカーと比べたときに非現実的すぎて、何か入り込めなかった。
ジョーカーというキャラの強さを改めて実感した。
「人の本性を決めるのは、行動」なんやね
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ダークナイト(2008年製作の映画)

3.8

完成度の高さよ。

ジョーカー役のヒースレジャーが亡くなっていたことを知ってとても残念。
素晴らしい怪演っぷりだった。

ユージュアル・サスペクツ(1995年製作の映画)

3.7

どんでん返し系の中でも好きな部類!
ラスト10分の展開が最高だけど、特にラストシーンが秀逸でいい意味でぞわっとくる!
これはイートンとヴァーバルの配役が重要だったと思うんだけど、それがすごく成功してい
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ロスト・ボディ(2012年製作の映画)

3.6

黒幕のうちの1人はわりと怪しい匂いがぷんぷんしてたけど、背景は予想外だった。
確かに最後のどんでん返しはすごいと思うけど、ちょっと無理がある気もした。あっと言わせたいがために、色々不自然に後付けされた
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何者(2016年製作の映画)

3.2

小説読んでから観たけど、やっぱり映画にしなくてもいい話な気がするし、キャストがわりと豪華なのに演出が微妙だったな~という印象。
主人公とりかさんの対峙の場面とか、もっと面白くできそうなのにな。
最後の
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イコライザー(2014年製作の映画)

3.8

圧倒的無敵感
トップの人があっさり殺されていったのが若干拍子抜けだったけど、それを差し引いても面白かった
アクションが爽快なのと、BGMと演出がかっちょいいので好きなシーンは何回も観たくなる
デンゼル
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ぼくを探しに(2013年製作の映画)

3.5

フランス映画って言葉で表現しにくい独特な空気感があるよね 伝えたいメッセージを多くは語らないから見る人が考えさせられる
最後どうなるかと思ったけど、記憶を得たことで、主人公なりの生き方を見つけ出すこと
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悪人(2010年製作の映画)

4.2

高校生の時に見たのとは意味合いがまた違った。
きっと自分にとって本当に大切な人がいれば、人を殺すことなんてできないのかもしれない。
妻夫木聡、岡田将生、満島ひかりらが演じた人物は自分にとって大切と思え
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マッドマックス 怒りのデス・ロード(2015年製作の映画)

3.4

誰にも共感できないし暴力まみれだけど、世界観と映像の迫力はすごい。
映画館で見たかったなあ。
変なタイミングで幻覚シーン入ったのが残念だった。ホラーかよってなった。

南瓜とマヨネーズ(2017年製作の映画)

2.7

一言で言うと、腐れ縁で繋がったダメ男とダメ女がだらだらくっついたあげく、別れますよ~っていう話。
せいいちもハギオも典型的なダメ男(別ベクトルの)、主人公の女も典型的なダメダメ自堕落依存女で、観ていて
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誰も知らない(2004年製作の映画)

3.6

映画の残り時間を何回か確認してしまうくらい苦しい気持ちになる映画だった。
時間がたてばたつほど残酷さが増していくことが分かるから。
子役の一つ一つの表情がリアルだった。

劇場版 響け!ユーフォニアム 届けたいメロディ(2017年製作の映画)

3.6

後悔しない生き方をすること、大人ぶって長いものにあえてまかれるようなつまらない生き方はしないこと。

万引き家族(2018年製作の映画)

3.6

人間の複雑な感情を1つのものさしで測ったり、白黒つけることなんて不可能だということを改めて教えられた。
血の通ったリアルな言葉を言う家族、世間一般の正論しか言わない警官。
観ている側は家族の内側を見て
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天気の子(2019年製作の映画)

3.7

終わりかたとか細かい設定とかちょいちょい気になるとこは置いとくと、総じて良き!
今回は東京が舞台ということもあって、都会の汚さ、冷たさが表現されていて君の名は。よりリアル感があった。ので男女ふたりのピ
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